写真:藤田 聡
地図を見る日本五大桜の石戸蒲ザクラ(北本市)は、樹齢800年のカバザクラの一本桜で、世界で唯一の貴重な品種。東光寺境内にある巨大な一本桜で、お寺のお堂の右側にありますが、お堂の屋根にかかる程の勢いで咲いています。
桜色というよりは、ほぼ純白に近く、朝日の斜光線に照らされ、晴天に映える絶景です。国の天然記念物に指定されており、右側に「天然記念物」と書かれた石柱が立っています。
住宅地の一角ですが、手前に観光客向けの無料駐車場も完備しており、気軽に立ち寄れます。なおカバザクラは、この一本のみですが、近年は北本市内に子孫の桜が植えられています。
写真:藤田 聡
地図を見る「石戸蒲ザクラ」は染井吉野の数日遅れで開花し、北本市内の桜名所で最後に満開になります。その直前に満開になるのが、城ヶ谷堤の桜並木。石戸蒲ザクラから至近距離にあって、ほぼ同時に満開になるので、併せておすすめです。
土手の道路沿いに桜並木が連なり、菜の花とのコラボレーションが絶景。「桜堤通り」とも呼ばれ、屋台も出てお祭り気分が楽しめます。写真右下の「地図を見る」をクリックすると、撮影場所が表示されます。無料駐車場に至る道路沿いから撮影したので、この場所を目指して訪れて下さい。公衆トイレも完備しています。
写真:藤田 聡
地図を見る城ヶ谷堤の桜並木は、夜はライトアップされ、夜桜も楽しめます。ライトアップと言っても、「ぼんぼり(雪洞)」による、ほのかなライトアップで、夜桜らしい幻想的な雰囲気が魅力的です。
一晩中ライトアップされており、東の空が明るくなるにつれて、夜中は見えなかった菜の花が見え始め、ご覧のような絶景になります。城ヶ谷堤の桜並木は、穴場ながら絶景の花見名所で、石戸蒲ザクラと併せて必見です!
北本市周辺には花見の名所が多く、日本五大桜「石戸蒲ザクラ」の他にも、埼玉県を代表する絶景の花見名所が多数あります。
特に絶景なのが、権現堂桜堤(幸手市)、無線山の桜並木(伊奈町)、さきたま古墳公園の桜(行田市)。いずれも車で一時間以内の距離にあり、見頃や満開もほぼ同時期なので、周遊して全部見るのがおすすめ!詳細は、別記事を参照願います。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります)
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(2024/4/26更新)
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