食べずしてシンガポールを語るべからず!定番メニュー5選

食べずしてシンガポールを語るべからず!定番メニュー5選

更新日:2015/07/13 16:00

やま かづのプロフィール写真 やま かづ 機内食&マンゴーにはうるさいトラベルライター
多民族国家のシンガポールでは中華系、マレー系、インド系とさまざまなグルメを味わうことができます。
シンガポールが初めての方も、リピーターの方も、シンガポールに行ったら絶対に外すことはできない定番メニュー5選をここにご紹介します。
ちょっと気取ったレストランで食べるか、ホーカーズのような屋台街で食べるか。それはあなた次第です!

一度は食べたい!プラナカンの最高傑作「ニョニャ料理」いろいろ

一度は食べたい!プラナカンの最高傑作「ニョニャ料理」いろいろ

写真:やま かづ

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「プラナカン」はマレー半島に移り住んだ中華系の人々の子孫を意味し、自分たちの文化にマレーや西洋の文化をミックスさせて独自の生活スタイルを築きました。
また、「ニョニャ」はそんな独自文化の中で生まれた女性のことを指し、「ニョニャ料理」とは、マレー料理をベースにして、さらに中華や西洋の食文化を融合させた料理のことをいいます。

そんな「ニョニャ料理」は、見た目は中華料理でもココナッツミルクや香辛料で味つけされていたり、また逆に、マレー料理に中華食材が使われていたりと、いい意味で、食べる者の期待を裏切る食感と味つけが楽しめます。

これを食べなきゃ帰国できない!シンガポール名物「チリ・クラブ」

これを食べなきゃ帰国できない!シンガポール名物「チリ・クラブ」

写真:やま かづ

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甘辛いチリソースで豪快に炒めた「チリ・クラブ」は、1950年代にシンガポールで生まれました。
一見辛そうに思えますが、とき卵を落とすと辛さが抑えられてマイルドになります。想像しただけで、ご飯がとっても進みそうなんですが、ここはぐっと我慢して中華風のパンでいただくのが正統派の食べ方です。
カニのうまみと特製チリソースのコクがベストマッチ!これを食べなきゃシンガポールに何しに行った?日本へ手ぶらで帰国するようなものです。

さらに辛さを追求したい人には、黒コショウのソースで炒めた「ペッパー・クラブ」もあるのでお試しを!

日本のチキンライスにあらず「海南鶏飯(ハイナン・チキンライス)」

日本のチキンライスにあらず「海南鶏飯(ハイナン・チキンライス)」

写真:やま かづ

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日本人が「チキンライス」と聞くとケチャップ味の鶏肉入りチャーハンを思い浮かべますが、シンガポールの「海南鶏飯(ハイナン・チキンライス)」はそんなイメージとはほど遠い鶏肉ご飯です。
ご飯は鶏ガラスープで炊き上げ、ゆでた骨付きのぶつ切り鶏肉にチリやジンジャーソース、ネギ油などをつけていただきます。シンガポールのみならず、東南アジアの中華圏ならおなじみのメニューです。

シンガポールでチキンライスの味を知ってしまうと、もう日本のチキンライスは食べられなくなりますのでご注意ください!

見てビックリ、食べて納得!「フィッシュヘッド・カレー」

見てビックリ、食べて納得!「フィッシュヘッド・カレー」

写真:やま かづ

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歯をむいた魚の頭がそのままカレースープに浸かって出てくるのが「フィッシュヘッド・カレー」で、インド料理店でいただくことができます。
まずは、魚の断末魔の叫びが聞こえてきそうなその料理のインパクトに驚きます。要は、魚のお頭(かしら)付カレーなんですが、一緒に煮込まれた野菜、数々のスパイス、そして味の決め手、酸味のもととなるタマリンドとの味のバランスが絶妙です。辛い?酸っぱい?口の中に広がるシンガポール・インディアンの食文化をお楽しみください。

チキン以外にもトライしたいマレー風串焼き「サテー」

チキン以外にもトライしたいマレー風串焼き「サテー」

写真:やま かづ

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「サテー」って、マレー風の焼き鳥と言われますが、チキンのほかにも、マトン(羊肉)、ビーフも一般的です。
香辛料をつけて漬け込んだお肉を串焼きにし、ピーナッツでできた甘辛いソースを絡めていただきます。ガーニッシュ(つけ合わせ)として生のタマネギやキュウリが添えられていますので、それらを交互に食べながら、なおかつ、チキン、マトン、ビーフと3種類を食べ比べてみたいものです。
空調のきいたフードコートやレストランより、オープンエアのホーカーズで汗をかきながらいただきたい逸品です。

シンガポールに行ったなら、やっぱり無理してでも食べる価値アリの名物料理の数々!

グルメ天国、シンガポール。連日のグルメで、おなかはいっぱい!そして、財布はすっからかん!でも、せっかくシンガポールに行ったんだから、名物料理は多少の無理をしてでも食べておきたいところです。
さあ、シンガポール行きを決めたら、帰国した後で食べ忘れの後悔をしないように、しっかりと旅行のスケジュールにグルメの予定も入れ込んでくださいね。

※2015年3月23日、シンガポールを現在の都市国家につくりあげたリー・クアンユー(李光耀)元首相がご逝去されました。
ご冥福をお祈り申し上げます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/07−2015/03/10 訪問

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