ウトクルム(Uto Klum)はチューリッヒのユトリベルク(Uetliberg)という山のてっぺんにあります。ユトリベルクはチューリッヒ市では最高峰にあたり、マウンテンバイクやハイキングのファンにはよく知られています。ユトリベルグの公式サイトはメモをご参照ください。
チューリッヒ駅から10番の電車に乗って20分でユトリベルク駅に到着します。(電車の時刻表はメモのSZUチューリッヒの公式サイトをご参照ください)ホテルまではユトリベルク駅を降りてから森の中を15分程歩きますが、山道なので歩きやすい靴で行きましょう。ホテルの周りには、自然を満喫できる散歩道が巡っています。夏にはマウンテンバイクを、冬にはそりを楽しめるように作られています。
ウトクルムは1815年にレストランとして営業を始めて以来、ユトリベルグの登山電車の営業停止や再開などで経営が揺れましたが、1999年に営業者が交代して以降、現在のホテルレストランの形が出来上がりました。
ホテルの入り口には見晴らし台があり、風が強くなければ登れます。車では来れませんので、駐車場はありません。ホテルの中には、豪華なレストランと小さなサウナがあります。時間が許すようであれば、マッサージサービスも宿泊予約と同時にリクエストされるといいでしょう。都会の中のホテルと違い、ゆっくりとした優雅な時間を過ごすために宿泊する方が多いので、ホテル内での静寂は大切です。
ウトクルムへは、車でも行くことが出来ます。
写真はウトクルムへ向かう途中で、道路から見える美しい景色です。
冬には雪で覆われることが多いチューリッヒの山々ですが、夏の風景は格別に美しいです。また、春と秋も季節感のある表情を見せます。山のファンの方にはたまらない風景でしょう。
チューリッヒ近郊にはチューリッヒ湖をはじめとして、沢山の湖があります。それぞれの湖畔には別荘地やヨットハーバーが作られています。ヨーロッパのみならず、世界中からVIPが集まる地域です。
どんなに小さな村を通っても、芝はきれいに刈られ、木は剪定されていて、スイス国の自然を大切にする姿勢が伝わってきます。
写真はウトクルムの山向きパノラマルームです。客室には、真新しいフローリングが張り巡らされた居間のごとく大きな寝室があり、大きなバルコニーが続き、そこからはチューリッヒの町が一望出来ます。
部屋は冷暖房完備で、寝具は高級羽毛布団と枕が置いてあります。寒い場合を想定してか、大きな洋服ダンスには幾つもの高級毛布が入っていますが、冬の訪問の際でも室内は非常に温かいので、高級毛布を使う必要はないでしょう。
ウトクルムには、写真のパノラマルームの他にロマンチックルームがあります。結婚記念日やクリスマスなど、ロマンチックなお二人のための特別な時間を過ごすのにお勧めです。お部屋の写真はメモにありますホテルのホームページでご覧ください。
洗面所の入り口の扉は総ガラスで、床は総大理石で、壁は天然の木で出来ています。洗面所はあまりに広いので、入った瞬間呆然とするほどです。
写真には写っていないのが、左側にあるバスタブとソファー、それとヨーロッパ風ビデが横にあるトイレです。1−2泊ではもったいないような高級なバスルームです。
洗面台の横には、某有名ブランドの基礎化粧品セットがずらっと並んでいます。あまりに綺麗に並んでいるので、使うのを躊躇してしまう程です。
ウトクルムのレストランは、高級見晴らしレストランとしてチューリッヒでも有数です。夜は勿論、朝食ビュッフェもありますし、お昼にも営業しています。
お食事は、写真の前菜モッツアレーラとトマトのように、創作芸術的で一口サイズのお上品なものから、ウィーン風カツ(子牛のカツです)とフライドポテトのような庶民的な食べ応えのあるものまであります。食事の傾向は、基本的に純フランス料理です。
飲み物に関しては、世界中のワインやビールなど一通りありますが、レストランお勧めのウトクルムワインを是非お試しください。フロントでもホテルワインが販売されています。お値段もそれなりですが、大変美味な赤ワインはお試しください。食事の際に一本では多いという場合には、開いているボトルが欲しいと言われるとよいでしょう。
メモにございますホテルのサイトで、メニューとお値段をご確認ください。
都会のチューリッヒから20分電車に乗ってしばらく山道を行くと、目前に広がるチューリッヒの絶景を眺めに、ユトリベルグ山を目指しませんか。ウトクルムで都会の雑多からしばし離れて、最高の景色を眺めながら、リラックスした至福の時をお過ごしください。
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(2024/4/26更新)
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