ペットと旅・全国お勧めスポット!車酔い対策と便利グッズもお忘れなく

ペットと旅・全国お勧めスポット!車酔い対策と便利グッズもお忘れなく

更新日:2016/05/06 11:39

Ise Shinkurouのプロフィール写真 Ise Shinkurou

ペットと一緒に旅行したいけれど何を準備すれば?移動中は大丈夫かな?最初は何かと戸惑いも多いですよね。旅連れ犬・小太郎と日本中に足跡をつけてきた筆者が「犬旅のお役立ちグッズ」と「車酔い対策」をアドバイス!さらにペットと旅を愉しめる全国のお勧めエリアをご紹介します。次の旅行はあなたの大切な旅連れクンと素敵な思い出を作ってみませんか?

素敵な旅はお出かけ前の準備から

素敵な旅はお出かけ前の準備から

写真:Ise Shinkurou

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今回は犬の旅連れとドライブを中心にご紹介したいと思います。まずは持ち物の準備です。普段のお散歩と同じ持ち物は必需品です。(携帯用水飲み・ウンチ袋・ティッシュペーパー・ウエットティッシュ等)

今回は長時間のドライブですので、ティッシュペーパーに加えキッチンペーパーも持参されてはいかがでしょうか。厚手で丈夫なので色々な場面で活躍します。簡単なタオル代わりにも使えますし、急なおう吐などにも対応できます。

次に普段ご利用のウンチ袋ですが、観光地では処理する場所は限られていますので、どこかSAのドッグランなどの処理場まで、車中に置く事になってしまいます。そこで消臭機能付きのマナーポーチが活躍します。

マナーポーチが無ければ、やはりビニール袋だけだと抵抗がありますよね。そこで活躍するのは「消臭剤を入れたお弁当用の保冷バッグ」。100円ショップの安価な物で十分です。見た目も良いですし匂いも抑える事が出来ます。

少し荷物が増えても大丈夫かなと思われる方は「レジャーシート」もどうぞ!屋外だけでなく、急な雨で濡れたペットの体から車のシートを保護するのにも役立ちます。移動中にずれないように隅に紐を通したりといろいろと工夫してみて下さいね。

またレジャーシートは宿で、トイレパットの下に敷いて利用するのも便利です。思わぬ失敗にもあわてずに済みます。

そしていつものフード。旅行中は愛犬も初めての場所なので緊張しますので、出来る限り普段と同じフードを持参します。
一回分ずつ小袋に入れて小分けし、匂い対策に口にチャック等が付いたフードストック等を利用されると便利です。

さて忘れてはいけないのが、ドライブ途中の水分補給。夏の気温の高い時は、半分凍らせたペットボトルとがちがちに凍らせた物をクーラーボックスに。半分凍らせたものは飲み水に利用(凍らせすぎて飲ませたいときに困った経験から)。良く凍った物はタオル等で包んで暑さ対策に利用します。飼い主さんの愛情で上手く体温調節をしてあげて下さいね。

そして最後にロングリード。下記でご紹介しますが、記念撮影等の「これぞペット同伴旅の醍醐味!」と感じるシーンで大活躍です。

酔い止め対策をしながら楽しいドライブを

車酔いでせっかくの旅行も愉しめなかった経験はありませんか?これはペットも同じ事ですよね。では筆者お勧めの酔い止め対策をご紹介しますね。

まず初めてペット同伴旅行をされる方は、あなたのペットが車酔いをするかどうか確認するため、ご近所をドライブしてみてはいかがでしょうか?もし車が苦手なようでしたら、少しずつ車に慣れさせてあげると、酔いは少し軽減されます。楽しい旅行の前準備だと思って気長に付き合ってあげて下さいね。

さていよいよ出発ですが、食事を終え暫くたってからお車に!食後すぐの移動は出来る限り避けたほうが無難です。また車内では少し狭いケージのほうが揺れを防いで安定感があります。もし不安そうな様子ならケージの上から大判のタオルをかけてあげると落ち着きますよ。

初めてのドライブの場合は、可能な限り1時間程で休憩をし、様子を観察してあげて下さいね。夏でなくても車内は意外に高温になりますし、ゲージを置いている後部座席のみ陽が当たる事もあります。筆者は後部座席にも温度計を置いてこまめに温度をチェックするように心がけています。

酔い止めの薬も市販されていますが、筆者はほとんど利用しません。どうしてもという場合は、かかりつけの獣医さんにご相談される事をお勧めします。

また訪問地にあわせて公園・河原などのお散歩コースをチェック。つい観光地に目が行きますが、普段お散歩した事のない公園や河原での休憩は、ペットだけでなく飼い主もリラックス出来、思わぬ楽しみがあります。

是非お勧めしたいペット同伴で愉しめるスポット10選

今までに筆者と小太郎が足跡を付けた訪問地で、特に思い出深いスポットを10選してみました。

夏の涼を求める旅には、群馬県「吹割の滝」と兵庫県「生野銀山」がお勧め。「吹割の滝」は遊歩道を歩きながらイオンパワーをしっかり貰えます。ペットも一緒に岩肌を歩けるので、とても涼しい滝スポットです。また江戸の財政を支えた銀の発掘場で歴史を学べる「生野銀山」もお勧めです。ここの観光坑道は、「ペットも一緒に楽しんでね!」とペットを積極的に受け入れている珍しい炭鉱跡地。50分ほどの涼しい観光をペット同伴で楽しめます。マナーを守って愉しく観光して下さいね。(Memo欄からどうぞ。)

また長野県の「白馬エリア」栃木県「那須高原」はペット同伴可のお店や宿そして川遊びスポット等が充実しています。ペット同伴でも地域の味を愉しめる、飼い主にも嬉しいエリア。このエリアは首都圏からも近くて避暑に最適ですよ。(Memo欄からどうぞ。)

またロマンチックな散策がお気に入りの方は、愛知県渥美半島・伊良湖岬をドライブされるのはいかがですか?先端にある灯台周辺は夕日に染まる美しい海原を眺めながら散策できる海沿いの遊歩道が充実しています。

また日本海の夕日も少し趣が変わって素敵ですよ。日本海側には多くの夕日スポットがありますが、筆者のお気に入りは石川県「なぎさドライブウェイ」と秋田県男鹿半島先端にある「入道崎」。北緯40度記念碑周辺は素敵な芝生が広がりペットとゆっくり散策出来ます。

少し面白いスポットとして宮崎県串間市「都井岬(といみさき)」。現存する日本在来種「御崎馬」がほぼ自然の状態で半島全体に生息しています。また京都府福知山市にある「酒呑童子の里」も少し変わった観光地。鬼の足跡を探しながら、鬼のモニュメントとペットの記念撮影も面白いですよね。どちらもペットと一緒に一日ゆっくりと散策できる最高のスポットです。

関東エリアでは群馬県水上温泉エリア。えっペットと温泉街?と不思議に思われるかも分かりませんね。澄んだ流れの利根川を見ながら水上駅の周辺を愉しむ散策道が筆者お気に入りの場所。お帰りには温泉で疲れを癒すことが出来るなんて、飼い主にとっても癒しのスポットですね。川沿いの散策道は日本中沢山ありますが、ここの散策は目に入る景色が一味違う素敵な温泉街の散策道です。

いかがでしたでしょうか?小太郎は大型犬なので様々な制限を受けますが、ケージやキャリアーに入る小・中型のペットだと、ますます旅の選択肢が広がります。皆様も素敵な思い出をいっぱい作って下さいね。

是非お勧めしたいペット同伴で愉しめるスポット10選

写真:Ise Shinkurou

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今日のお散歩コースは歴史街道「中山道」!

今日のお散歩コースは歴史街道「中山道」!

写真:Ise Shinkurou

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夏の涼を求める旅として、木曽路の代表的な宿場町「馬籠宿」の穴場スポットをご紹介します。往時の雰囲気が色濃く残り、中山道の散策道もある宿場町は、とても人気のある観光地です。ですが観光客で賑わう街道の道幅はとても狭く、ペット同伴だと歩くだけで気疲れする事も。これはペットも同じですよね。そこで今回のお勧めは馬籠宿外れにある水車塚公園。

写真は公園での記念撮影ですが、先にご紹介したロングリードの出番ですね。あまり人がいないので「これぞペット同伴旅行の醍醐味!」を味わって頂けます。素敵な旅のワンショットです。

またもう一つのお勧めは、水車塚公園の前にある旧中山道の入り口。何と今回のお散歩コースは往時の雰囲気が色濃く残る、歴史街道「中山道」です。あなたの大切な旅連れクンとゆっくり歴史の道をご堪能頂けます。

また最近犬の長生きの秘訣の一つに「旅行」が挙げられていますね。普段嗅いだことのない匂い、いつもと違う景色の散歩コースを歩く事で、犬に刺激を与え長生きすると言われています。愉しみながらペットの体に良いなんてとても素敵だと思われませんか?

素敵な旅になりますように

ペット同伴の旅行は時々制約を受ける事もありますが、少しの工夫でとっても素敵な旅の思い出を作る事が出来ます。また普段のお散歩では体験出来ないペットとの触れ合いも。そしてマナーを守る事で、どこにでもペットと旅が出来れば本当に素敵です。次の旅はペットとご一緒はいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。

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