金沢市内の一軒宿、犀川温泉「川端の湯宿 滝亭」が超贅沢

金沢市内の一軒宿、犀川温泉「川端の湯宿 滝亭」が超贅沢

更新日:2015/06/05 11:20

四宮 うららのプロフィール写真 四宮 うらら 旅とグルメの案内人
新幹線の開通に伴い、たくさんの観光客で賑わう北陸・金沢。せっかくの旅、温泉も一緒に楽しみたいと思う人も多いのでは?
近郊では加賀温泉郷、和倉温泉などが有名ですが、金沢市内にも素敵な温泉宿「川端の湯宿 滝亭」があります。
金沢市内に居ながらにして、温泉も美食も一気に楽しめて、大人好みのもてなしが期待できる湯宿で、至福のひとときを過ごしませんか。

兼六園から車で約15分の立地にある温泉宿「滝亭」

兼六園から車で約15分の立地にある温泉宿「滝亭」

写真:四宮 うらら

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金沢の観光スポット、その中心となる「兼六園」から車でわずか15分ほど。市内を流れる犀川上流のほとり、田んぼのなかに1本の道が伸び、その突き当たりにある数寄屋風の建物が犀川温泉「川端の湯宿 滝亭」です。
市内観光を済ませてからチェックインしても、十分ゆったりくつろげる距離感でありながら、市内とは異なるのどかな環境に抱かれているのが最大の魅力です。

中庭を臨むラウンジが優雅で好印象!

中庭を臨むラウンジが優雅で好印象!

写真:四宮 うらら

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門をくぐると、手入れの行き届いた庭がお出迎え。
玄関を上がると正面に畳が敷き詰められ、デザイン性の高い木の椅子やテーブルがゆったり配置されたロビーラウンジが。端正された中庭が一望でき、「いい宿に来たな!」と感じられます。

約3000坪の敷地に部屋数はわずか27室。中庭を囲むように配された回廊を歩き、大浴場やそれぞれの部屋へ。全てがゆったり設えられ、市街地とは異なるゆるやかな時間が流れています。

滝を眺めながら野趣溢れる露天風呂に浸かる

滝を眺めながら野趣溢れる露天風呂に浸かる

写真:四宮 うらら

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「滝亭」という屋号からもわかるように、この宿には滝があります。
「宝生の男滝」「辰巳の女滝」といわれ、「宝生の男滝」は犀川に注ぎ、「辰巳の女滝」は辰巳用水の流れとなります。
辰巳用水とは3代加賀藩主・前田利常の命により完成された用水路で、あの兼六園内にも引き込まれ、優美な曲水となっているのです。

滝亭には、この二筋の滝を、湯に浸かりながら眺めることができる野趣あふれる露天風呂があります。
弱アルカリ泉の湯は「つるつる湯」とも呼ばれ、女性にはうれしい美肌の湯。美しい緑と滝の風景に癒される昼間、またライトアップされた滝を眺める夜の露天風呂も神秘的です。

宿泊者は滞在中、いつでも利用することができますが、食事とセットになった日帰りプランもあるので、観光の合間を利用して訪れることもできます。

犀川が目の前を流れる露天風呂付き客室「離れ犀川」が最高!

犀川が目の前を流れる露天風呂付き客室「離れ犀川」が最高!

写真:四宮 うらら

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贅沢なのが、犀川に面した露天風呂付きの客室「離れ犀川」での宿泊。「離れ犀川」の客室数は全部で10室。この客室に宿泊するゲストだけが利用できる「さくらラウンジ」が用意されています。

そして客室は、その名の通り犀川を目の前にし、広々としたリビングと縁側、和室を備えた贅沢な空間。品のよい落ち着いたしつらえです。
段差のあるリビングに腰掛けて、大きな窓から景色をゆったり眺められます。そして、気が向けばいつでも部屋に備え付けらえたお風呂へ。

客室のテラスに備え付けられた露天風呂は、川のせせらぎに耳を傾けながらゆるりと浸かれる檜の湯船。こちらは温泉ではなく、沸し湯になりますが、このロケーションは何物にも変えらません。

地元の食材をふんだに使用した美しい料理

地元の食材をふんだに使用した美しい料理

写真:四宮 うらら

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夕食は個室の食事処でいただきます。加賀野菜など地元の食材をいかした加賀懐石。食べる早さに合わせて、1品ずつ出してくれます。

写真は春の夕食メニューの一例で、焼き筍と百合根まんじゅう。器や盛り付けも美しく、細かやでていねいな仕事ぶりがうかがえます。
もちろんお味のほうも繊細で、美味。
まさに温泉料亭旅館といえるものです。

観光も温泉も、両方楽しめる便利な立地がうれしい

金沢市内にありながら、のどかな風景と美肌の湯、そして地元の海の幸、里の幸をいかした絶品料理が味わえる「滝亭」。
金沢で観光も温泉も楽しみたい! そんな欲張りな希望に応えてくれる湯宿です。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/20−2014/05/21 訪問

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