都心からのアクセスも便利な福島県は、磐梯山をはじめとする雄大な自然が最大の魅力。
色の変化が美しい五色沼、浄土平や雄国沼の散策など、観光名所が目白押しです。
歴史ファンの方なら、鶴ヶ城や日新館などのゆかりの地巡りも外せません。どこか懐かしい郷土料理などのグルメや、良質なお湯が評判の温泉も楽しみですね!
LINEトラベルjp 旅行ガイドの専門家が、”元気いっぱい”の福島県の魅力をご紹介します。
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https://stock.adobe.com/jp/東北新幹線で郡山駅までは約1時間20分、福島駅までは約1時間35分。会津方面に向かう場合は郡山で磐越西線に乗り換え、いわきなど浜通り方面へ向かう場合は、JR常磐線の特急ひたち・ときわが便利です。伊丹、新千歳などから福島空港行きのフライトも就航していますよ。スパリゾートハワイアンズは関東主要駅から出発する宿泊者専用の無料送迎バスを運行しています。
広大な面積を誇る福島県。複数の観光スポットを短い日程でめぐる場合は、事前にしっかりと計画を立てておきましょう。時刻表で列車やバスの時間を調べておくのも忘れずに。レンタカーや観光タクシーを活用するのもおすすめです。
磐梯山と五色沼トレッキング!日本百名山の山頂まで登って360度の絶景を見ようby Kaycom D
地図を見る日本百名山の一つ「磐梯山」は標高1816メートル、福島のシンボルともいえる美しい山です。せっかくなら山頂まで登り、眼下に広がる猪苗代湖をはじめとした360度の絶景を眺めてみてはいかがでしょうか?
八方台登山口からスタートするルートであれば、山頂までは2時間半ほど。登山口から山頂までの高低差が少なく、初心者でも登りやすいことから、トレッキングツアーなどにも利用されています。
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磐梯山と五色沼トレッキング!日本百名山の山頂まで登って360度の絶景を見ようby Kaycom D
地図を見る裏磐梯で見られる大小様々な湖沼は、1888年の小磐梯山の噴火によりつくられたもので、長い時間をかけて現在の自然豊かな景観となりました。
中でも観光客の人気を集めるのは「五色沼」。それぞれの沼は起伏の少ない散策路で繋がっているため、お散歩気分で歩けます。
名前の通り、五色沼の水の色はどれも色彩が違って色鮮やか。時間や天候によっても色が違ってくるので、何度も訪れて微妙に異なる様を見てみてください。
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福島県北塩原村にある観光スポット「雄国沼」は、磐梯山の東側、猫魔ケ岳の噴火によってできたカルデラ湖です。
その周囲の雄国沼湿原は「天然記念物雄国沼湿原植物群落」として国の特別天然記念物に指定され、6月中旬から7月上旬にかけてニッコウキスゲが一面に咲き、黄色いじゅうたんのように覆い尽くします。他にも、5月に水芭蕉や、6月にレンゲツツジなど季節の花が色とりどりに咲く花の楽園です。
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磐梯・裏磐梯エリアには「磐梯吾妻スカイライン」「磐梯吾妻レークライン」「磐梯山ゴールドライン」の、3つの観光道路が横断しています(冬季休業)。
磐梯吾妻スカイラインは、福島県福島市の高湯温泉から浄土平を経て土湯峠に至る、全長28.7km、平均標高1,350m(最高地点標高1,622m)という高所を走る山岳観光道路。森林の中を登り、空を横目に山肌に沿って進み、荒涼とした高原へ進む景色の移り変わりと数々の眺望スポットはダイナミックで、「日本の道100選」にも選ばれているおすすめのドライブコースです。
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「磐梯吾妻レークライン」は、土湯峠から裏磐梯エリアへと抜ける全長13.1kmの観光道路で、その名の通り、裏磐梯エリアのレークサイドを走り抜けるこれまた景色の良い快走路になります。
雄大な磐梯山の山並みをバックに素晴らしい秋元湖のレイクビューを楽しむことの出来る「三湖パラダイス」や、眼下に小野川湖などを望む「涼風峠」など、つい車を停めて立ち寄りたくなってしまうビュースポットがたくさんありますよ!
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磐梯山を突き抜ける「磐梯山ゴールドライン」の総延長は17.6km。道中には、明治の大噴火の際に形成された爆裂火口を望むことの出来るビュースポット「黄金平」や、磐梯山や猫魔ヶ岳・雄国沼などの登山口にあたる「八方台駐車場」などがあります。
ハイライトは「山湖台」からの眺め!猪苗代湖を眼下に望み、振り返れば磐梯山の雄大な山並みを間近に眺めることの出来る、なんとも贅沢過ぎる展望台になります。
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磐梯吾妻スカイラインの中間地点にあたる「浄土平」には、レストハウスのほかにも浄土平ビジターセンターや福島市浄土平天文台などの施設があり、見どころがいっぱいです。
浄土平観光の定番といえば、すぐ西に位置する吾妻小富士を散策する「お鉢めぐり」ですが、浄土平湿原を巡る散策コースもおすすめです。ゴツゴツとした岩肌が剥き出しになった荒々しい吾妻連峰の印象とは違って、緑生い茂る豊かな自然が印象的な浄土平湿原。
湿原の中に続く静かな木道の小道を散策しながら、心癒やされるひとときを満喫しましょう。
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https://www.photo-ac.com/福島に、口コミで「火星っぽい」と言われている超絶景がある事をご存じですか?その火星っぽい山「吾妻小富士」は標高1707m。火山群である吾妻火山に属しています。
吾妻小富士への登山は浄土平からスタート。道中は火山性ガスが発生し、荒涼とした砂礫の山肌が続く景色が「火星っぽい」と言われる所以です。「お釜」と呼ばれる火口の周りを歩くのもおすすめ。道幅が狭く、左右は崖になっているのでスリル満点です。
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日本で4番目に大きい湖「猪苗代湖」を観光するなら、サイクリングで周るのがおすすめ。レンタサイクルを使って湖畔を巡り、透明度の高い水を湛える湖や湖越しの磐梯山、のどかに広がる畑などを眺めながら、癒しの時間を過ごせます。
眺めるだけでは物足りない!という方は、湖水浴はいかがでしょうか。夏季には湖水浴場がオープン!淡水は海水と違って、ベタベタしないのが良いところ。波が立ちにくいので、小さなお子さんでも安心して遊べるのもうれしいですね。
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猪苗代湖畔の高台、旧道沿いの落ち着いた場所に、皇室ゆかりのルネッサンス風洋館が現存します。
明治41年に建築された有栖川宮家の別邸「天鏡閣」は、昭和27年、継承した高松宮殿下より福島県に下賜され、修復工事を経て一般公開された国の重要文化財です。
館内には、復元された格調高い家具調度品や、豪華なシャンデリア・暖炉が備えられ、明治時代の皇族の気品ある別邸暮らしを見ることができます。
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福島県三ツ和村三城潟(現猪苗代町)は、1000円札の肖像画でおなじみ野口英世の出身地。
その故郷である猪苗代湖畔に、「野口英世記念館」があります。
館内には野口英世ゆかりの品々や研究業績などの展示のほか、野口英世ロボットから研究についてのお話を聞くこともできます。
一番の見どころは野口英世の生家!1歳半の時にやけどを負ってしまった囲炉裏や、床柱に彫られた決意文などがそのまま残されています。
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喜多方名物といえばB級グルメの代表格、「喜多方ラーメン」ですね。平打ちの太麺、ちぢれ麺で醤油のスープによく合います。
市内には120件ほどのラーメン店があり、その規模は札幌、博多と並んで日本の三大ラーメン都市に数えられています。喜多方ラーメンと言えば坂内食堂が有名ですが、その元祖といわれるのは「源来軒」というお店。
この店は昭和初期、中国から日本に来た藩欽星氏が開いた屋台がそのルーツで、喜多方ラーメンの発祥の地です。味はすっきりとした醤油味で、懐かしい昭和の「志那そば」を彷彿とさせます。
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福島のラーメンと言えば、日本三大ラーメンの一つ「喜多方ラーメン」があまりにも有名ですが、会津若松を中心に会津地方で食べられるご当地ラーメンは「会津ラーメン」と呼ばれています。
平打ち熟成多加水麺にあっさりした醤油味スープの支那そばで、食べ応えのある縮れ太麺が最大の特徴ですが、この麺にスープが良く絡み、とても美味しいラーメンなのです!
会津観光にいらしたら、ぜひ食べてみてください。
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福島のご当地ラーメンの一つといえば、コシのある手打ち縮れ麺とコクのある醤油スープが特徴の「白河ラーメン」。
この土地では200年以上前から、手打ちの白河そばが食文化として受け継がれてきましたが、その技術を活かして作られたのが「白河ラーメン」の始まりです。
「あずま食堂」の手打ち麺はコシが強くもっちりとしている太麺。醤油スープは濃いめでありながら、鶏ガラのダシが効いていて甘みや旨みも感じられます。
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歴代会津領主の居城であった「鶴ヶ城」は、天守閣が青空に映える「日本100名城」のひとつ。2013年の大河ドラマ「八重の桜」のゆかりの地でも知られる会津若松のシンボルです。
戊辰戦争の籠城戦で、新政府軍からの猛攻撃にも落ちなかった鶴ヶ城は、「難攻不落の名城」として天下に知られるようになりました。この名声を築いた人物こそ、幕末のジャンヌ・ダルクこと新島八重だったのです。
八重はも仰ぎ見たであろう、威風堂々と佇む鶴ヶ城の天守閣をぜひ会津観光でご覧ください。
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戊辰戦争の舞台として知られる会津には、至るところに幕末の足あとが残されています。
白虎隊の隊士たちも学んだ「會津藩校 日新館」もそのひとつ。会津藩では10歳以上の上級藩士の子弟の入学が義務付けられ、書学や武術、礼法などを学びました。
当時の様子を忠実に復元した館内では、学習風景を再現した展示を見られるほか、薙刀や茶道の体験、赤べこや起上がり小法師の絵付け体験なども楽しめます。
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国指定名勝、会津松平氏庭園の「御薬園(おやくえん)」もぜひ訪ねていただきたい観光スポットです。戊辰戦争の際、新政府軍の療養所として使用されていたため、建物の焼失は免れており、御茶屋御殿・楽寿亭ともにそのままの姿を見ることができます。
御薬園に訪れたら、ぜひとも心字池の中心の地にある楽寿亭の周りをグルッと回ってみてください。手すりのところに、戊辰戦争当時の刀の傷跡があることに気づくことでしょう。
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会津若松市街の東約2キロメートルに位置し、城下町を見下ろす「飯盛山」は、戊辰戦争の悲劇の舞台として知られています。15〜17歳の少年で構成された白虎隊士20名が戸ノ口原の戦いから敗走し逃げ延びた後、砲煙に包まれる城下を見て鶴ヶ城が落城したものと早計し、この地で自決して果てました。
隊士の墓前の広場では、春と秋の年2回、白虎隊慰霊祭が営まれ、地元高校生による剣舞が奉納されます。
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提供元:(公財)福島県観光物産交流協会
http://www.tif.ne.jp/houjin/photo/disp.html?id=246…福島のお土産といえばユラユラ首を振る動きでおなじみ「赤べこ」。マスコットキャラクターになったりキーホルダーなどのグッズになったり、福島観光で目にする機会の多いかわいらしい民芸品です。
元々の発祥は会津地方にある柳津町。円蔵寺の虚空蔵堂建立の際、木材運搬を助けた「赤牛」にちなんで作られたと言われています。
会津地方ではお土産として購入できるだけでなく、絵付け体験が楽しめるスポットもたくさん。世界に一つだけの「オリジナル赤べこ」を作ってみてはいかがでしょうか?
2015年4月25日に、福島県の郡山駅から会津若松間を走るスイーツ列車「フルーティアふくしま」がデビューしました。磐越西線の端2両が走るカフェとなり、1号車はカフェカウンターとカウンターシート、2号車はテーブルがついたボックスシートになっています。
郡山〜会津若松間を曜日限定で運行中。走るカフェがテーマであるフルーティアのために開発されたスイーツを食べながら、車窓から見える福島の景色を満喫してみてはいかがでしょう?
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「フルーティアふくしま」では、車内サービスを担当するアテンダントが乗車しており、福島県産フルーツ等を使用したオリジナルスイーツ2品とドリンクが提供されます。
人気店が開発したオリジナル限定スイーツが用意され、旬のフルーツを使用するため、季節によってメニューが異なります。
鶴ヶ城観光や、喜多方ラーメン巡りと合わせて、福島の旅を列車で満喫してみてはいかがでしょう?
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会津若松の奥座敷「会津東山温泉」は奈良時代の高層、行基が発見したとも伝わる長い歴史を持つ温泉地です。
その行基上人が温泉を発見した地に建っているのが「庄助の宿 瀧の湯」。またこの場所は、江戸時代には会津藩の共同湯として使われていた歴史も持っています。あの新選組の土方歳三が足の傷を治療した温泉がこちらの瀧の湯だという説もありますよ。
こちらのお宿での注目は滝を臨む絶景露天風呂!特に滝の真横にある瀧美の湯から聞く、轟々と響く滝の音は大迫力ですよ。
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会津東山温泉の「原瀧」は口コミ満足度も高く、リピーターも多い厳選された高級温泉旅館です。滝を間近で見ながらの露天風呂の迫力はもちろん、かまどダイニングの食事も有名!どの部屋からも迫力ある滝の音が聞こえます。
夏ならではの楽しみといえば、名物「川どこ」での食事。幻想的な雰囲気の中、眼下に滝を見下ろし、風を感じながらの美味しい料理はいかがでしょうか。
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「向瀧」は登録有形文化財第一号の建築が素晴らしく、中庭も絶景。名物料理の「鯉の甘煮」も美味しい名旅館です。
2つの大浴場と3つの貸切家族風呂があり、その全てが自然湧出の自家源泉かけ流し。加熱も加水もぜずに、湯量の調節だけで温度調節しています。温泉成分が固形化して湯口に堆積した析出物が良い温泉の証です。
しかも宿泊料が一万円台と、まさに夢のような話。温泉好き、宿好きなら一度は泊まりたいお宿です。
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会津若松「末廣酒造」野口英世ゆかりの酒蔵を見学しようby すがた もえ子
地図を見る福島県会津若松市は古くから酒どころで知られ、昔から人々に守られ受け継がれて来た酒蔵がいくつもあります。
嘉永3(1850)年創業の「末廣酒造」の酒蔵は、嘉永蔵と呼ばれる江戸時代の建築物。創業当時の面影を色濃く残した建物は、そこだけ時間が止まったように昔から変わらずたたずんでいます。
末廣酒造ではぜひ無料の酒蔵見学にご参加を。日本酒の原材料の説明や、酒造りの釜やタンクなどを見学することができます。
そしてお楽しみはやっぱり日本酒の試飲!気に入ったお酒があればお土産にどうぞ。
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喜多方市は湧き水と稲作に恵まれ、お酒造りには絶好の環境です。
「大和川酒蔵北方風土館」では酒造りに関わる様々な道具等を展示、公開。文化財を後世に引き継ぐ目的で酒造が私財を投じて設立したため、無料で公開されています。更に時間があれば館内を無料で案内してもらえるという、至れり尽くせりがうれしいですね。
喜多方の酒造りの歴史や文化が学べる、おすすめの観光スポットです。
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「大内宿」は江戸時代、日光と会津城下を結ぶ下野(しもつけ)街道の宿場町として栄えました。現在は国選定重要伝統的建築物群保存地区に選定されており、40軒以上の茅葺き屋根の家が立ち並ぶ美しい町並みから、昔の生活を垣間見ることができます。
「大内宿町並み展示館」は実際に茅葺き屋根の家の中を見学できる観光スポット。かつての問屋本陣跡を再建したもので、館内には江戸時代の部屋があり、写真や生活用具が多数展示されています。
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ネギが箸代わり!?大内宿ネギ蕎麦by 鮎川 キオラ
大内宿観光の名物といえば、立派なねぎが添えられた「高遠そば」。箸の代わりにねぎで蕎麦をすくいつつ、ガリッと薬味としてかじりながらいただきます。ちゃんと食べられるか心配な方もご安心を。ちゃんと箸も用意されています。
会津地方で信州の高遠の名がつく由来は、高遠から蕎麦職人を呼び寄せて蕎麦の技術をこの地域に根付かせたからなんです。
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福島県会津地方を運行する会津鉄道の「芦ノ牧温泉」の人気者は、2匹の猫駅長!
初代の猫駅長“ばす”は、18歳。現在は「芦ノ牧温泉駅」の初代ご長寿あっぱれ名誉駅長として、駅の中でひっそり暮らす日々を送っています。
その後継者として選ばれたのが、二代目猫駅長の“らぶ”。2016年4月10日で2歳になった“らぶ”は、初代駅長から列車の見送りなど駅長としての心得を学びました。今では、ねこが働く駅の駅長として乗客や猫好きの間で話題の観光スポットになっています。
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“へつり”とは、川岸が切り立った崖のことですが、奇岩が塔のごとくそそり立っているように見えることから、「塔のへつり」と呼ばれるこの崖は、100万年もの長い歳月をかけ、浸食と風化を繰り返し形成されたもの。昭和18年に国の天然記念物に指定されており、現在も多くの方が足を運ぶ、会津の人気観光スポットとなっています。
塔のへつりには柵などはなく、ゴツゴツした岩の上を歩く感じです。靴はヒールのあるものではなく、スニーカーで行かれたほうが安心でしょう。
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ぜひ木製の吊り橋「藤見橋」を渡って、奇岩の中に作られたお堂に鎮座する“虚空像菩薩”をお参りしましょう。
この吊り橋、渡るとギシギシと音を立て、かなり揺れるためスリル満点。カップルで一緒に渡れば、バッチリ“吊り橋効果”が得られることでしょう。
ちなみにこちらの菩薩さま、807年に坂上田村麻呂が創建したものとか。ちょっとしたスリルも味わいながら、塔のへつりで開運パワーにあやかってみてくださいね。
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吊り橋を渡った先の、塔のへつり側からの眺めも絶景です。
下に流れる川は「阿賀川」。今でこそ穏やかな流れのように見えますが、塔のへつりはこの川が100万年もの歳月をかけ、浸食と風化を繰り返し、できあがったもの。
そんな気の遠くなるような歴史に思いを馳せながら眺めてみると、また感慨深いものがあるのではないでしょうか。
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日帰りじゃもったいない!「桧枝岐小屋」で尾瀬のすべてを身体にたっぷり取りこもうby ザーカー 久美子
地図を見る2007年、29番目の国立公園に指定された「尾瀬国立公園」は、群馬県、福島県、栃木県、新潟県の4県にまたがる日本最大の山岳湿地です。東京ドームおよそ7915個分という広大な湿原には、尾瀬でしか見ることのできない19種を含む900種を超える植物が生息しています。
水芭蕉の群生地として有名な尾瀬ケ原は国立公園の西に位置し、残雪の消える5月下旬〜6月上旬ごろ花を咲かせます。
このほかにも尾瀬の夏を象徴する黄色のニッコウキスゲ、金色に輝く初秋の草紅葉など、四季を通じてさまざまな植物を鑑賞することができます。
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福島市から車で1時間の場所に位置する「高湯温泉」は、平成22年に東北で初めて「源泉かけ流し宣言」をした温泉地です。10軒あるすべての宿で、100%源泉かけ流しのお湯を楽しむことができます。
また高湯温泉では、10ヶ所ある源泉から毎分3258リットルもの温泉が湧き出ているため、街中に硫黄の香りが立ちこめ、至る所で湯けむりが見られる温泉天国です。
中でも一番のおすすめは「安達屋旅館」の混浴大露天風呂「大気の湯」。青みがかった乳白色の露天風呂は絶景、福島まで来ないと見られない美しすぎる景色です。
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福島市にある「花見山公園」は三春滝桜と共に、福島県を代表するお花見名所。主役のコブシや白木蓮、桜や花桃が咲き揃うと、脇役のユキヤナギやレンギョウも咲いて、まさに桃源郷と呼ぶに相応しい絶景になります。
花見山公園は、農家の方が副業として畑に花を植え始めたのが始まり。雑木林を開墾して花を植え続け、長い年月をかけて今のような美しい景色が広がっていきました。
沿道から公園内まで絶景が続きますが、一番のおすすめは公園の手前からの眺め!近くから見るより、遠くから全景を眺める方が花見山の美しさを堪能できるんです。
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福島県三春町にある「三春滝桜」は日本三大桜の一つで、樹齢1000年以上の巨木が巨大な滝のように咲く姿が圧巻。日本最古のしだれ桜で、満開前から見頃が続きます。昼間も絶景ですが夜桜ライトアップも必見の、一度は見ておきたい日本を代表する桜です。
三春滝桜は名前の通り、巨大な滝のような圧倒的咲きっぷりの素晴らしさが人気の理由。周りを何周もして全角度から眺め尽くし、至近距離でも見上げて満喫しましょう。
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ソメイヨシノやヤエザクラなど約1,000本が華やかに咲き誇る「鶴ヶ城公園」は、「日本さくらの名所100選」にも数えられる桜の観光名所。天守閣から眼下を望めば、桜の雲海が広がります。
鶴ヶ城の桜が植えられたのは明治41年(1908)。陸軍歩兵隊が市内に設置されたことを記念して、植樹されたことからはじまるとのこと。
桜の開花時期は、夜になると桜や石垣、濠がライトアップされ、幽玄な桜が楽しめます。
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「高柴デコ屋敷」とは、江戸時代から300年ほど続く張子人形の里で、現在4軒のお屋敷で張子人形やお面などの民芸品を作成しています。高柴は福島県郡山市にある地区の名前で、デコとはこの地方の言葉で”人形”という意味なんです。
張子人形は木型に何枚も何枚も和紙を重ね土台を作り、それに一つ一つ手で絵付けをしていきます。そのため二つと同じ人形は生まれないとのこと。職人技を感じる、心のこもった人形と触れ合うことができます。
間近で職人の手作業を見ることができ、気に入ったものがあればその場で購入も可能です。
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JR磐越西線は新潟県の新津駅から会津若松を経て、福島県の郡山駅までを結ぶ、全長175.6kmの路線。途中の会津盆地の端に位置する喜多方駅までの間は、運行本数も少ない非電化のローカル線区間です。普段はディーゼルカーがのんびりと行き交うこの区間を、期間限定でSL列車「SLばんえつ物語号」が走ります。
日本で運行されているSL列車の中では最長距離、126.2kmを走破するため、長時間の乗車でもだれもが楽しめる趣向が凝らされています。
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「SLばんえつ物語号」の旅は、風景以外にもお楽しみが充実。
1号車の車端部半分は展望スペースですが、残りは小さな子どもたちが遊べるフリースペース。
乗車記念のグッズがほしい!という方は5号車へ。売店にはキーホルダーなどのグッズ、お弁当や飲み物が揃っています。
4号車にあるレトロな郵便ポストに投函した郵便物には、「ばんえつ物語号」をデザインした消印スタンプが押されるので、観光の記念におすすめです。
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世界遺産カッパドキアが福島に?郡山市・浄土松公園のきのこ岩by すがた もえ子
地図を見るまるでキノコのような巨石群が立ち並ぶ、世界遺産カッパドキア。そのカッパドキアによく似た光景に、「郡山浄土松自然公園」で遭遇することができるんです。
成分の違う地層が断層によって分断され、それぞれ風化に対する抵抗度が違うために風雨に浸食されてこのような形になったと言われる「きのこ岩」。以前は現在よりもっとカッパドキア風の奇岩群でしたが、東日本大震災によって崩れたため大きく姿が変わってしまいました。
今も小規模な崩落や風化が進んでいるため、いずれはきのこの形ではなくなってしまうかもしれません。
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https://www.photo-ac.com/会津若松市、白虎隊自刃の地として知られる飯盛山に、不思議な仏堂があります。
形がさざえに似ていることから「さざえ堂」と呼ばれる建物の内部には、参拝者が上り下りするためのらせんスロープがありますが、不思議なことにそこでは登る人と降りる人が遭遇することは決してありません。
世にも不思議な二重らせんのスロープが見られる必見スポットです。
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世界中には様々なミステリーゾーンと呼ばれるエリアがありますが、南会津郡下郷町にある「中山風穴」もその一つではないでしょうか?
一見すると普通の山肌ですが、良く見ると周りは沢山の岩に囲まれ、さらにその岩同士の間に小さな隙間があり、そこから冷たい空気が流れてきているのです。
実は中山風穴の構造は未だに解明されていないとのこと。風穴の地底深くに、大きな鍾乳洞や地底世界が広がっているかもしれません。
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「なみえ焼きそば」とは、双葉郡浪江町で昔から食べられているご当地グルメ。B-1グランプリで1位になったことで広く知られるようになりました。
なみえ焼きそばには「中華麺の太麺を使用」「具材の基本はモヤシと豚肉」「ソース味」という定義があるとのこと。割り箸と変わらない太さの太麺が特徴で、食べ応え満点の焼きそば、ぜひ福島観光の際に味わってみてください。
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木を曲げて作る曲げわっぱにご飯を盛って、海鮮やきのこ、山菜などをのせて蒸したものが「わっぱ飯」。聞いたことはあっても、食べたことがないという方も多いかもしれませんね。
せっかく食べるなら、わっぱ飯の元祖「輪箱飯」を食べてみたいと思いませんか?その元祖を頂けるのが、会津若松にある「田季野(TAKINO)」です。
ぜんまい・茸・蟹・鮭・卵がのった「五種輪箱」など、いろいろなメニューが楽しめます。
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「はっとう」は奥会津地方の郷土食で、蕎麦粉ともち粉を混ぜた生地を伸ばして茹でたものに、じゅうねん(エゴマ)をまぶしたお餅のような食べ物です。
昔、殿様がはっとうを食べて「こんなに美味しいものは、お祝い事やお祭り以外では食べてはいかん!」と法度(はっと)を出したらから、はっとうと言うネーミングが付いたとの言い伝えがあります。
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天守閣だけが城じゃない!福島県「二本松城」で学ぶ城の魅力とは?by いなもと かおり
地図を見る「二本松城」は、市街地の北に位置した標高345メートルの「白旗ヶ峯(しらはたがみね)」に築かれた城です。現在は「霞ヶ城公園」として整備され、多くの観光客が訪れる場所となりました。「日本100名城」に選定され、平成19年には国の史跡にも指定される程の歴史的価値の高い城です。
築城は応永21(1414)年に畠山満泰によるものと伝えられる二本松城は、山頂に築かれている「城郭の部分」と山麓にある「居館」から構成されており、さまざまな時代の遺構が混在しています。
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「白河小峰城」は東北地方では珍しい総石垣造りの城で「日本100名城」に数えられ、その美しい姿は盛岡城、会津若松城と共に東北三名城の一つにもなっています。
幕末の戊辰戦争や幾多の歴史的な重要性により国指定史跡に指定されており、御三階櫓は数少ない木造復元天守で戊辰戦争の際に焼失しましたが、現在では復元され戊辰戦争の弾傷が残る櫓内を見学する事ができます。
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一度は見たい!スパリゾートハワイアンズのフラガール♪by Yoko Anders
地図を見る映画「フラガール」でおなじみいわき市の観光スポット「スパリゾートハワイアンズ」。
ショーをはじめ、全天候型のウォータースライダーも楽しめる温水プール、ギネス認定された広大な大露天風呂などがたっぷり楽しめる温泉リゾート施設です。
スパリゾートハワイアンズでのお楽しみといえば、やっぱりショー!昼と夜に開催されるショーはそれぞれ演目が異なり、明るく開放的なステージで、華やかな衣裳に身を包んだダンサーが軽やかに踊る姿は南国リゾート感たっぷりです。
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温泉の温かさとハワイを結びつけて、ここにしかないものを作ろうと進化し続ける「スパリゾートハワイアンズ」。
2015年7月には、流れるプールに身を任せながら、南国の魚たちも同時に鑑賞できる「フィッシュゴーランド」がスタート。半分に分けられた水槽には色鮮やかな熱帯魚が、そしてもう一つの水槽には、なんとサメがスイスイと泳いでいるのです。
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スパリゾートハワイアンズの新館「モノリスタワー」は、いわき湯本温泉の最新ホテル。建築に加えてコンセプトが斬新で、モノリスタワー独自の魅力に、一度泊まればリピーターになってしまうこと間違いなしです。
豪華バイキングが食べ放題の夕食や、斬新な客室や浴室が素晴らしく、専用の館内着も極上。スパリゾートハワイアンズ系列ホテルの宿泊は、モノリスタワーが断然おすすめです。
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「いわき回廊美術館」は、99年という長い年月をかけて山々を桜の並木でいっぱいにしようとする、「いわき万本桜プロジェクト」が進行中の里山の一角に作られました。
山肌を削った土地に長さ約99メートルある回廊とステージを設け、歩きながら様々な作品が鑑賞できるようになっています。
回廊美術館のシンボルでもあるツリーブランコに乗れば、真下は絶壁状態!大きな木に吊るされたブランコは2つあり、それぞれの景色を楽しむことができますよ。
芸術も自然も肌で感じることができる楽しい美術館です。
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モーリス・センダックの「まどのそとのそのまたむこう」から命名された絵本美術館には、1500冊以上の蔵書があり、古書や外国の絵本もすべて手に取ってページをめくることが可能。
エントランスを入り、狭い木目の廊下を進んでいくと天井まで届く書架。
コンクリート打ちっぱなしの壁に備えられた木製の書架には、色とりどりの絵本が天井まで埋め尽くされています。
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福島の地域性を活かした独自の展示が光る水族館「アクアマリンふくしま」。
総水量2050トンを誇る大水槽「潮目の海」は、南からの黒潮と北からの親潮が出合う福島県沖合の「潮目」を表現したもの。黒潮水槽と親潮水槽、特徴の違うそれぞれの海の生き物を、三角トンネルから観察することができます。
黒潮の水槽はカツオやキハダの高速回遊やイワシの大群など、魚たちの迫力満点の泳ぎを見ることができる一方、親潮の水槽はマボヤやクロソイなど豊かな海の多種多様な生き物たちを観察できます。
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観光客を驚かせてくれるのは魚の展示だけではありません。「潮目の大水槽」の前にある、水族館では見慣れない光景にもきっと驚くはずです。
そこにあるのは、なんとお寿司屋さん!水族館にお寿司屋さんがあるというのは実に不思議な気がしますが、この寿司処「潮目の海」では、水槽を泳ぐ魚たちを眺めながらお寿司を食べることができるのです。
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豊かな自然と古き良きのどかな風景が、日々の疲れを癒しホッとさせてくれる福島県。
大内宿の町並みに懐かしさを覚え、尾瀬で緑に囲まれパワーチャージ。会津鉄道にトコトコ揺られ、途中下車しながらあえてゆっくり観光するのも良いですね。
人生に疲れたら、福島県へ。癒しの空間があなたを待っていますよ。
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(2024/3/29更新)
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