尾道水道を眺めるならココが最高!浄土寺山展望台の絶景

尾道水道を眺めるならココが最高!浄土寺山展望台の絶景

更新日:2015/03/30 17:19

村井 マヤのプロフィール写真 村井 マヤ 中国・九州文化的街並探検家
広島県尾道市は、サイクリングロードとして有名なしまなみ海道の中国側の拠点でもあります。まるで河川のような尾道水道は、北前船が寄港し、江戸時代は栄えた港町でもありました。今回ご紹介する浄土寺山展望台の浄土寺も、歴史ある古刹で、国宝の寺でもあります。浄土寺山裏手から登山も可能の浄土寺山展望台は、何より最高の絶景ポイント。尾道のシンボルでもある尾道水道を眺めるなら、このスポットは見逃せません!

浄土寺憩いの森から浄土寺山展望台を目指す

浄土寺憩いの森から浄土寺山展望台を目指す

写真:村井 マヤ

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今回ご紹介する「浄土寺山展望台」とは、千光寺山、西國寺山と並び尾道三山に数えられる標高178.8mの浄土寺山頂上にある展望台のことです。
徒歩で浄土寺山展望台を目指す場合には、途中「不動岩」と呼ばれる不動明王が掘られた高さ4mの巨石に遭遇。また、不動岩がある「観音のこみち」には、参道脇に33体もの観音様が祀られ、磨崖仏などもご覧になれます。浄土寺山はまさに、尾道巨石文化の宝庫と言えます。

自動車でのアクセスについては、下記MEMOを参考にして下さい。「浄土寺山憩いの森」の展望台付近に駐車して浄土寺山展望台を目指して下さいね。写真は、「憩いの森展望台」から浄土寺山展望台に続く遊歩道方面を撮影したものです。写真中央の木々の間が遊歩道です。ここを歩いて浄土寺山展望台へ。

八角形の展望台からの眺めはまさに絶景!

八角形の展望台からの眺めはまさに絶景!

写真:村井 マヤ

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写真は、八角形をした展望台を下から撮影したもの。自家用車で浄土寺山展望台を目指す場合は、そんなにつらくありませんが、浄土寺の裏山の「くさり山」から登山する場合は、修行だと思ってあきらめずにこの展望台を目指してくださいね。

展望台の下に位置するのが奥の院です。奥の院からの眺めも良いですが、あとひと踏ん張りして展望台からの絶景を眺めましょう♪

尾道水道の素晴らしい景色にしばし癒され・・

尾道水道の素晴らしい景色にしばし癒され・・

写真:村井 マヤ

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展望台からは、尾道市内や斜めに横切る尾道水道、向島にある造船所やしまなみ海道沿線の島々を眺めることができます。写真は、尾道水道方面を撮影したもの。しばらく眺めていると心が和みます。

夕日や夜景スポットとしても知られているので、もしお時間があれば夕方車で来られると素晴らしい夜景の撮影も。ただし、駐車場から数分歩いて行かねばならず、途中の遊歩道は木々が生い茂っているので真っ暗で怖いかも知れません。行かれるなら、一人ではなく複数で懐中電灯を必ず持参してくださいね。

昼間なら一人で散策されてもいいでしょうが、折角なら友人やパートナーとこの美しい景色をゆっくり眺めて、感動を分かち合ってはいかがでしょうか。

新尾道大橋方面もご覧のとおり・・「しまなみ海道」の島々

新尾道大橋方面もご覧のとおり・・「しまなみ海道」の島々

写真:村井 マヤ

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写真は、新尾道大橋を撮影したもの。向島の造船所やその遠くの島々も見渡せます。浄土寺はちょうど、尾道大橋、新尾道大橋のたもと付近にあるので、写真手前の木々の茂みの下あたりでしょうか。

新尾道大橋は、しまなみ海道の中国側の基点の橋。遠くの島々がまるでうっすらと浮かび何とも美しい姿ですよね。澄み渡る空、海、島々。美しい「しまなみ」の風景にぞんぶんに癒されてみませんか。

浄土寺山の山頂は巨石が沢山・・

浄土寺山の山頂は巨石が沢山・・

写真:村井 マヤ

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浄土寺山展望台の周辺には、春には山桜やツツジが美しく咲き誇ります。また、秋には紅葉も楽しめるハイキングにも最適な公園です。

展望台周辺の散策をしていますと、巨岩や巨石がごろごろしており、まるで昔の遺跡のようです。尾道の寺巡りをしていると、こうした巨岩をよく目にすることでしょう。尾道は石の町と言っても過言ではないくらいです。例えば、有名な千光寺にある「文学のこみち」などは、まさに自然の巨石を利用した石の散歩道です。浄土寺山展望台の楽しみ方には、眺望だけではなく巨石や石仏、巨石に刻まれた彫刻群を見る事も含まれます。是非、お時間があればそうした巨石群をご覧ください。

懐かしい風景・・尾道水道や尾道の町並み

尾道水道は、本当に川のようですね。これは立派な海ですが、こうした風景は瀬戸内海の島々にはよく見られます。ただし、尾道はまた独特な風情のある町です。尾道の町歩きや寺巡り、史跡散策など・・。楽しみ方は様々ですが、今回ご紹介したように絶景や巨石群を見て回るのも、心に残る旅になるのではないでしょうか・・。故郷ではないけど、どこか懐かしい町・尾道の旅の楽しみ方のご提案です。ぜひ、次の旅行は尾道で絶景を楽しんでみてはどうでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/08 訪問

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