イタリアの首都であり、遠い昔から人々の注目を集める"永遠の都"ローマ。様々な映画の舞台にもなっているため、それに憧れて観光を決める方も多いのではないでしょうか? 数あるローマの観光名所の中から、トラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材したおすすめ観光スポットをご紹介します。
"永遠の都"ローマのシンボル、「コロッセオ」。誰もがその名前を知り、写真でその勇姿を見たことがあるでしょう。あまりにも有名なこの円形闘技場は、約2000年前に作られ、1980年に堂々の世界遺産に登録されました。コロッセオはローマだけにとどまらず、51件(2017年3月現在)に及ぶイタリアが保有する世界遺産の代表とも言える一大観光名所です。
『コロッセオが崩れる時、ローマが滅びる。そして、ローマが滅びる時、世界が滅びる』
19世紀のこの有名な言葉にあるように、コロッセオとはローマにとって、当時の世界にとって、重要な意味を持っていたのです。
この写真の記事を見る ≫
「フォロ・ロマーノ」はコロッセオとヴェネツィア広場の中間に位置し、古代ローマ時代には政治や経済、宗教の中心地でした。元老院や国家の財宝が収められていたサトゥルヌスの神殿の遺構などが残っています。
遺跡に面したローマ市営カピトリーニ美術館のテラスからは、フォロ・ロマーノを一望することもできますよ。
この写真の記事を見る ≫
ローマ7つの丘の1つ、カンピドリオの丘のふもとに位置するのが、この「ヴェネツィア広場」。広場に面してヴェネツィア宮殿があることから、ヴェネツィア広場の名で親しまれるようになりました。また広場には、シンボルとなるヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂がそびえ立っていることでも知られています。
市内交通の中心地で、近くにはフォロ・ロマーノやコロッセオ、カピトリーノ美術館などもあるので、ローマで一番歴史のある風景が楽しめる場所でもあります。
この写真の記事を見る ≫
紀元前25年。初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近であったアグリッパという人物が設計したのが、この「パンテオン」です。ローマに数々の代表作を残す芸術家のミケランジェロも、「天使の設計」と称賛した程の美しさ。天井には丸く穴が開いており、そこからローマの青い空から太陽の光が降り注ぎます。
比較的小さい建築物のため、内部観光は早めに終えることもできるので、後で付近のカフェでゆっくりするのもおすすめです。
この写真の記事を見る ≫
『ローマの休日』で一躍有名になった、この大階段のある「スペイン広場」。近くにスペイン大使館があったことからこう呼ばれるようになりました。
普段は記念撮影ができないほど観光客で埋め尽くされているこの階段。ひと気の少ないベストな状態でカメラに収めるなら、早朝がおすすめです。また、階段での飲食は法律で禁止されているので注意してくださいね!
この写真の記事を見る ≫
コロッセオに続き、ローマの観光名所の中でも有名なのが「真実の口」。邪心があると手が抜けなくなったり噛み切られたりするというジンクスは言わずと知れていると思いますが、そのお約束のポーズで写真を撮るために、世界中からたくさんの観光客が訪れる観光名所です。
場所はサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の入り口にあるのですが、実は観光客の列がなければ見逃してしまいそうなほどひっそりとした場所にあるってご存知でしたか?
この写真の記事を見る ≫
所蔵のカラヴァッジョ作品がすごい!ローマの教会3選by 藍色 しっぽ
地図を見る見た目の地味さにがっかりしてはいけません。この「サンタ・マリア・デル・ポポロ教会」は、美術館さながらの美術品を所蔵していることでも知られる教会。ひとたび中に入ると、壁や天井の至る所に美しい美術品の数々を見ることができます。
中でも見どころなのは、カラヴァッジョの「聖パオロの改宗」と「聖ペテロの逆さ磔」の名画。街の中にある教会で、これだけの名画が手軽に見られるのも、イタリアならではですね。
この写真の記事を見る ≫
「サンタンジェロ城」は、139年にローマ帝国の皇帝ハドリアヌスの霊廟として建立されました。その後、ローマ法王の居城、バチカンを守るための城塞、牢獄など時代ごとにその用途が変わり、現在は博物館として利用されています。昼間は屋上からの眺めを、夏の夜にはクラシックのコンサートなどのイベントも開かれるので、食事の後の散歩の際に立ち寄るのもおすすめです。バチカンにも、近くあわせて訪れると便利ですよ。 この写真の記事を見る ≫
ローマの中にある世界最小の国であるバチカン市国。そこには、5万平米の広大な敷地に約25の美術館・博物館からなる「バチカン博物館」があり、ラファエロの「アテナイの学堂」やレオナルド・ダ・ヴィンチの「聖ヒエロスムス」などそうそうたる作品が所蔵されています。
ミケランジェロの「最後の審判」が飾られているシスティーナ礼拝堂も一番の見どころで、1982年に日本テレビがルネサンス時代のフレスコ画修復のスポンサーとなったこともあり、日本との関係も深い博物館です。
この写真の記事を見る ≫
言わずと知れたローマ・カトリックの総本山であり、世界最大級のキリスト教会建築である「サン・ピエトロ大聖堂」。語りつくせぬ歴史を持つカトリック教会の総本山ですが、略歴は4世紀にコンスタンティヌス帝により建立されその後は、ラファエロ、ミケランジェロなど名だたる面々により改築を繰り返され、17世紀初めにようやく完成しました。ミケランジェロ作の傑作「ピエタ像」などの世界的な芸術品で溢れ、日々訪れる人が絶えません。 この写真の記事を見る ≫
ローマ観光の人気スポットをまとめてみましたが、いかがでしたか?
旅行の計画を立てる際に、ぜひ参考にしてくださいね!
この記事の関連MEMO
- 広告 -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/18更新)
- 広告 -