「南紀白浜」とびっきり新鮮な「生」にこだわる美食店3選

「南紀白浜」とびっきり新鮮な「生」にこだわる美食店3選

更新日:2015/04/30 18:35

たび パンダのプロフィール写真 たび パンダ 総合旅行業務取扱管理者、国内旅程管理主任者
和歌山県「南紀白浜」は、海と温泉とパンダの町。そして黒潮が育む海の幸はもちろん、紀州の山の幸にも恵まれた“美味しいものの宝庫”です。今回ご紹介するのは、生マグロ・生ビール・生かげろう!地元でしか味わえない「生」にこだわる3店をチョイスしました。

湯けむりがたちのぼる温泉街を散策しながら、南紀白浜ならではの美味しい味を探しに出掛けましょう!

『長久酒場』で活けのお魚を楽しもう!

『長久酒場』で活けのお魚を楽しもう!

写真:たび パンダ

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『長久酒場』は昭和35年創業。日本三大名酒場のひとつと呼ばれ、このお店を目的に白浜を訪れる人もいる有名店。場所は白良浜ビーチの目の前です。

「酒場」と聞くと “女子には不向き?” と思いがちですが心配ご無用。平成20年にリニューアルしたお店は、小料理屋風で清潔感があり、酒場デビューの女子でも安心のお店です。

イチオシは「お刺身」の盛り合わせ。日本有数の漁獲量を誇る勝浦産の生マグロはもちろん、紀州鯛やアワビ、イカ、タコなどすべて鮮度抜群!目の前で水槽のお魚もさばいてくれます。活タコは足を1本拝借されると再び水槽へ〜。(※お魚の種類は季節で変わります)

特産のケンケン鰹は「タタキ」ではなく「お刺身」でいただくのが白浜流。分厚く切った身は濃厚でもっちりしています。(旬は2〜6月と10月)

白浜といえば伊勢エビとクエ?いえいえそれだけではありません!春から初夏にかけての「もちがつお」や、冬の白浜串本近海でしか穫れない「くつエビ」など、季節を通じて珍しい食材に出会えます。

『長久酒場』で白浜ならではの味に挑戦!

『長久酒場』で白浜ならではの味に挑戦!

写真:たび パンダ

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『長久酒場』には、日頃なかなかお目にかかれないメニューがいっぱい。

白浜産の「地ウニ」は木箱で!海苔の上に甘いウニをたっぷり乗せてパクッとどうぞ。

「亀の手」は地元ではセエと呼ばれています。亀の手みたいな見た目にギョッとしますが、エビの仲間で貝みたいな味。皮をむくときにピューッと汁が飛びますのでご注意を!

「さんま寿司」は紀州の郷土料理。黒潮にもまれた紀州産のさんまは、ほどよく油が抜けているのが特徴。注文してから仕上げてくれます。お土産にお持ち帰りもできます。

田辺湾で穫れたウツボ、太地産のくじらや、自家製カラスミも・・・とくれば、お酒もすすみみます。紀州の地酒「紀国屋文左衛門」「長久」や「自家製梅酒」がスタンバイ。日本一の梅の里でつくる梅酒は、大きな梅の実がゴロンと入り甘さ控えめで爽やかです。

白浜といえばやっぱりシーフード!オールシーズン、旬のお魚たちが待っていますよ。

オシャレに地元の味を楽しむなら『ミルク&ビアホール九十九(つくも)』

オシャレに地元の味を楽しむなら『ミルク&ビアホール九十九(つくも)』

写真:たび パンダ

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『ミルク&ビアホール九十九』は、昭和レトロな雰囲気が漂うハマギンザ(白浜銀座商店街) にあります。お店の前にドーンと積まれた薪が目印。店内はジャズが流れ、キャンドルの灯りが大人な雰囲気。ネオンサインには「Bar」とありますが、ぜひともお腹を空かして行きましょう。

まずは赤板に書かれた“本日のメニュー”をチェック!龍神村(和歌山)の猟師さんから仕入れた鹿肉を使った「炙りしか肉のカルパッチョ」など、ジビエもメニューに並びます。とびきり新鮮でレアな食材をこの機会にぜひ!

薪釜で焼いたナポリピッツァもはずせません。イチオシは4種のチーズに熱々のハチミツをたっぷりかけた「フォルマッジ&ハニー」。スッと消える上品な甘みは、龍神産ハチミツのなせる技!

そして海の町ならではの“定番メニュー”も。「釜揚げしらすのペペロンチーノ」は、地元白浜のふわっふわの釜揚げしらすを使っています。

リゾットには、龍神村の完全無農薬玄米を使用。お野菜は地元の露地物。すべての食材が「誰それさんの作った〜」と言える信頼できる契約先から直接仕入れているので安心です。

地ビール「ナギサビール」で乾杯♪『ミルク&ビアホール九十九』

地ビール「ナギサビール」で乾杯♪『ミルク&ビアホール九十九』

写真:たび パンダ

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白浜に来たら絶対飲みたいのが地ビール「ナギサビール」!
仕込水に熊野連山の天然水「南紀白浜 富田の水」を使った、麦芽100%のピュアなビールです。『ミルク&ビアホール九十九』ではフレッシュな「樽生ナギサビール」をいただけます。フルーティーでグイグイ飲めますよ。

ほかにも「樽生ギネスビール」をはじめ、ワイン、洋酒、焼酎、カクテル、自家製梅酒まで、お酒に精通したマスターがこだわりで選んだお酒がいろいろ。

また、カプチーノやエスプレッソ、自家製のケーキも揃っていて夜カフェ使いにもぴったり。白浜らしい“パンダ”ラテアートのカプチーノもあります♪

テーブル席とカウンター席があるので、ふらっと立ち寄る地元の人も多く、さくっと飲み食いしたい一人旅の女子も入りやすいお店です。

※ご紹介した『長久酒場』『九十九』はどちらも人気店なので、事前の予約がおすすめです。

話題の新商品「生かげろう」が食べられるのは『福菱』本店だけ!

話題の新商品「生かげろう」が食べられるのは『福菱』本店だけ!

写真:たび パンダ

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和歌山土産といえば「かげろう」をまっ先に思い浮かべる人が多いはず。「かげろう」は昭和42年から愛され続ける『福菱』のロングセラー商品。一日平均2万個製造!ふんわりブッセにクリームをサンドした、口に入れると溶けてなくなる軽〜いスイーツです。

その「かげろう」の新商品が「生かげろう」です。“かげろうファン”の声に応えて今年誕生しました。“午前中に売り切れる日も”とすでに話題になっています。「かげろう」はバタークリームですが、「生かげろう」は生クリームなのでその日のうちにどうぞ。

紀州特産のいちご“まりひめ”をのせた「いちご生かげろう」などの季節限定品や、凍らせたかげろうをトッピングした「かげろうソフトクリーム」もあります。

『福菱』本店にはほかにも、白浜特産の川添茶を使った「ロールケーキ」や、見た目が真っ黒の「紀州備長炭シュー(きなこクリーム入り)」など気になるスイーツがずらり。店内にはイートインスペースもあります。

紀州銘菓「かげろう」は知っていても、白浜にある本店まで訪れたことはありますか?スイーツ好きならわざわざ行く価値ありのお店ですよ!

思ったより近い南紀白浜へGO!

食いしん坊なら一晩にディナーを2軒ハシゴもありかも。町のあちこちにある無料の「足湯」でインターバルを取れば楽勝です!

「南紀白浜」は、まっ白な砂浜が美しい「白良浜」をはじめ、日本三古湯のひとつ「南紀白浜温泉」、パンダファミリーが暮らす「アドベンチャーワールド」など見どころがいっぱい!そして、帰ったらみんなにちょっと自慢したくなる美味しいものもいっぱいです!

関西から電車や車で約2時間。東京 (羽田) から南紀白浜空港まで飛行機で約75分。アクセスの良さも抜群です。思ったより近い南紀白浜へGO!

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/09−2015/04/10 訪問

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