沖縄の海が一望!命の塩「ぬちまーす」工場と命の庭はスゴイがいっぱい!

沖縄の海が一望!命の塩「ぬちまーす」工場と命の庭はスゴイがいっぱい!

更新日:2015/05/18 18:18

これは雪?と思うような、沖縄の海水のみを原料としたパウダー状の塩「ぬちまーす」。沖縄本島と海中道路で結ばれた小さな島、宮城島の高台に、ミネラル含有量世界一とギネスに認定された「ぬちまーす」の製塩ファクトリーはあります。工場のある敷地の庭には、パワースポットやここでしか見ることが出来ない、青い海が感動的なビュースポットなどが点在しています。行ってよかったと思える沖縄観光の穴場スポットをご紹介します!

海中道路を渡った宮城島に建つ赤瓦の「ぬちまーす」工場

海中道路を渡った宮城島に建つ赤瓦の「ぬちまーす」工場
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青い海に架かる海中道路を渡るとたどりつく宮城島(みやぎじま)は、リゾートホテルやビーチ遊びが楽しめる伊計島(いけいじま)の手前にある、人口約800人程の透明度が抜群の海に囲まれた小さな島です。沖縄では「タカハナリ(高離)」と呼ばれる標高約100mほどの高台が島の殆どを占め、「ぬちまーす」工場もこの高台の絶景スポットに海を見下ろすように建っています。

「ぬちまーす」の「ぬち」は命、「まーす」は塩という意味の沖縄の方言で、塩分は低いのにミネラル成分を世界一含む身体に優しい塩として、金曜日のスマたちへをはじめ数々のテレビ番組で紹介されている話題の塩。宮城島太平洋側の海水のみを原料に、ミネラル成分を空中で製塩する過程を、写真の赤瓦の建物「ぬちまーす」工場では見学することができます。

工場のある敷地一帯は「ぬちうなー(命の庭)」と呼ばれ、不思議な体験ができるパワースポットのや、青のグラデーションが美しい海を見渡せる岬、オーシャンビューのテラス席でぬちまーす料理が楽しめるレストランなど、見どころいっぱいです!

「ぬちまーす」工場で、海水が霧状に舞い塩の結晶となっていくスゴイ瞬間を見学!

「ぬちまーす」工場で、海水が霧状に舞い塩の結晶となっていくスゴイ瞬間を見学!
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食事やスイーツ日常食べるどんな料理にも使われている塩。どう作られているか知っていますか?一般的な天然塩の製造方法は、海水を煮て塩のみを取り出す方法、天日干しで塩を加工する方法、岩塩を砕いて加工する方法などになるそうです。
ご紹介する「ぬちまーす」は、世界で初めて海水に含まれるミネラルを空中で瞬時に結晶化することに成功した、独自の特許製法で作られる、ミネラル成分含有量が世界一とギネス認定された特別な塩です。

目の前の美しい海から海水を吸い上げ、濃縮濾過して不純物を取り除いた濃縮海水を、細かい霧のように空中に発生させ水分を気化させます。その時、空間で海洋成分だけを瞬間結晶させ、落下・蓄積されていくのが、その後採塩される「ぬちまーす」へとなっていきます。

その製塩工程を、ここでは説明を聞きながら無料で見学できるのです!さすがに、霧状になって空中を舞い水分のみを気化させる作業部屋の中には入れませんが、それぞれの見学窓から、その工程を覗き見ることができます。固結防止剤などを一切使わず、結晶化されて雪のように降り積もった塩が見られるのはこの「ぬちまーす」工場だけ。きっと窓の先の大きな作業部屋いっぱいに広がる、塩の雪景色に驚くことでしょう。

「ぬちまーす」料理が味わえるレストランは、味も眺めもスゴイです!

「ぬちまーす」料理が味わえるレストランは、味も眺めもスゴイです!
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塩の雪景色や製造工程を見学した後は、工場の2階に行ってみましょう。「ぬちまーす」を使ったスイーツからマサッージソルトまで、豊富な品揃えで観光客が絶えないギフトショップと、「ぬちまーす」を使った料理が味わえるレストランが並んでいます。

もし、ランチタイムに訪れることが出来たなら、ぜひレストランで「ぬちまーす」を使った料理を味わってみてください!テラス席からは青い海が一望でき、バイキング形式のランチでは、珍しい塩スイーツや塩アイスなどをおかわり自由で楽しめます。

塩分が一般的な塩をより約25%低い(日本食品標準成分に基づく値)減塩で、ミネラルを21種類も成分に含んだ塩を使うことで、甘味が増した野菜や、まろやかな優しい味の肉料理やパスタを味わえます。調理方法も丁寧に教えてくれますので、気になったらぜひ聞いてみてくださいね。

「ぬちうなー(命の庭)」には、ビリビリ感じるスゴイパワースポットが!

「ぬちうなー(命の庭)」には、ビリビリ感じるスゴイパワースポットが!
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「ぬちまーす」の館内から外に出ると、パワースポットを巡りながら青い海が広がる庭を散策できる「ぬちうなー(命の庭)」が、同じ敷地内に広がっています。

なかでも、海の守り神を祀った海風の通り道「龍神風道」は、心や身体の健康を願うパワースポットで、島民たちが大切に守り続けているそうです。
なんとも不思議なのですが、写真のように風を遮るように手をのばすと、ビリビリと手に風が通っていくパワーのようなものを感じました!初めての経験にびっくりしますが、感じない方ももちろんいるようで、受付の方曰く、感じたり感じなかったりするからパワースポットなんだそうです・笑

「ぬちうなー」には、三大御座(天・地・海の神)を祀る小さな鍾乳洞など、他にもパワースポットが点在していますから、ゆっくりと入口にあるマップを見ながら散策してみましょう。

この海がぬちまーすになる!スゴイ透明感の海「幸せ岬」に感動!

この海がぬちまーすになる!スゴイ透明感の海「幸せ岬」に感動!
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「ぬちうなー」で必ず訪れて欲しいのが、「ぬちまーす」製塩のはじめの工程で組み上げて使う海が一望できる、展望スポットです!

残念ながら遊泳できない海のため、海に突き出すように設置された展望スポットからしか見ることができませんが、どこまでも青のグラデーションが続く、壮大なパノラマビューの絶景が堪能できますよ。

この展望スポットは果報バンダといい(バンダは沖縄の方言で崖)、“幸せ岬”と呼ばれています。ここから眺める海は、言葉で言い尽くせないほど最高に綺麗です!穴場スポットでもありますので、混み合うことも少なく、琉球エーゲ海と呼ばれる海を思う存分眺めることができます。浜には海ガメがやってくるそう!透明感のある豊かな海に、来て良かったと思われることでしょう!

雨の日の沖縄でも楽しめる「ぬちまーす」工場見学!

「ぬちまーす」工場は、赤瓦の建物の中にあるので、雨の日でも工場見学を楽しむことができ、通常は20分に1度見学ツアーが催されています。年中無休ですし、「ぬちうなー」は工場見学をしなくても、無料で入場して自由に楽しむことが可能です。
塩工場に興味がない方も、壮大な沖縄の海のパノラマビューや、パワースポットが散策できますので、訪れてみてはいかがでしょうか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/19 訪問

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