もう迷わない!ジェットスター国内線ウェブ予約のポイント

もう迷わない!ジェットスター国内線ウェブ予約のポイント

更新日:2016/12/22 18:11

一番ヶ瀬 絵梨子のプロフィール写真 一番ヶ瀬 絵梨子 コムラード・オブ・チーズ

ピーチ、ジェットスター、エアアジア(現バニラエア)の3社が国内線の就航を開始し、LCC元年と言われたのは2012年のこと。旅行時の交通手段としてのLCCは、一定の市民権を得てきた感があります。よりお得に利用するにはウェブ予約が必須ですが、運賃以外の有料オプションも多いので慣れないうちは混乱しがち。今回は、ジェットスターの国内線予約にあたっての大事なポイントをご説明します。

ポイントその1。運賃の体系は3種類。有料オプションはどうする?

ポイントその1。運賃の体系は3種類。有料オプションはどうする?

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

ウェブでの予約作業を進めていくと、3種類の運賃体系のうちどれを選ぶかを聞かれます。

・Starter ⇒ オプション料金なし
・ちゃっかりPlus ⇒ 1,650円〜約2,000円
・しっかりMax ⇒ 4,000円〜1万円以上

普通の旅行でしっかりMaxを検討する必要はまずありません。それだけのオプション料金を追加するなら、LCCではない航空会社を選ぶというのが現実的だからです。

迷うのは、オプション料金なしの「Starter」と、お得に思える「ちゃっかりPlus」でしょう。旅行者に関係のある「ちゃっかりPlus」の特典は以下の3つ。

・10s以下の受託手荷物(預ける荷物)
・スタンダードシートの座席指定
・機内でのお茶かコーヒー

Starter運賃で個別にオプションを指定するほうが数百円安くなる場合もありますが、「荷物を預けたいし、座席指定もしたい」という人なら追加して損はない便利なオプションです。

但し、下記の場合は気を付けてください。

・受託手荷物が10sを超える場合
⇒10sを超える受託手荷物を設定するためには、さらに1,000円以上のオプション料金が必要になります。Starter運賃にして、必要な重量の手荷物を設定するほうが安いです。
・同行者の人数が多い場合
⇒同時に予約した全員が「ちゃっかりPlus」になりますので、例えば4人家族なら10s×4人分の荷物を預ける設定になります(荷物は10sずつに分ける必要があります)。
Starter運賃にして個別に設定するか、荷物が必要な人と不要な人で予約を分けないとかなり割高になります。

(※)2016年12月時現在の情報、金額です。詳細はジェットスターウェブサイトにてご確認ください。

ポイント2。LCCの受託手荷物は有料!設定忘れに注意

ポイント2。LCCの受託手荷物は有料!設定忘れに注意

提供元:写真AC

http://www.photo-ac.com/

運賃設定を選択して進んでいくと、受託手荷物の設定画面になります。初期設定は20sになっていますが、必要に応じて変更しましょう。搭乗者ごとに重量を変更したい場合は「搭乗者ごと」のタブをクリックすると個別に設定ができるようになります。

ジェットスターのチェックインカウンターでは、受託手荷物が無料だと勘違いしていた旅行者がトラブルになっていることが少なくありません。当日にカウンターで手続きすると割増料金になってしまいますし、カウンターを長時間独占するので後ろに並んでいる人たちの視線もかなり厳しくなります。「7sまで無料」となっているのは機内に持ち込む手荷物のことです。気持ちよく旅行するためにも、受託手荷物についてはしっかり理解しておいてください。

なお、受託手荷物を検討する際には宅配便利用とも比較してみましょう。1,000円払って持ち運ぶよりも、2,000円払ってホテルに送る(ホテルから自宅に送る)ほうがコストパフォーマンスに優れているという考え方もあります。

ポイントその3。クレジット決済とウェルネット決済、どっちがお得?

ポイントその3。クレジット決済とウェルネット決済、どっちがお得?

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

さらに予約を進めていくと、座席指定の画面になります。初期設定では460円のスタンダードシートが割り当てられているので、指定が不要であれば解除してください。また、割り当てられた座席を変更したい場合は「座席を変更する」をクリックすると選択し直すことができます。

そして最後に、支払方法の選択画面になり、下記から選べます。

【1予約区間(片道1路線)あたりの手数料】
・クレジットカード(ジェットスター・マスターカード) ⇒ 0円
・それ以外のクレジットカード ⇒ 500円
・ウェルネット決済(※) ⇒ 650円
・バウチャー(金券) ⇒ 0円

ジェットスター・マスターカードやバウチャーを持っている人は少ないので、実質的にはそれ以外のクレジットカードがウェルネット決済の二択。手数料という意味では、クレジットカードがお得です。但し、予約してから改めて検討や相談をしたい場合は、支払期限が翌日23:59までとなっているウェルネット決済が便利でしょう。

なお、ジェットスターでは手数料の改定が頻繁に行われます。支払画面に表示される手数料をきちんと確かめてください。クレジットカードの場合、カード番号の上4ケタを入力すると1人あたりの手数料の合計額(往復の場合は、430円×2=860円)が表示されます。

(※)ウェルネット決済では、コンビニ払いやネットバンキングが選べます。詳細は下記のリンクでご覧ください。

ポイントその4。ウェブ・チェックインを活用して、当日もスムーズに!

ポイントその4。ウェブ・チェックインを活用して、当日もスムーズに!

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

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そしていよいよ、旅行!・・・のその前に。

搭乗48時間前から60分前まではウェブ・チェックインができます。受託手荷物のない人は、必ずウェブ・チェックインしておきましょう。LCCの格安運賃は人件費の削減による部分も大きいため、チェックインカウンターのスタッフも少なめ。週末や連休のときは特に大混雑しますので、直接搭乗口に行けるウェブ・チェックインのメリットは計り知れません。

家族旅行などで受託手荷物が必須な場合でも、受託手荷物のある人だけがカウンターでチェックインすればいいので、そのほかの同行者はウェブ・チェックインしておくと効率的です。
但し、2歳未満の幼児を同伴する場合はウェブ・チェックインは利用できません。また、カウンターでの手続きの際に保険証や母子手帳による年齢確認を求められるので忘れないようにしてください。

ポイントその5。ジェットスターのキャンペーン情報はメルマガで!

ポイントその5。ジェットスターのキャンペーン情報はメルマガで!

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

ジェットスターでは、月に数回のキャンペーンが行われます。2014年3月までは毎週金曜日のお昼12時からのセールが基本でしたが、4月以降は不定期開催となりました。ウェブ予約限定のキャンペーンもありますので、情報収集にはメルマガ購読がおすすめです。

ジェットスターのメルマガはだいたい週1通。多くても月に6通ほどです。メールの件名でセールの内容がほぼわかるので、本文を読むかどうか判断するのも簡単。セールに無関係なメール(関連企業の販促メール等)も来ないので、面倒を感じることは少ないでしょう。

メルマガは「My Jetstar」に会員登録し、JetMailの購読を設定をすれば送られてきます。激安のキャンペーン時は発売直後に争奪戦となりますから、会員登録時に搭乗者情報も一緒に登録しておくと便利です。

ポイントをしっかり予習して、LCCでお得な旅を!

LCCは格安運賃で提供してくれている代わりに細々とした有料オプションや手数料があり、予め知っておかないと予約作業中に何度も立ち止まって確認しないといけなくなります。支払いをしなければ予約成立はしませんので、予約作業を実際にやって練習してみるのもいいと思います。しっかり予習して、LCCでお得で素敵な旅行をしてくださいね!

掲載内容は執筆時点のものです。

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