「コラ♪秋田の名所 海では男鹿島 山では鳥海山 田沢の緑に十和田の紅葉 絵かきも筆投げた…」有名な秋田音頭には、秋田の名所や名物がいろいろ歌い込まれています。
しか〜し、いまどきの秋田県は歴史を感じさせる城や街並み、きりたんぽ鍋など定番モノに加え、新しい観光スポットや注目B級グルメも続々登場!
そこで、LINEトラベルjp 旅行ガイドナビゲーターおすすめの新旧・秋田名所&名物を一挙にご紹介します。
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https://stock.adobe.com/jp/秋田県への主なアクセスは新幹線または飛行機。東京発の秋田新幹線「こまち」は仙台、盛岡を経て最速3時間40分ほどで秋田駅に到着します。また秋田空港には羽田、伊丹、名古屋、新千歳発のフライトが、大館能代空港には羽田発のフライトが運航しています。
秋田県内には男鹿半島の観光に便利な「なまはげシャトル」など、路線バスに加えてお得な観光バスや乗り合いタクシーなど、エリアごとに様々な交通手段があります。十和田八幡平周辺フリーパスエリアが乗り放題となる十和田・八幡平周遊パスなど、お得なフリーパスも販売されているので、旅行の際はぜひ活用しましょう。1日で複数のスポットをを観光するならレンタカーや観光タクシーの利用もおすすめです。
秋田・青森両県にまたがる十和田湖は、火山活動によって誕生した二重カルデラ湖。湖面の標高は421m、水深327mで、日本第3位の深さを誇ります。
澄み切った湖水と見事な新緑・紅葉が有名ですが、特に発荷峠から望む絶景はおすすめです。また、ヒメマスの産地としても知られ、周辺にはヒメマス料理やきりたんぽ鍋など、地元の食材を使った郷土料理を提供する旅館やホテルも多くあり、どの季節に行っても楽しめる観光スポットです。
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秋田・岩手両県にまたがる八幡平は、湿原植物や高山植物の宝庫。ブナやダケカンバなどの樹海に覆われ、春にはミズバショウの群生も見られるなど、各地区で様々な植物が見られます。
秋は紅葉の名所としても有名で、八幡平アスピーテラインや国道341号沿いのドライブ、大沼や後生掛の自然研究路のトレッキングもおすすめ。また、山麓には八幡平温泉郷が広がっていて、温泉に浸かりながら紅葉を楽しむこともできます。
白神山地は、秋田県と青森県にまたがる約13万haの広大な山岳地帯の総称ですが、この中の約1万7000haが1993年に世界自然遺産に登録されています。周辺の太良峡、岳岱自然観察教育林、真瀬渓谷などには、原生的なブナ林が広がっています。
藤里町にある「白神山地世界遺産センター(藤里館)」では、世界遺産・白神山地とこの地に生息する動植物について学ぶことができます。
遊びながら学べる鉄道遺産!秋田県「小坂鉄道レールパーク」by 佐藤 らなこ
地図を見る秋田県小坂町にある「小坂鉄道レールパーク」は、2009年に廃止となった貨物鉄道(1994年までは旅客営業あり)小坂製錬小坂線(通称:小坂鉄道)の小坂駅を、鉄道遺産として保存・活用する目的で開設された鉄道博物館です。
この「小坂鉄道レールパーク」に、寝台特急「あけぼの」で使用されていたブルートレインの寝台客車が4両導入され、昼は展示車両として、夜は列車ホテルとして利用されています。廃線とはいえ、明治42年に開業したレトロな駅舎の小坂駅に停泊するブルートレインは、今にも発車しそうな雰囲気で夜行列車独特の旅情ムード満点です!
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施設オープン当初から受付をしている2段式のB寝台個室は、全部で28室で、定員は1名。
写真はA寝台個室と呼ばれるタイプで、かつて「一等寝台」と呼ばれていました。B寝台に比べると2段式でないぶん、空間はかなり広く取られています。折り畳み式のベッドを引き出せば2名まで宿泊可能なので、親子で泊まるのもいいかもしれませんね。
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真っ白い雪が降りしきる中、可憐に木々を彩るピンクは、梅?桃?それとも桜?いいえ、アメッコです。「アメッコ」とは秋田弁で飴のこと。秋田県大館(おおだて)市では、毎年2月の第2土曜と日曜、至る所の木々に飴が取り付けられ、色とりどりの飴を売る露店が立ち並びます。
アメッコ市の起源は、1月1〜7日の大正月(おおしょうがつ/男の正月)に男性がお酒を飲み、1月15日の小正月(こしょうがつ/女の正月)に女性や子供が甘いもの(飴を付けた餅)を食べるという、南部(現青森県南部、岩手県北・中部)および津軽(現青森県西部)地域の農家の風習にあると考えられ、それが南部から秋田の大館に伝わったといわれています。
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アメッコ市のメインイベントが、白ひげ大神の巡行。ほら貝を吹く「山伏」を先頭とし、白装束をまといひょうたんの杖を持った白髭大神が、モンペ姿の「飴っこおこう」と手をつなぎやってきて、それに巫女や獅子舞、笛や太鼓が続きます。
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日本で最も多くストーンサークルが見つかっている秋田県。中でも代表的なのが、「大湯環状列石」です。ここは“緑色”の石にこだわってサークルが作られています。また数字が孔に刻まれた、不思議な人型の土板や独特の文様を持つ土器も出土し、なんと石ではなく“木で作られたウッドサークル”まであるのです。
4000年前に作られたという大湯環状列石は、日本のストーンサークルとして特別史跡第一号(1956年)となりました。万座と野中堂という2つのサークルがあり、写真の万座ストーンサークルは、最大直径は52mです(野中堂は44m)。
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ここからは面白い模様の土器が出土しています。
S字形の文様が入り組んで連続(入組文)し、かつ帯状パターンの中に縄目模様(帯縄文)が付けられた土器です(写真)。このような文様の土器は“大湯式土器“と呼ばれています。
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万座ストーンサークルの北西側には“5本柱の建物”が“東”に口を開けて建てられています(写真)。5本柱は短めの木のサークルで囲まれていて、まさにここは“ウッドサークル”になっているのです。
ストーンサークルの横にウッドサークルがあるとはとても不思議なこと。日本のウッドサークルは石川県から富山県にかけてのみ見つかっていますが、サークル内でいったい何をしていたのでしょうか?
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白神山地の麓に広がる秋田県八峰町は、町の8割を占める森林が世界遺産の白神山地の一部として登録されており、西側は日本海に面した、豊かな自然に囲まれた場所です。
スカートをたくしあげ、気持ちよさそうに滝つぼで歌う木村文乃が印象的だった2015年夏のJR東北のCM。そのロケに使われたのが、八峰町にある白瀑です。向かって右が男滝、左が女滝。高さは17mほどですが、毎年8月1日に神輿を担いだ男衆が滝の中に入る奇祭で有名です。あまりに暑くて滝で涼をとったのが始まりだといわれています。
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毎週土日に八森港で開催される「はちもり観光市」。八森沖で捕れた新鮮な魚介をはじめ、大鍋で作るつみれ汁、野菜や白神山地の山菜、ハタハタの形をした「ぶりっこ最中」や「しんこ餅」など、地元のお菓子まで揃っています。
岩牡蠣などは、その場で殻をむいてもらい食べることも可能。ほかにも味噌をぬって焼いたきりたんぽや、うどん、おにぎりを販売しているお店もあり、囲炉裏を囲んだベンチで食べることができます。
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五能線のあきた白神駅の目の前にある「八森いさりび温泉ハタハタ館」は、日本海を一望できる温泉が自慢です。
温泉で癒された後は、1階のレストランで八峰町のグルメを味わいましょう。たっぷりの海の幸がのった海鮮丼(写真)や八峰町の名産、白神あわびを丸々1個のせた八峰白神元気あわび丼、秋田名物八森ハタハタを煮て、焼いて、お寿司にしてと様々な調理法で味わえるハタハタ御前もおすすめです。
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冬の日本海沿いを走る列車「リゾートしらかみ」。車窓からは荒れ狂う日本海をはじめ、世界遺産の白神山地も望めます。
「リゾートしらかみ」は秋田駅と青森駅(一部列車は弘前駅止まり)を奥羽本線と五能線を通って約5時間で結ぶリゾート列車です。車両は3編成あり、白神山地をイメージした緑色の「ぶな」、鳥のクマゲラと夕陽がモチーフになったオレンジ色の「くまげら」、そして日本海と十二湖の青をテーマとした「ハイブリッド青池」があります。
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秋田駅を過ぎてしばらくは八郎潟などの穀倉地帯を走行。一面の雪景色が1時間程続きます。東能代駅でスイッチバックをして方向転換するといよいよ五能線へ入ります。
東八森駅を過ぎると目の前に日本海が!場所によっては海岸線がすぐそばに来るエリアもあり迫力満点。このあたりから約80km、2時間程度は海岸沿いを走り続けます。
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走行中は車内販売も頻繁に回っており、車内限定のグッズや駅弁、沿線の板柳町産100%林檎ジュースの販売もしています。
全線乗り通しても車窓の景色だけで十分楽しめますが、時間があれば途中下車して沿線の観光スポットへ。五所川原から乗り換えることができる津軽鉄道では、ストーブ列車など冬ならではの列車も運行しているので、乗り継いでみるのも楽しいのではないでしょうか。
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秋田県の北西部に位置する三種町。田園に恵まれたこの地域で採れるのが、秋田の郷土料理「じゅんさい」。三種町は日本一の生産量を誇ります。なんとここでは春から夏にかけて、天然のじゅんさいの手摘みを実際に体験できます!
国道7号線沿いにある「じゅんさい情報センター」で申し込みができます。じゅんさい沼に到着すると、小さな木舟に乗って沼へ。小舟を木の棒で移動しながら、沼を覆っている葉の下を探していくと…ぷかぷかと浮かんでいるじゅんさいが!茎の部分を一つずつ、親指の爪でプチプチと切って摘んでいきます。
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さっと湯がいてわさび醤油や酢醤油でいただいたり、お吸い物や鍋に入れたり。また、ご当地グルメのようにご飯の上にのせて丼物にするなど、どんな料理にしても美味しく食べられるじゅんさい。自分の手で一つずつ大事に摘んだじゅんさいは、お店で買うよりもずっと味わい深いことでしょう。
周辺には森岳温泉などの温泉宿泊施設があり、こちらからも摘み取り体験の申し込みが可能です。
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無形文化遺産に登録された“なまはげ”に代表されるように、独特の文化と風習が根付く男鹿半島は、三方を日本海に囲まれている、美しい景色が連続する絶景スポットの宝庫でもあります!
男鹿半島の最寄りICである秋田道の昭和男鹿半島ICを下りて、国道101号線を男鹿市街方面へと進んでいくと、潟上市と男鹿市の境界あたりで一際目につく巨大な2体のなまはげ像が姿を現します!ここは男鹿総合観光案内所(なまはげ案内所)となっています。
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まずは、寒風山へと向かいましょう。寒風山は男鹿半島の付け根のあたりにある標高355mの山。山肌のほとんどを芝生で覆われた特徴的な景観と、山頂から見渡す360度のパノラマがとても素晴らしい観光スポットです。
西方向には、男鹿半島の最高峰・本山(715m)や船川港など、東方向には昭和の時代に干拓された八郎潟、そして天気のよい日には、遠く“世界遺産”白神山地まで望むことができます。
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県道121号線を一気に下って行くと、男鹿半島の最先端・入道崎に到着!岬には白と黒の縞模様が印象的な入道崎灯台があります。灯台のてっぺんからは、沖合に浮かぶ水島の様子などを眺めることができます。入道崎灯台は「日本の灯台50選」にも選ばれています。
また、灯台周辺の食堂では、うに丼やいくら丼、海老やホタテなどの海鮮モノがてんこ盛りの豪勢な海鮮丼を味わうことができます。
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ニッサンCMで嵐が扮した「なまはげ」を通して男鹿半島1200年の伝統に触れるby Ise Shinkurou
地図を見る国の重要無形文化財「なまはげ行事」を厳粛に受け継ぎ、現在に伝えている秋田県男鹿半島真山地区。なまはげは古くから幼児の教育、集落の助け合いの手段として用いられたと考えられていますが、民間伝承なので、正確な発祥などははっきりとわかっていません。
そんな謎多きなまはげについて「なまはげ館」では「なぜこの地域になまはげ風習が芽生え根付いたのか?」を映像・パネル・展示などで紹介しています。興味深い掲示・展示がたくさん並びますが、中でも男鹿市内で実際に使われていた110体の「なまはげ」は迫力満点です。
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男鹿半島「なまはげ」に会いに行こう♪by 猫乃 みいこ
地図を見る「男鹿真山伝承館」では、なまはげの体験講座があります。囲炉裏のそばに長い時間いると膝にできる「ナモミ」と呼ばれる低温火傷を剥ぎ、怠惰をいさめるのがなまはげだそうで、毎年大晦日の夜に男鹿半島の各家を地区の伝統の残った形で訪れるそうです。
真山地区のなまはげは、家に入ってすぐに7回シコを踏み、「なまけものはいないか〜」と家の中を回って出されたお膳の前で5回シコを踏み、座ります。
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みちのく五大雪祭りの一つ「なまはげ柴灯(せど)まつり」は、毎年2月の第2金曜〜日曜に、真山(しんざん)神社にて開催されます。
まつりは1000有余年の歴史を持つ真山神社に伝わる鬼鎮めの神事「柴灯祭(さいとうさい)」の内容に、男鹿の民俗行事「なまはげ」を組み合わせた冬の観光行事です。
ダイナミックな「なまはげ踊り」と「なまはげ太鼓」「なまはげ下山」も必見です。
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男鹿半島にある「男鹿水族館GAO」は、約400種、1万点以上の生物が展示されている観光スポット。様々な水中生物に出会えるのはもちろん、水中トンネルや秋田名物ハタハタが見られる水槽もあります。
水族館へ秋田方面から行く場合は、なまはげライン経由のルートと、門前経由のルートがあります。なまはげラインルートは早く安全に着きたい方におすすめ。門前ルートは、男鹿半島の海岸線をぐるっと回るルートで多くの観光スポットが点在していて、いろいろな観光スポットを楽しみたい方や、景色を楽しみたい方にはおすすめです!
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ここでは年に2回、なんと、なまはげが水槽の中に登場!なまはげダイバーが出現するのは年に2回。それは伝統行事である大晦日のなまはげ行事の年末年始の時期と、毎年2月の第2金曜〜日曜(※年により変更の場合あり)にかけて男鹿半島の真山神社で行われる「なまはげ柴灯(せど)まつり」の時期です。
出現時間になると、ゆっくりとなまはげダイバーが水槽の中へ降りてきます。
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日本海側に突き出る格好の男鹿半島にある「海と入り陽の宿 帝水」は、眺望のよさが自慢の温泉宿。部屋からはもちろん、食事処や大浴場・露天風呂からも目の前に戸賀湾が一望できます。
帝水は、とにかくどこからでも海が眺められます。写真は客室の窓から撮影したものですが、部屋でくつろぐ時も、温泉にゆったり浸かっている時も、食事処での朝・夕の食事時も、すべてのシチュエーションで目の前には日本海の絶景が広がっています。
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秋田県の由利本荘市を走る由利高原鉄道は、全長23.0kmの第三セクター鉄道です。1985年に第三セクター鉄道としての再スタートを切った由利高原鉄道。それまでの路線名は国鉄矢島(やしま)線で、開業は1938年と歴史のある鉄道の一つです。
この路線が魅力的なのは、沿線の風景が昔と何も変わっていないこと。特に鳥海山の存在感は抜群で、一度でもこの路線を旅してみれば、「鳥海山ろく線」の愛称にいつわりがないことを理解できます。
そして、由利高原鉄道の大きな魅力となっているのが、「まごころ列車」の運転です。1日1往復、矢島発9時56分と羽後本荘発10時46分の列車には、懐かしいおばこ姿のアテンダントさんが乗務し、観光案内や、車内販売を行っています。
(※列車の運転時刻は2016年11月現在のものですので、お出かけの際には事前に時刻をご確認下さい)。
そのほか、季節ごとに様々なイベント列車も運行されています。
アテンダントさんが乗車する「まごころ列車」の運転は1日1往復の運転で、東京を朝出ても間に合わない時間帯での運転ですが、これは矢島に1泊するお客様にとって便利な列車を指定したためだそうです。
そうであれば、ぜひ矢島でのんびりと時間を過ごしてみたいものです。車を利用して目的地を数珠つなぎにした旅では絶対に見つけることのできない出会いがあることでしょう。
秋田市にある久保田城は、江戸時代初期に佐竹氏二十万石によって築城された名城です。その縄張り(設計図)や濠や強固な城門を見ると、この城を攻め落とすのは容易ではないと感じ取れます。
城の入り口にある石碑の後方には水面がすっきりとしたお濠がありますが、反対側のお濠は一面ハスで覆われています。またこの石碑を通り抜けた場所には、秋田市生まれで昭和の時代に直立不動で歌うロイド眼鏡姿が印象的だった「東海林太郎」のモニュメントもあります。
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表門をくぐって公園内を歩くと、お城が見えてきます。こちらは「御隅櫓(おすみやぐら)」と呼ばれていて、城内には8つの御隅櫓がありましたが、現存しているのは御隅櫓だけ。これは秋田市が市制100周年を記念して、本丸の北西部に再現したもの。
櫓内は史料館となっていて、櫓の4階は展望スペースになっています。公園散策とあわせて、絶景を楽しみたい人におすすめ。
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久保田城から車で約20分の所にあるのが、秋田城跡。奈良時代から平安時代にかけて造られた「城柵」の跡が整備されて公園になっています。赤い外郭東門と土で造られた築地塀が出迎えてくれます。
そして、なんとここには「古代の水洗トイレ跡」が!芝生に覆われた公園を眺めながら歩くと突然、小屋が現れます。この小屋は「古代水洗厠舎跡(こだいすいせんかわやあと)」と呼ばれている古代のトイレを再現したものです。
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JR秋田駅から徒歩圏内、千秋公園の目の前に立つ秋田県立美術館は、JRの大人の休日倶楽部のCMで一躍有名になりました。吉永小百合さんが巨大壁画の前で佇む姿を覚えてらっしゃる方も多いのではないでしょうか?あの「秋田の行事」は、この美術館の所蔵品。そして、安藤忠雄の設計した建物としてもとても有名です。
千秋公園から見える美術館はコンクリート打ちっ放しの大きな壁。実は、反対側の側面が入り口になっています。
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2階のギャラリーにある「秋田の行事」は、旧美術館のために藤田嗣二(レオナール・フジタ)が描いた縦3.65m、横20.50mの巨大な壁画で、秋田の四季折々の風物が描かれ、活気にあふれています。
市街地の再開発として2012年に安藤忠雄によって新しく建てられた秋田県立美術館にも、三角屋根に丸窓の旧美術館の形が継承されています。優しい自然光が取り入れられ、三角形のモチーフがたくさん使われています。
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館内にあるカフェに入ると、水庭に映し出された千秋公園の四季折々の美しい木々がパノラマで目に入ってきます。
ラウンジのテーブルとソファは、すべて公園に向かって並んでいるので、心ゆくまで自然を楽しむことができます。カフェのメニューには、ケーキセットや秋田の銘菓とお抹茶のセットなどがあります。
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秋田・美しの紅葉と効能溢れる癒しの湯治宿「玉川温泉」by 八岳木 流泉
地図を見る湯治場として有名な秋田県仙北市・玉川温泉の「効能溢れる癒しの湯治宿 玉川温泉」。入浴してよし!岩盤浴もよし!さらに紅葉で目にもよし!静かな環境で湯治場を主とする施設ですが、一般の外来入浴も可能です。
夏の緑や秋の紅葉シーズンは「松尾八幡平」インターから県道23号線に乗り、八幡平を突っ切る道(総延長約55km)を車で行くのもおすすめ!秋には木々が綺麗に色づき、油絵のような美しさで出迎えてくれます。
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秋田・美しの紅葉と効能溢れる癒しの湯治宿「玉川温泉」by 八岳木 流泉
地図を見る十和田八幡平国立公園の中にある玉川温泉。宿泊棟を起点として、約1kmの「玉川温泉自然研究路」と呼ばれる散策路が用意されています。源泉が流れ、湯けむりがモウモウ上がる湯の川や、玉川温泉を含め世界に2カ所しか存在しないラジウム石「北投石」が存在したりと、見どころがいっぱい。
特に湯けむりの迫力は驚くほど。大噴(おおぶけ)と呼ばれる源泉口から、轟音を鳴らし、温泉と共に噴き出しています。
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同じく仙北市にある新玉川温泉は、施設が充実した、健康な人の保養静養に最適なホテル形式の宿。玉川温泉と同等以上の充実した浴場を持ち、病気療養も可能で、姉妹館玉川温泉の入浴券も配布しています。
天然の岩盤浴は玉川温泉にしかありませんが、新玉川温泉は大浴場の広さだけでも玉川温泉の2倍以上あり、玉川温泉のすべての浴槽や入浴法を網羅した上に、露天風呂や人工岩盤浴など、新玉川温泉にしかない浴場もあります。
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乳頭温泉郷(秋田県仙北市)は日本一有名な秘湯。紅葉名所の秋田駒ケ岳にも近く、秋には美しい紅葉に包まれます。神社仏閣の伝統建築に紅葉が似合うように、素朴な秘湯風情にも紅葉は絶妙にマッチして、まさに日本の原風景。露天風呂も多く、温泉に浸かりながら紅葉の絶景を楽しめます。
中でも女性におすすめしたいのが、「鶴の湯温泉」です。男性は写真の混浴露天風呂しか入れませんが、湯小屋の奥に女性専用露天風呂があり、紅葉の山肌を一層間近に眺める事ができます。
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瑠璃色の湖面と辰子姫伝説が語り継がれる秋田県田沢湖。周囲約20kmのほぼ円形、水深423.4m、日本一の深さの湖です。韓国ドラマ「アイリス」のロケ地ともなった田沢湖は、ドライブやサイクリングをするのに気持ちのいいスポットです。
写真は湖北岸の、湖神・辰子姫を祀る御座石神社の湖に向かって立つ鳥居。御座石神社には辰子が龍になるきっかけとなった水を飲んだといわれる泉「潟頭の霊泉」や、1本の木から7種類の木が生えた「七色木(なないろぎ)」、辰子が姿を映した「鏡石」、半身が龍の辰子像などの名所もあります。
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深さ日本一!コバルトブルーの湖、秋田県・田沢湖をめぐるby やまざき にんふぇあ
地図を見る昔々、辰子という美女がここに住んでいました。彼女は、その美しさが永遠のものとなるように観音様にお祈りをしていました。すると100日目、神様からとある場所の湧き水を飲めば願いが叶うというお告げをいただきます。ところが湧き水を飲んだ辰子は口が耳まで裂けたかと思うと、龍になってしまいました。辰子は湖へと姿を消し、湖の主になったといわれています。
田沢湖の北東部には、そんな辰子のブロンズ像があります。
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田沢湖で最大深度は423.4m。想像もつかない深さです。その深さからなのか、龍となった辰子姫が住んでいるからなのか、神秘的でとても美しい湖。
湖は深さや陽の光の当たり方により、湖面の色を碧や藍へと変化させていて、湖畔でゆっくり過ごせば、それだけで辰子姫の美のエネルギーが吸収できそうな、そんな感覚を覚えます。
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「ホテル森の風 田沢湖」は、田沢湖から最も近い温泉「秋田水沢温泉郷」にあり、名峰秋田駒ヶ岳の懐に抱かれ、田沢湖高原温泉峡に隣接、秋田県最大のスキー場「たざわ湖スキー場」にも近いため、温泉はもちろん夏は登山、秋は紅葉狩り、冬はスキーなどレジャーの拠点として最高のロケーションにあります。
オープンキッチンで作りたてで提供される山海の幸と地元のB級グルメなどを堪能しながら、秋田の伝統的行事"なまはげ"も体験できてしまう!のです。
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夜食事を楽しんでいると、突然「ウォー」という大声!その声の主は「なまはげ」。なまはげは秋田の伝統的民俗行事で、毎年大晦日に鬼の面をかぶり大きな出刃包丁を持ってなまはげに扮した大人が「悪い子はいねがー」「泣ぐ子はいねがー」と言って子供のいる家を周り、子供たちの反省を促して健やかに成長する様にと願う行事。
「ホテル森の風 田沢湖」では、食事中の演出としてこの貴重な伝統行事を一年通して提供しています。
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田沢湖の湖畔に、ジャズが流れるおしゃれでリーズナブルなリゾート「ペンションサウンズグッド!」があります。音楽好きはもちろん、アットホームな雰囲気が好きな方は要チェックです。
館内の開放的なカフェ空間には、グランドピアノやウッドベース、ドラムセットなどが置かれ、夜はセッションやミュージシャンによるジャズライブが開催されることも。お風呂にもこだわりがあり、なんと湯船がグランドピアノの形をしています!
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秋田県を代表する紅葉名所でもある「抱返り渓谷」(秋田県仙北市)は、渓谷沿いの道が非常に狭く、人がすれ違う際に「抱きかかえ合う」ようにして通った事が、名前の由来です。現在の遊歩道は、トンネルや橋もある広くて立派な道となっています。
抱返り渓谷を流れる玉川は、その名の通り玉川温泉から続く川。その影響か、川の水が「絵の具のような水色」をしている事で知られます。緑の季節も水色との対比と楽しめますが、紅葉の赤や黄色に水色が一番似合います。
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抱返り渓谷は、以前は夏瀬温泉まで遊歩道がありましたが、今は「回顧(みかえり)の滝」まで。その直前にある「誓願寺」が抱返り渓谷のハイライトです。誓願寺といっても寺はなく、トンネルが修験道の関門を連想させる事から、その名があります。
紅葉だけでも絶景なのに、橋とトンネルがある事で、景色が引き締まって見応えがあります。断然おすすめのポイントです!
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「みちのくの小京都」と呼ばれる秋田県角館は、江戸時代の武家社会にタイムスリップしたかのような美しい静かな町。青森県弘前城・岩手県北上展勝地と並び、東北の三大桜の名所でもあります。春になると町にある400本の枝垂れ桜と、桧木内川(ひのきないがわ)堤のソメイヨシノが咲き乱れ、まるで春の訪れを謳歌しているかのよう。 この写真の記事を見る ≫
角館のシダレザクラは、樹高10mを超えるものも多く、最も高いもので15mほどあります。その枝ぶりは、まるで降りかかるシャワーのよう。開花時には、空を淡いピンク色に染めます。
桜(シダレザクラ)の苗木は、公家の女性がお輿入れの際に持ち込んだもので、300年余の歴史があると考えられています。現在では町全体で約400本となり、国の天然記念物に指定されています。例年の見頃は4月下旬〜5月上旬。
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古地図(写真)の左側が武家屋敷区域、右側が商家地区区域、そして上側は現在の駅がある場所です。この商家保存地区と、武家屋敷保存地区は1km強離れています。また、ほとんどの観光客が利用するJR角館駅からこの両歴史保存地区は、近い方の商家地区で約1km、武家屋敷の方は2kmとやや距離があります。
でも、季節ごとに表情を変える「みちのくの小京都」を楽しむには、ゆっくり徒歩で回ってみましょう。
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秋田市の竿燈大通りで、毎年8月3日〜6日に行われる「秋田竿燈まつり」。東北三大祭りの一つで、国の重要無形民俗文化財にも指定されている独自の伝統行事です。高さ約12mもある竹竿に46個の提灯を下げた竿燈を手や額、肩、腰などで支え、妙技を競います。五穀豊穣を祈願したものといわれ、無数の揺れる灯はまさに“光の稲穂”!
まつりの期間以外は、秋田市民俗芸能伝承館を訪問してみましょう。本物の竿燈が見られるうえ、竿燈演技を体験できるチャレンジコーナーもあります。
日本全国に花火大会は数あれど、最も権威のある花火大会といわれている大曲の花火。それは、全国花火競技大会という名前が表しているとおり、花火職人の技術を競う大会だからです。内閣総理大臣賞・経済産業大臣賞・中小企業庁官賞・文部科学大臣奨励賞など各賞も用意されています。
大曲の花火は1910年より始まり、100年以上の歴史を持ちます。各旅行会社からは観覧ツアーが販売され、JR東日本は多数臨時列車を走らせるという一大イベントです。
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毎年8月の最終土曜に雄物川河川敷を会場に開催されるこのイベント、一生に一度は見ていただきたい花火大会です。
10号玉の部では、競技者はそれぞれ10号玉を2発打ち上げます。1発目は決められた伝統花火、2発目は自由で1発目と重複しないものとされています。また、毎年、大会テーマが設定され、その大会テーマに沿って花火職人が腕を競い合うのが、創造花火です。10号玉の部と合わせて、審査されます。
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かまくらは、毎年2月15〜16日に行われる横手の小正月の伝統的な行事。横手では、かまくらの中に祀られた水神様にお賽銭を上げて、家内安全・商売繁盛・五穀豊穣などを祈願するという風習があり、それがこのかまくらの原型です。
暖かそうな橙色の明かりを灯したかまくらが、雪の中にポツンポツンと並び、袢纏を来た子供たちが「はいってたんせー(はいってください)」と呼びかけ、その中で温かい甘酒やお餅を振舞ってくれる…。火鉢にあたり、会話を楽しみながら、味わいましょう。
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横手市といえばB級グルメの「横手焼きそば」も有名です。40店舗を超える横手やきそば暖簾会の中で、覚えておきたいのが食い道楽本店と横手駅前支店です。
毎年開催される横手焼きそば四天王決定戦でも、食い道楽本店と横手駅前支店は毎年ランクインしており、第1回目の2007年から(本店と駅前支店を合わせると)連続受賞。アクセスもよく、旅行の日程にも組みやすいので断然おすすめの店です!
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横手市増田町は、江戸時代、秋田藩と仙台藩をつなぐ経済の要衝として栄えたところ。明治期には銀行や電気会社が設立され、商業地の中核として発展しました。往時の勢いを物語るのが、約400mにわたって伝統的な建造物が立ち並ぶ「中七日町通り」。現在は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
ここの建物は、間口が狭く奥行きが極端に長いのが特徴。表通りではどっしりとした切妻造の家が目を引きますが、驚くのは建物の中。母屋の入り口から裏口まで一直線に通り土間が続き、店、帳場、居間、水屋などが配され、奥まった場所に“内蔵”があります。
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豪雪地帯に隠された豪華絢爛の「内蔵」!横手市増田町の伝統家屋めぐりby 浮き草 ゆきんこ
地図を見る増田町唯一の醸造元、日の丸醸造にある文庫蔵は、豪華で繊細な装飾が増田町の内蔵の中でも特に美しく、国登録有形文化財に指定されています。100年以上もの時を経たと思えないほど美しい門構えに圧倒されます。
一番の見どころは一尺間隔に整然と並ぶヒバの通し柱。白漆喰の壁と美しく磨き上げられた通し柱のコントラストが絶妙。店舗では大吟醸「まんさくの花」をはじめとする地酒の試飲もできます。
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現在も多くの家屋は住居や店舗として利用されていますが、観光客のために見学できる内蔵も増えてきました。公開情報などは「観光物産センター蔵の駅」で得られます。
「蔵の駅」はもともとは石平金物店の建物だったのですが、所有者の石田家から市に寄贈され、案内所兼物産販売所として利用されています。もちろん昔の建物のままなので、内蔵の見学もできます。
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日本三大うどんの一つ、秋田県の「稲庭うどん」。秋田県湯沢市稲庭町の「佐藤養助商店」は、創業万延元年(1860年)の150年以上続く老舗。稲庭うどんの歴史は古く、稲庭古今事蹟誌という書物によると、寛文年間に佐藤市兵衛という人が始めたとされています。
佐藤養助商店の中に入ると、すぐ左手は大きな土産品コーナーとなっています。著名人のサインも飾られており、人気の高さがうかがえます。
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秋田・佐藤養助商店本店限定の稲庭うどんは一味違う!工場見学も必見!by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る本店奥では、職人さんたちが稲庭うどんを1本1本丁寧に手作りしています。工程ごとに部屋が分かれていて、窓越しに製造工程を見学することが可能。
各工程で作業している職人さんの手さばきは華麗の一言!無料で見学できるので、食事をした後はぜひ立ち寄ってみてください。
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秋田・佐藤養助商店本店限定の稲庭うどんは一味違う!工場見学も必見!by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る本店入り口すぐに稲庭うどんを食べられるレストランがあります。メニューはもちろん稲庭うどんですが、まずは、冷か温かを選びましょう。稲庭うどんを最も美味しくいただくなら冷がおすすめ。独特の歯ごたえとコシを最後の1本まで楽しむことができます。
タレは醤油とごま味噌がありますが、最初は醤油でねぎ、わさび、しょうが、青じそなどを適宜加えて味の変化を楽しみましょう。
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川原毛大湯滝(秋田県湯沢市)は、日本三大霊場「川原毛地獄」で湧いた温泉が沢水と一緒に流れ下り、巨大な滝自体が天然温泉になっている、日本でも極めて珍しい野性的な温泉(野湯)です。
滝壺に水着を着て入る無料の絶景露天風呂で、日本三大野湯としてテレビでも紹介。7月から9月の夏季限定で、沢水での温度低下を避けるため、晴天続きの日がおすすめ。駐車場から徒歩15分程で行ける、容易なアクセスも魅力です。
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西馬音内盆踊り(にしもない・秋田県羽後町)は、日本三大盆踊りの一つに数えられる歴史と伝統を誇る夏祭りです。日程は8月16日から18日の毎年固定日開催。人口約2万人の小さな町に、3日間で約10万人の観光客が訪れます。
編み笠や衣装の美しさに加えて、哀愁を帯びたお囃子や亡者踊りなど見どころが多々あり、有名な「おわら風の盆」に勝るとも劣りません。
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秋田県南東部の湯沢市、栗駒山の山麓にある「小安峡(おやすきょう)温泉」。温泉地の名称となっている「小安峡」と呼ばれる渓谷が、深い断崖で見応えがあるのですが、そこに複数の滝が流れ落ち、さらに温泉が凄い勢いで吹き出す所まであり、なかなかダイナミック!な景勝地です。小安峡は、皆瀬川が侵食して渓谷となっている所で、その断崖は約50m!
この小安峡に並行して、秋田県と宮城県を結ぶ国道398号線が通っており、国道沿いには温泉宿や飲食店が並び、小安峡温泉と呼ばれています。
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鷹の湯温泉(秋田県湯沢市)は、一軒宿が点在する秋の宮温泉郷を代表する秘湯です。地名に「秋」が付く通り、秋には紅葉の絶景が素晴らしく、秋田県屈指の紅葉名所でもあります。
鷹の湯温泉も一面の紅葉に包まれ、客室はもちろん、露天風呂からも紅葉を一望。温泉に浸かりながら、紅葉狩りができます。秋の宮温泉郷には、温泉が湧く川原を掘って足湯を作れる場所もあり、足湯しながら紅葉狩りを楽しめます。
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須川温泉栗駒山荘(秋田県東成瀬村)は、紅葉に包まれた高台に位置しており、錦繍に彩られた秋の絶景を一望できます。
冬は雪に覆われ、春から秋までの営業ですが、食事も含めた宿としての評判も非常に高く、通年人気の宿です。特に夏と秋は混雑のピークで、毎年3月に往復ハガキで予約しないと宿泊できません。でも、日帰り入浴は可能なので、ドライブの途中などに立ち寄ることもできます。
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豪雪地帯・秋田の長い冬を乗り切るには暖かい鍋料理が一番。秋田には風土に合った鍋料理があり、きりたんぽ鍋は最も有名です。日本三大地鶏である比内地鶏を出汁のベースに野菜等とともに煮たきりたんぽは、日本人が誰でも好む醤油ベースの味わい。
きりたんぽは米所秋田らしくうるち米を潰したものを棒に巻いて焼き、棒を取ったもの(=たんぽ)を切ったもの。これを比内地鶏でとった出汁を醤油で整えた鍋にごぼう、まいたけ、鶏と一緒に煮込み、最後にセリを入れます。
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比内地鶏の旨味ダダ漏れ。「秋田比内や」の親子丼で堪能by 岡本 大樹
地図を見る全国的にも有名な地鶏、比内地鶏。名古屋コーチン・薩摩地鶏と並び、日本三大地鶏の一つとされています。比内地鶏はきりたんぽ鍋は基本的に出汁とお肉に使われていますが、親子丼、プリンなど定番の料理方法でいただくのもおすすめです。 この写真の記事を見る ≫
日本三大魚醤の一つ「しょっつる」は、魚(ハタハタ)を原料に塩漬け・発酵させ、独特の風味と旨みを兼ね備えた伝統調味料です。
かつおや昆布などでとった出汁にこの「しょっつる」で味を整えたシンプルかつ奥深いスープに、メインの具材にはもちろんハタハタを使った鍋が「しょっつる鍋」。ハタハタは鱗のない白身の魚であっさりしているので、他の具材の風味を邪魔することなく調和しているのが特徴です。
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秋田県の名物アイス「ババヘラ」は、秋田で昔から路上販売されているアイスで、「ババァ」が「ヘラ」を使って盛り付けるアイスなので「ババヘラ」と呼ばれています。店舗がなく、お店は路上に神出鬼没。以前は地元で親しまれていたものでした。
そんな秋田の名物アイスが人気とともに進化したのが、道の駅あきた港で食べられる「ババヘラソフト」。なめらかでクリーミー、そしていちごとバナナの風味がフルーティー。パステルピンクとパステルイエローの色合いもとっても可愛らしいソフトクリームです。
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秋田人が愛してやまない「生グソ」って?夏限定オープンの「広栄堂」by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る毎年6月上旬〜9月下旬まで、秋田市内にある「広栄堂」で大人気のスイーツが「生グソ」?!「生グソ」とは、生グレープフルーツ入りのソフトクリームがのせてあるかき氷のことです。
生の果汁をシロップに使い、生の果肉が入ったかき氷は、生グレープフルーツジュースを飲んでいるかのようなフレッシュな味わい。さらにソフトクリームを混ぜて食べると甘さが加わり、グレープフルーツシェイクのような味に変化します。
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田沢湖周辺では古くから養蜂業が営まれており、良質なはちみつが採れることでも有名。そのはちみつを採れたてで味わってもらおうとできたのが直売所の「山のはちみつ屋」です。
山のはちみつ屋を訪れた人が必ず食べるといってよいほど人気があるのが「はちみつソフト」。アカシヤはちみつを使ったやさしいまろやかな味わいのソフトクリームは、かわいいミツバチのチョコも人気で、休日には長蛇の列ができます。
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秋田名物いぶりがっことチーズがコラボ!秋田空港土産5選by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る秋田名物は数々ありますが、地元ならではの名産品はお土産にぴったり!
いぶりがっこは、大根を燻した独特の香りとカリッコリッとした食感、マイルドなしょっぱさが魅力の漬物。秋田の寒い冬を乗り越える保存食として地元で愛されてきた郷土料理です。秋田空港2階出発ロビーにある「あ・え〜る」では、王道の「大綱漬のいぶりがっこ」のほか、「秋田 いぶりの里 ちーずがっこ」「いぶりがっこちーず『け』」「いぶりがっキー」「秋田いぶりがっこチップ」など、個性的ないぶりがっこ製品がゲットできます。
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秋田県内限定の地酒は一味違う!秋田空港で買える日本酒5選by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る酒どころ秋田の地酒もお土産にしたい逸品。飲み比べにぴったりなのは、300ml瓶が5本入った秋田地酒めぐり!
酒秋田県内限定販売の「刈穂」や秋田県を代表する山から名付けられた「太平山」のほか、2012年IWC 日本酒部門でチャンピオン・サケを受賞した「福小町」、東北で最も古い蔵が造る「飛良泉」、十和田八幡平国立公園の麓に蔵がある「十和田八幡平」の5本。蔵元によって微妙に違う味わいが堪能できます。
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秋田県人も納得!秋田でおすすめの人気お土産13選!by 浮き草 ゆきんこ
地図を見るスイーツ代表は「金萬」。秋田県人に秋田銘菓は?と聞くと、必ず一人は「金萬」というはず。そのくらい秋田で根強く人気がある銘菓です。
卵をふんだんに使ったカステラ状の皮に白あんが入っています。購入時の状態で食べると、少し硬めの弾力のある和菓子ですが、電子レンジで10秒ほど温めると、外はフワフワ、中の白あんはとろ〜りとなめらかな感じになり、まるで焼きたてのよう!秋田が誇る昔ながらの味です。
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秋田観光おすすめスポット&グルメ、いかがでしたか?
「東北観光」でひとくくりにされがちな秋田県ですが、県内には歴史ある名所あり、泉質のよい温泉あり、郷土料理にB級グルメあり、そして目を見張る春の桜や夏の花火、秋の紅葉、冬のかまくら、祭りなどなど、紹介し切れないぐらいの観光素材が詰まっています。
特に有名な秋田竿燈まつり、大曲の花火、男鹿半島の「なまはげ」行事、横手のかまくらなど、季節の風物詩が多いのも秋田の魅力。せっかくなら、イベントに合わせて何度でも訪れたい、“んだ。んだ。秋田。”へ♪
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(2024/3/29更新)
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