限定10室!宇都宮「ろまんちっく村 ヴィラ・デ・アグリ」道の駅で地ビールと温泉満喫

限定10室!宇都宮「ろまんちっく村 ヴィラ・デ・アグリ」道の駅で地ビールと温泉満喫

更新日:2015/03/26 11:46

猫乃 みいこのプロフィール写真 猫乃 みいこ 非日常体験探求家、旅ブロガー、ライター
餃子で有名になった栃木県宇都宮市。観光に訪れる方が増えていますが、日帰りの方が多いのが現状です。しかし、ちょっと待って!自然がいっぱいで美味しいものが多い宇都宮市なのに、日帰りではもったいない!今回は、宇都宮市郊外にある道の駅「うつのみや ろまんちっく村」内の温泉宿泊棟「ヴィラ・デ・アグリ」の魅力をたっぷりご紹介します。極上の温泉に地ビール、道の駅の進化版で、満ち足りた時間が過ごせますよ。

道の駅の温泉宿泊施設「ヴィラ・デ・アグリ」

道の駅の温泉宿泊施設「ヴィラ・デ・アグリ」

写真:猫乃 みいこ

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「ヴィラ・デ・アグリ」があるのは、道の駅うつのみや ろまんちっく村内。ろまんちっく村には、東京ドーム10個分(約46h)という広大な敷地に、新鮮野菜の販売所、レストラン、「丹頂鶴」を飼育する里山、小型犬専用ドッグラン、貸し農場「クラインガルデン」、そして天然温泉やプールを備えた宿泊棟「ヴィラ・デ・アグリ」などがあります。従来からあった農業の体験型テーマパークが、2012年9月にリニューアルし、道の駅となりました。

写真は、「ヴィラ・デ・アグリ」の正面入り口です。広々としたエントランスを入ると、中庭からの自然光が明るいホテルフロントがあります。ホテルフロントの奥にあるのは、プール温浴ゾーン「アグリスパ」。受付は、宿泊とスパの兼用になっていて、宿泊代金は前払い。個別の会計、またカード払いも出来ますので便利ですね。

「ヴィラ・デ・アグリ」には、3タイプの客室!

「ヴィラ・デ・アグリ」には、3タイプの客室!

写真:猫乃 みいこ

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「ヴィラ・デ・アグリ」には、3つのタイプの客室がありますので、用途によって選びたいですね。まずは、写真の和室10畳。宿泊棟の1階には、このタイプの和室が6室あります。10畳といっても広縁付きですから、かなり広々としていて、最大6名まで宿泊できます。2階には、最大9名宿泊できる和洋室が1室、洋室ツインルームが3室あります。和室・和洋室の布団敷きは、セルフサービスですのでご注意を。ワイワイと布団を敷くのも楽しいですが、苦手な方には、セミダブルのベッドが2つある、洋室ツインルームをお薦めします。客室は、全10室のみですので、予約はお早めに!

客室の先にあるのが、「天然温泉 湯処あぐり」。地元の方にも人気の日帰り温泉の営業時間は、午前10時から午後9時。宿泊客は、チェックインの3時から温泉に入れますが、お薦めは日帰り温泉営業時間後の、宿泊客のみが利用できる時間帯。夜は午後9時から深夜0時まで、朝は午前6時から8時までは、宿泊客のみの利用となります。日帰り温泉後には、係りの方のチェックがありますので、洗い場や洗面所なども、きれいな状態で使うことが出来ますよ。

ろまんちっく村地ビール クラフトブルワリー

ろまんちっく村地ビール クラフトブルワリー

写真:猫乃 みいこ

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宿泊の夕食は、2軒のレストランから選ぶことが出来ます。1軒は、客室のすぐ前にある「お食事処 ゆず庵」。こちらでは、和食が楽しめます。
お勧めは、もう1軒の「麦の楽園」、宿泊棟からは徒歩3分ほど歩いた敷地内にあるレストランです。洋食のレストランからは、写真のようにガラス張りで「ろまんちっく村 クラフトブルワリー」を見ることが出来、作り立ての地ビールを味わうことが出来ます。レストランの外観は、近隣で産出される大谷石が使われ、雰囲気のあるレストランです。

クラフトブルワリーで作られるのは、地産地消を目指し、宇都宮産の「二条大麦」を使用して作られた「宇都宮クラフトビール」。この場所で作られた、出来立てで新鮮な手作り地ビールを、お食事と共に楽しむことが出来ますよ。

ビールの濾過の違いで、味が変わる!

ビールの濾過の違いで、味が変わる!

写真:猫乃 みいこ

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「宇都宮クラフトビール」には、濾過、無濾過、季節のビール、プレミアムビールなど個性あふれるビールがあります。
無濾過と濾過のビールでは、味がかなり変わるのをご存知ですか?ビールを仕込んで2か月間は、同じタンクに入っていますが、樽詰めするときに濾過するかしないかで、違った味わいのビールが出来るのです。

宇都宮クラフトビールでは、無濾過のビールを「麦太郎」、濾過のビールを「麦次郎」と呼んでいます。無濾過の麦太郎は、生きたビール酵母が入っていることから見た目に濁りがあり、重厚でありながら香り高くフルーティーな味わい。一方、濾過の麦次郎は、ビール酵母が取り除かれ、苦みがなくすっきりとクリアーな味わいです。2種類を飲み比べることが出来るセットがありますので、味の違いを確かめてくださいね。好みのビールで乾杯すれば、夜のお食事が数倍楽しめるはずです。

夕食メニューは要予約で、和食・夕食とも1,500円・2,000円・3,000円の3種類から選べます。写真の乾杯ビールの後ろに写っているのが、洋食の2,000円メニュー「霧降高原牛の包み焼きハンバーグセット」。包み焼きの中には、大きなハンバーグの上に地元の新鮮温野菜がゴロンと乗っていて、とても食べ応えがあります。かなりコストパフォーマンスの高い夕食メニューなので、充実の内容に驚くことでしょう。

朝食は「お食事処 ゆず庵」にて!

朝食は「お食事処 ゆず庵」にて!

写真:猫乃 みいこ

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朝食は、客室の目の前にある「お食事処 ゆず庵」にて、和食メニューが、予約制1,200円でいただけます。1人1人に御膳が用意されていますので、落ち着いて食事することが出来ますね。店内のドリンクバーも無料で利用できますので、煎茶・珈琲・ジュースなどが飲み放題です。

食事の御膳には、地元産の刺身ゆばや刺身こんにゃくなどが並び、他にも小鉢がたくさん乗っています。中庭から朝日が入り、とても明るい店内での朝食は、1日の活力源!地元の食材を多く使った元気もりもりメニューを食べて、心も身体も元気になりましょう。

朝食後には、丹頂鶴のいる里山「森のエリア」をお散歩してみませんか?自然の中に身を置くと、日頃のストレスなど吹っ飛びますよ!

コスパ最高の温泉宿泊「ヴィラ・デ・アグリ」

いかがでしたか?全国には1,000箇所以上の道の駅がありますが、宿泊施設のある道の駅は、関東ではたった3施設のみ。
「ヴィラ・デ・アグリ」は、道の駅に泊まるというよりも、重厚な宿泊施設がたまたま道の駅になったもの。宿泊料金は、かなりリーズナブル。ご紹介した10畳の和室に4名で宿泊し、2,000円の夕食と、1,200円の朝食をセットしても、平日1名8,100円という破格値です。安価なので、内容もそれなり?と侮るなかれ!アルカリ単純温泉の泉質も良く、広々とした露天風呂がほぼ貸し切り状態で使える時間帯があり、食事の質や量にも、満足できること間違いなしです。

宇都宮に日帰り、なんてもったいない!是非「道の駅うつのみや ろまんちっく村 ヴィラ・デ・アグリ」に宿泊して、こだわりの地ビールで乾杯し、地元食材を堪能してくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/18−2015/03/19 訪問

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