エアアジアの予約・利用ガイド 2万円台で海外へ!?

エアアジアの予約・利用ガイド 2万円台で海外へ!?

更新日:2019/01/16 08:07

いくら さとみのプロフィール写真 いくら さとみ シングルトラベラー、世界ホテルホッパー

エアアジア(AirAsia)はマレーシアのクアラルンプールを拠点とする格安航空会社(Low Cost Career,LCC)です。機内食や預入荷物、座席指定などのサービスを有料化し、機材をフル回転して徹底的に効率化することで低価格を実現しており、セール時には片道1万円前後という驚きの価格で海外に行くことが可能です。
今回は初めてエアアジアを利用する人のために、予約方法や利用方法をご案内いたします。

エアアジアは日本から世界120都市以上へ

エアアジアは日本から世界120都市以上へ

写真:いくら さとみ

エアアジアは成田・羽田・関空・新千歳に就航しており、本拠地マレーシアを拠点に世界各地120都市以上をカバーしています。その中には大人気のリゾート地、ハワイやモルディブなども含まれています。
日本から各地へはクアラルンプール乗り継ぎとなりますが、2014年にはグループ会社の「タイ・エアアジアX」が成田と関空に就航し、バンコクへ直行便の運航を開始。バンコク乗り継ぎの旅も可能となりました。

驚きの安さ!エアアジアの価格とオプションについて

驚きの安さ!エアアジアの価格とオプションについて

写真:いくら さとみ

エアアジアの航空券価格は時期や空席状況によって変動します。年に数回行われるセール時には片道1万円前後の格安チケットが出ることも!これをうまく利用すれば国内旅行より安い海外旅行が実現できます。
ただし常に安いわけではなく、繁忙期や空席が少ない便は通常の航空会社(レガシーキャリア)と変わらないか、逆に高くなることもあるので注意が必要です。

また、レガシーキャリアでは当たり前のサービスがオプションになっているのも格安航空会社の特徴です。例えば「預け入れ荷物」「機内食」「機内エンターテインメント」「ブランケット」「座席指定」等は別料金がかかります。必要なサービスのみ利用することで節約が可能なのがLCCのメリットです。

・荷物について
預け入れ荷物は重量や行き先によって価格が異なりますが、20kgで往復5,000〜10,000円くらいかかります。予約していないと割高になるので事前申し込みがおすすめ。
荷物の重量が合計7kg以内で規定サイズ内であれば、無料で機内に持ち込むことが可能なのでうまく利用しましょう。帰りはお土産等が増えて重量オーバーの可能性があるので注意。帰りだけ預け入れにするなど検討するとよいでしょう。

・座席指定について
座席指定は全席有料で、便や席の種類によって料金が異なります。普通席以外に足元の広いホットシート、静かなエリアのクワイエットゾーン席などがあります。指定しない場合はチェックイン時に自動で割り振られます。割り振られた後でも有料で変更可能なので、いったん自動割り振りを確認してから気に入らなければ変更すると費用を節約できます。

・オプションの当日申し込み
「機内食」「機内エンターテインメント(ポータブルタイプ)」「ブランケット」等は当日機内で申し込むことも可能です。しかし事前に予約しておいたほうが割引やおまけがあるのでお得です。

・保険オプション
エアアジア公式サイトで航空券を購入時に「旅行保険」を申し込むことができます。エアアジアオリジナルの旅行保険で、一般的な旅行保険の内容に加えエアアジア機の遅延の保証が含まれているのが特徴です。

・支払いについて
各種クレジットカードで支払うことができますが、カード決算手数料がかかるのでご注意を。ただし、エアアジアが提携しているカードの場合は手数料が不要です。

※写真のページは2017年4月現在のものです。

航空券の購入方法やサービスについて

航空券の購入方法やサービスについて

写真:いくら さとみ

エアアジアの航空券は普通の航空券と同じように旅行代理店でも買えますが、公式サイトからの購入がシンプルでおすすめです。公式サイトで購入するとアカウント登録され、後から予約の確認や変更をしたり、オプションを追加購入することが可能です。

・乗り継ぎ便サービス「フライスルー(Fly-Thru)」について
乗り継ぎ便を“通し”で買うことをエアアジアでは「フライスルー(Fly-Thru)」といいます。フライスルーとは、例えば“日本→クアラルンプール乗り継ぎ→ペナン島”という2フライトを一度の予約で購入することで、預け入れた荷物は自動で乗せ換えられペナン島で受け取ることが可能になります。また乗り継ぎ保証があり、もし飛行機が遅延して乗り継ぎに間に合わなかった場合、後続便に無料で変更が可能なのが特徴です。
レガシーキャリアではあたりまえのサービスですが、エアアジアではフライスルーの場合のみに適応となります。クアラルンプール国際空港かドンムアン国際空港を経由する場合に利用可能です。

・航空券の区間・片道購入
エアアジアの航空券は日本発着の単純往復だけでなく、片道だけや区間だけ、海外発着便の航空券も簡単に買うことができます。
これをうまく利用すると、例えば“日本→クアラルンプール→プーケット→バンコク→日本”といったアジア周遊も可能です。
区間ごとにチケットを買う場合は、預入荷物は一度乗り継ぎ地で自分でピックアップする必要があるので注意が必要です。また、もし飛行機が遅延で乗り継ぎができなくなった場合も、フライスルーのような乗り継ぎ保証はありませんので注意が必要です。乗り継ぎには十分な時間を取りましょう。

・キャンセル(払い戻し)や変更
一度購入した航空券は基本的にキャンセル・払い戻しはできません。ただしエアアジア側の都合でフライトキャンセルになった場合は、無料で払い戻し(もしくはフライト変更)が可能です。
手数料と差額を払うことで便の変更は可能なので、万が一都合が悪くなって行けなくなる場合は変更して延期するのがおすすめです。

エアアジアのチェックインと搭乗について

エアアジアのチェックインと搭乗について

写真:いくら さとみ

エアアジアのチェックイン方法は3つあります。
・事前にWEBで自分で行う(PC・スマホで可能)
・空港のセルフチェックイン機
・空港のカウンター
空港のカウンターは混雑するので、事前のWEBチェックインが便利。ボーディングパスを自分で印刷して持参するか、搭乗用QRコードをスマホなどに転送しておくと搭乗がスムーズです。

飛行機への搭乗はレガシーキャリアと変わりませんが、ボーディングブリッジではなく、飛行機までバスで移動してタラップで搭乗する“沖止め”の場合が多いのが特徴です。

機内の様子と過ごし方

機内の様子と過ごし方

提供元:AirAsia

http://www.airasia.com/jp/ja/home.page

日本からの国際線に使われるエアアジアの機体「エアバス」は、シートが3-3-3の横9席になっているのが特徴です。インテリアはブランドカラーの赤を使ってシンプルでシックにまとまっています。座席が革張りになっているのは、清掃の手間を軽減するため。
LCCはシートピッチが狭いといわれていますが、エアアジアの長距離国際線はレガシーキャリアと変わらない約78.5cm。窮屈さは感じません。
通常座席の中でおすすめの席は、後方の2-3-2になっている2席シート。左右に余裕があり席を立つにも気兼ねがいりません。

シートポケットには、安全のしおりやメニュー表などのブックレット。座席にモニターはありません。エアアジアのエンターテインメントプログラムはポータブルタイプのものを有料(約2000円)で利用できますが、自分でタブレットなどを持参すれば節約できます。映画などをダウンロードしておくといいでしょう。

機内では原則として飲食物の持ち込みが禁止されているので、必要な場合はオーダーしましょう。機内は少し寒いので、何か羽織るものなどがあると便利です。

選ぶのが楽しい!エアアジアの機内食

選ぶのが楽しい!エアアジアの機内食

写真:いくら さとみ

機内食は事前に申し込んでいれば、離陸して飛行が安定した後に配膳されます。スタッフが購入者リストを見ながらひとりひとり配っていきます。受け取るときに搭乗券が必要なので準備しましょう。

事前に申し込んでいなくても、メニュー表を見て注文することが可能です。サンドイッチ類など軽食から、ご飯ものや麺類などホットミール、カップ麺、スナック、ドリンクなど種類が豊富で、ナシレマやビリヤニなどのご当地料理も楽しめます。便や時期によってメニューは変わるので飽きることがないのもうれしいポイント。
料金は5〜15リンギット(約130〜400円)程度とお手頃価格で、支払いは行き先の現地通貨か日本発着便なら円も使えます。クレジットカードは使えませんのでご注意を。
食べたいものを自由に選んで買うことができるのは、レガシーキャリアにはないLCCならではの楽しみです。

※写真は2016年5月に撮影したものです。メニューは時期によって変わります

選ぶのが楽しい!エアアジアの機内食

写真:いくら さとみ

エアアジアの機内食例。可愛いパッケージがワクワクさせてくれます。

格安LCC「エアアジア」で気軽に海外旅行へ行こう!

これだけ安くて楽しくて便利なLCC「エアアジア」を使わない手はありません。
航空券を安く購入するコツはセールを狙って早めに予約し計画を立てること。エアアジアの公式サイトから無料のアカウント登録をするとセール情報などがメールで送られてくるので、情報をキャッチアップしてお得な旅を楽しみましょう。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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