都道府県別幸福度ランキングで堂々1位に輝いた福井県は、「東尋坊」に代表される海岸の景勝、豊富な源泉で知られる「あわら温泉」、「三方五湖レインボーライン」で絶景ドライブ、夏は「芝政ワールド」のプール遊びなど楽しさいっぱい!越前ガニを始めとする海鮮の数々など、福井の豊かな自然が育んだ人気グルメももちろん外せませんね。
“幸福度No1”の福井を観光して、幸福のおすそ分けをしてもらいましょう!
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https://stock.adobe.com/jp/福井への主なアクセスは電車。東京方面からは北陸新幹線で敦賀まで、名古屋からは東海道新幹線で米原まで行き、そこから北陸本線に乗り換えとなります。大阪方面からは敦賀駅止まりの特急サンダーバードを利用するとよいでしょう。全国主要都市から直通の高速バスも運行しています。空の便を利用する場合は小松空港が最寄り。東京発のフライトに合わせて、JR福井駅行きの連絡バスが運行しています。
福井県内には電車、バスなど、さまざまな公共交通手段があります。土曜日・日曜日・祝日に福井鉄道とえちぜん鉄道が1日乗り放題となる「福井鉄道・えちぜん鉄道 共通1日フリーきっぷ」や福鉄バス全路線が乗り放題となる「土・日・祝日1日フリー乗車券」など、お得なきっぷを活用しましょう。短い日程で複数の観光スポットを回るなら、レンタカーや観光タクシーを利用するのもおすすめです。
がけっぷち名物も!福井「東尋坊」は商店街と遊覧船が面白いby 浦賀 太一郎
地図を見る「国の天然記念物・名勝」、「日本の夕日百選」、「日本の地質百選」など、世界的に見ても稀少な奇勝が広がる、福井県を代表する観光地・東尋坊。
東尋坊の断崖絶壁には柵が一切ないためかなりスリリングですが、最大25mもある断崖の下に見える青い海と厳つい岩礁は絶景です。絶壁は一ヶ所だけでなく、何ヶ所もあるので、自分のお気に入りの断崖をみつけて、勇気を振り絞ってカメラのシャッターを押してみましょう。
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東尋坊観光を本気で楽しみたいのであれば、遊覧船に乗るのがおススメです。ゴツゴツとした岩が続き、波によって浸食された様々な奇岩を見て楽しめます。
切り立った岩は、マグネシウムの対鉄比率が高い黒色の「輝石安山岩(きせきあんざんがん)」で別名サヌカイトとも言います。そして岩石に規則正しい割れ目を持つ「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」で、これほどの規模を持つものは世界に3ヶ所だけと言われています。
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日本の夕陽百選 福井「東尋坊」で越前ガニなど海鮮グルメを満喫by Mayumi T
地図を見る越前加賀海岸国定公園に属する東尋坊は「日本の夕陽百選」にも選ばれ、美しい夕陽が眺められる観光スポットとして知られています。
夕陽が眺められる時間帯は、1ヶ所のスポットで景観を眺めるのも勿論良いのですが、少し場所を移動してみると様々な景観に出逢うこともでき、おススメです。場所によっては全然違った景観を眺めることができますよ。
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屋台村に足湯が楽しい!福井・あわら温泉街をそぞろ歩きby 浦賀 太一郎
地図を見る福井県・あわら温泉の開湯は明治16(1883)年。比較的新しいですが、明治以降、鉄道の開通などにより発展した温泉地です。あわら温泉には74本も源泉があり、それぞれの旅館が自家源泉の井戸を持ち、各施設によって温泉の質が微妙に違うのが大きな特徴です。
あわら温泉観光の拠点、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅のロータリーのすぐ向かいに、赤ちょうちんで彩られた「湯けむり横丁」という屋台村があります。湯けむり横丁には海千山千の料理人たちが出店し、自慢の地元メシを提供しています。
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2014年に作られた「芦湯」は数寄屋風建築の屋内足湯で、5つの湯槽に二本のあわら温泉源泉を、単独あるいはミックスして掛け流しにしています。もちろん利用料は無料。タオルを持っていない場合は、自販機で購入できます。 この写真の記事を見る ≫
「つるや」では、敷地内に3本の源泉を持ち、湯量豊富で加水なし、加温なし、消毒もなし。完全源泉掛け流しの本物の温泉です。この温泉の泉質は、「ナトリウム・カルシウム・塩化物泉」で神経痛・婦人病・皮膚病や筋肉痛などに効能が期待でき飲泉も出来ます。
是非とも体験していただきたいのは、温泉たまごの茹で処コーナー。つるやの温泉は、適度に塩分を含んでいるため、ほのかに塩味がきいた美味しい温泉たまごになります。
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越前ガニも!故石原裕次郎も訪れた福井・あわら温泉で湯めぐりを楽しもうby Mayumi T
地図を見る例年11月6日に日本海の冬の味覚の王様「越前ガニ」の漁が解禁されます。福井県内の「三国港」「越前港」「敦賀港」「小浜港」で水揚げされるズワイガニを「越前ガニ」と呼んでいますが、福井県沖は暖流と寒流がちょうどぶつかり、とても豊かな漁場なので、新鮮で非常にジューシーな「越前ガニ」を味わうことができます。
「越前ガニ」には、証である黄色いタグが付いています。また大正時代より皇室にも献上されていることからも、福井観光では是非味わっておきたい逸品です。
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福井の特産品「越前ガニ」は雄のズワイガニで、雌は「セイコガニ」と呼ばれます。
セイコガニのおいしさは、何といってもミソと卵と甘い身。
観光では福井でしか食べられないセイコガニや、北陸名産の甘えびなど、日本海の新鮮な海の幸をたっぷり楽しみましょう。
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福井県坂井市の中心市街にあたる丸岡。ここは江戸時代の間、丸岡藩と呼ばれ、譜代の本田氏が4万3000石で、同じく譜代の有馬氏が5万石で入部した藩でした。この丸岡藩の居城、丸岡城は北陸で唯一の現存天守で、日本最古の天守ともされます。
下見板張り、2重3階の望楼型天守で4方向に破風を持ち、石落としなどに実戦的な要素がいくつか見られる、いかにも戦国時代に築かれた実用的な天守です。古武士のような外観は他の城とは一線を画すもので、これだけでも一見の価値はあります。
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福井県坂井市にある「芝政ワールド」は、アトラクション、プール、パットゴルフなどが楽しめる観光スポットです。
プールの一番の目玉は、ギネスワールドレコードに認定された世界一のウォータースライダー「トリプルザウルス」。赤と黒と白のウォーターチューブの中を2人乗りのゴムボートで滑り降ります。
ウォーターチューブにはそれぞれ特徴があり、ギネスに認定されている「赤」は高さと長さが世界一、「黒」は真っ暗な中をゴムボートで降りてくる恐怖を味わう事ができ、「白」は最後の急降下が迫力満点のポイントです。
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芝政ワールドで最も人気のある場所は「カリビアンビーチ」と呼ばれる波の出るプール。海側に隣接されたこのプールは、日本海の景色を楽しみながら、まるで南の島のリゾート地に来た気分にさせてくれる場所です。
水深は0cm〜140cmなので浅瀬では、小学生や園児だけでなく赤ちゃんも一緒になって遊べる事から、ファミリーの憩いの場としても大人気です。
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「永平寺」の創建は1244年。13世紀に開かれ、全国に1万5000もの末寺を抱える大本山です。元々は道元禅師によって、坐禅修行の道場として開かれたお寺。道元禅師の死後も寺院の整備は進み、1615年、徳川幕府より法度が出され神奈川県の總持寺(そうじじ)と並び大本山となりました。
700年以上の歴史を誇り、現在でも約200人の修行僧が日夜厳しい修行に励む由緒ある寺院です。
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永平寺の見所として絶対に外せないのが、「傘松閣(さんしょうかく)」の天井画。156畳敷きの大広間で、別名「天井絵の大広間」と呼ばれています。
天井に施された花鳥彩色画は、その数なんと230枚!著名な画家144名による力作ばかりです。永平寺を観光に訪れたなら、この天井画を見ずに帰るわけにはいきません。傘松閣は、見上げ過ぎて首が痛くなる人続出の、永平寺のシンボル的存在。
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人気の撮影スポットである「勅使門(ちょくしもん)」は天保10年(1839年)の建築で、「唐門」とも呼ばれています。杉の巨木に囲まれてたたずむ荘厳な門は、とてもフォトジェニック。記念撮影の場所としてもおすすめ。
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勝山市にある「福井県立恐竜博物館」は、世界三大恐竜博物館と称されています。まるで恐竜の卵のようなドーム状の恐竜ホールでは恐竜の44体の全身骨格が展示されており、その中の10体は実物です。宝探しのように見つけてみましょう。
また、化石・標本の他、リアルに再現された動くジオラマも展示されています。勝山で発掘された「フクイサウルス」と「フクイラプトル」の全身骨格も見逃してはいけません。
レストランやミュージアムショップも充実。外にはかつやま恐竜の森が広がり家族で一日中楽しめる観光スポットです。
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福井県・大野市はティラノサウルス類やイグアノドン類の歯の化石など複数の恐竜の化石が発見された手取層群があり、まさに恐竜化石の産地です。
「一度は化石を発掘してみたい」という方におすすめなのがこの大野市にある化石発掘体験施設「HOROSSA!」。4億年前の古生代から、恐竜が活躍した中生代白亜紀の地層等いくつかの地層から化石を発掘体験することができます。
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福井駅が恐竜に占領!?恐竜王国・福井県でジュラシック気分by 東郷 カオル
地図を見る福井駅の駅前にある「恐竜広場」のモニュメントは、福井に実在していたフクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタン。駅舎ももちろん恐竜ラッピングがされ、福井は駅に降り立った瞬間からこのように恐竜だらけなのです。
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農村風景にそびえ立つ!日本で一番高い天守閣・越前 勝山城by 浦賀 太一郎
地図を見る日本で一番高い天守閣を擁するお城をご存じでしょうか?九頭竜川が市街を流れ、霊峰白山に抱かれるように田畑が広がる、そんな福井県勝山市の農村風景の中に突然現れる日本一高い天守閣。その城の名は「勝山城」です。
五層六階の天守閣の高さは天守台の石垣を含め57.80mで、全国第一位。名古屋城が55.51m、大阪城が54.80mと続きます。
勝山城天守閣は、歴史上存在していた天守閣でも、復元された天守閣でもなく、現代になって人の私財により建築された全く新しい「天守閣」のため、厳密にいえば「天守閣風建築物」ということになります。
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農村風景にそびえ立つ!日本で一番高い天守閣・越前 勝山城by 浦賀 太一郎
地図を見る勝山城内部の展示品類は撮影禁止ですが、大名武具をはじめ、全国に6点しか無い「川中島合戦図屏風」など、歴史好きには見逃せない展示品の数々が設置されています。
最上階は展望スペースになっており、勝山の農村風景や市街地が一望できます。山間の小さな町にある、日本一高い天守閣のてっぺんから望む勝山のふるさと風景は美しく、多くは市街地に建つ全国の他の天守閣からの眺望とはまた違った良さが溢れています。
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福井名物といえば「ソースかつ丼」。ウスターソース系のソースに薄く揚げたカツをのせるのが基本スタイルでお店によってアレンジを加え、それぞれ個性を出しています。市内には発祥のお店から人気店までさまざま。
多数のお店がある中でどこに行くべきか悩むところですが、駅からすぐの「小川家」はおすすめの一店。時間が限られる観光客にとって、駅からすぐの立地はありがたいですよね。
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日本のポンペイと呼ばれる遺跡、「一乗谷朝倉氏遺跡(いちじょうだに あさくらし いせき)」は戦国時代、100年に渡りこの地を支配した戦国大名・朝倉氏の館と城下町の跡地です。朝倉氏滅亡後、この地はそのまま見捨てられ、土砂にそして田畑の下にと埋もれてしまいましたが、400年間地中にあったこの城下町は現代に蘇りつつあります。
近年、携帯電話会社のCMキャラクターである「白い犬」の故郷という設定になり知名度が上がったことと、北陸新幹線が金沢まで開通したことで観光客が増加中のスポットなんです。
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400年の眠りから目覚めた福井・戦国の城下町「一乗谷」by Ise Shinkurou
地図を見る朝倉氏遺跡のシンボルでもある「唐門」は五代城主・足利義景の菩提寺「松雲院」の山門で江戸時代中頃に建てられたと推定されています。往時の領主の繁栄を物語る立派な門の内部では、主殿・御殿・湯殿等の建物が往時の様子のまま発見されました。
屋敷は再建されていませんが、「射場」「花壇跡」「湯殿跡庭園」「館跡庭園」など見所が盛りだくさんの観光スポットです。
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「めがねフレーム」のシェア全国95%を誇る、鯖江の町中で目を引く建物が「めがねミュージアム」です。ここは、まさに「めがね」のワンダーランド。
建物の中には、体験工房、めがね博物館、めがねShop、カフェまであり、時間を忘れて「めがね」にどっぷり浸れます。
鯖江では、農閑期に少ない初期投資で現金収入を得るため“めがね作り”が盛んになり、職人がグループ毎に切磋琢磨することで分業独立が進み、現在のような大生産地として発展してきました。
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福井県の嶺南地方に位置する敦賀の観光ではまず、「氣比神宮」の参拝からスタートするのがおすすめです。JR敦賀駅から歩くこと15分ほどで、国の重要文化財に指定されている大鳥居が見えてきます。越前国一之宮である「氣比神宮」の大きな鳥居は、春日大社、厳島神社の鳥居とともに「日本三大鳥居」にも数えられ、抑えめの朱塗りが重厚感を際立たせています。
鳥居をくぐりしばらく進むと、「パワースポット」としても知られている「長命水」が左手にあります。1300年以上の長きにわたり神水として信仰され続け、飲むと長生きできると言われています。
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勝山市にある「平泉寺白山神社」は、元々は霊峰白山信仰の拠点となった平泉寺というお寺でしたが、明治時代の神仏分離策によって白山神社だけが残されました。
広い参道を歩いていくと目の前に広がるのは緑のじゅうたん。境内の広場・石段・古い切り株・石灯籠とどこを見ても苔だらけです。
森や緑と言えばヒーリングのスポット。しかし平泉寺白山神社はそれに加え自然や生命の力が感じられる特別なパワースポットです。
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JR福井駅から徒歩圏内の足羽山中腹には「パワースポット」として知られる「足羽神社」があります。
足羽神社は、1500年余という長い歴史と深い信仰で地元の人々にも親しまれる神社です。合格祈願や交通安全さらに、御祭神の継体天皇がたくさんの子宝に恵まれたことから「子授け、安産、子孫繁栄」にご利益のあるパワースポットです。
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福井県越前市の武生地区には、30年以上も前から地元の人に食べられていた「ボルガライス」なるご当地グルメが存在しています。
簡単に言えば“オムライスの上にトンカツが乗っている料理”ですが、その名の由来や発祥のお店や起源についてが諸説あり、一切が謎に包まれているという珍しいご当地グルメ。
トンカツ+オムライスの組み合わせで予想以上のインパクトがある「ボルガライス」。柔らかなカツとソースは絶妙のマッチングで、ふわふわ玉子のオムライスもおいしく、そして気付けばアッサリと完食してしまう、絶品グルメです。
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写真:トラベルjp 編集部
福井名物「越前そば」は大根おろしを使用することから「おろし蕎麦」と呼ばれています。やや甘めのつゆに強い辛みを持つ大根おろしが加わると絶妙!おろしの辛みと甘いつゆのハーモニー、福井では外せないおすすめグルメです。
福井県の敦賀半島の先端に小さな無人島があります。そこは“北陸のハワイ”や“日本のニューカレドニア”など言われる「水島」。7月上旬から8月末まで期間限定で上陸できる、幻のビーチとも呼ばれています。
人気は年々上昇し続け、せっかく行っても混み合い船に乗れないといったケースもあるので、混雑が予想される土日などは十分に計画を立ておく必要があります。船は「色ヶ浜」と「浦底」と二か所から出航しています。
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美しい海で泳ぎ、シュノーケリングを楽しむだけでなく、島内の散策も是非しておきたい!島内の散策と言っても、ここは細長い砂洲が伸びる小さな島。端から端まで歩いても30分もかかりません。 この写真の記事を見る ≫
三方五湖の天然鰻も堪能!日本遺産「御食国若狭と鯖街道」by 浦賀 太一郎
地図を見る国指定の名勝でもある日本遺産『御食国若狭と鯖街道』の構成文化財の「三方五湖(みかたごこ)」は、レインボーライン山頂公園からの絶景がすばらしく、雄大に広がる日本海と、色調豊かな三方五湖が360度のパノラマで見渡せます。
三方五湖は汽水、海水、淡水と塩分濃度の違う5つの湖からできており、その多彩な水質により、豊かな漁場であり、山頂から眺める湖は全て色が少しづつ違うんですよ。
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2014年に舞鶴若狭自動車道が全線開通し、一気にアクセスが向上した嶺南地方。
その代表的な観光地でもある三方五湖で、おすすめのドライブコースが「三方五湖レインボーライン」。若狭湾と三方五湖などの絶景を楽しみながらドライブできる快走ルートです。
ルート上にある梅丈岳の山頂へは、リフトかケーブルで一気に上がることができ、山頂に整備された公園は、2006年に「恋人の聖地」として認定されています。
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若狭地方の中心部、若狭町(旧上中町)、そこに名水百選「瓜割の滝」があります。
天徳寺境内の山あいの岩間に滝の水源があり、清らかな水がこんこんと湧き出ています。
養老年間からここは神泉・霊泉と尊ばれ、信仰の対象とされていました。また何年経っても絶え間なく水が湧き続けていることから、ここは雨乞いの地として有名だったとのこと。そんな「瓜割の滝」は、一年を通して水温が変わらず、夏でも水につけておいた瓜が割れるほど冷たいというところからその名が付いたとされています。
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「瓜割の滝」には非常に珍しい藻類が繁殖しており、良く見ると川底や石が赤い色をしています。
これは「ヒルデンブリンチアリブラリス(ヒルデンブリンディアリブラリス)」という紅藻が繁殖しているため。この赤い藻はこの滝の水質・水温・水量でしか生育しないというとても貴重な種類なのだとか。1年を通して水温が常に一定な「瓜割の滝」の素晴らしい環境が、珍しい紅藻類を育んでいるのです。
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三方五湖の天然鰻も堪能!日本遺産「御食国若狭と鯖街道」by 浦賀 太一郎
地図を見る京都と福井をつなぐ「鯖街道」は、往来によりもたらされた独自の文化と豊かな自然を評価され、文化庁により日本遺産に認定されました。福井県南西部には鯖街道の宿場町や、街道をゆく旅人の疲れを癒した風景が、今も残ります。
鯖街道の中でも大いに繁栄した宿場町である熊川宿の町並みは、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。昔ながらの宿場町の風景の素晴らしさはもちろんのこと、自家製の鯖寿司や、鯖を塩と糠漬けにした郷土料理「へしこ」、葛まんじゅうなどの葛スイーツも美味しい宿場町です。
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福井県小浜市と京都を結ぶ物流ルート「鯖街道」。当時は鯖の腐敗を防ぐため塩でしめて、丸一日かけて鯖街道を歩いて京都へ運んでいたため、、到着するころには鯖は丁度よい味加減になっていたそうです。
そんな鯖の本場、福井名物でおなじみ「鯖寿司」。ぜひ観光に訪れたときには、本場の味を食べ比べしてみてはいかがでしょうか。
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福井県小浜市にある「蘇洞門(そとも)」がアメリカCNNの 「Japan’s 31 most beautiful places(日本の最も美しい場所31選)」に選ばれました。
「蘇洞門」とは、小浜湾の東側に位置する内外海半島北側の海岸にある海蝕洞(かいしょくどう)で、花崗岩が日本海の波の作用で削られてできたもの。蘇洞門めぐりでは6kmにわたって続く、豪壮な景観を眺めながらクルージングすることが出来ます。
最大のみどころは「大門小門」。自然にできたとは思えないほど、美しい門は神秘的で、まさに海の芸術です。
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福井県・やきものの里「越前陶芸村」で土に触れる楽しさを!by Ise Shinkurou
地図を見る福井県越前町にある「越前陶芸村」には「福井県陶芸館・越前古窯博物館・文化交流会館・越前焼の館」などの越前焼を知って楽しむ施設が点在しています。
また敷地内にある陶芸公園には岡本太郎の月の顔をはじめとする、有名作家のアート作品が展示され、屋外で越前焼を楽しむことができます。
写真は「越前古窯博物館」。越前焼研究の第一人者「水野九右衛門氏」の旧宅を移築復元した素敵な博物館です。
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福井県・やきものの里「越前陶芸村」で土に触れる楽しさを!by Ise Shinkurou
地図を見るそして中世からの越前焼の推移を学べるのが「福井県陶芸館」。鎌倉時代に使われていた「あな窯」の実物大復元模型や、平安・鎌倉時代の大壷が展示されています。
特にお薦めは室町時代に焼成された「双耳壷」。壷が焼成中に転がったため、自然釉が横にそして逆さまに流れ、人間の力が及ばない世界を描き出している素晴らしい作品です。
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陶芸村のなかにある「越前焼の館」は、周辺にある窯元の直売所として、常時1000種類ほどの商品を展示・販売しています。皿や鉢、マグカップなどバリエーションに富んだ商品が陳列され、お土産を買うにもピッタリの場所です。
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福井県東部の大野市にある「越前大野城」は、天空の城として有名な観光スポット。気象条件が揃い、城下町が雲海に包まれた日に出現する幻想的な風景です。雲海は11月から3月の早朝に現れる可能性が高いそうですが、ほんの数分で雲海が移動してしまうこともあります。雲海に浮かぶ大野城を観ることができた人はラッキーですよ!
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池田町にある「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」は、さまざまなアクティビティが楽しめる森と木のテーマパークです。
コテージやBBQサイト・アスレチック・ジップラインなどが用意され、大人も子供も1日たっぷり楽しめる観光スポット。360度木々に囲まれた、地上約3mに浮かぶテントの中で宿泊できる樹上テントは、海外からの観光客にも人気です。
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福井県「三國湊きたまえ通り」でレトロな街歩きを楽しもう!by モノホシ ダン
地図を見る福井県坂井市の三国は、九頭竜川の河口に位置し、古くから水運を利用した物流拠点として栄えたところです。北前船の時代になると、寄港地として繁栄の最盛期を迎え、北前船で財を成した豪商らが街の発展を支えました。
「三國湊きたまえ通り」は、北前船交易で栄華を極めた旧市街地の愛称で、三国駅から徒歩約5分のところにあります。ストリートの入り口に立派な看板を掲げた「三國湊座」は、材木商だった建物を改装したもので、ご当地グルメの“三国バーガー”などがいただけます。
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福井県「三國湊きたまえ通り」でレトロな街歩きを楽しもう!by モノホシ ダン
地図を見る三國湊座の裏にある「マチノクラ」は、2016年(平成28年)3月にオープンした三国湊の海運と文学がテーマの2階建ての資料館です。案内役のボランティアガイドさんよる三國湊の説明や、女優の竹下景子さん主演のガイダンスムービーを見ることができます。 この写真の記事を見る ≫
福井県「三國湊きたまえ通り」でレトロな街歩きを楽しもう!by モノホシ ダン
地図を見る三國湊きたまえ通りのクライマックスは、「旧森田銀行本店」。三国で最も有力な商人のグループだった森田家が、明治になって北陸線の開通で、物資輸送が船から鉄道に転換するのを察知し、業種転換を図って設立した銀行です(現在は福井銀行に合併)。
1920年(大正9年)10月に竣工した建物は、おもに公共建築に携わった建築家の山田七五郎が設計し、大工棟梁は地元の四折豊で、地上2階建てになっています。鉄筋コンクリート造りとしては福井県内に現存する最古のもので、国の登録有形文化財になっています。
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越前市にだるまちゃん・からすのパンやさん!親子で遊ぼう絵本の世界by Ise Shinkurou
地図を見る日本を代表する絵本作家かこさとし氏は福井県越前市の出身。氏の代表作品ともいえる『からすのパンやさん・だるまちゃんシリーズ』は、親子で読み継がれる素敵な絵本です。
越前市の「かこさとし ふるさと絵本館」では、からすのパンやさん・だるまさんシリーズに登場するお気に入りのキャラクターに変身できたり、原画の複製が展示されていたりと、ファンにはたまらない場所。
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越前市にだるまちゃん・からすのパンやさん!親子で遊ぼう絵本の世界by Ise Shinkurou
地図を見るもう一つのおすすめスポットは、ふるさと絵本館から徒歩3分にある「武生中央公園」。絵本館を楽しんだら、この公園の広場でおもいきり体を動かして遊びましょう。
ここは体育館、多目的グラウンド、水泳場などがある都市公園なのですが、2018年にかこさとし氏監修の広場がオープン。「だるまちゃん広場」「パピプペポー広場」など絵本の中に飛び込んだような夢のある公園です。
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ペンギンの散歩に珍魚コンペイトウ!?福井「越前松島水族館」の楽しみ方by M Maririn
地図を見る雄大な岩場と美しい小島が点在し、宮城県の松島を思わせるような福井県の越前松島。この風光明媚な日本海のそばに「越前松島水族館」があります。日本海の生き物を中心に展示・飼育をしているこの水族館は「みて・ふれて・たのしく学べる」というキャッチフレーズのもと、さまざまな生き物たちを見るだけでなく、触れ合うことの出来る水族館です。
水族館の花形といえばイルカたち。ブルードルフィンプールではバンドウイルカのショーを毎日開催しています。越前松島の小島と日本海を背景にしたステージはここならではの眺めですよ。
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福井「越前松島水族館」は"ふれあい"にもほどがある!?by 泉 よしか
地図を見る「越前松島水族館」は、そんじょそこらの水族館とは"ふれあい度"が桁違い。エイやサメ、ミズダコだけでなくアザラシにもタッチできます!
アザラシの毛皮は驚くほどじっとりと水を含んでいながら、なんとも言えない高級感のある手触り。アザラシが嫌がらないように、指定された場所をそっと撫でてあげてくださいね。
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館内の「じゃぶじゃぶ海水プール」は海の魚が約20種類、約1,000匹が泳ぎ、そこで水遊びやエサやりが出来るユニークな内容。秋から春の水温が低い時期でも、エサやりは楽しめますよ。
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まるで自然の美術館!福井「若州一滴文庫」で人生を切り開く一冊をby Ise Shinkurou
地図を見る福井県大飯郡にある「若州一滴文庫」で楽しめるのは蔵書だけではありません。自然と一体化した庭、竹紙に描かれた絵画、さらには竹人形まで愉しめる、美術館のような文庫。本を読むことで夢を拾い、自然をこよなく愛した直木賞作家・水上勉氏の魅力がいっぱい詰まった文庫でもあります。
写真提供:ふくいドットコム
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福井観光の定番といえばサスペンスドラマでもおなじみ「東尋坊」ですが、その他にも魅力あるスポットがたくさんあることがお分かりいただけたでしょうか。
日本最古の天守閣を持つ城があったり、実は恐竜発掘のメッカだったり、穴場的なパワースポットがあったりと、知られざるスポットも目白押し!自然をたっぷり満喫できる場所が多いので時期によって楽しみ方も変わり、日々の疲れを癒すのにも最適ですね。
知っているようで意外と知らない福井県。その限りない魅力をぜひ現地で体感して、幸福度No1の旅を楽しんでください!
※最新情報は公式サイトなどをご確認ください。
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(2024/3/29更新)
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