写真:猫乃 みいこ
地図を見る観光地に行くとたくさん美術館があって、どこに行ったら良いか迷ってしまうってことはありませんか?
那須にも数多くの美術館があり、それぞれに特徴があるのですが、今回は訪れた方からの評価が高く、音楽好きな方にオススメできる「那須オルゴール美術館」をご紹介します。
開館は1992年4月ですから、2012年に開館20周年を迎えた美術館です。
「オルゴール」は日本独自の呼び方で、ヨーロッパでは「ミュージックボックス」や「ミュージカルボックス」と呼ばれていたそうです。
那須オルゴール美術館では、1830年から1940年代に製作されたオルゴールを見て、解説と共に生の音色を聴くことができます。
写真:猫乃 みいこ
地図を見るヨーロッパの家の調度品としても人気の高かったオルゴールを展示する美術館ですので、館内全体がヨーロッパ調!
ここは那須?ヨーロッパ?と思わせるような、大理石がたっぷり使われたお城を思わせるような展示室の入口です。
現代は電子音のあふれる社会ですが、究極のアナログ音であるオルゴールの音色は、きっと心の奥に響き感動も大きいはず!
どんなオルゴールが私たちを楽しませてくれるのか、入ってみましょう。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る展示室には、メインホールA・B展示室・C展示室があり、メインホールAの正面にあるのが、1860年代にスイスで製作された「インターチェンジャブル シリンダー オーケストラボックス」。
1時間に1回の演奏時間には、その音色を聴くことができます。
演奏中の撮影のみ禁止です、演奏中以外は自由に撮ることができます。
オルゴールには、シリンダー式・ディスク式という2つの様式があり、こちらはシリンダー式と呼ばれるもので、手前の長いものがシリンダーです。
1本のシリンダーで、8曲聴けるようになっていて、少しずつシリンダーをずらすことにより別の曲が聴けるようです。
解説の方が、オルゴール下の扉を開けると24本のシリンダーが入っていました。さらに、オルゴールに入っているものを合わせると、計25本。
8×25=200 なんと1台で200曲もの音楽を聴くことができるのです!これは驚きですね。
写真:猫乃 みいこ
地図を見るB展示室には、シリンダー式・ディスク式はもちろんのこと、オルガンパイプのものやドラム式と呼ばれるものまであり、演奏時間には展示室の中から8〜9種類のオルゴールの音色を聴くことができます。
繊細な音色、広がりのある音色、迫力のある音色と、さまざまな音色を奏でてくれるオルゴール。
時間によって、演奏されるオルゴールが変わってきますから、時間があれば何度も聴いてみるのも良いですね。
C展示室には、オルゴールの作り方や歴史がわかるジオラマも展示されています。さらにオートマタと呼ばれるオルゴールの音色と共に人形が動くものなどの展示があります。
更に今年、約500年分のオルゴールの歴史をミニチュアで学べるジオラマコーナーがオープン。2013/4/1(月)〜4/7(日)には、小中学生の美術館入場が無料に(※保護者要同伴)。今後も20周年のイベントが随時予定されているそうです。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る演奏時間を楽しんだ後は、映像にてオルゴールの種類や歴史のお勉強。
場所は館内のチャペルにて。
オルゴールによる讃美歌も聴けるチャペルです。こんな素敵な場所でオルゴールウエディングをしたら幸せになれること間違いなしですね。
ミュージアムショップ内には、ティーラウンジがありドリンク類が350円(入館時に150円引き券がいただけるので200円)で、オルゴールの世界の余韻に浸りながら、ティータイムを過ごせます。
那須のたくさんの美術館のなかから、その日の気分に合わせてチョイスしてみてはいかがでしょうか。
音楽好きな方にオススメな「オルゴール美術館」は、大人も子供も楽しむことのできる質の高いミュージアム。
那須高原の風に吹かれながら、良い音を聴き、たっぷり癒されてくださいね。
入館料 大人1000円 中高生800円 小学生600円
(20周年の特別割引クーポンがありますので、関連メモのリンク先をご確認くださいね)
開館時間 AM9:30〜PM5:00 年中無休
オルゴール演奏時間 1時間に1回 20分間
ビデオ放映時間 1時間に1回 15分間
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(2024/4/27更新)
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