実はおすすめ夏のフィンランド!白夜を満喫する観光スポット7選

実はおすすめ夏のフィンランド!白夜を満喫する観光スポット7選

更新日:2023/06/30 09:34

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

フィンランド旅行というとオーロラ、 トナカイ、 サンタクロース……と寒い冬を連想しがちですが、 豊かな自然を満喫できる夏のフィンランドも実は旅行にとてもおすすめのシーズン!夏場は日が長くなり、23時頃まで日が落ちることがありません。Visit Finland(フィンランド政府観光局)が発表した、夏のフィンランド旅行におすすめのスポットをご紹介します。

オウランカ国立公園でラフティング&トレッキング

オウランカ国立公園でラフティング&トレッキング
提供元:Visit Finland(フィンランド政府観光局)

フィンランド北部の人気のリゾート、ルカ村の近くには、たくさんの自然公園があります。中でもオウランカ国立公園は、フィンランドを代表する国立公園。夏にはカヌーで緩急に富んだ川でラフティングを楽しんだり、カルフンキエッロス(クマの道)と呼ばれる有名なトレッキングコースをたどるのがおすすめ。またこの地域では、昔ながらのスモークサウナを含む様々なタイプのサウナや木造の豪華なサマーコテージでの滞在を楽しむこともできます。ルカ村はフィンランドの人が心に描く「夏の情景」をまさに体感できる場所です。

オーランド諸島で群島巡り

オーランド諸島で群島巡り
提供元:Visit Finland(フィンランド政府観光局)

フィンランドの中にありながらスウェーデン語圏自治領であるオーランド諸島は、ヘルシンキから飛行機、あるいはヘルシンキ、トゥルクからフェリーで首都マリエハムンまで行くことができます。オーランド諸島には、約6,500の島が存在しますが、そのうち人が住んでいるのは約60の島だけ。おすすめはサイクリングでの群島巡り。美しい風景、平坦な道、そして交通量の少なさと、オーランド諸島はまさにサイクリングにうってつけの場所です。

ポルヴォーでかわいいもの探し、 トーヴェ・ヤンソンゆかりの地を巡る

ポルヴォーでかわいいもの探し、 トーヴェ・ヤンソンゆかりの地を巡る
提供元:Visit Finland(フィンランド政府観光局)

ポルヴォーはヘルシンキからバスで1時間ほどの木造のかわいいパステルの旧市街が広がる街。木造のパステルの家々には、かわいいものがいっぱい。また、ポルヴォーは、ムーミンの生みの親として知られるトーヴェ・ヤンソンゆかりの地としても有名です。

ヌークシオ国立公園でベリー摘み

ヌークシオ国立公園でベリー摘み
提供元:Visit Finland(フィンランド政府観光局)

首都ヘルシンキから約1時間で行くことができるヌークシオ国立公園は、ヘルシンキ市民の憩いの場。夏場はベリー摘みがおすすめです。フィンランドのベリーは白夜によって夏の長い日の光に照らされて、栄養価が高いのが特徴。ベリーの種類もブルーベリー、クランベリー、クラウドベリー、リンゴンベリー(コケモモ)と様々な種類があります。

フィンランドには自然享受権があり、 森の中を自由に歩いて、 ベリーやきのこといった森の幸を楽しむ権利が誰にもあります。ベリー摘みでは、 そんな自然と共に生きるフィンランド人の生き方を垣間見ることができるでしょう。

セウラサーリの夏至祭で恋愛力アップ!?

セウラサーリの夏至祭で恋愛力アップ!?
提供元:Visit Finland(フィンランド政府観光局)

夏至祭(ユハンヌス)はフィンランドの人にとって大切な祝日の一つで、 盛大にお祝いをします。今年は、イブである6/23、6/24が夏至祭の祝日。セウラサーリは、 ヘルシンキ郊外に浮かぶ島の一つで、夏の間のみ野外博物館となっています。伝統的な木造建築の建物がフィンランド各地から移築されており、レトロな雰囲気と自然を楽しむことができます。

夏至祭の日には、コッコと呼ばれる松明が焚かれ、民族衣装を着た人々が伝統音楽を演奏したり、ダンスを楽しむことができます。また、 夏至祭には、恋や結婚にまつわるおまじないがたくさんあり、結婚式が多く行われる日でもあります。未婚の若い女性が7つの花を集めて夏至の夜に枕の下に置いて寝ると、夢に未来のフィアンセが現れるという白夜にまつわる言い伝えが昔から信じられています。恋愛力アップも兼ねてこの特別な日にフィンランドを訪れてみるのはいかがでしょうか。

サヴォンリンナの古城でオペラ鑑賞

サヴォンリンナの古城でオペラ鑑賞
提供元:Visit Finland(フィンランド政府観光局)

サヴォンリンナはヘルシンキから北東へ電車で4時間ほどの場所にある湖水地方にある街です。見どころは、街のシンボルとなっているオラヴィ城。そして、夏の間にこの中世のお城で1ヶ月間開かれるオペラ・フェスティバルは、フィンランドのみならず世界中で有名です。

また、夏場はサイマー湖のクルージングもおすすめ。沈まない太陽に照らされるオラヴィ城を湖から眺めることができます。さらに、 サイマー湖には、絶滅危惧種であるサイマーワモンアザラシが生息しています。 運が良ければ、かわいらしいアザラシに出会えるかもしれません。

コリ国立公園、 フィンランド人の心の故郷を訪れてみる

コリ国立公園、 フィンランド人の心の故郷を訪れてみる
提供元:Visit Finland(フィンランド政府観光局)

ロシア国境にほど近いフィンランド東部カレリア地方にあるコリは、 フィンランドの人にとってのいわば「心の故郷」と言える場所。ウッコ・コリの丘の上からピエリネン湖を臨む光景は、まさに日本人にとっての「富士山」のような光景。

ごつごつとした岩肌、針葉樹の木々、その合間に見える美しい湖とそこに浮かぶ島々。これらの光景は多くの芸術家にインスピレーションを与えてきました。フィンランドを代表する作曲家であるシベリウスの交響詩「フィンランディア」もまたここカレリア地方を題材としています。

フィンランドで「何もしない贅沢」を

夏が短い分、 夜まで思いっきり遊ぶのがフィンランド流。

日本では味わうことのできない沈まない太陽と、 豊かな自然の中で「何もしない贅沢」を思う存分楽しんでみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。

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