山紫水明とはまさにココのこと!福山市グリーンラインの絶景!

山紫水明とはまさにココのこと!福山市グリーンラインの絶景!

更新日:2015/03/23 10:36

村井 マヤのプロフィール写真 村井 マヤ 中国・九州文化的街並探検家
広島県福山市には、愛称「福山グリーンライン」と呼ばれ、絶景かつなかなかのワインディングロードがあります。
福山市水呑町から鞆町後地を結ぶ県道251号線のことで、鞆の浦の後山、沼隈半島東部の熊ケ峰といった標高300〜400m級の山々の尾根を通るため、鞆の浦や燧灘(ひうちなだ)、尾道水道まで見渡せる眺望の良い路線。展望台でのピクニック、熊ヶ峰では山歩きも楽しめる!盛り沢山の絶景ロードへ出かけませんか。

鞆の浦や笠岡諸島が見渡せる絶景はここ!

鞆の浦や笠岡諸島が見渡せる絶景はここ!

写真:村井 マヤ

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福山グリーンラインは、広島県道251号後山公園洗谷線の愛称です。福山市鞆町後地と福山市水呑町を結ぶ一般県道で、ヘアピンカーブなどの難所もありますが、車も少ない快適ドライブコースです。また、サイクリングを楽しまれる方もいらっしゃいますが、かなりの高低差!以前 「にっぽん縦断 こころ旅」で、火野正平さんがサイクリングされた場所。その時も随分苦しそうにされていました。

このグリーンラインをちょうど阿伏兎観音(阿伏兎観音については、下記MEMOを参照)後ろ側からスタートして、トンネルを過ぎた所に、素晴らしい風景が広がっています。

写真の風景が見られる場所は、グリーンラインにかかっている陸橋の上。ここには、車を停めることはできないので、橋を通り過ぎたところにある駐車場に停車して、歩いて行かなければなりません。自動車の往来もあるので、撮影や眺望を楽しむには注意してくださいね。

鞆の浦もズームアップ!この方角から眺めも美景

鞆の浦もズームアップ!この方角から眺めも美景

写真:村井 マヤ

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写真は陸橋からの風景ですが、さらにカメラをズームアップして撮影した鞆の浦の風景です。

このような眺望の鞆の浦は、ここでしか見られない美景!あまりの美しさに、思わず運転を中断してしまいたくなりますよ。運転しながら眺めるのは危険ですから、きちんと車を停車して橋の上まで来て眺めて下さい。

鞆の浦のシンボル常夜灯や、仙酔島などがまるでジオラマのように見渡せます。しばしこの絶景に癒されてみませんか・・。

『ザ!鉄腕!DASH!!』にも登場した展望台へ

『ザ!鉄腕!DASH!!』にも登場した展望台へ

写真:村井 マヤ

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写真は、グリーンライン展望台!ここは、ちょっとした広場があり、先ほどご紹介した陸橋をさらに福山市水呑町方面に車を走らせた所にあります。
この展望台は、『ザ!鉄腕!DASH!!』にも登場した場所です。番組では、ここからスタートして鞆の浦の海岸線まで降りていく企画が放送されました。鞆の浦の風景をこの番組で堪能された方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ここからは、笠岡諸島はもちろん、JFEスチールの工場地帯も見渡せます。さらに天気が良いと、四国や尾道、因島などしまなみ海道も見渡せます。

瀬戸内海の島々が一望〜春には桜、秋の紅葉も楽しめる

瀬戸内海の島々が一望〜春には桜、秋の紅葉も楽しめる

写真:村井 マヤ

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写真は、展望台から笠岡諸島方面の眺めです。この下側には鞆の浦があります。どうでしょう!この素晴らしい眺望は。

春には桜、秋には紅葉が楽しめます。公園のようになっていますので、お弁当を広げてのんびりピクニックにも最適な場所です。意外に人が少ないので、超穴場ですよ!
ちなみに前述した『ザ!鉄腕!DSAH!!』では、写真の駐車場付近をスタートしました。

山紫水明ここにあり!瀬戸内海の美しさにうっとり♪

山紫水明ここにあり!瀬戸内海の美しさにうっとり♪

写真:村井 マヤ

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江戸時代の儒学者頼山陽が、瀬戸内海の多島美の風景を「山紫水明」と表現したことは有名ですが、まさにこれこそ山紫水明なのではないでしょうか・・。うっすらとした山の色合いや、海の美しい様子。

この展望台公園には、福山の有名な書家桑田笹舟氏による万葉歌の書碑もあります。万葉の旅人が、思わず歌に詠みたくなるように、現代の旅人もまた、魅せられる風景なのです。

陽の光が、キラキラと照らす時間になると、海の色がまた変化して写真とは違った表情を見せてくれる瀬戸内海。刻一刻と移り変わる風景の変化もまた趣があります。

グリーンラインから観光地へ枝分かれ・・

福山グリーンラインからは、前述した「みろくの里」や中川美術館、阿伏兎観音などの観光地に行くことができます。

たっぷりグリーンラインのドライブを楽しみながら、途中の観光地に立ち寄ることもできますから、是非絶景ドライブと福山市の各地観光地へもお出かけ下さい。基本的に夜の運転は危険ですから、日没までには通り抜けて下さいね♪

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/08 訪問

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