パスポートの盗難、紛失時の手続き(海外・国内)

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パスポートの盗難、紛失時の手続き(海外・国内)

パスポートの盗難、紛失時の手続き(海外・国内)

更新日:2017/05/11 19:31

道明寺 彩希のプロフィール写真 道明寺 彩希 ライター、ブローカー、ツアーコーディネイター

海外旅行の必需品「パスポート」。世界共通の身分証明書なので、外国滞在中には必ず持ち歩かなければなりません。しかし、不本意に「盗難、紛失、失効、焼失」してしまうことも……。そんな時はどのように対応したらよいか解説します。

    海外でパスポートの盗難、紛失にあったらどうする?

    写真:道明寺 彩希

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    海外でパスポートを失くしてしまったら、まずは地元の警察に行き「紛失届」を出します。そこで、紛失または盗難の経緯を説明し、「盗難、紛失証明書」を入手します。この場合、「国際免許」など英語もしくは現地語で作成された身分証明書を持参すると、手続きがスムーズに行えます。

    次にやらなくてはならないのが、現地の「日本大使館」への電話連絡。大使館は365日、24時間体制で緊急の電話を受け付けています。開館時間外でも滞在国の日本大使館に電話を入れれば、その人に応じた適切な指示と必要事項を説明してもらえます。必要書類の手配など、日本との時差を考えると電話は早ければ早いほどその後の手続きがスムーズに行えます。大使館への電話は最優先で行いましょう!

    措置その1:帰国のための渡航書

    海外でパスポートを盗難、紛失してしまった場合、大使館の領事部で手続きをします。その措置は2つ。緊急に帰国しなければならない事情があり、且つ新規旅券発給の時間的余裕がない場合には、日本へ直行(空港から出ないトランジットのみ)で帰国する人に限り、旅券に代わる「帰国のための渡航書」が発給されます。

    必要書類は、申請書(領事部窓口備付)1通、紛失一般旅券等届出書(領事部窓口備付)またはダウンロード届出書1通、戸籍謄(抄)本(発行日から6ヶ月以内のもの)または日本国籍を有することを証明する文書等(本籍地が記載された住民票等)1通、パスポート用写真(縦4.5cm X 横3.5cm、規格に当てはまるもの)2枚、現地警察発行の盗難・紛失証明書1通、航空券(または航空会社よりの搭乗予約確認書)1通、盗難(紛失)届(領事部窓口備付)1通

    手数料:2017年ユーロ加盟国の場合20ユーロ。料金は各国で異なり、毎年改正。現地通貨での支払い。交付:申請日の2日後から4日後が目安(国と状況により異なります)。

    帰国後パスポートを再発行する際には、大使館で発行してもらった「帰国のための渡航書」が必要になります。大切に保管し失くさないようにしましょう!

    措置その2:新規パスポート発行

    必要書類をすべて提出できる場合には、新規にパスポートを申請できます。

    必要書類は、申請書(領事部窓口備付)またはダウンロード申請書1通、紛失一般旅券等届出書(領事部窓口備付)またはダウンロード届出申請書1通、戸籍謄(抄)本(発行日から6か月以内のもの)1通、パスポート用写真(縦4.5cm X 横3.5cm、規格にあてはまるもの)2枚、現地警察発行の盗難・紛失証明書1通、盗難(紛失)届(領事部窓口備付)1通

    手数料:5年用11,000円分・5年用(12歳以下)6,000円分・10年用16,000円分を現地通貨で支払い。交付:申請日の翌日から3週間(国により異なります)。

    ※「帰国のための渡航書」「新規パスポート発行」どちらの場合も、盗難、紛失にまつわる場合、申請から受け取りまで本人が行う必要があります。
    ※「未成年の申請には親などの法定代理人の署名も必要です。
    ※海外でのパスポート申請では、「パスポート申請書」などを各国の日本大使館のサイトよりダウンロード可能です。

    日本国内でパスポートを紛失、盗難、焼失した場合の手続き方法

    不注意によりパスポートを紛失した!盗難にあって失くした!火災で焼失した!などの場合には、次のような手続きが必要となります。まず、紛失と盗難の場合には警察署で「遺失物証明書」を入手。焼失の場合は消防署で「罹災証明書」を入手します。

    パスポートの再交付は「紛失届の申請」になり、紛失一般旅券届出書(申請所備付)、紛失・盗難・焼失を立証する証明書、6ヶ月以内に取得した戸籍抄本または戸籍謄本1通、パスポート用写真1枚、本人確認書類(運転免許証・保険証など)が必要。

    手数料:5年用11,000円・5年用(12歳以下)6,000円・10年用16,000円。交付:6営業日後が目安

    ※「紛失届の申請」は、必要書類が新規発給申請時より増えてしまいますが、手続き自体は「新規発給申請」と同じ。
    ※パスポートを「失効」してしまった場合は、失効してしまったパスポートを持参して、「新規発給申請」します。
    ※「新規発給申請」の詳細は、関連MEMOにリンクしている記事「海外旅行に欠かせない!パスポートの申請と取得方法」をご確認ください。

    パスポートにまつわる困った!には解決方法がある

    海外旅行に行く際は、万が一のことを考え日本からパスポートの顔写真のページのコピー1枚、パスポート用写真2枚、運転免許証などの身分証明書などを持参すると安心。パスポートの盗難や紛失に備え、戸籍抄(謄)本1通を持参すれば完璧です。

    各書類を万が一のために海外旅行に持参するのは少し億劫ですが、旅先で被害にあい、パスポートが無いために帰国ができなければ負担しなければいけないお金が高額になり、予定も狂ってしまいます!備えあれば安心ですね(もちろん無くさないのが一番ですが)。

    日本にいても海外にいても「パスポート」はとても大切な身分証明書。大切に保管し、有効期限なども常に把握しておきましょう。

    掲載内容は執筆時点のものです。

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