スペイン人が認めた!東京で本物のパエリアが食べられるレストランはここ‼

スペイン人が認めた!東京で本物のパエリアが食べられるレストランはここ‼

更新日:2015/04/18 17:41

盛 千夏のプロフィール写真 盛 千夏 スペイン留学&スペイン・ワーキングホリデー(ワーホリ)エージェンシー代表
スペイン料理といえば誰もが思い浮かべるのが「パエリア」。
でも実はパエリアはバレンシアの郷土料理で、スペイン中どこで食べても美味しいわけではありません。

ところが東京に、本場バレンシアで認められたパエリアを食べられるお店があるんです!

ここで紹介する2店のシェフ達は、2013年バレンシアで行われた国際パエリアコンクールで国際部門1位を受賞した実力派!
本場の味を東京で味わってみませんか?

パエリア発祥の地、バレンシアの「本物のパエリア」とは?

パエリア発祥の地、バレンシアの「本物のパエリア」とは?

写真:盛 千夏

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バレンシアで「パエリア(Paella)」と言えば、鶏肉、ウサギ肉、ガラフォン豆、モロッコインゲンなどが入った「バレンシア風パエリア(Paella Valenciana)」のこと。

日本で良く見かける魚介てんこ盛りの派手なパエリアは、余り一般的ではありません。「バレンシア風パエリア」は一見とても地味ですが、この地味さ加減こそがバレンシア人達の食欲をそそるパエリアなのです。

そして味もさることながら、大事なのはお米の「食感」と「色艶」。よく「お米は芯がきちんと残っている」というコメントを見かけますが、芯はありません。ただ、柔らかくなり過ぎないギリギリに炊き上げてあります。パエリアには大量のオリーブオイルを使用するので、お米一粒一粒がまるで薄い膜を貼ったように、ねっとりと仕上がっているのも特徴です。

この本物のパエリアはスペインにおいても、バレンシア地方以外で食べることはかなり難しく、これこそがバレンシア人の誇りと言っても過言ではありません。

日本初バレンシア米料理専門店、東京・門前仲町「バレ パエージャ」

日本初バレンシア米料理専門店、東京・門前仲町「バレ パエージャ」

写真:盛 千夏

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門前仲町には、江戸三大祭りの一つとして数えられる深川八幡祭りで有名な深川八幡宮、深川不動堂の縁日(毎月1日、15日、28日)、都内最古の鉄橋の旧弾正橋(八幡橋)、など見所が一杯の江戸情緒溢れる街で、老舗の飲食店も数多くあります。

江戸情緒溢れるこの街にあるのが、本格的なスペイン・バレンシアのお米料理専門店を日本にそのまま持ち込んだ「バレ パエージャ 〜アロッセリア ガストロノミカ〜」です。

シェフの小林邦久氏は、スペイン・バレンシアに6年在住し、バレンシアの有名お米専門店で修行した後に帰国。
2013年にはスペイン・バレンシアで毎年開催される国際パエリアコンクールに出場し、初出場ながら総合部門4位、そして国際部門では1位という栄誉に輝きました。

通常、上位に食い込むのは40代から50代の熟練スペイン人シェフたち。それが、日本人の30代若手シェフ2人組(もう一人は後述のバルデゲーのシェフ)がベテランシェフたちを押しのけ4位となったのですから、バレンシアでも大変話題になり、地元のテレビや新聞にも登場しました。

「バレ パエージャ」のおススメパエリアとお得なランチ

「バレ パエージャ」のおススメパエリアとお得なランチ

提供元:東京・門前仲町「バレ パエージャ 〜アロッセリア ガストロノミカ 〜」

https://www.facebook.com/pages/バレ-パエージャ-アロッセリア-ガスト…地図を見る

オススメはなんといっても小林シェフが一番自信を持っている、「バレンシア風パエリア(Paella Valenciana)」。本場バレンシアのパエリアコンクールでもその実力を認められ、国際部門1位になったパエリアです。

「バレ パエージャ」の「バレンシア風パエリア」は、化学調味料などは一切使わずに肉をじっくり炒め、肉の出汁で水から炊き上げていくバレンシア・スタイルです。また、夜に提供されるパエリアは全て本場バレンシア米を使用しています。

そしてカジュアル&お得に楽しめる、週替りのランチメニューも大人気。
なんと、パエリアとショートパスタのパエリア「フィデウア」の2点盛に、前菜が5種類ついて1000円! ランチのパエリアは、小林シェフのセンスと遊び心がキラリと光ります。地元深川にちなんだ、アサリを使った深川パエリアなんて週もありますよ。

「バレ パエージャ」
住所:東京都江東区門前仲町1-5-6 渡東ビルB1F

日本におけるパエリアのメッカは江東区?:「バルデゲー ららぽーと豊洲」

日本におけるパエリアのメッカは江東区?:「バルデゲー ららぽーと豊洲」

提供元:バルデゲー

http://r.gnavi.co.jp/g254267/地図を見る

旧石川島播磨重工業の跡地である、アーバンドック内に建設された大型ショッピング・センター「ららぽーと豊洲」。

この「ららぽーと豊洲」内のスペイン料理店「バルデゲー」のシェフ栗原靖武氏は、「バレ パエージャ」の小林シェフとタッグを組み、2013年の国際パエリアコンクールに出場し国際部門1位の栄光に輝きました。

国際パエリアコンクールで入賞した「バレンシア風パエリア」ももちろんオススメですが、鯛を丸ごとどどーんと入れた、「バルデゲー」でしか食べられないオリジナル・パエリアもあります。もちろん素材の味を大事にするため、化学調味料などは一切使用していません。

前述の「バレ パエージャ」、「バルデゲー」、そしてパエリア日本一を決定する「豊洲パエリア」の開催地も江東区。日本におけるパエリアのメッカは江東区で決まり!

「バルデゲー」ではパエリア以外のスペイン料理も充実!

「バルデゲー」ではパエリア以外のスペイン料理も充実!

写真:盛 千夏

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「バルデゲー」で見逃せないのが充実した前菜の数々!

お店で手作りされる、スペインのバルで定番のイワシの酢漬け、日本でも大人気の海老のアヒージョ、スペインから運ばれてくる生ハムやチョリソーの盛り合わせには、スペイン人も思わずにっこり大満足です。

また「バルデゲー」には、豊洲ららぽーとの東京湾を一望出来るステキなテラス席があり、ゆったり海を見ながら子連れでも気兼ねなく食事が出来ます。

鮮やかなタイルと木を基調とした天井の高い空間が印象的な店内、そしてカッコイイ店名ロゴは綿貫宏介氏のデザイン。店内は活気に溢れ、手書きの黄色と青いタイルがスペインの港町のバルそのものです。
ライブ・ミュージックイベントやフラメンコイベントも多く開催されており、東京湾大華火祭の時には、絶好の穴場観覧スポットとなります。是非花火大会の日にはテラス席をご予約下さい!

地下鉄駅も近く便利な立地ですが、おススメは水上バスによる海からのアクセス。
浅草で古き良き下町を楽しんだあと、「浅草・お台場直通ライン」(浅草吾妻橋−お台場海浜公園−豊洲−浅草吾妻橋)に乗船し、日々発展の著しい豊洲を楽しむはいかがでしょう?

「バルデゲー ららぽーと豊洲」
住所:東京都江東区豊洲2-4-9 1F 17930(ららぽーと豊洲)

パエリアの聖地・江東区で「豊洲パエリア」開催!

「バルデゲー」の栗原シェフが理事を務める日本パエリア協会は様々なパエリア関連のイベントを主催しています。

その中でも一番の目玉は「豊洲パエリア」(会場は豊洲公園)。

昨年の第一回は大盛況で、2000人の大鍋パエリア、スペイン料理屋台、フラメンコショー、そしてスペイン・バレンシアで毎年9月に開催される国際パエリアコンクールの出場権3枠をめぐり、日本各地のスペイン料理レストランのシェフ達が凌ぎを削りました。

2015年5月16日には第二回「豊洲パエリア」が予定されています。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/03/30−2014/04/05 訪問

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