「北の商都」として栄えた北海道小樽。観光客に一番人気の小樽運河や「北のウォール街」と呼ばれる歴史的建造物はその名残です。小樽駅では数々のランプが出迎え、レトロでロマンチックな街に来たことを実感します。その上スイーツやグルメも素晴らしい!札幌から日帰り観光も可能ですが泊まって温泉や夜景を堪能するのもおすすめ。
小樽に詳しいLINEトラベルjp ナビゲーターが、観光のポイントをご紹介します!
小樽はJR新千歳空港駅から快速エアポートで最速73分。札幌からなら32分。札幌に泊まって日帰りで訪れる人も多いです。
……日帰りもよいのですが、夜の小樽運河や天狗山の夜景、朝の小樽港はオススメなので、やはり泊まって堪能してほしいところ。
このJR、大抵の方は「小樽」で下車すると思いますが、ふた駅前の「小樽築港(おたるちっこう)」は、ウイングベイ小樽・ホテルグランドパーク小樽(旧ヒルトン小樽)、小樽港マリーナ方面へ行かれる方に便利です。次の「南小樽」は、小樽観光のメイン、堺町本通りに続く三本木坂がすぐなので、後述しますが小樽通の方はこちらから行くことが多いようです。
なお、新潟港と舞鶴港からはフェリーで小樽港へ直行できます。マイカーごと乗って行けますよ!いかがですか?港町小樽に船で到着、これが本来の姿かもしれないですね。
明治期から商都として栄えた小樽。札幌から電車で約30分とアクセス抜群な、北海道を代表する観光都市です。
毎年多くの観光客が訪れる小樽の街のシンボルと言えるのが、石造りの倉庫が立ち並び夜のライトアップも美しい「小樽運河」。
倉庫の重厚な質感が堪能でき、外壁を覆う苔が青々と輝く日中の運河も素晴らしいですが、特にオススメしたい時間は夜。散策路に並ぶ63基のガス灯に明かりが灯り、ライトアップされた倉庫群の姿が運河の水に映り込む光景は、息を呑むほどの美しさです。
この写真の記事を見る ≫
運河沿いの倉庫群は、観光案内所やお土産ショップ、レストランなどに再利用されていますが、中でも代表的な飲食施設が「小樽運河食堂」。ラーメン、ビアホール、寿司、スープカレーなど、北海道の味を楽しめる複数の飲食店が入っています。
また周辺では、人力車での観光も人気です。乗り場は観光案内所のある「浅草橋」。運転手(俥夫)が常時、客待ちしていますよ。
この写真の記事を見る ≫
運河沿いを散策するのは情緒があって素晴らしいですが、「小樽運河クルーズ」でちょっと違う景色を眺めてみませんか?
中央橋から出発し南側へ進んでいくと、見えてくるのは浅草橋。航路は一旦そこまで進み浅草橋の手前で回頭、そこから逆方向へと進みます。クルージングの最中、船長は運転だけでなく観光ガイドもしてくれます。建造物などの歴史について、ぜひ知識を深めましょう。
※小樽運河クルーズは冬季運休
この写真の記事を見る ≫
冬の小樽を舞台に開催される「小樽ゆき物語」は、舞い落ちる雪と燈火が旅人を幻想的な世界へ誘うイベント。異国情緒漂う美しい街並みが、日暮れと共に幻想的な空間に変わります。
一番の見所は何と言っても小樽運河のライトアップ「青の運河」。雪の運河が青のあかりに照らし出され、オレンジに輝くガス灯や歴史感じる倉庫群と共に感動の絶景を訪れる人々に見せてくれます。
特に風が無く深々と雪が降る日の夜は、絶好の観光日和。雪の結晶は平たく光を反射するので、街灯や月明かりに照らされ光り輝きます。
この写真の記事を見る ≫
「小樽雪あかりの路」が開催されるのは、2月上旬から中旬までの10日間。時間帯は17時から21時までとなっており、市内の色々な場所で冬の景色に暖かみのある光が灯ります。
スノーキャンドルや雪のオブジェなどが見られる雪あかりの路。小樽運河や旧国鉄手宮線など、様々な会場で広がる幻想的な光景は必見です。冬の北海道観光において、ぜひ楽しんでおきたいイベントといえるでしょう。
この写真の記事を見る ≫
JR南小樽駅から小樽駅へ!情緒あふれる街を歩く小樽観光by 月宮 うさ
地図を見る「堺町通り」は、古い商家などを改造したガラス店や洋菓子店などが立ち並ぶ、小樽で一番賑やかな通り。札幌に開拓使が置かれた明治、そして大正時代からの歴史を残す町です。
運河沿いの大通り(道道臨港線)から一本内側の、多くの観光客で賑わう約750mの通りには見所が多いので、観光に充分時間を取るのがおすすめです。お土産物探しにも、じっくり時間をかけましょう!
この写真の記事を見る ≫
JR南小樽駅から小樽駅へ!情緒あふれる街を歩く小樽観光by 月宮 うさ
地図を見る小樽中心部の観光と言うとJR小樽駅からスタート…そんなイメージですが、歩いて観光するなら1つ前の南小樽駅からという手もあります。
海と灯台の美しい景色を眺めながら歩き、三本木急坂を道なりに進みます。メルヘン交差点に差し掛かる頃、視界は人々で賑わい歴史情緒あふれる風景に変わります。「堺町通り」です。
ちなみに、未来の北海道新幹線開業時には、南小樽駅が"新小樽駅(仮称)"への最寄駅になる予定です。
この写真の記事を見る ≫
小樽ガラスの先駆者は「北一硝子」初代社長の浅原久吉。北一硝子は市内にショップ、美術館、酒蔵など多くの直営店を構えています。
中でも代表的な店舗が「北一硝子 三号館」。明治中期に建てられた倉庫が再利用されています。館内に所狭しと並ぶガラス製品の数々は圧巻!グラスや醤油挿し、インテリア用品やアクセサリーなど様々なガラス製品を作っており、質の高い細工は人気で種類も豊富。お土産品としてオススメです。
この写真の記事を見る ≫
「北一ホール」では毎朝8時45分の開店時に、167個の石油ランプにひとつひとつに火を灯しています。その点灯作業は誰でも見学可能。“ホヤ”と呼ばれるガラスをセットし、その上に“カサ”をのせていく作業はまるで儀式のように厳かな雰囲気です。
港町の風情たっぷりの小樽観光で一休みするのにピッタリの「北一ホール」は、街の歴史が詰まった、幻想的な喫茶店ですよ。
この写真の記事を見る ≫
堺町通りの端にある「メルヘン交差点」は正式には堺町交差点といい、交差点前の広場は連日観光客で賑わうスポットです。
メルヘン交差点の周辺には小樽オルゴール堂やルタオ(LeTAO)本店など、人気観光スポットが集中。シンボルの常夜灯は待ち合わせ場所や撮影スポットとして親しまれています。
この写真の記事を見る ≫
メルヘン交差点にある人気スポットが「小樽オルゴール堂」。本館は明治45(1912)年に建てられた、歴史ある建物です。入り口前には、名物の蒸気時計(時計塔)が、15分おきに「ブォー」っと豪快に汽笛を鳴らすと同時に白煙を上げ、観光名物となっています。
交差点を挟んだ向かいには2号館、その他にも体験工房やミュージアムなど複数の直営店があるので、時間の許す限り回ってみてはいかがでしょうか?
この写真の記事を見る ≫
総ケヤキづくりの店内・5フロアには、アンティーク・オルゴールの展示スペースと、約3,400種のオルゴールで満たされた販売スペースが広がっています。
様々な素材、デザインが揃っていて、とにかく種類が多いので目移り必至!ここでしか買えないオリジナル商品もあるので観光の記念におすすめです。高級オルゴールを探している方は、スタッフにお願いすれば視聴も可能。音色を聴き比べられるのがうれしいですね。
この写真の記事を見る ≫
連日多くの観光客で賑わう、小樽市の観光名所「メルヘン交差点」にそびえる、まるで異国の塔のように美しい建物。ここが、北海道を代表する洋菓子店「小樽洋菓子舗ルタオ(LeTAO)」の本店です。
店内は沢山の笑顔とお菓子に満ち溢れ幸せ気分。2階にはメルヘン交差点を眺めながら、ティータイムを楽しむことができるカフェもあり、休憩にもぴったりです。洋菓子だけではなく、実は紅茶も美味しいルタオ。小樽の香り漂う絶品紅茶もオススメですよ!
この写真の記事を見る ≫
「ドゥーブルフロマージュ」はルタオの代名詞ともいえる人気商品。ふんわり雪のようにとろけるレアチーズケーキと、しっとり濃厚なベイクドチーズケーキの2層仕立て。2つの異なる層が溶け合い、ふわふわっトロトロの食感がお口の中に広がります。
本店1階にはお土産にぴったりなスイーツや紅茶がたくさん!もちろん地方発送もOKなので、持ち運びが心配な「ドゥーブルフロマージュ」もお土産にできますよ。
この写真の記事を見る ≫
本場の美味しさを堪能!小樽・旨いもの食べ歩き4選♪by ミセス 和子
地図を見るルタオ本店では限定メニュー「奇跡の口どけセット」が大人気。「生ドゥーブルフロマージュ」と、ルタオ本店でしか食べる事ができない「生ヴェネチア・ランデヴー」に酸味のある苺が添えてあり、チーズケーキがより一層美味しく頂けます。
“北海道の食材をふんだんに使った美味しいスイーツを作りたい”という思いを込め作られたケーキやお菓子は、多くの観光客を虜にしていますよ。
この写真の記事を見る ≫
明治期、官営幌内鉄道の開通により北海道の物流の拠点となった小樽。かつて商都として賑わった往時の繁栄が忍ばれる光景がそこかしこに点在する街で、その代表格は「北のウォール街」の歴史的建造物の数々です。
中でも主役と言えるのが、「日本銀行旧小樽支店金融資料館」。魅力的なレトロ建築が立ち並ぶこのエリアでも、この建物の洗練されたデザインと存在感は別格です。現在は銀行業務を引退し、日本銀行の歴史や金融の仕組み等を紹介する資料館として第二の人生を歩んでいます。
この写真の記事を見る ≫
「旧三菱銀行小樽支店」は現在、「小樽運河ターミナル」として人気スポットとなっています。北のウォール街の中心地でその繁栄を支えた大正11(1922)年竣工の建物は、現在はバスターミナルや名物菓子店として再利用。観光に便利な「おたる散策バス」も全コース停車するんですよ。 この写真の記事を見る ≫
小樽駅から徒歩10分ほどのエリアに立ち並ぶ、格調高い洋館たち。明治26(1893)年の日本銀行小樽派出所の開設をはじめ、大企業や主要銀行の支店が続々と進出し、最盛期にはニューヨークの「ウォール街」に例えられるほどの銀行街となりました。
北のウォール街の交差点を飾る、初期鉄筋コンクリート造建築の堂々たる洋館「旧北海道拓殖銀行小樽支店」は、現在「ホテルヴィブラントオタル」となっています。
この写真の記事を見る ≫
ホテルの館内へ入れば、銀行時代を彷彿とさせる開放的なロビーが出迎えてくれます。元銀行ということで、なんと金庫室も客室としてリニューアル。金庫の中で眠れるという貴重な経験もできるのです。
小樽の代名詞ともいえる運河までもワンブロックほど。観光や食事にとても便利な立地です。歴史を感じる建物に泊まりながら、楽しい時間を過ごしてくださいね。
この写真の記事を見る ≫
「アンワインド ホテル&バー 小樽」は、築90年以上の歴史的建造物をリノベーションしたホテルです。小樽運河のすぐ近くにあり、観光にとても便利!
小樽らしい異国情緒に溢れる館内。写真のレストラン「THE BALL」は、天井が高く、90年以上前に作られたステンドグラスは、アーチ状にくり抜かれています。古き良きクラシカルな建築やデザインが楽しめつつ、客室はモダンで快適です。
この写真の記事を見る ≫
小樽運河から少し脇に入った、旧日本銀行のレトロモダンな建物の向いにある「小樽市立文学館」。ここには小林多喜二や伊藤整、小熊秀雄など小樽にゆかりの深い文学者・詩人の資料はもちろん、作家のすべてを解説したパネルや貴重な写真の数々を展示していて、とても心和むスペースを創り上げています。
併設の「市立小樽美術館」にも、小樽にゆかりのある美術家の作品を中心に展示。様々な特別展やイベント、ワークショップなどが開催されています。
この写真の記事を見る ≫
小樽は海鮮グルメもおすすめ。漁港が3か所あり、新鮮な海鮮がいただけることもあって寿司屋激戦区なのです。「小樽寿司屋通り」をはじめ、小樽駅すぐの「三角市場」や南小樽駅から徒歩5分の「南樽市場」と、名店も多く迷ってしまうほど。
「三角市場」は、JR小樽駅を出て左手方向、階段をあがるとすぐです。大きな赤い看板が目印。正式な名称は「小樽駅前市場」。
こちらはボリュームいっぱいの海鮮丼。ウニ、カニ、イクラがてんこ盛りです。
この写真の記事を見る ≫
タイムスリップした屋台村!小樽「出抜小路」の魅力by ミセス 和子
地図を見る「出抜(でぬき)小路」は、小樽運河の浅草橋の交差点にある屋台村。小樽運河前の道を挟んですぐ向かいにある建物群で、小路に入ると屋台風のお店が並びます。実際に登れるレプリカの火の見やぐらがシンボルです。
古き良き時代を再現した建物で、地産地消にこだわり、店主と地元民とが飲んで笑って、こだわりの味と粋な語らいを楽しむ場所を目指しています。
この写真の記事を見る ≫
JR小樽駅から約15分。小樽運河の目の前に、レンガ造りの「小樽運河食堂」があります。大正14年(1925)建築の歴史的建造物を再利用したこの石蔵は、小樽市指定歴史的建造物にも認定されているどこか懐かしい雰囲気。
店内には海鮮丼、寿司、ジンギスカン、スープカレーなど北海道ならではグルメが楽しめる飲食店が軒を連ねています。
この写真の記事を見る ≫
多くの観光客の方が記念撮影をする浅草橋にある小樽観光案内所。小樽市観光に来たら必ず訪れる場所だと思いますが、案内所の隣にはほとんどの人が素通りしてしまうほどひっそりと設置されているのが「ふれあいの泉」です。 この写真の記事を見る ≫
かつて小樽市では市内のあちらこちらに共同で使う共用栓があり、共同の水道として使われていました。「ふれあいの泉」は昔の小樽市の日常を垣間見れる貴重な史跡です。
もちろん、ここから出る水は飲むこともできますよ。小樽市の美味しいお水は水道水にもかかわらず街中で販売されているほど!観光の際はぜひ飲んでみてください。
この写真の記事を見る ≫
観光客で賑わうエリアから北に進んでゆくと、通称「北運河」と呼ばれる昔のままの景観が色濃く残されたエリアが広がります。そんな、北運河沿いにある「運河公園」は、国指定重要文化財「旧日本郵船株式会社 小樽支店」、小樽市指定歴史的建造物「旧日本石油株式会社 倉庫」など、歴史をいまに伝える風景を楽しめる公園です。
運河の北側は観光客も少ないので、静かな環境でゆっくりと過ごしたい人にもオススメ。桜の名所としても有名なんですよ。
この写真の記事を見る ≫
小樽マリーナを一望するなら、小樽築港駅直結の「小樽ウィングベイ」がおすすめ。暖かい季節は直接外に出て散策、寒い時期にはウィングベイ小樽のセンターから窓越しに小樽港を感じることもでき、この地域は海外の港街を思わせるエリアになっています。
札幌からわずか30分とは思えない港町が広がっており、大型ショッピングモールともなっている小樽ウィングベイはシネコンや外資系のホテルがあるので、ゆったりデートを楽しむこともできますよ。
この写真の記事を見る ≫
「ウイングベイ小樽」の中心にある「ホテルグランドパーク小樽」の、最大の魅力はそのロケーション。マリーナに面し周囲に高層の建物がないので、客室からの眺望は抜群。オーシャンビュー・マウンテンビューいずれかの客室となりますが、どちらも大変魅力的です。
ホテル内に温泉はありませんが、ウイングベイ小樽内の「コナミスポーツクラブ小樽」には、一般利用可能な温泉大浴場を完備。海の見える露天風呂は最高ですよ。
この写真の記事を見る ≫
デートにも女子旅にも!小樽らしさを感じられるカフェ3選by 江田 由衣
地図を見る「小樽タイムズガーデン」は歴史ある石造倉庫をリノベーションした施設。広い店内には、おいしいパンが楽しめる「パンたいむ」、お肉専門店「お・に・くのひととき」、豊富なドリンクメニューが揃う「おちゃびより」の3店が入っています。
運河に沿って建つこのお店は、小樽の象徴でもある運河を眺めながら食事やお茶が楽しめます。クルーズ船が行き交う姿や、夜のライトアップを眺めながら穏やかな時間を過ごすことができるのが特徴。
この写真の記事を見る ≫
デートにも女子旅にも!小樽らしさを感じられるカフェ3選by 江田 由衣
地図を見る店内にはハンモックスペースもあります。歩き疲れた身体を休めるのにもぴったり。「おちゃびより」で本格エスプレッソやタピオカミルクティを飲みながら、思い思いの時間を過ごしてみましょう。 この写真の記事を見る ≫
石原裕次郎が幼少期の一時期を小樽で過ごした縁から、市内には裕次郎にちなんだスポットがいくつかあります。
小樽駅4番線もそのひとつ。平成15(2003)年に駅開業100周年を記念して、4番線ホームに「裕次郎ホーム」という愛称がつけられました。設置された等身大のパネルは撮影スポットとして、ファンに大人気なんですよ。
稲穂小学校の脇に、「裕次郎の小径」と名付けられたアカシア並木があります。石原裕次郎は幼少期に稲穂小学校で学び、このアカシアの木に登って遊んでいたんだとか。
稲穂小学校90周年の際の寄稿文を刻んだ記念プレートが立てられています。
この他にも小樽運河散策路に、オルゴール付きの歌詞プレートもあるので、観光の際に併せて訪れてみてはいかがでしょうか?
北海道小樽市を通っている鉄道路線といえば、JR北海道の函館本線ですが、国鉄時代には「手宮(てみや)線」という路線が走っていました。廃線後の今では、線路や踏切などその多くが保存されており、線路の横には遊歩道が整備されています。
小樽駅から中央通りを海に向かって歩き、10分もかからず手宮線跡に到着。中央通りをまたがって、線路がそのまま残っています。通常、廃線跡の線路は撤去されるのですが、ここまでしっかりとした状態で残っているのはかなり珍しいんですよ。
この写真の記事を見る ≫
廃線跡を辿って小樽美術館まで歩いてくると、「色内(いろない)駅」の駅舎があります。
2011年に復元されたこの駅舎は現在は休憩所となっており、ベンチに座りながら駅ホームを眺めると、列車を待つ当時の乗客を思い浮かべられるかも。
色内駅の近くには古い木造の建物が立ち並んでいるので、たいへん風情があります。鉄道好きだけでなく、レトロ好きの方にもおすすめの観光スポットですよ。
この写真の記事を見る ≫
市内の高台にある「カトリック小樽教会 富岡聖堂(旧名:カトリック富岡教会)」は、1929(昭和4)年献堂。小樽市歴史的建造物にも指定された、レトロなゴシック様式の建物が人気の観光スポットです。
2階にある聖堂は一般に開放されており、自由に見学、写真撮影が可能。色ガラスがはめ込まれた窓や扉や椅子に施された細工など、内部の細かな作りも必見です。
1890(明治23)年に建てられた本堂が、小樽市指定歴史的建造物にも指定されている「天上寺」。5月上旬、約30本のソメイヨシノが境内をピンク色に染める美しい風景に出会うことができる、桜の名所です。
長野県の善光寺の外観を模して造られた本堂は必見。入母屋妻入り造りで、軒下には裳階(もこし)が付けられています。
この写真の記事を見る ≫
桜の名所として有名な天上寺ですが、紅葉もおすすめ。落ち着いた佇まいの本堂と周囲の紅葉のコントラストが絶妙です。
アクセスは、中央バス「北ガス前」下車徒歩約1分、または「入船2丁目」下車徒歩約3分。JR南小樽駅からも徒歩約15分で行けるので、散策しながら向かうのも楽しいかもしれませんね!
北海道三大夜景の一つとしても有名な「天狗山」。ロープウェイを降りたらすぐに目に飛び込んでくるのは、眼下に広がる小樽の街並みと日本海。そして街を包み込むような山々の緑です。
函館市と同様に坂の街としても知られる小樽市は、山の谷間と海岸沿いのわずかな平地に建物が建てられた街。海と天狗山をはじめとする山々に囲まれた場所に栄えた街ですから、天狗山からは小樽運河はもちろん、中心街を一望することができます。
この写真の記事を見る ≫
「小樽天狗山スキー場」最大の魅力は、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で一つ星として掲載された、市街地の展望が眼下に広がること。こんな絶景を眺めながら、スキーやスノーボードで遊んでみたいとは思いませんか?
ここでは、初心者から上級者まで満足できる多彩なコースと、小さなお子様が安心して遊べる「山麓ちびっこ広場」があり、家族みんなでウインタースポーツを楽しむことができます。
この写真の記事を見る ≫
祝津にある観光スポットとしてはおたる水族館が有名ですが、その近くの岬の上に、かつて鰊業(にしんぎょう)で栄えた網元の古民家があります。
その名称は「小樽市鰊御殿」。昔から「旧田中福松邸」と呼ばれていた建物で、中では当時の生活に関する様々な展示がされています。
鰊業が盛んであった当時について知ることができ、畳部屋でゆったりくつろげるなど、味わい深い魅力があります。さらには、岬からの景色を堪能できるなど、観光客に嬉しいポイントが多くある場所です。
※冬季休業
この写真の記事を見る ≫
「小樽貴賓館」は、北の美術豪邸といわれる「旧青山別邸」、お食事などを楽しめる「貴賓館」、美しい庭園で構成されています。庭園は毎年5月中旬頃から7月上旬にかけて、牡丹と芍薬のお花で埋め尽くされ、見頃には北海道内外からたくさんの観光客が訪れます。
国登録有形文化財に指定されている旧青山別邸は、明治〜大正時代にかけてニシン漁で巨万の富を築き上げた青山家の別荘です。この時代、北海道ではニシン漁が最盛を極め、漁で財を成した網元達が競うように木造建築物「鰊御殿」を建てました。
この写真の記事を見る ≫
「おたる水族館」は、海の町の地形を利用した水族館。なんと海をそのまま切っただけ、という海獣公園があります。
海獣公園では海の風に当たりながら、トドやアザラシ、ペンギン達のショーが楽しめます。大きな体のダイブ等で楽しませてくれるので、見ごたえも抜群ですが、参加型のショーもおすすめ。お手伝いという名目で、ステージで間近に触れ合えます。
イルカスタジアムで行われるイルカショーでも触れ合うチャンスが!ショーが終わったアザラシ達に、お魚をあげることもできますよ。
この写真の記事を見る ≫
「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に位置する「祝津パノラマ展望台」は標高70.9m。一面に広がる広大な日本海を一望でき、朝日・夕日の美しさは絶景!天気が良ければ積丹半島、暑寒別岳、増毛岳などの北海道の雄大な自然が眺められ、鰊御殿も見ることができます。
展望台の後方にある「ホテルノイシュロス小樽」は祝津観光のステイ先としておすすめです。
この写真の記事を見る ≫
「ノイシュロス小樽」は、岬の先端に建つ三方向を海に囲まれた眺望が自慢のホテルです。客室は全室オーシャンビューで、客室露天風呂つき!そのため、雄大な日本海を眺めながら湯浴みを楽しむことができます。
ホテルの外観は丘の上のお城のような雰囲気。内装や小物も重厚感がある洋風の品々で統一され、静かな時間が流れます。
この写真の記事を見る ≫
「おたるワインギャラリー」は、「北海道ワイン」の製造過程の一部を見学することができる売店を併設したギャラリー。
館内では、葡萄栽培からワインができるまでの工程を映像で鑑賞したり、ガラス越しに瓶詰ラインを見学できます。見学ツアーは事前申し込みは不要なので、観光の際にはぜひ参加してみてください。ワインの試飲も可能ですよ!
この写真の記事を見る ≫
「毛無山展望所」は、小樽市から赤井川村へと向かう国道393号線の途中にある展望台です。小樽天狗山が小樽の街を真後ろから見下ろすことができる場所なら、毛無山展望所は横から見下ろすような感覚。この角度からの景色は中々見ることができません。
この場所は夜景や夕日が美しいスポットとしても知られているので、昼夜を問わず多くの観光客で賑わっています。
この写真の記事を見る ≫
「朝里(あさり)ダム」は堤高73.9mの重力式コンクリートダムです。朝里川温泉からすぐの場所にあり、ダムへ向かうまでにぐるっと360°カーブするループ橋(朝里大橋)を渡ります。ダムの堤頂部に入ることができ、上からの眺めは最高!ループ橋、ダム湖、日本海を見ることができます。秋は紅葉の名所としても有名なんですよ。
この北海道道1号線「定山渓レイクライン」は小樽市〜定山渓温泉を結ぶ絶景ルート。レンタカーを借りて、札幌に行きがてら、こんなドライブもいいですね!
この写真の記事を見る ≫
海と港を中心に栄えた小樽。港からの積荷を倉庫まで運ぶのに使われたのが小樽運河でした。当時の面影を残す運河は小樽の観光名所としてあまりにも有名ですが、昼と夜、季節によっても印象が変わるので、何度か足を運んでみるのがおすすめです。
ゆくゆくは北海道新幹線もやってくる小樽の街。その頃になってもきっと、今のレトロモダンな街並みは変わることがないでしょう。国内外の観光客を惹きつけてやまないその魅力を、ぜひ現地でご堪能ください。
この記事の関連MEMO
- 広告 -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/28更新)
- 広告 -