甲府の観光まとめ決定版ずら!おすすめスポット・グルメ10選

甲府の観光まとめ決定版ずら!おすすめスポット・グルメ10選

更新日:2019/11/04 15:32

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

戦国武将・武田信玄ゆかりの地で、NHK朝ドラ『花子とアン』の舞台にもなった人気観光地、山梨県・甲府。武田神社や金櫻神社、夫婦木神社などのパワースポット、景勝地・昇仙峡、信玄の隠し湯・積翠寺温泉、湯村温泉、レトロな街並みが人気の甲州夢小路など、多くの名所があります。LINEトラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材したおすすめ観光スポットをご紹介。名物グルメ・甲府鳥もつ煮、ほうとうもぜひご賞味あれ!

甲府への行き方、まわり方

甲府への行き方、まわり方

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甲府へのアクセスは新宿駅発の中央線特急「あずさ」「スーパーあずさ」「かいじ」が便利。新宿から甲府まで約1時間30分ほどで到着します。

甲府城(舞鶴城公園)や甲州夢小路など甲府駅周辺にあるスポットは徒歩でも回ることができますが、少し離れたスポットを訪れる場合はレンタサイクルやレンタカーを活用するのがおすすめ。行きたいスポットが行程に含まれた日帰りバスツアー等に参加してもよいでしょう。

1.武田信玄公像/甲斐善光寺

1.武田信玄公像/甲斐善光寺

今なお信玄公と生きる甲斐の古都で歴史の重みを見る〜甲府〜

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甲府とは、甲斐国の国府という意味です。甲斐武田氏は、いにしえの都市であった甲府を守護として治めてきました。武田信玄もまた父を継いで守護となり、ここから戦国大名として飛躍。甲府を拠点にして最強の騎馬軍団を采配しながら領土を着実に広げていったのです。

甲府駅南口広場に立つ、陣中で腰を下ろす「武田信玄公像」。像本体は3m、台座を含めると6mに及ぶ巨大さ!この大きさが、今もこの地では武田信玄が偉大な存在であることを示しています。 この写真の記事を見る ≫

1.武田信玄公像/甲斐善光寺

今なお信玄公と生きる甲斐の古都で歴史の重みを見る〜甲府〜

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甲府の東郊外にある巨刹「甲斐善光寺」。開基は永禄元(1558)年、川中島の合戦で信濃善光寺が焼失することを恐れ、本尊などを奉遷するために建立したもの。ところが実際は、こちらの善光寺が天災に人災にと焼失を繰り返してきました。

現在の金堂は明和3(1776)年から寛政8(1796)年にかけて再建されたもので、総奥行き49m、総高約27mは東日本最大級の木造建築。朱塗り・銅板葺きの鮮やかさ、貴重な仏像群、日本一の規模を持つ鳴き龍。見どころも豊富です。 この写真の記事を見る ≫

2.武田神社/躑躅ヶ崎館

2.武田神社/躑躅ヶ崎館

武田信玄の本拠地!甲府・武田神社(躑躅ケ崎館跡)の隠された見どころ

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甲府市にある「武田神社」は、戦国時代の名将“武田信玄公”を御祭神として祀る神社です。武田信玄公と言えば勇ましい姿と戦乱の世を駆け巡った武将として有名ですが、治水工事や商業、農業などにも尽力し、領民からも親しまれた名君でもありました。

武田信玄が寝起きをした躑躅ケ崎館跡にある武田神社は、大きな堀と土塁に囲まれており、境内に入るとまさに戦国時代を感じる空間。勝負事の神様“自分に勝つ”という信仰もあり、参拝客が絶えません。 この写真の記事を見る ≫

2.武田神社/躑躅ヶ崎館

甲府市民の愛する名社に残る古城の趣〜躑躅ヶ崎館〜

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信玄の父・信虎が本拠として築いたのが「躑躅ヶ崎館」です。武田氏館とも呼ばれますが、ツツジの美しさからこの名があります。躑躅ヶ崎館は神社が中央に鎮座する中曲輪とその隣の西曲輪(信玄時代に増築)からなり、豊臣政権下に中曲輪の東、西曲輪の南北に新たな曲輪が加えられています。

水堀が見られるのは、中曲輪と西曲輪の南半分の堀(北半分は空堀になっている)と、中曲輪の東に増築された隠居曲輪を形作る堀です。 この写真の記事を見る ≫

3.甲州夢小路

3.甲州夢小路

小江戸の雰囲気漂うレトロな空間!「甲州夢小路」をのんびりお散歩

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甲府駅から徒歩3分の所に、江戸時代をはじめ、明治、大正、昭和の甲府を感じられる場所があるのをご存知でしょうか。ここ「甲州夢小路」には、甲州ワインや地元の食材を使用した食事処、絹や和紙、天然石など山梨を代表するものが詰まっています。

甲州夢小路のシンボルがこの“時の鐘”。江戸時代には、時刻を鐘をつくことで知らせていました。こちらは寛文年間(1661年頃)に設置された鐘が、長い時を経て復元されたものです。 この写真の記事を見る ≫

3.甲州夢小路

小江戸の雰囲気漂うレトロな空間!「甲州夢小路」をのんびりお散歩

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「甲州夢小路」のレトロな雰囲気の店舗の中は、山梨を代表するものが揃っていて、ウィンドーショッピングにも最適です。
散策途中の休憩におすすめなのが、「和カフェ黒蜜庵きなこ亭」。山梨名物の信玄餅を使った桔梗信玄ソフトや桔梗信玄餅パフェなど、スイーツ好きにはたまらないメニューが揃っています。 この写真の記事を見る ≫

4.甲府城

4.甲府城

東国の要地にそびえる総石垣の名城〜甲府城〜

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JR甲府駅のホームから見える「甲府城」。武田氏ゆかりの城かと思いきや、なんと、北条氏との戦いに勝利し、甲斐を領有することになった徳川家康が造らせたのが始まりなんです!

甲府城には現存の建築物はありませんが、再建の建物はいくつかあります。なかでも存在感が強いのが、本丸北の稲荷曲輪にある“稲荷櫓”。2層2階、本瓦葺きの入母屋造りは、江戸初期の形式を忠実に復元したもの。櫓内も公開されており、史料や甲府城の縄張を復元した模型が見られます。 この写真の記事を見る ≫

4.甲府城

東国の要地にそびえる総石垣の名城〜甲府城〜

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甲府城の本丸はJR甲府駅の南側にありますが、この山手御門は駅の北側にあります。甲府城の石垣を利用して復元されたもので、今は市街に埋もれてしまった西側の縄張のみに存在した甲府城内への虎口、3つあったものの一つ。山手御門は、高麗門形式の山手門と櫓門の山手渡櫓門からなる、堅牢な桝形虎口です。 この写真の記事を見る ≫

5.御嶽昇仙峡

5.御嶽昇仙峡

絶景を切り取る!山梨・昇仙峡おススメ紅葉撮影スポット4選

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甲府市の「昇仙峡」は、都心から2時間程で手軽に行ける人気のスポット。甲府駅からバスに乗り、昇仙峡滝上バス停を降りて、遊歩道を歩くと間もなく見えてくるのが、日本の滝100選の一つである“仙娥滝(せんがたき)”です。

滝部分に陽が当たっていると、アングルによっては、水しぶきによる虹を見ることができます。正面よりやや右側に立つと見えやすいですよ。 この写真の記事を見る ≫

5.御嶽昇仙峡

国の特別名勝!山梨・御嶽昇仙峡で四季の彩りと渓谷美を満喫!

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昇仙峡のシンボルとも言うべき迫力ある岩峰が“覚円峰”。その昔、頂上で覚円という僧が修行したことに由来するそうです。

覚円峰を望むベストロケーションは“金鶏館”。金鶏館は、TVや雑誌などでたびたび取り上げられています。絶景を眺めながら、甲州名物や創業100年の自慢の手打ちそばなどを楽しんではいかがでしょう。 この写真の記事を見る ≫

5.御嶽昇仙峡

絶景を切り取る!山梨・昇仙峡おススメ紅葉撮影スポット4選

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紅葉の時期には、ぜひ“もみじ回廊”へ。仙娥滝から下った場所にあり、そのもみじのトンネルを潜って行くと、東屋の休憩所があります。そこからの眺めがおすすめです。

逆光で鮮やかに光るもみじたち。赤だけでなく、オレンジや黄色もあるので、それはそれは見事です! この写真の記事を見る ≫

6.金櫻神社

6.金櫻神社

一生金運に恵まれる!?山梨・金櫻神社の御神木「ウコンの桜」のご利益にあやかろう!

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「金櫻(かなざくら)神社」は、昇仙峡を登りつめた地に鎮座し、霊峰・金峰山(山梨/長野)をご神体とする神社です。金櫻神社は、第十代崇神天皇の御代(約2000年前)、各地に疫病が蔓延した折、金峰山山頂の五丈石(御像石:ごじょういわ)に御祭神である少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀ったのが起源と言われています。

御祭神のほか、御神宝はこの地で発掘され磨き出された水晶“火の玉・水の玉”で、“日本水晶発祥の地”とも呼ばれています。 この写真の記事を見る ≫

6.金櫻神社

一生金運に恵まれる!?山梨・金櫻神社の御神木「ウコンの桜」のご利益にあやかろう!

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『以金為神 以桜為霊(かねをもってかみとなし さくらをもってれいとなす)』。修験道の開祖・役(えん)の行者の託宣より“金の成る木の金櫻”として崇められたという御神木“鬱金(ウコン)の櫻”。4月下旬から5月上旬(ウコン)にかけて淡い黄金味を帯びた花を咲かせます。

また、金櫻神社は、日本三御嶽の一つ“花の御嶽”とも言われ、境内には約500本の桜が植えられています。ウコンの桜のみならず、ヤエザクラやソメイヨシノなど、桜の花が咲き誇る名所でもあるのです。 この写真の記事を見る ≫

7.夫婦木神社/夫婦木神社姫の宮

7.夫婦木神社/夫婦木神社姫の宮
大宮 つる

500年前からの子宝の神!?山梨「夫婦木神社」の子宝ご利益がすごいby 大宮 つる

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金櫻神社から100m程下った所に鎮座する「夫婦木(めおとぎ)神社」。縁結び・子宝のご利益に大変篤く、子宝を願うご夫婦が参詣される子宝スポットとして広く知られています。

ご神体は、“夫婦木(みょうとぎ=the married couple tree)”と呼ばれるご霊木。甲府の山奥で生育した樹齢千年を超えるトチの大木なのですが、その姿は、外側の見た目は女性のシンボル…でありながら、空洞となっている内部の上からは、長さ約5mの男性のシンボルが垂れ下がっています。 この写真の記事を見る ≫

7.夫婦木神社/夫婦木神社姫の宮
大宮 つる

必ず願いが叶う!?山梨「夫婦木神社姫の宮」の縁結び・子授けご利益by 大宮 つる

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昇仙峡ロープウェイや昇仙峡ほうとう会館など観光地として賑わっている場所に鎮座する「夫婦木神社姫の宮」。夫婦木神社が“男宮”となり、こちらの神社は“女宮”に当たります。自然豊かな山を背景に、白い鳥居が美しい神社です。

「夫婦木神社姫の宮」の奥殿にお祀りされているご神体は、樹齢800年以上のヒノキの大木となり、“女性のシンボル”を表しています。夫婦木神社には“男性のシンボル”がお祀りされていますので、対となる存在のご霊木ですね。 この写真の記事を見る ≫

8.サントリー登美の丘ワイナリー

8.サントリー登美の丘ワイナリー

1000円でワイン7種飲み比べ!?山梨・サントリー登美の丘ワイナリーへ

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甲府駅から車で30分程の所にある「サントリー登美の丘ワイナリー」。甲府は暑くて乾燥した気候のため、良質なワインが良く育つと言います。

こちらのワイナリーでは2種のワインを試飲できる無料ツアーもありますが、1000円のワインセミナーがおすすめ。なぜなら、巷の飲食店で1000円では到底飲めないワインを飲み比べできるお得な体験だから。セミナーでは、一連のワイン造りの工程見学のほか、国産ワインの知識も身に付きますよ。
※料金は2017年8月現在 この写真の記事を見る ≫

8.サントリー登美の丘ワイナリー

1000円でワイン7種飲み比べ!?山梨・サントリー登美の丘ワイナリーへ

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ワインセラーの奥に進むと、曲線の天井が美しい部屋でワインテイスティング。国産ぶどう100%の5種のワインと、チーズやクラッカー等のおつまみが用意されていて一気にワクワク感アップ!ワインそれぞれのお値段を聞くと、体験費1000円でこんなに飲んでいいの?とお得感でさらに気分が高揚するはずです。 この写真の記事を見る ≫

9.湯村温泉 弘法湯

9.湯村温泉 弘法湯
永澤 康太

弘法大師の見守る湯宿 山梨・湯村温泉郷杖温泉「弘法湯」by 永澤 康太

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真言宗の開祖として知られる空海こと弘法大師は、実は温泉とは切っても切れない関係で、各地で数々の温泉を拓いてきたと言います。甲府市の「湯村温泉」もその一湯で、なかでも一番の老舗「湯村温泉 弘法湯(別称:杖温泉)」は名前が示す通り、特に弘法大師と縁の深い宿。

そしてここを語る上で絶対に外せないのが、男湯の脱衣所に鎮座する弘法大師像。ある日、像を玄関脇に移動させたところ、さまざまな事件が立て続けに発生。そこで脱衣所へ戻すとピタリと止まったそうな。この場所は源泉に近く、温泉を見守っていたかったのかもしれませんね。 この写真の記事を見る ≫

10.夜景スポット みはらし広場/和田峠みはらし広場

10.夜景スポット みはらし広場/和田峠みはらし広場
木村 優光

地上の銀河に大感動!甲府市街のオススメ夜景スポット4選by 木村 優光

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甲府市は四方を山に囲まれた地形のため、山の麓などにアクセスすると、甲府盆地を一望できる場所がたくさん。夜ともなれば、甲府盆地のきらびやかな夜景を楽しむこともできます。

甲府市街中心部から千代田湖方面へ車で上ること約15分。辺りは山間部となり武田の社と呼ばれるエリアに入ります。この中に「みはらし広場」と呼ばれる展望台が。実はここ、車で気兼ねなく訪問できるスポットなんです。 この写真の記事を見る ≫

10.夜景スポット みはらし広場/和田峠みはらし広場
木村 優光

地上の銀河に大感動!甲府市街のオススメ夜景スポット4選by 木村 優光

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千代田湖へアクセスする場合、甲府市街からひたすら山道を上る必要がありますが、そんな途中の和田峠には夜景を見ることができるスポットが存在します。その名も「和田峠みはらし広場」。スポット周辺に外灯があり、一番明るいスポットです。

視界はそれほど広いというわけではありませんが、御坂山系とその奥に見える富士山が、月夜などにはくっきり浮かび上がり、神秘的に見えることも! この写真の記事を見る ≫

番外編.甲府鳥もつ煮/ほうとう/信玄餅

“ご当地グルメB-1グランプリ”でゴールドグランプリを受賞し、有名になった「甲府鳥もつ煮」。メニュー誕生は山梨県甲府市にあるおそば屋で、約70年前までさかのぼります。今では多くのおそば屋や居酒屋の定番メニュー。

鳥もつ煮は甘辛いタレで煮込まれているので、すでに味がしっかりと付いています。辛党ならば、七味唐辛子をふりかけて食べてみてください。レバー、ハツ、砂肝が程よくミックスされていて、食感の違いが楽しめます。ビール、日本酒、焼酎、ワインどれを選んでも相性抜群!

「ほうとう」は山梨県の名物として全国に知られていますが、なかでも甲府はメッカと言える所。多くのほうとうを提供する飲食店の中、山梨県民がこれぞほうとう!と指名するお店が「小作」です。

甲府駅北口と南口にある小作は地域のチェーン店ですが、その美味しさとボリュームは他の追随を許しません。なかでも人気No.1の“かぼちゃほうとう”は、大きなカボチャ、里芋、ゴボウなどたくさんの野菜、もちもち極太の手打ちほうとうが存在感を示しています。

山梨・甲府観光はこれでキマリ!

JR甲府駅周辺は観る所、買う所、食べる所の三拍子が揃っています。山梨を手軽に知ることができ、新名所「甲州夢小路」で昔の街並み散策もいいでしょう。また、少し足を延ばせば、絶景で有名な昇仙峡やワイナリーなどもあり、家族でもカップルでも、女子旅でも、もちろん一人旅でもみんなが満足できる場所が盛りだくさん!

楽しさいっぱいの甲府に、あなたも出かけてみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。

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