カラフルケーキに教会ビール!バーゼルの名物カフェ5軒

カラフルケーキに教会ビール!バーゼルの名物カフェ5軒

更新日:2018/10/23 15:12

平川 郁世のプロフィール写真 平川 郁世 現地密着型ライター
スイスにありながら、山がない……バーゼルには、独特の魅力があります。歴史的建物と現代建築、ミュージアムがいたる所に。世界トップレベルの芸術イベントが常に行われる、文化とアートの街。市内をライン川がゆったりと流れています。

バーゼル観光は、時間をかけて街ブラするのがいちばん。堅実な名店が多いことで知られるこの街の、珍しい&おいしい&居心地のよいカフェ5軒をご紹介。街ブラの際の、参考にどうぞ!

クリエイティブな、カップケーキたち・・・カップケーキ・アフェア

クリエイティブな、カップケーキたち・・・カップケーキ・アフェア

写真:平川 郁世

地図を見る

バーゼルの中心、マルクト広場から坂を上がること2分。カップケーキ専門店「カップケーキ・アフェア(Cupcake Affair)」は、見落としそうなほど小さいお店です。

店内は、カップケーキを買い求める人で常にいっぱい! 普通サイズは(かなりのボリューム!)5,90フラン、ミニは3,50フラン。「ラズベリー&ライチに白チョコトッピング」等の日替わりカップケーキや、「ダークチョコ&ココナツにクリームチーズトッピング」等、今週のカップケーキもあって、見逃せません!

カップケーキ・アフェアは、スイスに4店舗あるチェーン店です。国産の原材料のみを使ってぜいたくに仕上げたケーキたちは、なんともリッチなお味。どれもその日に焼いて、店内で手作りしています。
中と外に小さいテーブルがあるので、温かい飲み物と一緒にどうぞ!

ココアが濃厚〜!・・・クスコラトル

ココアが濃厚〜!・・・クスコラトル

写真:平川 郁世

地図を見る

チョコレート専門店「クスコラトル(Xocolatl)」は、チョコレートのブランドとしてはそれほど知られていません。ただしバーゼルでは「世界中のチョコレートが手に入る店」として有名。ヨーロッパはもとより、南アメリカ、アフリカなど、実にさまざまなチョコレートが存在することを見るだけでも、来店の価値があります。

が、本当のおすすめは、店内カフェで味わえる「ココア」でしょう。各国のカカオ豆が甘い順に並んでいて、最高に苦いものはカカオ100%。お好きな豆と配合を選ぶことができます。
カカオの味をしっかり味わえる、思わずうなってしまう一杯。ぜひお試しください!!

中庭のような広場でまったり・・・ビオ・アンドレアス

中庭のような広場でまったり・・・ビオ・アンドレアス

写真:平川 郁世

地図を見る

バーゼルの街中で、もっとも落ち着けるのはここ「アンドレアス広場(Andreasplatz)」。街の中心・マルクト広場から徒歩2分、中庭のような静かな広場です。かつて建っていた教会のチャペルが火災で失われて広場となったのですが、その跡が今も地面に残っています。

店・カフェ・レストランが並び、時には地元の学校が演奏会をやっていたりと、市民の憩いの場であるアンドレアス広場。
今回おすすめしたいのは、角にあるベーカリー「ビオ・アンドレアス(Bio Andreas)」です。石造りの古い建物の中にある店では、オーガニックの惣菜パン、菓子パン、ピザなどを販売。どれも素材の味がじかに伝わる、素朴な味わい。スイスでは珍しいことに、菓子パンでもかなり甘さ控えめなのです。
広場はもちろん、店内にもテーブルがあります。

自宅のようにくつろげる・・・フリューリング

自宅のようにくつろげる・・・フリューリング

写真:平川 郁世

地図を見る

フリューリング(Frühling)とは、ドイツ語で「春」。店内に入り込む陽射しのおかげで、春のような安らぎを1年中満喫することができます。

ライン川の向こう側、クラインバーゼルの一画に位置するフリューリング。飲んでしまうのが惜しいようなカップチーノやおしゃれなサンドイッチ、ボリュームたっぷりのケーキも去ることながら、つい何時間も過ごしてしまう、この居心地のよさでおすすめです。パソコンを持ち込んで作業したり、勉強に没頭したり、おしゃべりに花を咲かせたり。

※ちなみにスイスでは、レストランやカフェで犬の入店OK。よく教育されているので、おとなしくしていて問題なしです!

教会で飲んで、リラックス・・・カフェバー・エリザベーテン

教会で飲んで、リラックス・・・カフェバー・エリザベーテン

写真:平川 郁世

地図を見る

街中にある、一見ごく普通の教会。が、いったん足をふみ入れると……中はイベント会場となっていて、時には人混みでごった返していることが! 
このエリザベーテン教会(Elisabethenkirche)、以前は普通の教会でしたが、現在は週末のミサを行いつつも、普段はライブ、講演会、フリマなど、イベント会場としても活用されています。

さらに教会の一角はカフェバーに(Café-Bar Elisabethen)……。ビールもおいていますので、厳かな雰囲気の中、ビールで乾杯なんていう体験がしたい方は、ぜひ!大声で話すのはやめた方がいいですが、普通のカフェのように話す分にはまったく問題ありません。

ちなみに、ここのスフォリアテッレ(リコッタチーズが詰まった、ナポリのお菓子)はかなりおいしくてファンも多いのですが、残念ながらいつもある訳ではないので、あしからず。

まだまだある、おすすめ店

バーゼル市内にはチョコレート専門店が多数あり、そのほとんどがカフェとしても利用できます。
特に「べシュレ(Beschle)」は、ケーキのクウォリティかなり高し!!

また、ミュージアム内にも面白い店が多く、例えばティンゲリー美術館(Museum Tinguely)内の「ミュージアム・ビストロ」は、ティンゲリーの作品や家具がならび、まさに展示の延長の中で飲食を楽しめます。

なお、バーゼル市内の観光スポットについては、以下の記事をご参考下さいね。
【治安は◎‼ スイスの穴場都市・バーゼルで、まったり観光を】

掲載内容は執筆時点のものです。 2006/12/15−2015/11/28 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -