ベトナム・ランビアン山で少数民族の人たちからお土産を買おう!

ベトナム・ランビアン山で少数民族の人たちからお土産を買おう!

更新日:2015/03/23 14:23

古川 悠紀のプロフィール写真 古川 悠紀 ベトナム全国旅ライター
ダラット郊外に聳えるランビアン山。ベトナム人の間では、民話「ラン・ビアン伝説」の舞台となった山として広く知られています。観光客にとっては、ジープ乗り体験、トレッキングや景観を楽しむことができます。また、少数民族のコホー族と触れ合える貴重な場でもあります。彼らが作る民芸品は品質がよく希少価値があります。お土産に最適です!

ランビアン山でトレッキングを楽しむ

ランビアン山でトレッキングを楽しむ

写真:古川 悠紀

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ランビアン山はトレッキングでも有名です。ただし、足場が悪く勾配も急。麓より先は舗装されているところも少なくなりますので、ビギナーの方はおすすめできません。
一方山の入口(受付所)から麓までの道中であれば、ベトナム人や外国人観光客がピクニック気分で散歩したり、シートを広げてお弁当を食べている光景もよくみますので、充分徒歩で行くことができます。

ただし、麓までは徒歩で1時間以上かかるので、体力に自信のない方は、次に説明するジープを手配するようにしましょう。

ジープで麓まで。ただし、注意事項もあります

ジープで麓まで。ただし、注意事項もあります

写真:古川 悠紀

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一般の旅行客は、麓まではジープで向かいます。入口付近の窓口でチケットを購入するのですが、一点厄介事があります。それは、「定員:6人」というもの。

もし2人で行ったら、残り4人集まるまで待たなければなりません。周辺にはお土産や飲食を扱う露店があるので、時間を潰すには問題ないのですが、いつまで待てばいいのか分からないのは少々難点。どうしても強行突破したい方は、残りのチケットも購入(計6人分)する必要があります。

景観は抜群!麓から見渡せる景色に恋人とうっとり

景観は抜群!麓から見渡せる景色に恋人とうっとり

写真:古川 悠紀

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ジープで麓まで辿りつくと、そこからうかがえる景色は絶景です。山の渓谷には幅広い湖や田園地帯、民家などが広がり、山景色を背景に記念撮影ができます。

また、傍ではバーベキューを食べることができます。不定期の営業ですが、チャンスがあればこちらもどうぞ♪

ラン・ビアン伝説と今に残る二人の像

ラン・ビアン伝説と今に残る二人の像

写真:古川 悠紀

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ラン・ビアン伝説は、簡単に説明すると、部族間の対立から生じた悲劇。ロミオとジュリエットのような悲恋の話です。

それぞれ対立する部族の族長の息子、娘として生まれたランとビアン。二人は恋に落ちて行きますが、それは決して結ばれることのない禁断の恋でした。

ある夜、二人は駆け落ちをして、ここランビアン山に駆け込みます。そして、永遠の愛と部族間の平和を願い、命を落とすのです。

少数民族のコホー族と触れ合おう。民芸品はお土産に最適!

少数民族のコホー族と触れ合おう。民芸品はお土産に最適!

写真:古川 悠紀

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先に説明したランビアン伝説。実は続きがあるのです。二人の死によって、二つの部族は和解をし、一つとなりました。その新たな部族の名前が「コホー族」。

現在でも、ここダラット山岳地帯に暮らす数少ない少数民族の一つです。ランビアン像周辺はマーケットになっていて、コホー族が直接民芸品を販売しています。

ここで購入できる民芸品は、主に服飾。ニットの帽子やワンピース、マフラーに手袋といったもの。また、彼らの衣装生地で編んだバッグや財布、ポーチなどもおすすめです。

カップルで訪れたなら、是非買って欲しいのがミサンガ。「OH KON BI」と浮かび上がる刺繍文字は「愛してる」という意味。彼氏は「OH KON BI」を、彼女は「BI KON OH」を付けましょう(人称代名詞による違い)。

おわりに

ランビアン山まではダラット中心部から車で30分程度。タクシー以外の移動手段では、バスかレンタルバイクがおすすめ。

少数民族の人々と触れ合える機会は、滅多にありません。マーケットでは、彼らが実際機織りをしている様子も見学できます。是非、ベトナム版ロミオとジュリエットの舞台の地、ランビアン山へ行ってみください!

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/19 訪問

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