かつて新婚旅行先として人気を集めた宮崎県。神話の里・高千穂周辺には様々な伝承の残る神社や、神秘的な自然スポットが点在しています。南国ムード漂う青島やモアイ像で有名なサンメッセ日南、九州の小京都として知られる飫肥城下町など、気になる観光スポットが目白押し!
新婚旅行で訪れたことがある人にはもちろん、初めて行く人も懐かしい気持ちになれる宮崎。今こそ観光してみませんか?
神々が住まう町の2大パワースポット 〜宮崎県高千穂町by 津田 泰輔
地図を見る宮崎の定番観光地、「高千穂峡」は驚くほど深い谷になっています。周りは平地ですが、高千穂峡だけ深く切り立って落ち込んでいるんです。
高千穂峡の谷横の遊歩道を歩いて行くと、槍で飛び越えられるぐらい谷が狭くなった「槍飛岩」や、高さ100mはある柱状節理の「仙人の屏風岩」などの絶景ポイントが満載。
そして深い渓谷に落ちる「真名井の滝」はまさに神秘的。川にはボートのレンタルがあるので、ぜひ体験してみましょう。
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河原に転がる重量約200トンの巨石「鬼八の力石」は、そのむかし里で悪行を働いていた「鬼八(きはち)」という鬼が投げて、力自慢をした石だといわれています。鬼八は、祖母岳明神の美しい娘・鵜ノ目姫を奪って鬼が窟に隠していましたが、神武天皇の兄・三毛入野命(みけいりののみこと)に退治されたとか。命が姫と出会った深い緑の淵「七ッヶ池(ななつがいけ)」も、美しいスポットです。 この写真の記事を見る ≫
高千穂峡のライトアップは例年7月〜9月まで行われており、時間は日没から22時まで。この期間は、ライトアップされた真名井の滝を見下ろす滝見台までの遊歩道にも、幻想的な竹灯籠の明かりが並びます。高原の涼風にあたりながら、のんびりと夜の峡谷を散策することができるのは、夏の高千穂ならでは。必見のライトアップイベントです。
※開催日時、時刻など詳細は公式サイトにてご確認ください。
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五感全てで触れてほしい!宮崎「高千穂」の神聖スポットby 岡本 大樹
地図を見る「高千穂神社」で特に注目してほしいのが、境内に立ち並ぶ数々の巨木たちです。御神木である秩父杉は樹齢800年と特別な存在感を放っていますが、本殿のそばに立っている夫婦杉も見逃せません。
夫婦杉は根元の部分がつながっていながら、二本の杉はどちらも相当な高さまで伸びていて、縁結び・家内安全・子孫繁栄のご利益があるとされています。そして、夫婦・恋人・友達と手をつないだままこの杉の周りを3周すれば、ご利益を授かることができると言われているため、カップルのデートスポットとしても人気の場所となっています。
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高千穂の「夜神楽」には、神話をモチーフにした33もの演目があります。集落ごとに民家の一室や公民館などを使って夜通し行われ、見届けるのも一晩がかり。また季節は11月中旬から2月上旬頃と決まっています。
そんな中、パワースポットとして名高い高千穂神社では、季節を問わず夜神楽を体験することができます。境内にある神楽殿で毎夜20時から「高千穂神楽」が奉納されており、約1時間で4つの舞を見学できます。
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「高千穂あまてらす鉄道」は高千穂駅から天岩戸駅、そしてその先の高千穂鉄橋まで約2.5kmの距離を結んでいます。観光の目玉はスーパーカートと呼ばれる軽トラックを改造したオープンエアのトロッコ車両で、身体を締め付けるベルトもなく、立ち上がらなければ小さなお子さんも乗車OKです。
往復は約30分、運行間隔は40分で定員わずか18名のため、チケットはすぐに売切れてしまいます。電話等での事前予約はできず、売り場にて希望の便を指定するため、時間に余裕をもって訪れると良いでしょう。
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鉄道のハイライトは、昭和47年開通時に東洋一の高さと謳われた「高千穂橋梁」を渡る瞬間に訪れます。入り口に差し掛かるとスーパーカートは一旦その動きを止め、係員が風の強さを確認。無事に渡れると判断が下れば、ゆっくりと進んでいきます。
※条件により渡れない日もあります。
全長は352.5m、水面からの高さは105m。眼前に広がるのは、季節によってその表情を変える渓谷の絶景です。
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標高513mの国見ヶ丘は神話の時代、神武天皇の孫である建盤竜命(たていわたつのみこと)がこの地から九州の国見をしたとの伝説があります。伝説のとおり眼下には高千穂の里がのんびりと広がり、それを囲う阿蘇山や祖母連山もさわやかに見渡せます。
雲海の名所としても知られていますが、雲海のシーズンはだいたい9月から11月下旬まで。そして時間は早朝、日の出前からがチャンス!天候は1〜2日雨が降った後の湿気が程良くある、風のない晴れの日が理想です。
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東西の宮を参拝して八百万の神々の声を聞く!高千穂「天岩戸神社」by 肥後 球磨門
地図を見る宮崎県高千穂町にある「天岩戸神社」は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が岩戸に隠れて世の中が真っ暗になったという『天岩戸神話』が伝わる場所。神社の傍を流れる岩戸川を挟んで「西本宮」と「東本宮」の二つの神社があり、天照大神がご祭神として祀られています。
一般的に天岩戸神社といえば「天岩戸神社西本宮」を指し、社務所があるこちらでのみ、御朱印帳記入やお札を受けることができます。境内には岩戸地域内から採取された装身具や土器などが展示された「天岩戸徴古館」もあるので、参拝後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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東西の宮を参拝して八百万の神々の声を聞く!高千穂「天岩戸神社」by 肥後 球磨門
地図を見る「天岩戸神社東本宮」は天照大神が天岩戸から出た後に最初に住まわれた場所で、西本宮から徒歩で7分ほどのところにあります。
本殿の裏に「七本杉」と呼ばれる御神木に近づける遊歩道が整備されていて、七本の杉の木の根元がつながった不思議な光景を見ることができます。参拝の後に見学してみてはいかがでしょうか。
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五感全てで触れてほしい!宮崎「高千穂」の神聖スポットby 岡本 大樹
地図を見る天岩戸神社の奥にある「天安河原(あまのやすがわら)」は、八百万の神々が集まり、天岩戸にかくれてしまった天照大神にどうやって外に出てもらうかを相談したと伝えられている場所。強力なパワースポットとしても人気が急上昇しています。
大きな洞窟にひっそりと佇むその鳥居は、まさに神秘的という形容がピッタリ。洞窟の外に見える緑もとても美しく、訪問するだけでパワーをもらうことができそうです。
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神々が住まう町の2大パワースポット 〜宮崎県高千穂町by 津田 泰輔
地図を見る天安河原にはびっしりと石が重ねられており、異様な風景を作り出しています。これは河原の石を上手に重ねると願いが叶うという言い伝えを聞いて、訪れる人が置いていったもの。時間があればチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、天岩戸自体も神社の敷地内にありますが、こちらは社務所に許可を得て案内してもらう必要があります。興味がある方はぜひ訪ねてみましょう。
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もはや日本全国で定番のおかずとなった「チキン南蛮」ですが、その発祥は宮崎県ということをご存知でしょうか。
一般的にチキン南蛮というと鶏もも肉の唐揚げ+タルタルソースという単純なものと思われがちですが、本場宮崎ではチキン南蛮には鶏のむね肉が使われることが多く、油で揚げた後に甘酢をかけたりくぐらせたりしているため、チキン単体でもとても深い味わいとなっています。
チキン南蛮を好きな方はもちろん、そうでなくても宮崎のチキン南蛮を食べたらきっとやみつきになると思いますよ!
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宮崎県延岡駅前の高田万十は昭和24(1949)年創業。ここに市民なら誰もが知る延岡のソウルフード「ハムタイ」があります。
元はたい焼きの中にハムが入っていた「ハムたい焼き」。それが後にパンダ焼きになりましたが、名前はそのまま「ハムタイ」が残りました。かわいいパンダ焼きの中にはハムとマヨネーズ、何とも懐かしい味です。甘いモノが苦手な方、あんこはちょっとという方には特におすすめです。
宮崎県日南市では毎年9月初旬〜11月後半まで「日南海岸 伊勢えびまつり」を開催しています。黒潮の恵みをたっぷり受けた伊勢海老は、大ぶりで身が締まって美味!伊勢えびまつりに加盟している宿や食事処では、期間中お得な値段で伊勢海老が味わえると大好評です。禁漁期間が設けられているため、この時期にしか味わえない伊勢海老をふんだんに使った料理はとても魅力的ですよ!
※開催期間は公式サイトにてご確認ください。
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宮崎県北東部、日向灘(ひゅうがなだ)に面した日向市。温暖な気候で、日照時間は全国トップクラスを誇ります。2015年に東九州自動車道の整備が進んだことで、福岡県や大分県からもアクセスしやすくなりました。
日向市で外せない見どころ、「馬ケ背」は柱状節理の岩場にできた小さな岬です。大海原に向かって続く細い一本道は、開放感たっぷりの絶景スポット。険しい岩場はありませんが、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。視界を遮るものがない、目の前に広がる太平洋の眺めは圧巻の一言。心が洗われるような爽快感を味わえます。
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日向市で人気の観光スポットといえば、日向灘に面した日豊海岸国定公園内「クルスの海」。
海の中に切れ込んだ岩場が十字架のような形に浮き上がり、「叶」という文字に見えることから、この場所で願いをささげると叶うといわれています。太陽の光を浴びてきらきらと光る十字架は、まさに大自然が生んだアートとも言うべき絶景。
また、展望台には「クルスの鐘」も設置されています。大切な人と一緒に、ぜひ願いを込めて鳴らしてみてくださいね。
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日向市で訪れたいのが、白を基調とした美々津の町並み。“津”というだけに古くは室町時代から、江戸時代には高鍋藩の交易港として、明治・大正まで港町として栄えていました。当時の建築、敷地割が現在に残っており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
訪れてみるとレトロな喫茶店やスーパー、文具屋さんもあり、とても可愛らしく感じることでしょう。また、一軒一軒のお宅の郵便受けに波に乗る船の細工が施してあるなど、昔ながらの町並みと、現在の遊び心のあるデザインが融合している様子をぜひご覧ください。
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宮崎県の中央部、西都市にある「都萬(つま)神社」は創建は定かではありませんが、『続日本後記』の中で仁明天皇の時代、承和4(834)年8月の条に記載されているほど、古く由緒ある神社のひとつです。
『古事記』の中で、邇邇芸命(ににぎのみこと)と木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が、日本初の「結婚式(婚礼儀式)」を行った場所として記され、嫁入りをそのまま再現する神事「更衣祭(こういさい)」が、毎年7月7日に行われます。このことから、縁結びにご利益がある神社としても有名なんですよ。
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西都市の市街地の西、標高約60mの台地に、およそ300基の古墳が点在する「西都原古墳群(さいとばるこふんぐん)」。観光でまず最初に訪れたいのが、西都原ガイダンスセンター「このはな館」です。古墳群や西都市の総合案内所だけでなく、宮城県の特産品の販売やレストランも併設しています。
また、隣接する観光案内所には、古墳群の見どころ情報の載ったイラストマップが置いてあり、西都原古墳群の廻り方なども教えてもらえます。無料のレンタサイクルもここで借りることが出来ますよ。
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このはな館のすぐ近く、西都原古墳群のほぼ中央にあるのが「鬼の窟(いわや)古墳」。木花開邪姫(このはなさくやひめ)を嫁にもらいたいと願う鬼が一夜にして築き上げたという伝説が、この名前の由来となっています。周囲に土塁をめぐらせた全国唯一の円墳であり、西都原古墳群の中で唯一、横穴式石棺を持つ古墳でもあります。古墳内部の石棺の中に入り、石積みに触れることも出来ますよ。 この写真の記事を見る ≫
古墳群北西部にある「宮崎県立西都原考古博物館」には、西都原古墳群内で発掘された膨大な数の土器や石器、馬具、装身具、副葬品などが年代別に展示されています。
また、博物館2階の図書室・閲覧室では考古学専門書、歴史書などの閲覧ができ、3階の展望デッキからは西都原古墳群の壮大な景観を見渡すことが可能。敷地内に併設する古代生活体験館では、古代人の生活を体験出来るプログラムも充実しています。
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宮崎の市街地は、南国さながらの美しい町並みです。町のあちらこちらに美しい色合いの花々、なんといっても美しいフェニックス並木が続きます。
東国原元知事の頃に観光名所の一つとして賑わった「宮崎県庁」は、1932年に建てられたネオ・ゴシック建築の美しい建物。自由に見学することができますが、曜日限定で見学ツアーも開催されています。事前予約は不要なので、日にちが合えば参加してみてはいかがでしょうか。
※開催日は公式サイトにてご確認ください。
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広大な敷地にホテル、ゴルフ場、アミューズメント施設などを併設した「フェニックス・シーガイア・リゾート」。その中心に位置する「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」は、地上154m、736室の客室すべてオーシャンビューというホテルです。
クラブフロアやスイート、スタンダードルームや和室など、客室はバリエーション豊か。寝具にもこだわりがあり、シーリー社と共同開発したシェラトンオリジナルベッドで究極の眠りを追求しています。
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シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートに隣接するのは、「松泉宮」という温泉施設。地下1000mの深さ、1千万年前の地層から湧き出ている強塩泉で、ミネラル成分たっぷりの美人の湯です。
立ち寄り湯の場合に利用できるのは大浴場の「月読」ですが、貸切温泉「離れ湯」が利用できる日帰り温泉プランもあるので、ランチを楽しんだり、スパでのんびりするのも良いですね!
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リゾート内の「宮崎市フェニックス自然動物園」は遊園地もあり、家族連れにも人気のスポット。アフリカ園にはキリンやシマウマなどもいて、そばの展望台から見ているとキリンが近寄ってくるかも。
毎日開催されるイベントではゾウさんのお散歩や小動物とのふれあいなども人気です。昭和46(1971)年の開園から続けられているフラミンゴショーでは、約70羽のフラミンゴによる優美なショーが楽しめます。
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その姿を目にすれば、きっと誰もが「なんだコレ!」と口にせずにはいられない、世にも奇妙な天狗岩が有名な「双石山(ぼろいしやま)」。砂礫の岩がぼろぼろと崩れていく様子からその名が付けられたともいわれています。標高は509mと高くはないのですが岩場が多く、登り甲斐のある楽しい山です。
ボコボコと穴が開いた巨大な岸壁が天狗岩。その足もとに、赤い屋根の「針の耳神社」がひっそりとあります。神社に参るためには岩を登る必要がありますが、上からのしかかるように迫る岩々の、そのスケールと不思議さをぜひ体験してください。
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天狗岩の右側にある岩場をロープ頼りに登ると光景は一変し、辺りは苔むした大岩の世界。針の耳と呼ばれる岩のすき間をくぐり、滑り降りるように下ると「空池(そらいけ)」に到着です。
20m以上あろうかという大岩に四方を囲まれた、とても落ち着く空間。水がないから“からいけ”なのかと思われがちですが、見上げれば岩に切り取られた空だけがくっきりと見えます。天地が逆転し、水ではなく空がいっぱい詰まった池なのです。
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周囲1.5kmほどの小さな島「青島」は、“島”とは言っても橋が架けられ、ほとんど地続きのような感覚で行き来が可能。島内はほぼ平坦で全域が木々に覆われ、離れたところから見ると、こんもりと緑に覆われて海に浮かぶ姿が少し可愛らしくもあります。
島内にはさまざまな植物が自生していますが、亜熱帯性の植物が数多く繁茂し、「青島亜熱帯性植物群落」として島内全域が国の天然記念物に指定。南国的な風景が広がります。
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青島は島内全域が「青島神社」の境内でもあるのです。昔は神職の者や島奉行など、限られた人しか立ち入ることができなかったのだとか。神話の伝承から、青島神社は縁結びや夫婦和合の御利益で信仰されてきました。
社殿の右手に樹林の中へと分け入ってゆく小径があり、入り込んだ先には元宮が祀られています。鬱蒼と繁る亜熱帯性の植物に囲まれた元宮の小さな社は、幽玄の雰囲気をまとって神域らしい厳かさに満ちています。
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名前の通り巨大な洗濯板のような「鬼の洗濯板」は、最も大きいものは青島を囲むように広がっていますが、青島から南へ海岸沿いに8km程も延びていて、どこをとってもその珍しい地形に驚かされます。
この地形は「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」という名称で国の天然記念物にも指定されています。青島に行く際は青島神社とセットでじっくり観光してみてください。
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宮崎県最南端の都井岬と宮崎市青島までを結ぶ国道220号線、通称「日南海岸ロードパーク」は太平洋の広大な景色とともにドライブができ、運転していても飽きることのない南国の道です。
ドライブ途中の休憩におすすめなのは「道の駅 フェニックス」。眼前に広がる太平洋の碧い海と南国の青い空に映える白い建物は日南海岸の象徴の一つで、一階は地元の特産品や土産物などを扱う売店、二階にはレストランがあります。
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道の駅の前にある道路を挟んで設けられているのが、敷きつめられた芝生の上にフェニックスが植樹された展望所です。眼下には鬼の洗濯岩が広がり、曲線を描く水平線を見渡せば地球の丸さを実感できるでしょう。
展望所からは散策路を使って鬼の洗濯岩が広がる海岸まで降りられるので、迫力ある波状岩を間近に見ることができます。
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宮崎「サンメッセ日南」のモアイ像がイースター島すぎる!by 風祭 哲哉
地図を見る日南海岸に面した丘陵地に広がる「サンメッセ日南」は、レストランやギャラリーなどが入っているセンタープラザの建物のほかに太陽の丘や太陽の階段、地球感謝の鐘といった施設があり、屋外ではアート作品も楽しめます。
中でも有名なのは、世界で唯一イースター島の許可を得て完全復刻した7体のモアイ像。自分がほしいと思うパワーを持ったモアイ像に触ると運気が上がると言われていて、最近は宮崎のパワースポットしても有名です。
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「鵜戸神宮」は日南海岸の青い海に映える鮮やかな朱色が美しい、宮崎県を代表する神社。日向灘の断崖に面して建つ神社は社殿に向かって急な下り坂となり、日本三大下がり宮のひとつになっています。
本殿に向かうときに最初にくぐるのが「神門」で、その次にあるのが「楼門」です。宮崎の青い空と紺碧の海に映える、鮮やかな朱色に塗られた二つの門は鵜戸神宮の見所の一つ。また、楼門二階部分の中央には毎年、鵜戸神宮の神職の方が描く干支にちなんだ大きな絵馬が掲げられているので、ぜひお見逃しなく!
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右手に太平洋を望む断崖絶壁の上に、本殿へ向かう参道があります。参道を進み「神橋」と呼ばれる「玉橋」を渡ると、崖に沿って作られた急な下り石段が現れます。
鵜戸神宮を訪れたらおススメなのが“運玉”投げです。社殿前広場の眼下にある「亀石」の背にある窪みに運玉を投げ、見事入れば願いが叶うんだとか。まずお願い事をし、男性は左手、女性は右手で運玉を亀石めがけて投げます。参拝の折はぜひ運試しを。
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社殿は、本殿と幣殿(へいでん)と拝殿が1体となった権現造(ごんげんづくり)で、波浪によって岸壁が浸食されてできた洞窟に、すっぽり納まるように建てられています。
鵜戸神宮は日本神話の『山幸彦・海幸彦』の伝説の舞台となった場所として知られ、山幸彦の妻である豊玉姫が出産するために、本殿の建つ洞窟に産屋が用意されたと伝えられています。
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飫肥杉の森と鯉が泳ぐ掘割に癒される!日南市「飫肥城下町」by 肥後 球磨門
地図を見る宮崎県南部の日南市飫肥(おび)町は伊東氏飫肥藩5万1千石の城下町として、280年の長きにわたって栄えた城下町です。
飫肥城下町を象徴するのが、「飫肥城址」の入り口に建つ大手門。江戸時代にあった大手門は明治初期に取り壊され、現在の門は昭和53(1978)年に復元されたものです。高さ12mの木造渡櫓(とろ)二階建てで、樹齢100年を超えた4本の飫肥杉を使い、釘を使用しない工法で建造されました。
本瓦葺の重厚な造りの門構えで白い漆喰の美しさも映え、この門の前に立つと江戸時代にタイムスリップしたような錯覚に陥ります。
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飫肥杉の森と鯉が泳ぐ掘割に癒される!日南市「飫肥城下町」by 肥後 球磨門
地図を見る城の中へ足を踏み入れると、往時の面影を残す石垣と飫肥杉の緑が出迎えてくれます。石段を上がると、広い空間の四隅に4本の杉が植えられていて、その中心に立って空を見上げると4本の杉の枝が空に十字を描いているのが見えます。ここは「しあわせ杉」と呼ばれ、中心に立つと幸せパワーが授かるパワースポットなんだとか。
奥に進むと本丸跡があり、苔むした地面と飫肥杉が創り出す静寂の世界は心休まるおススメの場所です。
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飫肥杉の森と鯉が泳ぐ掘割に癒される!日南市「飫肥城下町」by 肥後 球磨門
地図を見る「飫肥城下町」は江戸時代の武家屋敷町、寺町などの町並みが多く残され、文化財保護法に基づく重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
代表的なのが大手門から右手方向へ進んだ「横馬場通り」と呼ばれる、石垣と武家門が残る武家屋敷通りです。屋敷の広さが900坪もあった高級武士の屋敷も立ち並んでいた場所で、東端には幕末に家老を勤めていた伊東伝左衛門の母屋部分と庭園が残っていて、無料で見学が出来ます。
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太平洋の絶景と野生馬「御崎馬」が棲息する宮崎「都井岬」by 肥後 球磨門
地図を見る「都井岬」は日南市中心部から国道448号線を南へ進み、およそ1時間の場所にある太平洋に面した岬です。岬には「御崎馬(みさきうま)」または「岬馬」と呼ばれる日本在来馬が棲息し訪れる人の目を愉しませています。御崎馬は江戸時代に軍用馬として飼育されていたものが野生化した馬で、昭和28年(1953年)に「御崎馬およびその繁殖地」として国の天然記念物に指定されました。 この写真の記事を見る ≫
太平洋の絶景と野生馬「御崎馬」が棲息する宮崎「都井岬」by 肥後 球磨門
地図を見る都井岬には、海抜255mの断崖の上に白亜の灯台「都井岬灯台」が建っています。昭和4(1929)年に点灯を開始した灯台で高さは15m、現在もおよそ40km先の海上まで光を届け、遥か沖を運航する船舶の目印となっています。
内部を見学することができ、灯台資料展示室ではパソコンクイズや映像等で「日本の航路標識」を学ぶことも。灯台の上に立てば遠くまで広がる太平洋の大海原を見渡すことできます。
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芋焼酎「黒霧島」が人気の霧島酒造。その工場見学や焼酎の無料試飲ができる施設が、宮崎県都城市にあります。
「霧島ファクトリーガーデン」は焼酎の醸造施設のほか、地元の旬食材を使ったランチなどが味わえる地ビールレストラン「霧の蔵ブルワリー」や、さつまいも焼酎モロミを使ったパンが人気の「霧の蔵ベーカリー」等の施設が集合。創業社屋の見学や霧島焼酎の源泉水を汲める泉などもあり、家族連れにも大人気の観光地になっています。
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天孫降臨の地、霧島六社権現の一つ、宮崎県都城市の「東(つま)霧島神社」は知る人ぞ知るパワースポット。一歩足を踏み入れると修行道さながら、鬼が一晩で造ったとされ振り向かずに上ると願いが叶うという「鬼岩階段」、イザナギノミコトの涙で出来たとされる巨石「神石」、樹齢千年の「招福大楠」など、神秘的かつエネルギーを感じるスポットが目白押しです。
霧島六社権現とは、平安時代の僧である性空上人によって確立された霧島山(山岳信仰)の修行道のこと。中でも東霧島神社は一番東に位置していることから、山上の聖地に至る東側の門として君臨しています。
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あのコーラ缶は何ですか?宮崎県えびの市・京町温泉周辺散策!by 八岳木 流泉
地図を見るえびの市の中心に位置する「京町温泉」。温泉地は一般の住宅街に溶け込む形で、静かな雰囲気。歓楽的な要素も無く、長く湯治場として栄えてきました。日帰り施設等はありませんが、大半の宿で立ち寄り利用ができます。
歓楽街の無い京町温泉ですが、「京町銀天街」と呼ばれる一角には商店があります。食事をするのも、日用品の買い物も、ちょっとしたときに利用できる便利な場所です。銀天街のゲートからすでに感じるレトロな雰囲気。気楽にぶらりと観光してみてはいかがでしょうか。
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京町温泉は鹿児島県湧水町と隣接する温泉地。湧水町にはモール泉の湧く温泉がいくつかあり、湧水町との県境にあるえびの市亀沢地区には同じモール臭を感じる事が出来る共同湯「亀沢共同浴場」があります。
コンクリート打ちっ放しの浴室には浴槽がひとつ。カランやシャワー、鏡などもありません。52℃の源泉を長いパイプを通して冷まして利用しており、良質のモール泉で温泉ファンには高い評価を得ています。
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京町温泉街の北部、えびの市向江下水流地区にあるのが「おとめがわ温泉」。浴舎の反対側に別棟の受付がありますが管理人がいない事が多く、ブリキ製の料金入れに入浴料を置くいかにも共同湯らしい雰囲気。男女別の浴場にはひょうたん型の浴槽がひとつとシャワー付きの洗い場。無色透明無味無臭、熱めの湯がかけ流し。浴槽の形と温泉名がかわいらしいですね。 この写真の記事を見る ≫
あのコーラ缶は何ですか?宮崎県えびの市・京町温泉周辺散策!by 八岳木 流泉
地図を見る高さ13m、巨大なコカ・コーラの缶が目印の「グリーンパークえびの」はフラワーガーデンや芝生広場などを持つ安らぎの施設で、敷地内の工場は無料で見学可能。工場の概要やコカ・コーラの歴史を放映するシアタールーム、工場見学者向けの試飲のコーナーなどもあり、大人も子供も観光が楽しめます。
もちろん、工場見学をしない人にも古いポスターや缶、瓶など700点以上の展示物を掲げるコレクションギャラリーや、充実した品ぞろえのショップ等、見どころたっぷりです。
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雄大な自然と絶景、パワースポットやご当地グルメなどをご紹介しましたが、気になる観光スポットは見つかりましたか?新婚旅行で訪れた方には懐かしいスポットもあったのではないでしょうか。
新婚旅行ブームや県知事によるブームなど、定期的に話題になる宮崎県。知事退任後ちょっと元気がなくなっていますが、次はどんなブームを巻き起こしてくれるでしょうか。ブームになるということは、素晴らしい場所だという証拠。ぜひ宮崎を観光して、その魅力を確かめてください。
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(2024/3/19更新)
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