烏龍茶の産地でもある台湾はお茶の文化が深く根付き、「茶芸館」と呼ばれる台湾の作法で台湾茶を頂けるお店もたくさんあります。 スローな雰囲気の中でいただく台湾茶は香り、味ともに最高。台湾に旅行したなら是非とも茶芸館で癒やしのひとときを。定番のお店から、映画『千と千尋の神隠し』のモチーフにもなったアノ茶芸館まで、LINEトラベルjp ナビゲーターが徹底現地取材した台湾の茶芸館のおすすめ店をご紹介します。
台北から台湾新幹線とバスで約1時間で到着する北埔(ベイプー)は、台湾茶の中でも人気の高い東方美人茶の産地。ここにある「水井茶堂」は、どの角度を切り取っても絵になるすてき空間。水出し東方美人茶は硬水でじっくりと水出しした冷茶で、やさしい甘みがふわっと広がる極上のおいしさ。歩き疲れた体をさわやかな風味のお茶が癒やしてくれます。 この写真の記事を見る ≫
台湾の古都、台南にある「十八卯茶屋」は、歴史ある建物で台湾茶が楽しめる茶芸館で、店内はまるで一昔前にタイムトリップしたかのような懐かしさが漂います。茶葉には、烏龍茶、四季春茶、鉄観音などなど…色々な種類が。包装もレトロでお土産にもピッタリ。お店の目の前にある1910年日本統治時代に設計・建設された台南公会堂も必見です。 この写真の記事を見る ≫
台中「無為草堂」で癒しの台湾茶!スローな台湾時間を満喫by 鶴長 あき
地図を見る台中市の中でも様々な多国籍料理の店などが並ぶ賑やかな公益路エリアにあるのが、「無為草堂」。高いビルに囲まれる中、突如現れるレトロな門構えが特徴の茶芸館です。門を一歩入ると多くの緑が植えられ、水が流れる癒しの空間。お茶の作法が分からないという場合はスタッフの人に声をかければ、親切に模範を見せてくれますよ。 この写真の記事を見る ≫
台北の松山空港から徒歩10分ほど、富錦街という静かな住宅街の中にひっそり佇む茶芸館「吉祥草」。草花生い茂る庭の先にある赤い扉を開けると、一挙にノスタルジックな空間に。花が咲くと縁起が良いと言われる吉祥草。その名の通り、くつろぎと幸せな時間をもたらしてくれる茶芸館です。「吉祥草」を“めでたい草”と訳している日本語メニューもご愛嬌。 この写真の記事を見る ≫
台湾茶を台北郊外の猫空で!山村にひっそり佇む「邀月茶坊」by 東郷 カオル
地図を見る遠くに台北101を見下ろせ、景色も楽しむことができる台北郊外の猫空(マオコン)にひっそりと佇む隠れ家風茶芸館「邀月茶坊」。敷地内には、山の斜面を上手く利用して沢山の席が設けられています。屋外だけでも違ったタイプのエリアがいくつかあり、なんだかジブリっぽい雰囲気のエリアも。茶畑の中のテーブルでお茶を楽しめる茶芸館は珍しく、ロープウェイで行けるのも楽しい。 この写真の記事を見る ≫
日本統治時代に台北市中心部あった西本願寺を復元した施設“西本願寺広場”。ここにあるのが「八拾捌茶輪番所」という茶芸館。日本情緒漂う空間で自社焙煎された良質の台湾茶が味わえます。和のムードあふれる店内は、思わず台湾にいることを忘れてしまいそう。日本語が堪能なスタッフが淹れ方を教えてくれて、お茶請けの茶菓子が充実しているのも高ポイント。 この写真の記事を見る ≫
台北B級グルメ人気店が集まる永康街にもほど近いところにある「紫藤廬(ツートンルー)」も、大正末期の日本統治時代の官舎をそのまま使った茶芸館。80年以上の時を経た歴史的建造物で台北市の古跡として認定。日本式家屋のなかで楽しむ台湾茶というものが違和感なく一体化しています。様々な歴史の現実を超え、両国それぞれの“よきこころ”が創り上げた一つのかたちがこちらのお店と言えます。 この写真の記事を見る ≫
「smith&hsu」は、茶芸館よりももっとカジュアルに台湾茶を楽しみたいという方におすすめのお店で、台北市内で6店舗を展開。ただ飲むだけではなく聞き茶ができるのが特徴。席に座ると茶葉をのせたトレーと茶葉の説明が書かれたメニューを持ってきてくれるので、銘柄や茶葉の色をみて、気に入ったお茶の香りをどんどん試していきましょう。ジャムや茶葉もお土産に購入できます。 この写真の記事を見る ≫
台北郊外の新北市にある九フンは、ノスタルジックな街並みが人気の観光スポット。ここにあるのが映画『千と千尋の神隠し』のモチーフにもなった茶芸館「阿妹茶楼(あめちゃろう)」。フォトジェニックな光景に魅せられ多くの観光客が写真を撮るところですが、是非中に入って台湾茶も楽しんでみましょう。3階のテラスからの眺望も素晴らしく、ジブリ映画ファンにとっては感動もひとしおですよ。 この写真の記事を見る ≫
九フンと同じ新北市にある「逸馨園書香茶坊」は、敷地約600坪、個室は60以上もある大型の茶芸館。中庭にある池の周りを木造の回廊がぐるりと囲み、そこに連なる個室は1部屋ずつ戸で仕切られ、まるで老舗の料亭のよう。夜になると部屋や廊下の提灯に明かりが灯され、さらに幻想的なムードになります。お茶請けの種類も多く、肉や魚の定食や火鍋料理なども頂けます。 この写真の記事を見る ≫
台湾のお茶文化の奥深さがおわかりいただけましたでしょうか。
お茶大国の台湾では日本とはまた違うお茶文化があり、お茶を淹れる作法も独特。高級な凍頂烏龍茶や台湾特有の製法で作られる東方美人など、台湾茶の種類も多彩。
台湾を訪れたなら是非茶芸館を訪れて、癒やしのひとときを楽しみつつ、台湾のお茶文化を体感してみましょう。お気に入りの茶芸館を見つけたら、台湾を訪れる楽しみがまたひとつ増えますよ。
今回ご紹介した台湾の茶芸館、ぜひプランに組み込んでみてくださいね!
スローな時間の中での極上の一杯。
台湾旅行のいい想い出になります。
※掲載しているメニュー、価格は各記事作成時のものです。メニューや価格については変更となる場合があります。詳しくは店舗の公式サイトにてご確認ください。
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(2024/4/28更新)
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