北欧おとぎの国!首都コペンハーゲンのメルヘンスポット5選

北欧おとぎの国!首都コペンハーゲンのメルヘンスポット5選

更新日:2016/02/05 18:28

童話作家アンデルセンゆかりの地、デンマークの首都コペンハーゲン。重厚な石造りの建物と可愛らしいカラフルな木造家屋が調和した街並みは、まさに童話の聖地。有名な人魚姫の銅像のみならず、お城や教会、緑豊かな公園など、メルヘンティックな見どころ満載です。

アンデルセン像とコラボする重厚なコペンハーゲンの市庁舎

アンデルセン像とコラボする重厚なコペンハーゲンの市庁舎
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いつも大勢の観光客が行き交うコペンハーゲンの市庁舎前広場(Radhus Pladsen)。その脇を通るアンデルセン通り(H.C.Andersens Boulevard)沿いには、隣のチボリ公園を見上げるアンデルセンの像があり、観光客には人気の撮影スポットです。

一方、威風堂々たる市庁舎の建物は1905年に完成し、館内をツアー(英語)で見学できます。高さ105.6mのタワーも、ツアーのみ登ることができます。階段で登るので体力に自信のない方にはキツイかもしれませんが、そこから見渡せるコペンハーゲン市内は絶景!きっと満足されることでしょう。

陽気でカラフルなニューハウン!

陽気でカラフルなニューハウン!
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市庁舎前広場からショッピング・ストリートのストロイエを通り抜けて少し行くと、運河沿いにカラフルで可愛らしい木造家屋の建ち並ぶニューハウン(Nyhavn)があります。

ここは子供の見た絵本の世界のように陽気で明るい雰囲気。ニューハウンはアンデルセンが愛した場所として知られ、生前アンデルセンが住んだ家屋の壁にはプレートが埋め込まれています。

レストランも多いので、運河を行く船を眺めながらゆっくりお食事するのがお勧め。活気に満ちたコペンハーゲンの街の雰囲気を楽しめる観光客に人気の場所です。

クリスチャン4世の愛の新居ローゼンボー離宮

クリスチャン4世の愛の新居ローゼンボー離宮
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美しい庭園に囲まれた「童話の舞台」にもなりそうなこのお城は、ニューハウンより西に位置するローゼンボー離宮(Rosenborg Slot)。1605年から1634年に渡り、名君と言われたクリスチャン4世によって建てられました。

このオランダ・ルネッサンス様式のローゼンボー離宮は、もともと夏の離宮として建造されましたが、若き美女キアステン・ムンクと恋に落ちたクリスチャン4世が、彼女との「愛の新居」として熱烈な日々を過ごした場所でもあります。

絢爛たる城内には、歴代の王たちが収集した豪華な調度品が展示され、中でも地下の宝物館にある見事な王冠は、デンマークの王政の歴史を知る上で一見の価値があります。

星形のカステレット要塞は、緑豊かな憩いの場

星形のカステレット要塞は、緑豊かな憩いの場
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1662年にコペンハーゲンの港を防御する目的で建設された星形のカステレット要塞(kastellet)は、現在、市民が散歩やジョギングを楽しむ緑豊かな公園になってます。

かつての要塞としての面影はあまり残っておらず、緑の中に置かれたレトロな赤い大砲や風車の置かれた風景は、やはり絵本の中の1ページ。おとぎの国デンマークらしい光景です。要塞の中には兵舎とし使われている赤い建物や教会もありますが、その周囲の水路沿いはのどかな場所なので、街中の観光に疲れたらちょっと休憩するのも良いでしょう。

また、カステレット要塞の脇には、美しい聖アルバニ教会(Skt.Albans Kirke)と壮大な迫力の彫刻で造られたゲフィオンの泉(Gefionspingvandet)があり、そちらも見逃せない観光名所です。

せつない人魚姫の像は観光客に絶対にはずせないスポット

せつない人魚姫の像は観光客に絶対にはずせないスポット
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デンマークと言えば、童話作家のアンデルセン。アンデルセンの童話と言えば、『人魚姫』。この悲しい恋物語は、童話という世界を超えて、時代を超えて多くの人々の心の中にせつなく刻み込まれている不朽の名作です。

そのため、カステレット要塞のはずれに建てられた全長80センチほどの人魚姫の銅像(Den Lille Havfrue) には、毎日、世界中から大勢の観光客が押し寄せ、写真撮影のための長い列が出来ています。

この人魚姫の像は1913年に彫刻家エドワード・エッセンによって作られました。しかし、悲劇は物語の中に留まらず、1964年と1988年には何者かにより首が切られ、1984年には腕がもぎ取られるという事件に見舞われました。その後、2003年には像ごと爆破されるという大惨事も起きましたが、こうした悪質な事件に見舞われながらも修復され、アンデルセン・ファンの観光客に愛され続けています。

見どころ満載のコペンハーゲンは春から夏がベストシーズン

コペンハーゲンの見どころは、ご紹介した名所ばかりでなく、ウォルト・ディズニーの原型となった言われるチボリ公園、ロイヤル・コペンハーゲン本店はじめ有名ブランドショップが軒を連ねるストロイエ通り、現在は国会議事堂として使われ女王の謁見の間もあるクリスチャンスボー城、正午に衛兵交替式が見られるマーグレーテ女王の住居アメリエンボー宮殿、国立博物館、デンマークを代表する玩具レゴ(Lego)が売られているショップ等々、大人も子供も楽しめる場所が沢山あります。

メインの観光スポットは市内の中心部に集約されているので徒歩で散策することが十分可能ですが、効率よく回りたいときには、市内のバス、地下鉄、エストー(近郊電車)の共通チケットや、それに観光地の入場料も含まれるコペンハーゲン・カードを使えば便利です。また、無料自転車(City Bike)をレンタルすることも出来るので、決められたエリア内であれば気軽にサイクリングが可能です。

春から夏にかけては、絶好の観光シーズン。北欧に行かれる際には、ぜひコペンハーゲンにお立ち寄りすることをお勧めします。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/07/27−2013/07/29 訪問

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