バルセロナ旧市街で最も古く可愛い「ペトリショル通り」を歩く!

バルセロナ旧市街で最も古く可愛い「ペトリショル通り」を歩く!

更新日:2018/06/20 17:02

盛 千夏のプロフィール写真 盛 千夏 スペイン留学&スペイン・ワーキングホリデー(ワーホリ)エージェンシー代表
スペインで一番モードでコスモポリタンな街バルセロナですが、旧市街には昔ながらの風情や伝統が今も健在です。

そしてバルセロナの旧市街で最も有名な路地と言えば、ランブラス通りから徒歩1分、全長わずか130メートルの「ペトリショル通り(Calle Petritxol)」。
バルセロナっ子に大人気のお店や老舗カフェを覗きながら、ステキな路地散策を楽しんでください!お土産探しにも最適です。

カラフルなバレーシューズが大人気のバルセロナ・ブランド「Kokua」

カラフルなバレーシューズが大人気のバルセロナ・ブランド「Kokua」

写真:盛 千夏

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ペトリショル通りへのアクセスは、ランブラス通りからがわかりやすく、通りに入ると、まず目を引くのがカラフルなバレエシューズの専門店「コクア(KOKUA)」です。

市内に3店舗構える「コクア(KOKUA)」の人気の秘密は、40ユーロからというリーズナブルな価格帯、歩きやすさ、そして豊富なデザインとカラー。
サイズ展開も豊富で日本サイズの22センチ〜28センチ(ヨーロッパサイズ35〜42)まで揃っています。

スペインの旧市街はヒールの靴では歩きにくいので、是非こちらでステキなバレエシューズを購入し、街歩きに活用してはいかがでしょう? 子供用のバレエシューズもあるので、親子でコーディネートも楽しいですね。

「コクア(KOKUA)」
住所:ペトリショル通り19番(Petritxoll 19)
この他に、ボケリア通り30番(Calle Boquería 30)とプロベンサ通り225番C(Calle Provenza 225)にも店舗があります。

スペインのクリスマス菓子やチョコレートが有名な「VICENS」

スペインのクリスマス菓子やチョコレートが有名な「VICENS」

写真:盛 千夏

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スペインのクリスマスに欠かせないお菓子が「Turron(トゥロン)」。アーモンドと砂糖がふんだんに使用されています。

その「トゥロン」の老舗と言えば、創業1775年の「ビセンス(VICENS)」。
「ビセンス」には、伝統的な卵の黄身を使ったジェマ(yema)や大人気のチョコレートフレーバーのトゥロンなど色々なフレーバーとサイズのトゥロンが店内ところ狭しと並びます。

お勧めは、日本でも流行っている新商品の塩チョコレートフレーバー。甘すぎず後からくる控えめな塩気と、どっさり入ったドライフルーツについつい手が伸びます。

店内では、いくつかの商品は味見が出来ますので、吟味してお土産購入ができますよ!

ビセンス(VICENS)
住所:ペトリショル通り15番(Calle Petritxol, 15)

バルセロナっ子に愛される老舗チューロスとチョコレートの店:「Granja La Pallaresa」

バルセロナっ子に愛される老舗チューロスとチョコレートの店:「Granja La Pallaresa」

写真:盛 千夏

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バルセロナで「チューロスとチョコレート(Churros con Chocolate)」と言えばペトリショル通りの「グランハ・ラ・パジャレサ(Granja La Pallaresa)」をあげるバルセロナっ子は多いはず。休日ともなれば行列ができるほどの人気店です。

こちらのチューロスは5本からオーダーとなります。5本も食べられない...と思うなかれ。サイズは小さめで、カリッカリに上がったチューロスはするするとお腹におさまります。
ホットチョコレートはほぼ砂糖なしで、カカオの苦味が堪能できる味。好みで砂糖を足してお楽しみ下さい。

「スイソ(Suizo)」と呼ばれるホットチョコレート+生クリームのコンビネーションも大人気です。元は牛乳屋さんだった「グランハ・ラ・パジャレサ」ならではの、あっさりとして牛乳本来の味が楽しめる生クリームがホットチョコレートの上にてんこ盛りで、圧巻です!

その他にも、カタルーニャ地方でよく食べられるデザートチーズの「マト」(Mató)、昔ながらのプリン、日本でもお馴染みのスペイン風クリーム・ブリュレのクレマ・カタラナ(Crema Catalana)などのスィーツも見逃せません。

グランハ・ラ・パジャレサ(Granja La Pallaresa)
住所:ペトリショル通り11番(Calle Petritxol, 11)

バルセロナのステキがぎゅっと詰まった文房具店「Conesa」

バルセロナのステキがぎゅっと詰まった文房具店「Conesa」

写真:盛 千夏

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外から覗くとなんだか小さなお店だなーと思うことが多いバルセロナ。
でもバルセロナはうなぎの寝床のように細長い店舗が多いので、入り口の広さに騙されてはいけません。

ペトリショル通りの文房具店「コネサ(Conesa)」も中に入ると意外な大きさに驚くはず。

バルセロナのリサイクルペーパーブランド「バルセロナ・ペーパー(Barcelona Paper)」や、色鮮やかなマスキングテープ、オシャレな包装紙、可愛い文具、そして各種カードとおよそ文房具と呼ばれるものならば何でも揃うお店です。
こちらでのおススメは種類の豊富なカード類。スペイン語やカタルーニャ語のメッセージ入りでとってもオシャレです。

「コネサ(Conesa)」
住所:ペトリショル通り10番(Calle Petritxol, 10)

通りを飾るスペインらしいタイルもチェック!

ペトリショル通りは、1465年に作られたバルセロナでも歴史ある通りです。
さらに、1959年にはバルセロナ初の歩行者のみの通りに指定されました。通りにある建物はどれも18世紀から19世紀に建てられ、当時の面影を色濃く残しています。

ステキなお店も多い通りですが、注目したいのが建物の外壁を飾る「タイル」。

スペイン・カタルーニャ地方の著名人の住居に掲げられたタイルのプレート、昔ながらの手仕事を表現したタイル、チョコレートやチューロスを楽しむ家族を描いたタイルなどたくさんのタイルが貼り付けられています。

一つ一つタイルを見て歩くのもペトリショル通りの醍醐味です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/02/16 訪問

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