「民泊」とは?今さら聞けないメリット・使い方

「民泊」とは?今さら聞けないメリット・使い方

更新日:2024/01/24 12:15

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

ニュースなどで話題の「民泊」。2018年6月15日に住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行され、より安心して民泊が利用できるようになりました。

しかし、そもそも民泊って何?という方も多いのではないでしょうか。民泊の特徴やメリット・デメリット、使い方などをトラベルjp 編集部が詳しくご説明します。

これからの新しい宿泊スタイルとして見逃せない、その中身とは……?

「民泊」っていったい何?

「民泊」っていったい何?

提供元:pixabay

https://pixabay.com/ja/%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%89…

そもそも「民泊」とは、書いて字の通り「民家」に「宿泊」すること。その民家はアパートの一室だったり、一軒家の空き部屋だったり、別荘だったり……。民泊という言葉自体は昔からありますが、注目されるようになったのはここ数年のこと。2008年8月にアメリカで創業した「Airbnb(エアビーアンドビー)」が2014年に日本に上陸したことも、大きなきっかけとなりました。

この他にもバケーションレンタルサイト「Vrbo」、日本初の公認民泊サイト「STAY JAPAN」など、さまざまサイトが登場しています。

民泊のメリットその1「価格」

民泊のメリットその1「価格」

提供元:粋伝庵はなれ ホステル翆(Airbnb)

Airbnb

さて、そんな民泊を利用するメリットとは何なのでしょうか。

まず一番はやっぱりその価格。例えば秋の京都、アクセスのよいホテルは宿泊料金も軒並みアップ!そして人気のエリアにあるホテルは、数か月前からすでに予約でいっぱいに。そんな時は民泊を選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか?

例えば写真の宿泊施設。京都市内北部に位置する西陣地区で静かに過ごせる宿で、ドミトリータイプの部屋。ハイシーズンでも比較的リーズナブルに宿泊できます。

(空室状況・価格については、リンク先を必ず確認してください)

民泊のメリットその2「バリエーション豊富」

民泊のメリットその2「バリエーション豊富」

提供元:Hector Cave house(Airbnb)

Airbnb

宿泊スタイルが豊富に選べるのも、民泊の魅力です。アパートの一室で気ままに、グループで一軒家を貸切ってにぎやかに、ゲストハウスで海外からの宿泊客との交流を楽しむなど、宿泊人数や目的に応じてバリエーションもいろいろ。海外ではボートやお城などの面白いスタイルの民泊施設も!上記写真はギリシャの人気観光地、サントリーニにある洞窟ハウスですが、こんな素敵な施設を探せるのも民泊の面白いところ。自由度の高さが魅力なんです。

民泊のメリットその3「暮らすように旅する」

民泊のメリットその3「暮らすように旅する」

提供元:Valentinさん(Airbnb)

Airbnb

いま、旅行スタイルとして主流になりつつある、「暮らすように旅する」。民泊はそのスタイルにピッタリの宿泊施設です。サービスが充実したホテルステイも便利でいいのですが、住宅街に建つアパートの1室で滞在するのも、その訪問先について深く知ることができるのでおすすめ。ローカル行きつけのカフェでのんびり朝食を取ったり、スーパーでその土地のおいしい素材を買って料理するのも楽しいですね。

民泊のデメリットは?

ここまで民泊のメリットを挙げてきましたが、デメリットは何でしょうか?

まず一番に挙げられるのは、当然ですがホテルや旅館に比べて提供されるサービスやアメニティが少ないこと。施設によってはバスタオルやドライヤーなどが用意されていないので、持参する必要が出てきます。また、民家に泊まるときは目印になるものが少ないため、慣れない場所で道に迷ってしまうことも……。

そして、宿泊代金とは別に清掃料金が必要なことが多く、中には清掃してから退出しないといけない施設もあります。

予約から鍵の受け渡し、チェックアウトまでホストと直接やり取りする必要がありますが、海外ではほとんどのホストが英語や現地語しか話せないのでコミュニケーションに苦労することも。

何不自由なく快適に旅行がしたい!という方や、旅慣れていない方には不向きかもしれません。

民泊を利用するときに注意すべきことは?

知らない人の家に泊まるなんて、本当に大丈夫?と心配される方も多いかもしれませんね。民泊を利用する場合は仲介サイトを利用することになりますが、各サイトで民泊登録するホストに基準を設けたり、宿泊者の口コミでランク付けなどをすることで、安心・安全性を確保するようにしています。

また、2018年6月には住宅宿泊事業法(民泊新法)が施行されました。民泊新法は、住居などを貸し出すホストに名称や住所などの届け出を義務化、また衛生管理や施設内の安全確保についてルール設定、守らない場合の罰則を設けるなど、安心して利用できるための制度になっています。

安心できるサイトを利用すること、予約前には口コミなどをしっかりチェックするなどももちろん大切。ホストに直接質問ができるサイトがほとんどなので、疑問や不安な点をクリアにしてから予約をしましょう。

新しい宿泊のスタイル「民泊」をどんどん活用しよう

次の旅行は民泊にしてみようかな……なんて思っていただけましたでしょうか?自由度が高くて楽しい体験ができ、さらに宿泊代金もお値打ち。民泊を使わない手はありませんね。

※本記事は概要を説明したものです。

掲載内容は執筆時点のものです。

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