関東の内陸に位置する山梨県は、富士山や南アルプス、八ヶ岳などの高い山々に囲まれた盆地となっていて、水はけの良い土地や気候条件などから果物栽培に最適な環境と言われています。
中でも桃は春頃から花をつけ初め、7月〜9月にかけて収穫のピークを迎える山梨県の代表的な果物の1つです。数多くの品種がある桃ですが、「日川白鳳」「浅間白桃」などの栽培に特に力を入れていて、どちらの品種も糖度は高め。特に「浅間白桃」は大きいものでは400グラム以上になるビッグサイズな桃なんです!
中央道の勝沼ICを降りて県道34号線を進むと、道路の両側にたくさんの果樹園が見えてきます。「桃狩り」のシーズンは果樹園の駐車場前に呼び込みの人が多く立っていて、どこで桃狩りをしようか迷うほど。今回は34号線を5分程進んだ場所にある「浅間園」さんで桃狩りをしてみました。「浅間園」は大型観光バスも立ち寄る大きな果樹園で、駐車場はもちろん様々なお土産が買える売店も備わっていますよ!
広大な果樹園に広がる桃の木の間を歩きながら、桃狩りが出来るエリアまで歩くこと5分。受付で桃を入れる籠、桃の実や皮を入れるボウル、桃の皮をむく為の包丁の3点を受け取って桃狩りスタートです。
お気に入りの桃を見つけ、少し高い所であれば脚立を使って桃を収穫します。
桃を手に持って少しだけひねって引っ張ると簡単にとれちゃいます。包丁で皮をむいて丸ごとの桃にそのままかぶりつくも良し、切り分けながら食べるのも良し!!
一口食べると誰もが「美味しい!!」って言うくらい、みずみずしくて甘い桃です♪
手に桃の果汁がたくさんつきますので、大人も子供もミニタオルなど持参するのがおすすめ。また、ボウルや包丁を持つのでなるべく両手が使えるよう斜めがけのバッグで行くと、とても桃が食べやすくなりますよ〜。
浅間園の桃狩りは、毎年大体6月下旬頃から始まります。天気が良いと日差しも強くなって少し暑いくらいになりますが、そんな時におすすめなのが冷え冷えの冷た〜い桃。
実は最初に包丁をもらった場所付近にある大きめのクーラーボックスの中に、園の人が収穫した桃を入れておいてくれるんです。冷えた桃って甘みがきゅーっと凝縮して本当に美味しいですよ♪量はたくさんはないのですが、ちょっと暑さに負けそうになったら冷えた桃でお口直しをしてみてはいかがでしょうか?
お土産用に持ち帰る桃は1kg1,000円〜となります。自分で選んだとっても大きくて美味しい桃をお土産に出来るのも嬉しいですよね!
園内の売店には、浅間園のプロが選び抜いた桃も販売されています。自分用のお土産は自分の手で収穫し、友人や家族へのお土産は贈答用の桃、など使い分けができますね!
浅間園 桃狩り 40分食べ放題
中学生以上 1,200円 4歳から小学生 1,000円 3歳まで無料
「たくさん桃を食べてお腹いっぱい!」のはずだけど、ジューシーな桃は消化も早いのでお昼には山梨グルメの代表格「ほうとう」はいかがでしょうか〜?
オススメは河口湖に程近い場所にある「ほうとう不動北本店」の「不動ほうとう」(1,050円)です!!野菜の甘みがとってもでていてボリューム満点♪こちらの店内には鎧や兜の展示がされていて、とても趣がありました。「ほうとう不動」の店舗は河口湖周辺に全部で4店舗ありますので、混雑具合を見て場所を選んで下さいね。
浅間園では桃狩りの他、8月上旬頃からはぶどう狩り、8月下旬からは巨峰狩りもすることができます。果物狩りの始まる日程は育ち具合によって少しだけ前後しますので、お出かけ前に公式サイトのチェックは忘れずに!!100円割引になるお得なクーポン券もあるので合わせて確認しておきましょう。
また浅間園の周辺には河口湖の他、車で1時間程の距離には数多くの奇岩がある昇仙峡など桃狩りを楽しんだ後に遊べる観光スポットも目白押しです。大人から子供までみんなが楽しめる桃狩り、次の旅行の計画に入れてみてはいかがでしょうか♪
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(2024/4/25更新)
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