保存状態はピカイチ。中国の穴場世界遺産「平遥古城」が狙い目!

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保存状態はピカイチ。中国の穴場世界遺産「平遥古城」が狙い目!

保存状態はピカイチ。中国の穴場世界遺産「平遥古城」が狙い目!

更新日:2017/05/29 09:26

鈴本 正宗のプロフィール写真 鈴本 正宗 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

悠久の歴史を持つ中国には、「古城」と呼ばれる古い城郭都市が数多く残っており、定番の観光地となっています。しかし残念ながら、そのほとんどは観光地化が進み風情が無くなってしまっているか、その逆に人気が無く廃墟と化してしまっています。
そこで今回ご紹介したいのが山西省にある「平遥古城」。ここには素晴らしい保存状態の伝統的古建築が町ごと残っており、まさに「これこそ古城!」という趣を楽しむことができます。

まるで映画の舞台のような町並み

写真:鈴本 正宗

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まず驚くのは、古城の中に近代的な建築物が見当たらないことです。
明の時代初期に作られたこの町は、主に煉瓦と瓦で出来ており、その保存状態も非常に良いため、町を歩いているだけでまるでタイムスリップしてしまったかのような感覚さえ覚えます。
古城の中は意外と広いので、安いリキシャなどを駆使しながら隅々まで歩き回ってみましょう。
平遥古城の入場料は無料。平遥に辿り着くまでが大変かもしれませんが、ここまで来てしまえばあとは古城内に宿泊することも可能なので快適に過ごすことができます。

北京から山西省の省都「太原」まで鉄道で移動し、体原駅からはタクシーで向かうのが一番簡単な行き方です。

保存状態の良い城壁を一周

写真:鈴本 正宗

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古城といえば、町全体を取り囲む城壁が特徴の一つ。ですが、中国各地にある古城の多くはその城壁が取り壊されてしまっており、見られてもほんの一部だけということがよくあります。そんな中、ここでは今でも町の周囲を城壁が取り囲んでいて、古城の雰囲気が色濃く残っています。
それだけでも魅力的なのですが、この城壁の上には誰でも上がれるようになっており、その上を自由に歩くことができます。土とレンガで築かれた高さ約12m、周囲6.4kmの城壁を歩くと、町の様子も上からよく眺めることが出来るのでおすすめです。
城壁は「版築」という工法で作られており、城壁の内部は土で固めて、外側はレンガで作られています。建築がお好きな方も楽しめるでしょう。

古城の中で宿泊!

写真:鈴本 正宗

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中国には「四合院」と呼ばれる古建築を改装した宿泊施設が多くあります。
入口は1つで、門をくぐると中庭を囲むように4つ建物が立つ「四合院」は、日本では見る機会のない独特の雰囲気をもつ建築様式です。

100〜200元程度で泊まれる場所が多くあるので、ここまで来たならぜひ宿泊をして、時間をかけてこの町を味わってください。歴史ある宿泊施設で過ごすことで、古い中国の良さをより深く感じてみてください。

古城内で暮らしている中国人の風景も楽しみ

写真:鈴本 正宗

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観光地化が進んでいないということは、古い町並みの中でもごく普通に暮らす中国の方と多く出会うことが出来るということでもあります。

写真は「カイタンクー」と呼ばれるトイレに行きやすいよう穴が開いているズボンをはいた子どもです。中国ではどこの町でも見られる様子ですが、この古い町中で見ると、見慣れた光景も違った風情で見えてくるので不思議です。都会で会うのとはまた違う中国の方の暮らしの様子も一緒に楽しまさせてもらいましょう。

なぜ有名じゃないのかが不思議

ここまで紹介したように、「とにかく保存状態が良い」ということが平遥古城の最大の魅力です。その知名度の高さから雲南省の麗江古城や大理古城などばかりに注目が向きがちですが、商売っ気のないこの素朴さも是非味わっていただきたいです。

中国の面白さは何と言ってもその歴史の深さ。平遥古城も、清の時代には中国の金融中心地であったのだといいいます。かつては商業で栄えたものの、その後はすっかり時代から取り残されてしまったこの町。栄枯盛衰そのままの歴史をお楽しみください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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