餡の無い桜餅?京都嵐山・渡月橋の北と南で和のスイーツを堪能しよう!

餡の無い桜餅?京都嵐山・渡月橋の北と南で和のスイーツを堪能しよう!

更新日:2015/03/15 16:59

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー
京都・嵐山のシンボルの1つ、桂川に架かる「渡月橋」。
欄干部が木製で、風情溢れる姿のこの渡月橋の北詰には、昔ながらの茶店「琴きき茶屋」があり、かたや南詰めには2014年4月にオープンした「TOGETSU CAFE」があります。

一年中2種類の桜餅が楽しめる老舗茶屋と、欲張りレシピの八橋スイーツが楽しめる和モダンなカフェ。渡月橋観光の楽しさを盛り上げてくれるスイーツでホッと一息ついてみませんか?

1年中桜餅が食べられる♪

1年中桜餅が食べられる♪

写真:古都の U助

地図を見る

風光明媚な嵐山の代表的な光景の1つとされる渡月橋。そこから北へ続く道は通称メインストリートと呼ばれ、数多くのお土産店、飲食店が並びます。

中でもおススメの1店は渡月橋北詰にある老舗「琴きき茶屋」です。
琴きき茶屋の歴史は江戸時代後期にまで遡り、かつては嵐山地区の東部、車折神社境内に茶店を構えていたそうです。
明治になってから現在地である車折屯宮東隣に移転し、現在は名物桜餅とともに和食をいただく食堂もあります。

え?餡の無い桜餅?

え?餡の無い桜餅?

写真:古都の U助

地図を見る

琴きき茶屋では、道明寺餅を塩漬けにした桜の葉に挟んだあんこを使用していない桜餅と、あっさりとしたこしあんにくるまれた桜餅という2種類の桜餅を販売しています。

どちらも美味しくて選びがたいのですが、やはり珍しいのはあんこを使用していないタイプの桜餅です。

あんこなしの桜餅なんて物足りない、なんてことはないのでご安心を!
粒が残る真っ白な道明寺餅は絶妙の歯ごたえと甘みで、そこに桜の葉の香りと塩気が加わり、はまってしまうこと請け合いの一品です。

しかも桜葉は1個の桜餅に上下2枚が贅沢に使われており、葉の部分は食べる派と食べない派が分かれるところかと思います。葉のスジの部分だけよけて頂いて下さい。

復旧オープンのロケーション・カフェ

復旧オープンのロケーション・カフェ

写真:古都の U助

地図を見る

渡月橋周辺でさらに一押しの1店は、橋の南詰めにある豆腐と湯葉の館「渡月亭松風閣」の喫茶室、「TOGETSU CAFE(渡月カフェ)」です!

こちらは2013年9月の台風18号の被害のあと、見事な和風モダンの店舗として、2014年4月に復旧オープンしました

店内南東側と北東側は大きく開放的な窓があり、松の向こうの渡月橋や桂川(大堰川、保津川などとも呼ばれます)、嵐山公園(中之島地区)などの四季折々の風景を眺めながら、スイーツやコーヒーをいただけます。これはこの場所ならではのお楽しみですね!

一押し欲張りスイーツ

一押し欲張りスイーツ

写真:古都の U助

地図を見る

写真は豆腐プリン、シリアル、たっぷりの粒小豆に八つ橋でくるんだお餅、と一度に色んな味と食感が楽しめる欲張りスイーツ「餅餡八橋」です。
フードは他にパフェや自慢のコーヒーをアイスにかけるアフォガードなどのスイーツや、焼きおにぎり、湯葉串揚げなどの軽食もスタンバイ。

店内では無料Wi-Fiが利用でき、一部窓際の席にはコンセントが完備されているのも旅行者には嬉しいところ。
また、店外のテラス席ではドッグフックがあり、ワンちゃんとご一緒でも休憩できます。

嵐山は夕方には閉まる店が多い中、「TOGETSU CAFE」は通常11時から、19時がラストオーダーと、比較的時間に余裕を持てるのもポイントが高いです。

やっぱり渡ってみたい渡月橋

「琴きき茶屋」の桜餅は餡なし&餡あり各3個入り、餡なしのみ6個入りのお土産用お持ち帰り(各千円)も大人気です。

「TOGETSU CAFE」では、カップに入れてもらって、テイクアウトできるメニューも多いので、それぞれ予定にあわせてご利用下さい。

渡月橋は、「月が移動する姿がまるで橋を渡っているようだ」とその名が付けられたといいます。その風情ある光景と共に、ご紹介した2店は橋からすぐそば、まさに灯台もと暗しという素敵なお店なのでぜひ散策途中の休憩にご利用下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/02/28 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -