太平洋に浮かぶ、大小7000を超える個性的な島々からなる人気観光地、フィリピン。カオスの街と言われるマニラをはじめ、人気リゾート・セブ島、ボラカイ島、ミンダナオ島などの自然豊かな島々や、スペイン統治時代の面影を今に残す世界遺産など、目的に応じてさまざまな楽しみ方ができます。LINEトラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材したおすすめ観光スポットをご紹介します。
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https://www.photo-ac.com/現在、東京・大阪・名古屋などから首都マニラへ、東京・大阪からセブ島へ直行便が就航しています。格安航空会社のセブパシフィックを利用すれば、かなりお得な料金でセブ島へ行くことができますよ。
フィリピンで鉄道が通っているのはマニラのみ。その他の公共交通機関にはタクシーやバス、ジムニーやトライシクルなどがありますが、スリやひったくりなどが発生しトラブルの原因になることもしばしば。旅慣れない方はオプショナルツアーに参加するのがおすすめです。ホテルまで送迎が付いたり、日本語ガイドが同行したりするので、安心して観光を楽しむことができますよ。
スペイン語で「壁の内側」を意味するイントラムロスは、その名の通り、四方を城壁に囲まれた城塞都市。第二次世界大戦で大部分が破壊されましたが、1980年代に復旧され、当時の歴史を感じることのできる貴重なエリアとなっています。
イントラムロスにあるマニラ大聖堂の見どころは、アジア最大級のパイプオルガンと、フィリピンの芸術家による美しいステンドグラス。高い天井と荘厳な内装、神聖な雰囲気に心が洗われるようです。
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マニラから、車で約1時間30分。見渡す限り緑で覆われたココナッツ農園内に「ヴィラ・エクスデロ・プランテーション&リゾート」はあります。1981年に広大な農園の一部を一般に開放して以来、マニラからの日帰りスポットとして人気を集めています。
なかでも注目を集めているのが、滝が流れ落ちる清流でいただくランチ。滝壺に設けられたテーブルで、足元を水に浸しながらフィリピンの伝統料理が楽しめます。
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ルソン島北部のパオアイにある世界遺産「サン・アグスティン大聖堂」。マニラから飛行機で約1時間30分、ルソン島北西端の州都ラオアグ(ラワグ)からさらに現地ではおなじみの交通手段“ジープニー”に乗って30〜40分、16km程南下した終着点が目的地パオアイです。
小さな田舎街の中心部に、一際大きく目立つサン・アグスティン大聖堂は、青空の下で羽を広げて休む鳥のように、優美な姿で出迎えてくれます。
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ルソン島北部の「ビガン」は、マニラからバスで10〜12時間、ルソン島北西端にあるラオアグ(ラワグ)からならバスで約2時間の、南シナ海に面する小さな街。スペインの都市計画に基づいて碁盤目状に整備された石畳の通り沿いには、16世紀の古くて和洋中が織り交ざった建物が立ち並びます。
1999年に世界遺産に登録され、2012年には世界遺産管理における最高モデル、ベスト・プラクティス賞を受賞しています。
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天国への階段!世界遺産フィリピン・コルディリェーラの棚田で絶景ハイキングby Mayumi Kawai
地図を見る“天国へ昇る階段”と比喩される世界遺産「コルディリェーラの棚田群」は、山岳少数民族のイフガオ族によって2000年にもわたり受け継がれてきた、奇跡の絶景。
世界遺産への入口は、高原の街バギオから。マニラやその他の都市からバスの乗り入れも多く、マニラからなら5〜7時間です。そして、バギオからさらにバスで山道を揺られること6〜9時間。棚田群が見られるバナウェの町にようやく到着です!
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アジアを代表するビーチリゾートの一つ「セブ島」。日本から直行便でわずか4時間というアクセスのよさに加え、航空券、宿泊費を含め、南国リゾートの中でもリーズナブルな料金で楽しめることが人気の理由。
また、リーズナブルなホテルから高級リゾートホテルまで、設備の整った宿泊施設が多く、各自の予算に合わせて滞在先を選べるのも大きな魅力です(1泊2000円〜2万円程度)。
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世界のベストビーチに選ばれた!フィリピン・ボラカイ島by Nami Kita
地図を見る美しい自然がたっぷり堪能できる魅惑のリゾートアイランド「ボラカイ島」。欧米各国や周辺アジア諸国での人気が非常に高く、代表的なビーチであるホワイトビーチは、数々の旅行サイトでベストビーチにランクインしています。
アクセスには向かいの島にカリボとカティクランという2つの空港があり、それぞれの空港に到着後は陸路で港へと移動、15分程ボートに乗ってホテルに向かいます。
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「Huma Island Palawan」は、ブスアンガ島の南西に浮かぶディシリガン島が、丸ごと1島リゾートになった極上の楽園。マニラから国内線でブスアンガ空港まで所要約1時間。空港からはリゾート専用の送迎車とボートで約1時間30分で到着です。
Humaは全室が一戸独立型の造りになっていて、計81棟のうち64棟が水上に!憧れの水上ヴィラに泊まる、極上の休日が待っています。
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世界最小のメガネザル、ターシャ。野生のターシャを見つけるのは専門家でもなかなか難しいのですが、「ボホール島」には100%の確率で出会える場所があるのです!
その一つは、州都タグビラランから車で北東へ約30分のコレラ村にあるターシャ・サンクチュアリ。そしてもう一つは、タグビラランからチョコレート・ヒルズへ向かう途中にある、ロボック村のターシャ保護センターです。
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フィリピンの秘境!奇跡のような魔法の川「エンチャンテッド・リバー」by Mayumi Kawai
フィリピンの秘境、ミンダナオ島にある「エンチャンテッド・リバー(魔法の川)」。午前9〜10時頃(季節によって多少前後します)、太陽の光が差し込み始めるその瞬間、まるで魔法にかかったように圧倒的なクリアを誇るブルーウォーターに変化します。
ミンダナオ島というと、かつては深刻な治安悪化が問題視された島で、西側はまだ危険地域でもあります。でも、魔法の川は東側にあるスリガオ州沿岸部なので、どうぞご安心を。
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フィリピンでは、行き先までの移動時間が長いことも多いので、飛行機やバスはもちろん、ジープニーやボートなど、乗り物や移動時間そのものを楽しむ旅をしたいもの。また、マニラなどでは、自転車のフレームに竹を使ったバンブーバイクや観光馬車カレッサで街を巡ったりといった楽しみ方もできますよ。
それから、治安はだいぶよくなってきているとは言うものの、街なかではスリなどの被害、秘境と言われる島々では必ず現地ガイドに従い、勝手な行動をとらないなど、くれぐれもご注意を。
そして、フィリピンの旅でよい思い出を作ってくださいね!
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(2024/4/26更新)
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