仁淀ブルーはガチで青い!高知県「仁淀川」は美しすぎる清流

仁淀ブルーはガチで青い!高知県「仁淀川」は美しすぎる清流

更新日:2021/04/28 13:48

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

高知県には、愛媛県を源流とする美しく青いと称される清流「仁淀川」が流れています。日本全国の水質ランキングで1位を獲得した水晶のような水の透明度、インクを注いだかのような青すぎる絶景がメディアでも話題に。

今回は、そんな日本一美しいと言われる仁淀川の上流「面河渓」から、仁淀ブルーのハイライト「水晶淵」「中津渓谷」、下流の写真スポット「名越屋の沈下橋」まで、仁淀川の魅力を余すことなくご紹介します!

仁淀川の始まり「面河渓」(愛媛)

仁淀川の始まり「面河渓」(愛媛)
津田 泰輔

仁淀ブルーの生まれた日本最青の清流 〜面河渓(愛媛県久万高原町)by 津田 泰輔

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愛媛県の石鎚山が源流の仁淀川は、愛媛県から高知県の7市町村を跨いで太平洋へと流れ込む流路延長124km、流域面積1560平方kmの清流で、吉野川、四万十川と並び四国三大河川の1つに数えられます。

近年、その青く透明な川の水が話題になり注目を集める仁淀川。その上流にあたり、愛媛県の石鎚山の麓近くにあるのが面河渓(おもごけい)です。仁淀ブルーと呼ばれる神秘の水はこの面河渓に端を発します。西日本最高峰の霊峰石鎚山の奥深くには、ここが日本とは思えないような幻想的なブルーの楽園が広がっています。 この写真の記事を見る ≫

仁淀川の始まり「面河渓」(愛媛)
津田 泰輔

仁淀ブルーの生まれた日本最青の清流 〜面河渓(愛媛県久万高原町)by 津田 泰輔

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渓谷沿いの遊歩道を歩いていると、各所で川の美しさに驚かされます。特に川底の岩の色が白いせいか、そのブルーの色は際立って見え、まるで輝いているかのよう。光の当たる角度や水の深さ川底の岩の色によって様々に色を変え、見る人の目を楽しませてくれます。 この写真の記事を見る ≫

仁淀川の始まり「面河渓」(愛媛)
津田 泰輔

仁淀ブルーの生まれた日本最青の清流 〜面河渓(愛媛県久万高原町)by 津田 泰輔

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熊渕と呼ばれる滝壺のように少し水深のある場所に来ると、深い谷底で光が遮られることもあり、水の色はブルーから深いグリーンへと変わります。深い緑色なのに驚くほど透明で、見つめているとなんだか吸い寄せられてしまいそう! この写真の記事を見る ≫

仁淀川上流の絶景スポット「にこ淵」

仁淀川上流の絶景スポット「にこ淵」
岡本 大樹

高知の自然が生んだ神秘!いの町「にこ淵」で仁淀ブルー満喫by 岡本 大樹

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高知県いの町にある「にこ淵」は仁淀川の上流部にあたり、そのとても神秘的な滝つぼが話題となっています。近頃ではテレビなどでも取り上げられていますが、その最大の魅力は信じられないほどの水の青さ。数年前から仁淀川の水の透明度や青さを評して仁淀ブルーという言葉が使われるようになりましたが、にこ淵で目にするのはまさに青の絶景。 この写真の記事を見る ≫

仁淀川上流の絶景スポット「にこ淵」
津田 泰輔

神秘の滝壺を探しに行こう〜にこ淵(高知県いの町)by 津田 泰輔

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にこ淵があるのはかなり山奥なうえに、周りに比べて少し低い場所なので木々に囲まれています。そのため時間帯によって日光が当たる場所が変わり、それに伴い見える水の色も変わります。

せっかく訪れるのなら、晴れの日のお昼頃を狙って行ってみてください。日光が直接滝つぼに当たっているお昼頃なら、光が水中で反射してその青さを感じられるので、時間を調整して訪れましょう。 この写真の記事を見る ≫

仁淀川上流の絶景スポット「にこ淵」
岡本 大樹

高知の自然が生んだ神秘!いの町「にこ淵」で仁淀ブルー満喫by 岡本 大樹

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にこ淵に落ちている滝はそれほど大きなものではありませんが、なかなか見ごたえのある滝となっています。まっすぐ滝つぼに落ちる上に、水量もかなりあるので写真に収めても迫力のあるものになります。光の当たり方によっては虹が出ていることもありますので探してみてください。 この写真の記事を見る ≫

仁淀川の代表的スポット「飛龍の滝」(安居渓谷)

仁淀川の代表的スポット「飛龍の滝」(安居渓谷)
岡本 大樹

仁淀ブルーという青の絶景!高知県仁淀川町の安居渓谷へby 岡本 大樹

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安居渓谷のシンボル的存在となっているスポットが飛龍の滝。もちろん水はこちらでもきれいなので、滝つぼと共にとても神秘的な景観が楽しむことができます。

そして、飛龍の滝は日によってその滝の姿が変わるという特徴があります。この写真では左の滝の方が右よりもかなり広い状態となっていますが、雨が降った後で水量が多ければ右の滝も同じくらいの幅になり迫力が増します。滝のいろいろな顔を見に行くのも楽しみ方の1つです。 この写真の記事を見る ≫

つい見返りたくなる滝「みかえりの滝」(安居渓谷)

つい見返りたくなる滝「みかえりの滝」(安居渓谷)
津田 泰輔

これだけは押さえておきたい安居渓谷の仁淀ブルースポット5選!by 津田 泰輔

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安居渓谷へは仁淀川町を走る国道439号線から、安居川沿いを走る県道382号線を北上して向かうのですが、安居渓谷のメイン部である宝来荘の少し手前の道沿いにみかえりの滝があります。車で走っていると少し駐車スペースがあるだけなので見逃しがちなのですが、是非車を降りてチェックしておきたいスポット。

支流が滝となって安居渓谷に流れ込んでおり、道路のすぐ下に落ちているのですが、看板のある駐車スペースからだと少し見にくいかもしれません。少し上流方向に道路を歩いて振り返って見ると、一番見ごたえがあります。

みかえりの滝の由来は立ち去る前にもう一度振り返って見たい滝、ということらしいので、振り返って見るのがベスト! この写真の記事を見る ≫

仁淀川のハイライト「水晶淵」(安居渓谷)

仁淀川のハイライト「水晶淵」(安居渓谷)

大自然が生んだ奇跡の青!高知県「仁淀川」は美しすぎる川

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仁淀川の中でも一番美しいとされる絶景が安居渓谷にある「水晶淵」です。

その美しさたるや、まるで青いインクをそのまま溶かしたかのよう。さらに透明度が高すぎるため、波がなければ深い川底の石までくっきりと見えてしまいます。浅い場所だと水があるのかどうかもわからないくらい。もちろん一切加工はしておりません。本当にこのままの色なのです! この写真の記事を見る ≫

仁淀川のハイライト「水晶淵」(安居渓谷)

提供元:(公財)高知県観光コンベンション協会

https://www.attaka.or.jp/

まるで時が止まったかのように静かに水が淀んでいます。流れがゆっくりで波もないので、川の透明度を実感できます。川底の石の色の違いや、沈んでしまった落ち葉の色までくっきりとわかります。まるで絵に描いたような風景を見ることができますよ!

仁淀川のハイライト「水晶淵」(安居渓谷)
津田 泰輔

これだけは押さえておきたい安居渓谷の仁淀ブルースポット5選!by 津田 泰輔

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水晶淵から遊歩道をさらに上流へと進むと、途中に背龍の滝と言う車道の上から落ちる滝があり、それを横目にさらに進むと、砂防ダムが見えてきてます。

道は行き止まりになりますが、砂防ダムの下にできた水の溜まり場こそ、最大の仁淀ブルースポット。まるで珊瑚礁の広がる南国のビーチのようなブルーの水を湛えた場所に巡り逢うことができます! この写真の記事を見る ≫

水中の青さに驚愕!(安居渓谷)

水中の青さに驚愕!(安居渓谷)

提供元:(公財)高知県観光コンベンション協会

https://www.attaka.or.jp/

水中40m先までくっきりと見通せるといわれる青い水こそ「仁淀ブルー」の真髄。その水質は日本一で、驚くべきことに河口までその水は青く輝いています。また、太陽の光が差し込むと、まるで宝石の様に眩い光を放ち、異世界にワープしたかのような絶景が目の前に広がります。このような絶景が日本に存在するとは驚きです。

水中の青さに驚愕!(安居渓谷)
岡本 大樹

仁淀ブルーという青の絶景!高知県仁淀川町の安居渓谷へby 岡本 大樹

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この写真はスマートフォンで撮影したものですが、手前部分ではその透明度が、奥の部分ではその青さが一目でわかるほどの美しさ。

また川底にある石もカラフルなものが多く、彩りが増しているというのも仁淀川の特長の一つとなっています。 この写真の記事を見る ≫

落差30mの癒やしの滝「昇竜の滝」(安居渓谷)

落差30mの癒やしの滝「昇竜の滝」(安居渓谷)
津田 泰輔

これだけは押さえておきたい安居渓谷の仁淀ブルースポット5選!by 津田 泰輔

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昇竜の滝は落差30mのオーバーハングした崖から落ちる滝で、その姿は龍が登っていく様にもみえます。また、大雨の次の日ならさらに水量が増して迫力ある滝に。歩くのはちょっとと言う方は、もう少し車道を上まで進むと展望ポイントもあるので、そちらを利用するのもオススメ! この写真の記事を見る ≫

ちょっと休憩!仁淀ブルーを見下ろす絶景カフェ「高知アイス」売店

ちょっと休憩!仁淀ブルーを見下ろす絶景カフェ「高知アイス」売店
せと らいた

「高知アイス」売店は仁淀ブルーを見下ろす絶景カフェby せと らいた

清流・仁淀川のほとりにある絶景カフェ。実はこのカフェ、地元で愛されるアイスクリーム工場の売店なのです。

カフェの目的は何と言ってもこの窓越しの景観!山間を悠然と縫って流れる仁淀ブルーの迫力を体感できます。高知でおなじみのカップアイスやスイーツをいただきながら、のんびり休憩してみては? この写真の記事を見る ≫

渓谷美が美しい観光スポット「中津渓谷」

渓谷美が美しい観光スポット「中津渓谷」

提供元:(公財)高知県観光コンベンション協会

https://www.attaka.or.jp/

国道33号から500mほど上がったエリアに位置し、県立自然公園にも指定されている高知県でも人気の景勝地。中津明神山に降る雨が長い年月を費やして造りあげた壮大な水の森です。渓谷付近には遊歩道が整備され、渓谷を間近に見ながら散策が楽しめるようになっています。渓谷入口には温泉宿泊施設も存在し、ゆったりと自然浴を楽しむこともできる観光スポット。

渓谷美が美しい観光スポット「中津渓谷」

提供元:(公財)高知県観光コンベンション協会

https://www.attaka.or.jp/

渓谷入口から龍宮渕(最奥部)までは徒歩でおおよそ20分。また、紅葉の時期には清流のエメラルドグリーンとのコントラストがとても美しいです。渓谷全体がダンジョンのようになっており、冒険気分を味わうこともできます。渓谷全体を見下ろせる展望台もあるのでぜひ訪れてみてください!

仁淀川の下流にある写真スポット「名越屋の沈下橋」

仁淀川の下流にある写真スポット「名越屋の沈下橋」

提供元:(公財)高知県観光コンベンション協会

https://www.attaka.or.jp/

仁淀川の本流にかかる6本の橋の内、最も下流にある日高村といの町を結ぶ沈下橋で、高知市内から最も近い沈下橋でもあります。現在も、近くに住む住民の方が利用する生活道で、カヌーなどが橋を通過していく光景を見ることもできます。名越屋(なごや)の沈下橋は、土佐和紙工芸村くらうどから車で3分ほどに場所にあり、自転車や徒歩でもアクセス可能です。

仁淀川の下流にある写真スポット「名越屋の沈下橋」

提供元:(公財)高知県観光コンベンション協会

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緑の濃い山の間を縫うように川が流れ、まるで絵葉書のような風景を楽しめます。橋からは風光明媚な両対岸の景色を撮影することもできるので、写真スポットとしても有名です。

高知県の新たな観光スポット「仁淀川」

仁淀川まとめ、いかがでしたでしょうか?

今までは高知県の「川」といえば、「四万十川」でしたが、美しさや青さでは「仁淀川」に軍配が上がるかもしれません。近年では、メディアで大きく取り上げられ、その青く美しい絶景を観るために仁淀川を訪れる観光客も増加中。また、仁淀ブルーを堪能できる美しい「淵」「滝」「渓谷」「橋」など様々な自然美を楽しめるスポットが点在するのも仁淀川の特徴。

是非とも今回の記事をキッカケに、仁淀川へ足を運んでみてくださいね。
一見の価値アリです!

掲載内容は執筆時点のものです。

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