金沢駅正面にある「鼓門」(つづみもん)は伝統芸能に使われる鼓をイメージして作られた高さ14mの大きな建造物です。真下で見ると本当に大きい!!
鼓門がある駅東広場は、江戸時代に城下町として形成された旧市街地と、明治以降に形成された新しい市街地との境界に位置しています。古い金沢と新しい金沢の結界であるこの地に、市民の声を反映させて建てられた鼓門は金沢の新しいシンボルでもあります。
鼓門の横には約3,000枚のガラスで構成されている「もてなしドーム」があります。これらが2005年に建てられた後、金沢駅は「世界の魅力的な鉄道駅10選」に選ばれました。
金沢市内の観光はここ、金沢駅を始点にすると便利です。
土日祝日に「兼六園シャトル」が運行しており、兼六園や近江町市場、香林坊などの有名な観光地をまわっています。料金は通常大人100円、こども50円ですが、1日フリーパスを使うと大人500円、こども250円で乗り放題となり、さらに乗車当日に限りますが、入場料が割引になる施設が26施設もあるんです!!運行間隔はおよそ20分で観光にとっても便利ですよ♪
金沢駅から兼六園シャトルでおよそ15分、日本三名園のひとつである兼六園に到着します。こちらの写真はとっても有名なので、観光ガイドなどで見かけたことがあるのではないでしょうか?
兼六園のシンボルの1つ「徽軫灯籠」(ことじとうろう)です。水面を照らすための雪見灯籠が変化したもので、二股の脚の形が琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ていることから、その名がついたと言われています。
兼六園はとても広いので、観光時間には余裕をもったほうが良いですね。
園内には四季折々の木々があり、私の行った3月は梅の花が咲いていました。
春夏秋冬でがらりと景観が変わるので、来る度に新しい発見がある場所です。
兼六園シャトルのバス亭「武蔵が辻」からすぐの場所にある近江町市場は、金沢市民の台所として290年以上もの間親しまれています。蟹やのどぐろなどの高級食材から海苔や鰹節といった乾物まで幅広い品揃えが特徴です。アーケードの下には所狭しとお店が並び、「ちょっと味見していって」などとお店の人が話しかけてくることも多くとても活気があります♪
「せっかくだからランチで新鮮なお魚を食べたい!!」という時におすすめなのが、地元の人も通う「いきいき亭」さんです。その日の朝に水揚げされたお魚達をいただくことができます。
中でも一押しなのがこちらの金箔がのった「鉄火丼」!!
味噌汁付で1,800円ですが、金箔だけではなく、たっぷりの鮪の赤身にもびっくりしちゃいます。新鮮なので本当に美味しい♪
近江町市場から徒歩15分程の場所にあるのがひがし茶屋街です。
こちらの写真の建物のように、歴史を感じる風情ある町並みとなっています。
こちらはお麩で有名な「不室屋」さんです。ふやきにお湯を注ぐと中から色鮮やかな小さなお麩がたくさんでてくる「宝の麩」が大変人気です。見て楽しい、食べて美味しい「宝の麩」は女性へのお土産にぴったりですね。1つからでも購入できるのもまた嬉しいポイントです。
他にも金箔屋さんや和小物屋さん、さらには甘味処まで揃っていて散策がとっても楽しくなりますよ♪
私が訪れた時は偶然にも結婚式を挙げているカップルがいました。赤い色打掛けと番傘がとっても雰囲気とマッチしており素敵でした(^^)
兼六園シャトルのバス停「兼六園下」から数分の場所にある「石川県観光物産館」では和菓子作りが体験できます。空きがあれば当日の急な参加でも大丈夫です。
体験会場に入ると座席の前にはのしたおもちのようなピンク色の食材や、小さく丸いあんこ玉などが置かれています。これらを粘土細工のように刻んだり、転がしたり、つぶしたりしながら3種類の和菓子を作っていきます。
先生がきちんと見本をみせてくれますので、初めてでも先生とさほど大差ない(?)和菓子が作れます。旅の最終日に体験をして、自分へのお土産として持ち帰るのもおすすめです♪季節に応じて和菓子の種類が変わるそうです。
ご紹介した観光地の他にも21世紀美術館、若者に人気があるお店が多い香林坊、武家屋敷が立ち並ぶ長町武家屋敷跡があります。金沢駅を始点にすると全ての観光地が近く移動がとても簡単です。
歴史もグルメも堪能できる金沢にぜひ遊びに行ってみてください♪
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(2024/4/25更新)
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