日本屈指の温泉リゾート熱海は、今も昔も人気の観光地。温暖な熱海では1月から梅や桜が咲き、夏は海水浴、秋は紅葉と、1年中楽しめる観光スポットが目白押し。熱海海上花火大会などのイベントも年中開催され、温泉街から足を延ばせばパワースポット來宮神社や、富士山が望める十国峠もあります。
旅の専門家LINEトラベルjp ナビゲーターが、温泉にプラスして訪ねてほしい観光スポットをたっぷりご案内します！
「アカオハーブ&ローズガーデン」の特に華やかな季節が、初夏～夏に見頃を迎るバラのシーズン。毎年5月中旬くらいから甘い香りに包まれたローズガーデンの観光を楽しむことができます。
バラの季節以外でも、春は桜やチューリップ・秋はダリアや紅葉・冬は1月中旬から咲き始める早咲きのあたみ桜や秋に植えられた菜の花の開花が楽しめます。
どの季節に観光しても花々に出会える、お花好きには嬉しいガーデンです。また、四季を通してハーブ達が香り、手作り工作体験や美味しいランチを楽しむことができますよ。
この写真の記事を見る ≫
「アカオハーブ＆ローズガーデン」は、急峻な山並みに約600種4000株のバラを栽培し、太平洋を一望できるバラ園。12のテーマガーデンに分かれた立体感ある独特の景観を評価され、2015年6月の世界バラ会議で最高賞の優秀庭園賞を受賞しました。
一年を通して花を楽しめる観光スポットなので、お花に囲まれた優雅なひとときを過ごせます。綺麗な花を見ると、誰でも笑顔がこぼれる素晴らしい場所ですよ。
この写真の記事を見る ≫
アカオハーブ&ローズガーデンは、日本でも有数のバラの絶景が楽しめる、断然おすすめのバラ園です。熱海温泉という観光地にあり、観光ホテルの経営なので、観光に向いた花の絶景が連続する園内が素晴らしく、写真撮影にも最適です。
実際に結婚式を行うことも可能な「ウエディングガーデン」には、黄色のサハラと赤色のサラバンドというバラが立体的に飾られ、こちらも絶景です。
◆アカオハーブ＆ローズガーデン
住所：静岡県熱海市上多賀1027-8
電話：0557-82-1221
アクセス：JR熱海駅より網代方面行きバス、ハーブ＆ローズガーデン下車
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
名勝「錦ヶ浦」は、美しい海、奇岩、洞窟が連なる断崖絶壁！2時間ドラマのロケーションさながらの絶景は、見るものを圧倒します。錦ヶ浦遊歩道「パノラマロード」を観光すれば、錦ヶ浦の美しさとスリルが体感できるでしょう。
俯瞰で観るなら、錦ヶ浦を一望できる「錦崎庭園」がおすすめ。パノラマロードとは違う自然景観が堪能できるでしょう。また扇崎庭園ではミュージアムレストラン「花の妖精」のテラスで錦ヶ浦を眺めながらのティータイムが楽しめます。
◆錦ヶ浦
アクセス：JR熱海駅より網代方面行きバス、錦ヶ浦下車
地図を見る ≫
海岸線にひときわ高くそびえ立つ「熱海後楽園ホテル」。観光に行かれたことがあれば一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
こちらのホテルでは、1年を通じて定期開催される名物「熱海海上花火大会」の日に宿泊すると、最高の特等席で花火見物ができるんです。目の高さまで打ち上がり大輪の花のように広がる花火をプライベート空間で楽しめるなんて最高の贅沢ですね。
目の前にはアタミロープウェイの乗り場があり、わずか3分の空中散歩で市内を一望できる八幡山山頂に行けるので、観光に便利です。
この写真の記事を見る ≫
市街や相模湾を一望できる高台にそびえる「星野リゾート リゾナーレ 熱海」は、1泊2日でも存分にリフレッシュできる近場のリゾートとして観光客に人気です。
特筆すべきは、76を数える客室がすべてオーシャンビューで、65平方メートルとゆったりとした作りであること。「熱海海上花火大会」の日に宿泊すれば、開放感のある居心地のいい客室から海にあがる花火を眼下に眺められます。
この写真の記事を見る ≫
「ホテルミクラス」は、数あるホテルの中でも景観がピカイチ。露天風呂からは、相模湾を一望！実は、ここまで絶景を楽しめる露天風呂は意外と少ないんです。
「熱海海上花火大会」では、お湯に浸かりながら花火を鑑賞できる特等席としても使えます。通常、日帰り入浴も受け付けていますが、花火大会の時間帯だけは宿泊者限定でゆったり花火が鑑賞できますので、観光の際は日程を合わせて予約するのがおすすめです。
この写真の記事を見る ≫
ワンランク上の眺めを楽しみたい方は、この「アタミロープウェイ」に乗ってみましょう。
八幡山の山頂と山麓を結んでいるアタミロープウェイ。乗ってみると、相模湾や市街地など、徐々に開ける開放的な景色に驚かされますが、意外と勾配があるためスリリングです。
山頂まで、およそ３分間の空の旅。山頂には、アダルトな世界が少しだけ覗ける大人のテーマパーク「熱海秘宝館」やカップルの聖地「あいじょう岬」、市内随一の絶景が見られる観光スポット「熱海城」があります。
◆アタミロープウェイ
住所：静岡県熱海市和田浜南町8-15
電話：0557-81-5800
アクセス：熱海駅よりタクシーで約10分
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
アタミロープウェイ山頂駅近くにある「あいじょう岬」。岬にあるこのモニュメントに、お互いの思いを書いた絵馬を付ければ恋愛が成就すると言われ、この場所は｢カップルの聖地｣とも言われています。
このすぐ近くの売店でに2つの鍵が付いた絵馬が売られており、鍵は絵馬を掛けた時、宝物としてお互い鍵を持つのがポイント。モ二ュメントに付けられた絵馬は、毎年大晦日に神社でお焚き上げされます。観光の思い出に、ぜひいかがでしょうか？
◆あいじょう岬
住所：静岡県熱海市和田浜南町8-15
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
熱海城は、桃山時代や慶長初期の建築様式にのっとって造った本格的な城。天守閣にそびえる鯱鉾は、約2m96cm。城の入口に、日本一の大きさと言われる実物大の鯱鉾があるので、観光の記念に写真撮影をお忘れなく。
最上階の天守閣展望台は市街地はもちろん、湯河原や真鶴半島、箱根連山、ぽっかりと浮かぶ初島、大島、天気の良い日は房総半島まで見渡せる眺望ポイントです。アタミロープウェイの山頂駅から徒歩約３分の場所にありますが、眺望だけでも一見の価値ありですよ。
この写真の記事を見る ≫
熱海は来遊者の年齢層が高めの観光地ですが、天守閣風建造物「熱海城」には、実は若者や子供が楽しめる地下遊戯室が存在します。アーケードゲームが多数並び、ボールプールやすべり台のプレイルームに卓球も。しかもそれらは全て入城料だけで遊び放題なんです。
営業時間内であれば時間制限なく無料で遊び放題なので、子供が満足しつつお財布も安心なのは親にとっても助かります。
◆熱海城
住所：静岡県熱海市曽我山1993
電話：0557-81-6206
アクセス：アタミロープウェイ山頂駅から徒歩3分
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
人気観光スポット「熱海城」に隣接する「熱海トリックアート迷宮館」は、平成26年に拡大リニューアルされ、売店スペースと追加作品が登場。計49点の不思議で楽しいオリジナル写真を撮ることができます。
館内には、大型タイプのトリックアートが複数用意されています。実際に寝そべったり、うつ伏せになるなど、全身の動きを活かして自分がアートの主人公になれるというもの。中でもビッグサイズの豪快な仕掛け絵が、海から豪快に飛び出てきたサメのトリックアートです。
この写真の記事を見る ≫
なお「熱海トリックアート迷宮館」では、所々にカツラやマスクといったかぶり物が用意されています。恥ずかしがり屋さんは、かぶりものを使うと羞恥心が失せて、大胆ポーズが撮れるかも。
室内の快適空間ですので、春夏秋冬・老若男女問わず、とても楽しいひとときを過ごすことができる観光スポットですよ。
◆熱海トリックアート迷宮館
住所：静岡県熱海市曽我山1993
電話：0557-82-7761
アクセス：アタミロープウェイ山頂駅から徒歩3分（熱海城に隣接）
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
熱海サンビーチの南に隣接する「親水公園」は、ヨットハーバーやテラス風デッキなどが整備され、あたみ桜やジャカランダなど四季の植物も楽しめます。
石のアーチが印象的な「ムーンテラス」は恋人の聖地に認定されており、縁結びのパワースポットとして大人気！テラスの尖端の石碑にある手形の上に手を置いて願えば、恋愛成就に効くのだとか。夜はライトアップされムード満点の、最強デートスポットです。
◆親水公園・ムーンテラス
住所：静岡県熱海市渚町地先
電話：0557-86-6218
アクセス：JR熱海駅より熱海港方面行きバス、銀座または親水公園下車
地図を見る ≫
夏には海水浴客で特ににぎわう「熱海サンビーチ」。熱海駅から徒歩圏内と市街地にありながら、ヤシの木が植えられきれいに整備された砂浜はリゾートムードたっぷりです。
ビーチ内は禁煙で、海水浴期間中は毎日砂浜清掃が行われるので、小さい子供も安心して遊ばせることができますね。
熱海サンビーチといえば夜のライトアップ！「東京タワー」などを手掛けた、世界的照明デザイナーの石井幹子さんプロデュースの、ライトアップされた砂浜は幻想的なんですよ。連日観光客や地元カップルでにぎわう、人気スポットです。
◆熱海サンビーチ
住所：静岡県熱海市東海岸町
電話：0557-86-6218
アクセス：JR熱海駅より熱海港・紅葉ガ丘方面行きバス、サンビーチ下車
地図を見る ≫
親水公園(熱海サンビーチ)に併設する桟橋から、熱海遊覧船「サンレモ」が就航しています。錦ヶ浦と近い距離の熱海サンビーチは毎年海水浴客で賑わいますが、ほかの季節は穏やかな水面の白い砂浜です。
サンレモの遊覧は約30分、海上から熱海や伊豆大島などの景色を楽しめる他に、船外でカモメの餌付けをすることもできます。海中展望室では、ガラス窓から海の中の様子を見ることも！お子様連れの観光にもピッタリですね。
◆遊覧船サンレモ
住所：静岡県熱海市渚町22
電話：0557-52-6657
アクセス：JR熱海駅より熱海港・後楽園あるいは相の原団地行きバス、親水公園下車
地図を見る ≫
「熱海芸妓連歌舞練場」は、芸妓の踊りを間近で見ることができる貴重な観光スポット。お座敷遊びは敷居が高くて…と尻込みされている方におすすめです。
元々は芸妓さんの稽古場である場所を開放した施設で、毎週土日に開催される「湯めまちをどり華の舞」もしくは、毎年4月28・29日開演の「熱海をどり」で鑑賞することができます。観光の際には公式サイトでスケジュールチェックをお忘れなく。
◆熱海芸妓連歌舞練場(芸妓見番)
住所：静岡県熱海市中央町17-13
電話：0557-81-3575
アクセス：JR熱海駅より紅葉ガ丘方面行きバス、清水町下車
地図を見る ≫
熱海駅からほど近いところに、時が止まったかのような、ロマンが溢れる名邸「起雲閣」があります。もともと熱海の三大別荘と呼ばれていましたが、旅館として生まれ変わり市内を代表する宿として多くの宿泊者を迎えました。
2014年のNHKの朝ドラ『花子とアン』では、九州の石炭王である嘉納伝助の屋敷として使われたのは、記憶に新しいところです。
日本家屋の美しさや、世界各地の装飾や様式を融合させた独特な建築物で、見応えがあります。大正・昭和のロマンが溢れる起雲閣を観光してみてはいかがでしょうか。
この写真の記事を見る ≫
旅館として生まれ変わった起雲閣は、市内を代表する宿として三島由紀夫・志賀直哉・太宰治・ 尾崎紅葉など多くの文豪にも愛されました。
『金色夜叉』で有名な尾崎紅葉の間には、“暗しとは柳にうきなあさみどり”と紅葉の句がガラス戸に刻み込まれています。
どの部屋からも一千坪の美しい庭園を眺めることができ、四季折々の花々も美しく、初春からは梅や、河津桜より早いあたみ桜も咲き始めます。
この写真の記事を見る ≫
1929年に建てられた洋館「金剛」にあるローマ風浴室のステンドグラスの窓やテラコッタ製の湯出口などは、建築当時のままです。この甘美な浴室では、『雪夫人絵図』という映画の撮影にも使われました。
起雲閣は、広い庭園を囲むように建物が建っていて、一周周ると玄関へと戻ります。日本家屋の美しさや、世界各地の装飾や様式を融合させた独特な建築物で、見応えのある観光スポットです。
◆起雲閣
住所：静岡県熱海市昭和町4-2
電話：0557-86-3101
アクセス：JR熱海駅より相の原方面行きバス、起雲閣前下車
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
提供元：一般社団法人 熱海市観光協会
http://www.ataminews.gr.jp/spot/174/観光名所を周るならチェックしておきたいのは「湯～遊～バス」。お宮の松や錦ヶ浦、アカオハーブ＆ローズガーデンなど、観光で外せない定番スポットを効率よく周ることができます。時間帯によってはボランティアガイドが同乗し、観光での見どころや歴史などをわかりやすく説明してくれますよ！
「湯～遊～バス」を賢く利用するなら1日乗り放題の「湯～遊～バス フリーきっぷ」の購入がおすすめ。提示することで観光施設の割引も受けられお得です。
◆湯～遊～バス
電話：0557-85-0381（伊豆東海バス）
熱海と言えば、「貫一お宮の像」が思い浮かぶ方も多いのでは？
この像は、熱海を舞台にした尾崎紅葉の小説『金色夜叉』の中の一場面「熱海海岸の場」で、貫一がお宮を足蹴にした場面を再現した像です。熱海に来たなら是非一度目にしておきたい定番中の定番スポットですね。
像に近付くと、センサーが感知して音楽が流れる仕組みになっており、像の傍らにある「お宮の松」の緑と、海が見られる日本的な美しい景観も必見です。
◆貫一お宮の像
住所：静岡県熱海市東海岸町
アクセス：JR熱海駅より熱海港方面行きバス、お宮の松下車
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
熱海で近年注目を集めている花といえば初夏に咲く「ジャカランダ」。熱帯植物で、世界三大花木にも数えられています。
市内にはポルトガルの姉妹都市から1990年に二本贈られた物が次第に増えて、今では60本以上。さらにお宮の松の両側(お宮緑地)にも、ジャカランダの苗木が多数植えられて整備されました。親水公園沿いの国道街路樹のジャカランダも絶景なので、観光におすすめです。
本州でジャカランダを見られるのは極めて珍しく、大変貴重なんですよ。
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
熱海観光と言えば、やっぱり「温泉」。日本でも有数の温泉地として栄えており、市内では歩いて源泉を巡る「熱海七湯めぐり」が点在しています。入ることは出来ませんが、大地から硫黄の匂いと共に湧き上がる湯煙を間近で体感することができます。
湯巡りは「野中の湯」など全部で7つあり、こちらは熱海駅から徒歩約10分の場所にある「小沢の湯」です。「人が大きな声で叫べば、大いに温泉が湧き、小さな声で叫べば小さく湧き出た」と言われた変わった源泉なんですよ。
この写真の記事を見る ≫
熱海はそこかしこに温泉が湧き出るところ。街に点在する噴泉の中でも、「熱海大湯間欠泉」は噴出した当時、世界三大間欠泉噴として有名だったところです。関東大震災時に一時墳出が止まりましたが、今は再び整備されて観光客の目を楽しませています。
5～10分間隔で噴き出すその姿は圧倒的な迫力。隣には日本で最初の電話ボックスが残されているなど見どころたっぷりです。
◆大湯間歇泉
住所：静岡県熱海市上宿町
アクセス：JR熱海駅より「湯～遊～バス」大湯間歇泉下車、徒歩3分
地図を見る ≫
温泉地で食べる、熱々の出来たて「温泉まんじゅう」は格別です。
熱海駅前にある「平和通り名店街」などでは、温泉まんじゅう屋さんが軒を連ね、湯煙を上げながらまんじゅうを蒸す様子が見られます。
創業百年以上続く老舗店「延命堂」は大正初期に、温泉の蒸気を利用して蒸した温泉まんじゅうを提案した、元祖温泉まんじゅうのお店。食べる人の健康と温泉地の発展を願って「延命まんじゅう」と名付けられています。
この写真の記事を見る ≫
毎年1月下旬から2月上旬にかけて、あたみ桜が開花します。あたみ桜は本州で最も早く咲く桜として知られており、その名の通り全国に名を馳せる日本屈指の温泉地、熱海で咲き、観光客の目を楽しませています。
あたみ桜は花びらが濃いピンク色で、花が大きいのが特長。沖縄原産のカンヒザクラと、関西以西の暖地帯に分布するヤマザクラの自然雑種と推測されています。
1月中に花を咲かせる沖縄のカンヒザクラと並んで、あたみ桜も1月中に開花を迎えるので、日本で最も早く咲く桜とされているのです。
◆糸川遊歩道
住所：静岡県熱海市銀座岸町
この写真の記事を見る ≫
消え去ろうとしている古き良き時代の残照を求めて散歩するのも、熱海観光の楽しみ方のひとつです。
戦前に建てられたという「竜宮閣」の建物は戦時中、学童疎開にも使われていた歴史ある建造物。しかし古いながらも掃除が行き届いており、清潔感があります。
変にリニューアルせず、玄関から廊下、階段と、至るところが昭和の雰囲気そのまま。
建物の脇の路地を隔てたすぐ隣に間欠泉が噴出しており、その新鮮なお湯がダイレクトに引かれています。
◆龍宮閣
住所：静岡県熱海市田原本町1-14
電話：0557-81-3355
アクセス：JR熱海駅より徒歩5分
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
数ある温泉地の中でも、熱海は昭和レトロな街並みと風情をめいっぱい観光で満喫できる有数の温泉街です。
市内の立寄り湯の中で今、密かに温泉マニアの間で口コミで広まりつつあるのが「福島屋旅館」。そのたたずまいと、周囲の環境は、完全に昭和にタイムスリップしたよう。
低価格でホンモノの源泉掛け流しをゆっくりと楽しめるとあって、毎日入浴にくるコアな地元リピーターから、若手の温泉マニアにも人気です。
◆福島屋旅館
住所：静岡県熱海市銀座町14-24
電話：0557-81-2105
アクセス：JR熱海駅より徒歩10分
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
「日航亭・大湯」は日本銀行を創設した松方正義公の別荘跡地で、こちらも昭和の温泉旅館の雰囲気を満喫できる建物です。
広い内湯、露天、共に源泉100%掛け流し。源泉温度が92度と高いため加温も無し。内湯と露天の間でお湯を循環させる事によって、露天が冷め過ぎないよう工夫されています。露天と言っても屋根付きの半露天ですが、季節によって海から渡る風、または山から吹き降ろす風が実に心地良いです。
◆日航亭・大湯
住所：静岡県熱海市上宿町5-26
電話：0557-83-6021
アクセス：JR熱海駅より徒歩12分
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
卓越した本物の美術品があることで有名なＭＯＡ美術館。ここに所蔵されているコレクションは全部で約３５００点。その中には、国宝や重要文化財になっているお宝もあります。
美術館の名前の｢ＭＯＡ｣の｢ＭＯ｣は、創設者、岡田茂吉のイニシャルで、｢Ａ｣は、統合を意味する英語のアソシエーションの頭文字。海外への美術品の流出を防ぎ、収集したコレクションを、一人でも多くの人に見て楽しんでもらい、人間の品性を向上されるために美術館を開館しました。
◆MOA美術館
住所：静岡県熱海市桃山町26-2
電話：0557-84-2511
アクセス：JR熱海駅よりMOA美術館行きバス
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
来宮神社は、樹齢2000年の大楠が圧倒的なエネルギーを誇るパワースポット。古来、ご神木の大楠には神が宿っていると信じられ崇められてきたのです。
来宮神社のご祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)、五十猛命(いそたけるのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)。
このうち五十猛命は、大陸より日本に樹木を持ち帰ったとされる木の神様です。
温泉に来たついで…ではなく、ぜひ来宮神社を目的に訪れて欲しい、おすすめの観光スポットです。
この写真の記事を見る ≫
來宮神社を訪れたら絶対に外せないのが、この神社の御神木「大楠」。
本殿の左側を進むとあり、まるでマンモスの様な極太の幹。波打つような異様な樹形は、木に近づいて歩くほど神々しい雰囲気が伝わってきます。
空高く伸びた何本かの枝。枝に茂らせた葉は、上から見せつけているようで、貫禄があって見応え十分です。この大楠は、国指定天然記念物になっていて、樹齢2000年超。人を遥かに凌ぐ樹高は、まさに圧巻です。
この写真の記事を見る ≫
全国に来宮神社(きのみやじんじゃ)と呼ばれる神社は44社ありますが、その大本となるのが熱海の来宮神社です。
来宮神社では「木霊 フォレスト プロジェクト」といって、境内を160個のLEDでライトアップする珍しい試みを行っています。夜の来宮神社は、川のせせらぎが聞こえたり、幻想的な世界が広がります。昼間とは違う来宮神社もぜひ観光に訪れてみてください。
◆來宮神社
住所：静岡県熱海市西山町43-1
電話：0557-82-2241
アクセス：JR熱海駅より十国峠行または西山循環バス、來宮神社前下車
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
熱海梅園は、温泉療養施設 「きゅう汽館」(旧「大湯」)が完成したことがきっかけで、明治19年に開園しました。内務省の初代衛生局長、長与専斎(ながよせんさい)氏が温泉療養と共に適度な運動が不可欠であると提唱したことによります。
こちらの梅は11月下旬～12月上旬に開花が始まるため、「日本一の早咲き梅」と言われます。毎年「熱海梅園梅まつり」が開催され、早咲き、中咲き、遅咲きと順に開花していくため、長い期間花を楽しめる観光スポットです。
この写真の記事を見る ≫
熱海梅園は熱海温泉を代表する観光スポットで、名前の通り梅の名所です。しかし、実は紅葉の名所でもあり、「『梅もみじ園』が正式名称では？」と思ってしまう程の素晴らしさです。
こちらの紅葉は毎年の色付きが素晴らしい上に、雙眉(そうび)橋と駐杖(ちゅうじょう)橋の周辺に紅葉が多く、絶景の紅葉スポットになっています。
この写真の記事を見る ≫
熱海梅園で、毎年6月前半に行われる「ほたる観賞の夕べ」は、観光におすすめのホタル観賞スポットです。
名前の通り本来は梅園ですが、秋には見事な紅葉スポットになり、初夏には絶好のホタル観賞スポットになるという信じ難い素晴らしさ。特に初川清流とホタルのコラボは絶景です。
◆熱海梅園
住所：静岡県熱海市梅園町8-11
電話：0557-86-6218
アクセス：JR熱海駅より相の原団地行きバスで約15分、梅園下車
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
「新技術開発財団 植物研究園」は、園内の樹木や草花などで、生態系機能の解明を行う研究施設です。そのため、普段は研究者や関係者しか立ち入りができない特別な施設ですが、紅葉が見頃を迎える11月下旬に限定して、数日間特別に一般公開されます。
庭園の広さは、約1万2270平方メートル。四季折々の木々が植えられていて、素晴らしい紅葉を見ることができます。まだまだ知名度が低い観光スポットなので、美しい紅葉を独り占めして、贅沢気分を堪能してみてはいかがでしょうか？
この写真の記事を見る ≫
入園口から庭園に入ると、朱色の橋と、赤く染まったモミジ。何とも美しい光景が観光客をおもてなしをしてくれます。
山麓の谷間を利用して庭園が造られ、約110種以上の樹木や200種以上の草花が生育。梅林・もみじの広場・わさび田などのゾーンもあります。
ただの庭園に見えますが、園内で生育する植物など使って研究が行われているという点が、ここが普通の庭園とは違うところです。
◆新技術開発財団 植物研究園
住所：静岡県熱海市相の原町11-8
電話：0557-81-2656
アクセス：JR熱海駅より伊豆箱根バス相の原団地線、上相の原下車
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
「姫の沢公園」はJR熱海駅から伊豆箱根バスで約25分、姫の沢公園バス停で下車すぐの場所。市街地を見下ろせる山の斜面にある、約108万平方メートルの広さがある公園です。
園内はピクニック広場・池の広場などに分かれ、約600種類の植物が植えられています。夏はムクゲ、秋は金木犀やツワブキ、冬は椿やサザンカなど、四季折々の花が見られる自然豊かな公園。つつじは、園内に約7万5千株植えられていて、4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎え「花まつり」が開催され、多くの観光客でにぎわいます。
この写真の記事を見る ≫
園内のアスレチック広場では、50基のフィールドアスレチックがあり、やんちゃ盛りの子供にお勧めです。園内には、レストランなどの食事処はありませんが、おべんとう広場があるので、お弁当を持ってピクニック気分で観光に訪れると良いですね。
花まつりの期間中、お餅つきやスタンプラリー、太鼓の演奏など色々なイベントが開催され、ピクニック広場では「ヤギのふれあい広場」があり、ヤギにエサを与えることができます。
◆姫の沢公園
住所：静岡県熱海市伊豆山1164-1
電話：0557-83-5301
アクセス：JR熱海駅より伊豆箱根バス関所跡・箱根園行き、姫の沢公園下車
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
静岡県熱海市と函南町にまたがる「十国峠(日金山)」。伊豆、相模、駿河、遠州、甲斐、安房、上総、下総、武蔵、信濃、五島(大島、新島、神津島、三宅島、利島)が望めることから十国峠と名付けられているほどの眺望が楽しめる観光地です。
それほど標高は高くないため冬季も積雪が伴うことが少なく、年中楽しめる穴場的な観光スポットです。なんといっても360度のパノラマが広がる大展望が魅力！十国峠からの富士山は距離も近く格別に美しいです。
十国峠観光は、「絶景富士山乗車券」を購入するのがお得です。JR熱海駅近くの伊豆箱根バス営業所、もしくはバス乗車時に車内でも購入ができます。これは熱海駅からの1日バス乗り放題&十国峠ケーブルカーの往復乗車券付きの見逃せない格安チケット。
十国峠入り口でバスを降りケーブルカーに乗ればあっという間に頂上に到着！。乗り場にはお土産販売などもあり、頂上にはトイレもあるので誰でも安心して観光が楽しめます。
十国峠はハイキングコースにも指定されています。十国峠頂上から軽い散策もできれば、しばらく行った姫の沢公園から樹林帯を抜け、JR熱海駅、JR湯河原駅までの下りコースも整備されています。
このハイキングコースは「日金山石仏の道」と言われ、途中の「日金山 東光寺」は、源頼朝が建立した「延命地蔵菩薩像」が本尊になっている由緒正しきお寺。これに伴い42丁目まで各丁標の道々に石仏がたくさん置かれています。
◆箱根 十国峠ケーブルカー
住所：静岡県田方郡函南町桑原1400-20
電話：0557-81-6895
アクセス：JR熱海駅より伊豆箱根バスで約40分
地図を見る ≫
静岡県の熱海沖にポッカリ浮かぶ初島は、気軽に行ける離島として観光客に人気のリゾートアイランド。
キャンプといえば、テントや寝袋、調理器具に食材と、準備が大変と思われがちですが、「初島アイランドリゾート アイランドキャンプ ヴィラ」では、すでに用意されており、テーブルクロスやクーラーボックスなどもレンタル可能。テントヴィラに宿泊すると、風や波の音、闇に輝く星、朝の光など、自然をより深く感じられます。
身軽、手軽に出かけられる離島キャンプ、ぜひ観光で体験してみてください。
この写真の記事を見る ≫
地図を見る ≫
熱海と言えばホテルの部屋から眺める美しい風景が人気の1つ。その海の向こうにポッカリ浮かんでいる「初島」をご存知でしょうか？
初島は東京から一番近い離島で、熱海港から25分で到着できる、花やグルメと素晴らしい眺望が楽しめる注目の観光スポットです。
熱海から初島まで運航する定期船「イルドバカンスプレミア」の船内はとても優雅な空間となっていて、初島までの25分間のクルージングを素敵に演出してくれます。
この写真の記事を見る ≫
初島観光でおすすめは、海岸線ギリギリに作られた「海泉浴 島の湯」。目の前に海が広がり開放感抜群の露天風呂と内湯は、地下40メートルから汲み上げた井戸水を沸かしたもので、多量のミネラル分が溶け込んでいるんです。海と空と一体になったような気分で、湯浴みが楽しめますよ！
◆富士急マリンリゾート（高速船問い合わせ先）
電話：0557-81-0541
アクセス：熱海港より高速船で30分
この写真の記事を見る ≫
今度の休みは熱海へ観光に行こうかという話になると「温泉に泊まって１泊、あとはどこがおすすめなの？」「うーん」と悩んでしまうこと、ありませんか？
昔から人気の観光地というのは「年中いつ行っても楽しめる」「年代や男女を問わず楽しめる」「自然がいっぱい」こんな点が共通しているのではないでしょうか？
このまとめで、「おもしろそう」「知らなかった」そんな熱海を発見していただければと思います。よいご旅行を！
この記事の関連MEMO
- 広告 -
このスポットに行きたい！と思ったらトラベルjpでまとめて検索！
条件を指定して検索
(2024/4/19更新)
- PR -
- 広告 -
