おすすめはここ!飛行機の座席5つの選び方

おすすめはここ!飛行機の座席5つの選び方

更新日:2023/02/27 12:09

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

飛行機の座席をネットでシートマップを見ながら指定する場合や、自動チェックイン機で指定する場合など、座席をどこにしたらいいのか迷う人も多いのではないでしょうか。飛行機の座席は、窓側・通路側、前方・後方で過ごしやすさが異なります。そこで今回はそれぞれの座席の違い、選び方についてご紹介します!

1. 窓側・通路側どちらの方が良い?

座席を選ぶときの1つ目のポイントは、窓側と通路側どちらにするかです。窓側と通路側のメリット・デメリットは次の通りです。

■窓側の座席
<メリット>
・上空からの景色を眺められる
・壁にもたれて座ることができる
・隣の人が席を立つ時にわざわざ席を立たずに済む

<デメリット>
・トイレに行くときなど、隣の人に一声かけて移動する必要がある
・荷物の収納棚から荷物を取りにくい
・通路側と比べて寒いことがある

■通路側の座席
<メリット>
・気兼ねなく席を立てる
・窓側と比べて空間を広く使える
・客室乗務員を呼びやすい

<デメリット>
・荷物を足元に置きにくい
・寝ている時も窓側の人が席を立つときに起こされることがある

1. 窓側・通路側どちらの方が良い?

提供元:PIXTA

https://pixta.jp/

また、機体によって座席の配置が「2-3-2」や「3-3-3」など3人が並ぶ席もあります。1人旅などで3人掛けの真ん中の座席に座ると、両隣に知らない人が座ることになるため落ち着きにくいです。飛行機を1人で利用する場合は、窓側か通路側の座席を選ぶと良いでしょう。

窓側の座席はゆっくりと風景を見ながら過ごしたい人、通路側の座席はトイレが近い人や空間を広く使いたい人におすすめの座席です。

2. 前方・後方はどう違う?

2. 前方・後方はどう違う?

提供元:PIXTA

https://pixta.jp/

飛行機の座席は前方、後方でも過ごしやすさが異なります。

■前方の座席
<メリット>
・エンジンより前にあり、比較的静か
・飛行機の出入り口が近く早く降りられる
・後方と比べて比較的揺れが少ない

<デメリット>
・機体によって異なるものの、JALの「クラスJ」や「ファーストクラス」、ANAの「プレミアムクラス」など普通席よりクラスが上のため、料金が高いことが多い

■後方部の座席
<メリット>
・比較的空いているので、複数人で利用する場合に隣同士で座りやすい
・翼の後ろなので景色を楽しめる

<デメリット>
・前方に比べてエンジン音がうるさい
・出入口が遠いので降機まで時間がかかる

前方はゆっくりと過ごしたい場合、後方の座席は複数人で並んで座りたい場合におすすめです。

3. 子どもを連れている場合はどう選ぶ?

3. 子どもを連れている場合はどう選ぶ?

提供元:PIXTA

https://pixta.jp/

赤ちゃんを連れて搭乗する場合は、親が通路側、赤ちゃんは窓側か真ん中の座席を予約すると良いでしょう。通路側の座席は客室乗務員を呼びやすく、化粧室へ向かいやすいです。

赤ちゃんではなくチャイルドシートがなくても済む子どもの場合、子どもを窓側、親が通路側の座席がおすすめです。窓から景色を見られ、子どもが退屈しません。また、窓側は壁にもたれられるため疲れにくいです。

窓側の座席がない列の場合は、子どもを通路側、親が隣に座ることができる座席を選びましょう。通路側はスペースを広く使えるため、子どもも疲れることなく座ることができます。

4. 国内線は上位クラスに意外と安く乗れる?

JALやANAには、普通席だけでなく次のクラスがあります。

JALの座席クラス
・クラスJ
・ファーストクラス

クラスJはシートピッチが普通席より約20cmも広く、肘掛けの幅もおよそ3倍。ゆったりと過ごせます。

さらにファーストクラスはシート幅が普通席より50cm程度広く、無料で機内食やお酒を楽しめます。

ANAの座席クラス
・プレミアムクラス

JALのファーストクラスと同様に機内食・お酒を無料で楽しめます。また、国際線ビジネスクラス用のスリッパや音質にこだわった高性能ヘッドフォン、ウール100%の毛布などアメニティを利用できます。

もしクラスJに空きがあれば、路線によって1,000〜3,000円を追加することで当日アップグレードが可能。ファーストクラス、ANAのプレミアムクラスも同じように追加料金を支払うことでアップグレードすることができます。くわしくは各公式サイトをご確認ください。

5. 非常口付近の座席は広いが要注意!

5. 非常口付近の座席は広いが要注意!

提供元:PIXTA

https://pixta.jp/

非常口座席は前に座席がないため広々としていて、足を伸ばして過ごすことができます。しかし非常口座席を利用するには次のような条件があります。

1. 満15歳以上
2. 搭乗に際して付き添いの方や係員の手伝いを必要としない
3. 航空機ドアの開閉等、緊急脱出の援助を実施することができる
4. 脱出手順の案内および乗務員の指示を理解し、他の乗客へ口頭で伝えられる
5. 緊急脱出時に同伴者の援助をする必要がない
6. 緊急脱出の援助を実施することに同意する必要がある

非常口座席は、緊急時に客室乗務員の指示に従い手伝う必要があるため、一定の体力・実行能力が必要です。また、15歳未満、子供連れの場合は、緊急時の援助に専念できないため予約できません。

緊急時には、客室乗務員が非常口を完全に開放するまでの間他の乗客員を制止、脱出スライドがふくらんだ後、他の乗客を迅速に脱出させるなど援助する必要があります。

メリット・デメリットを理解して座席を指定しよう!

窓側の座席は外の景色が見え、空路によっては富士山などの風景を楽しめる一方、席を立つときに隣の人に声をかける必要があります。

通路側の座席は、声をかけることなく座席を立てるのが最大のメリットです。しかし通路側は足元に荷物を置きにくいです。寝ている時も窓側の人が席を立つ時に起こされることもあります。

窓側・通路側、前方・後方など、それぞれの座席のメリット・デメリットを理解して、座席を指定し、快適な空の旅を楽しみましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。

- 広告 -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!

条件を指定して検索

エリア・カテゴリ別 記事リスト

このナビゲーターの記事一覧(国内)

このナビゲーターの記事一覧(海外)

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -