関空発着の最安値を狙え!LCC国内線航空券 運賃比較!

関空発着の最安値を狙え!LCC国内線航空券 運賃比較!

更新日:2018/05/18 15:12

浮き草 ゆきんこのプロフィール写真 浮き草 ゆきんこ トラベルライター、プチプラ旅専門家、LCC弾丸トラベラー

LCC(格安航空会社)が日本の空を席巻し始めてから早2年。安さもさることながら、就航都市も年々増え、飛行機がどんどん身近な存在となっています。安いと言われているLCCですが、いつでも安いと思っていませんか?今回は関西空港発着のピーチとジェットスターに焦点をあて、LCC初心者からある程度の知識がある人まで国内航空券の最安値の狙い方を伝授します!

JALやANA?それとも、LCC(ピーチ、ジェットスター)?どれを使う?

JALやANA?それとも、LCC(ピーチ、ジェットスター)?どれを使う?

写真:浮き草 ゆきんこ

地図を見る

JALは先得、ANAは旅割と大手航空会社も負けじと航空券を安く購入できるプランを設定しています。最も安い値段設定は搭乗日2カ月前に購入できるもの。そこからどんどん値段は上がっていきます。
ただ、2カ月前に予約する割引プランで購入したとしてもやはりLCCの値段には負けます。例でみていきましょう。

関西空港−沖縄(那覇)路線は4社が競合する激戦区間。出発予定日1か月前の18時台に出発する航空券の値段を比較してみると、ANAが旅割で13,000円なのが、ピーチでは通常値段で6,300円とほぼ半値。確かに安いLCCですが、この値段は単に航空券代金のみ。ピーチのケースで追加でかかるものをみていきましょう。

1.受託手荷物
機内持ち込みであれば10kgまで無料ですが、超過する場合やスーツケースの大きさが違う場合は受託手荷物になります。1個1,650円がかかり、さらに1個増えるごとに1,650円加算されていきます。

2.座席指定
ピーチでは基本的に座席を指定しない場合、当日チェックインした時点で自動的に振り当てられます。絶対に友人や家族と隣に座りたいという場合、シートの広さによって値段は違いますが、260円〜1,300円の追加代金がかかります。

3.支払手数料
クレジットカードやコンビニで支払う場合1区間330円〜550円の手数料がかかります。たとえば、スマートフォンやタブレットで往復航空券を予約し、クレジットカードで支払うと880円、パソコンで予約した場合は660円かかります。少しでも安くするならパソコンから予約することをおススメします。また、コンビニ支払いはさらに割高になるため、クレジットカード決済が無難です。

4.機内サービス 
JALやANAはお茶やコーヒーは無料ですが、LCCではこれがすべて有料。搭乗前にドリンクを購入する必要があります。

追加代金を払ったとしても価格が安いLCC。
それでは、ジェットスターとピーチのどちらを選んだらいいのでしょうか。

ジェットスターとピーチ、値段の違いは?

ジェットスターとピーチ、値段の違いは?

写真:浮き草 ゆきんこ

地図を見る

関西国際空港から出発する国内線のLCCはジェットスターとピーチの2社。
ジェットスターの路線はすべてピーチと同じで、札幌(新千歳)、成田、福岡、沖縄(那覇)の4路線となります。
価格比較するだけとなりますが、通常運賃だけをみるとピーチがほぼ安いです。
先ほど紹介した追加費用についてはジェットスターも徴収されますが、金額に微妙な違いがあります。

・受託手荷物
 ピーチ:路線によって違いますが、1,030円〜1,650円
 ジェットスター:1,440円〜5kg単位で購入可能。

・座席指定
 ピーチ:260円〜1,300円
 ジェットスター:460円〜980円 
  いずれもシートタイプにより異なります。

・支払手数料
 ピーチ:660円〜1,100円(支払方法により異なる)
 ジェットスター:860円

これらの微妙な追加費用をプラスしてみてジェットスターとピーチのどちらを使うかを決めましょう。

ジェットスターとピーチ、どっちを使う?

ジェットスターとピーチ、どっちを使う?

写真:浮き草 ゆきんこ

地図を見る

金額以外の違いは使用ターミナル。ジェットスターは第一ターミナルから出発するため、アクセスが非常に便利です。一方、ピーチは新しくできた第二ターミナルから出発するため、第一ターミナルから専用バスで約10分、移動をしなければならなくなります。

もう一つは客室乗務員!ジェットスターはアジア各地から客室乗務員を募集しているため、国籍がさまざま。国内線であっても外国人客室乗務員が勤務していることもたまにあります!国内線に乗りながら海外旅行気分が味わえちゃうのがジェットスターの魅力。

最後は機内の雰囲気。ピーチはトレードマークのピンクを基調としているのに対し、ジェットスターはシックな黒で統一。
また、シートピッチについてはスタンダートシートだけでいうとピーチのほうが狭く感じます。

どちらを選ぶか、旅のスタイルにあわせて選んでみてくださいね。

さて、ここからはいよいよ本題。航空券をもっと安く買う方法はないの?あきらめてはいけません!まだまだ安く購入できる方法はあります!

最安値の狙い方〜メルマガ登録のススメ〜

通常料金から安い値段設定をしているLCCですが、さらに安くなるのがセール期間で、通常料金の半額くらいの値段設定をしています。いつがセールかというと明確な日にちはありません。
よくあるのが、新規就航記念セール、運航●周年記念セール、バレンタイン、クリスマスなどのイベントに絡ませるセールなど。ランダムに発表されるのでHPをよくチェックしてみてください。
毎日チェックするのは大変という方は、各社が発行しているメールマガジン登録がおススメ。メールマガジンでは一足早くセール期間のお知らせをしてくれるため、見逃すことがありません。また、セールの席は座席数が決まっているためセール開始とともに予約をしないと取れないことも。見逃さないためにもメールマガジンの登録は必須です。セールは大体、1か月に一度ありますよ。

旅行日程が決まっていて時間に余裕がある方はセールを待って予約してみてくださいね。

安く予約する方法とは

安く予約する方法とは

写真:浮き草 ゆきんこ

地図を見る

ジェットスターでの予約はパソコンでもスマートフォンでも変わりはないのですが、ピーチに限っていうと、最も安く予約できる方法は「パソコン」。スマートフォンでも予約可能ですが、先ほども記載したようにクレジットカードやコンビニで支払う場合、手数料が少し割高になりますので、パソコンが一番安く予約できます。
パソコンもスマートフォンも持ってない!という方は直接コンタクトセンターに電話をして予約することになりますが、ピーチでは1,620円、ジェットスターでは2,780円追加手数料がとられます。また、コンタクトセンターで予約すると受託手荷物代も高くなってしまいます。
もう一つは、格安航空券を取り扱っている旅行代理店に予約を申し込む方法。航空券の価格比較を行う旅行のポータルサイト上で価格検索をすると一番上にヒットするのがLCC。旅行代理店で申し込むと取扱い手数料がかかりますが、受託手荷物などHP上と同じ値段設定の場合があるのでコンタクトセンターで申し込むより安い場合もあります。

LCCの取り消し手数料などの注意事項

LCCの取り消し手数料などの注意事項

写真:浮き草 ゆきんこ

地図を見る

JALやANAは、正規運賃のチケットで、便出発前であれば、払い戻し手数料1区間430円かかりますが、無料で取り消しができます。割引チケットの場合は、運賃体系、区間、取り消し日・時間などによりますが、1,000円〜5,000円、また、割引率が高い2カ月前予約のチケットでは運賃の50%かかるケースもあります。便出発前であれば運賃の半分は戻ってくる仕組みになっています。
一方、LCCでは、通常運賃でもセール運賃でも追加オプションを払わないチケットの場合、便出発前であっても、予約した時点で払い戻し不可となり、全額徴収されてしまいます。
安いからといって早まらず、LCCの場合は、旅行日程が確定してから飛行機をおさえるのがベストです。

受託手荷物も追加手数料がかかるという話をしましたが、航空券予約と同時に予約をしないと、さらに割高になります。航空券購入後から値段があがり、さらに当日カウンターで申し込むと予約時よりも2倍の金額を徴収されることもあるため、事前にどれくらい荷物があるか確認が必要です。

最後は座席指定料金。ストレッチシートなど広めのシートを希望するのであれば予約が必要ですが、友人と隣になれたらいいな〜という軽い気持ちであれば予約は必要ありません。当日、チェックインカウンターで同時にチェックインをすると席にあきがあれば隣の座席になる確率が非常に高い!LCCを利用する人は少しでも安くしたいという人が多く、座席指定をしない人が多いです。筆者はGWや夏休みといった繁忙期にもLCCを利用したことがありますが、友人と席が離れたことはありません。また、受託手荷物がある場合、カウンターで隣になりたい旨を伝えると無料で隣の座席に変更してくれますよ。ただし、あくまで空席がある場合ですのでご注意を。

また、ジェットスターでは出発の48時間前から60分前までウェブチェックインをするとそのときに座席指定ができますので、早めにウェブチェックインを済ませて、隣の席を確保しましょう!

航空券を安くおさえて、また旅に出よう!

大手航空会社の価格はLCCに比べると確かに高いですが、受託手荷物、機内サービス、座席指定など、すべて航空券に含まれています。また、シートピッチも余裕があり座りやすいです。しかし、国内線は就航都市にもよりますが、1時間半〜2時間のフライトがほとんど。ちょっとうとうとしていたらあっという間に到着します。少しでも旅行代金を抑えたい!という方はぜひLCCを利用して、現地で使うお金を確保してください!高くていけな〜い!とあきらめていた北海道や沖縄が身近に感じるはずですよ!
また、リンクの「LCCがもっと使いやすくなる!関西空港利用攻略ガイド」では、空港で安く滞在する方法、LCC機内で役立つグッズなどの情報盛りだくさん!あわせてチェックしてみてくださいね!

掲載内容は執筆時点のものです。

- 広告 -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -