ノスタルジックな街並みが魅力的な城下町 長野県松本市

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ノスタルジックな街並みが魅力的な城下町 長野県松本市

ノスタルジックな街並みが魅力的な城下町 長野県松本市

更新日:2013/06/21 18:24

高橋 しゅうのプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター 高橋 しゅう 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者

長野県中部の中核都市松本は、歴史のある城下町として、北アルプスへの玄関口としても多くの方が訪れる観光地です。
観光名所の代表としては国宝の松本城が有名ですが、かつての城下町には明治から昭和の時代に建築された蔵造りや、レトロな和洋折衷様式の建物が随所に残っていて、ノスタルジックな町並みが魅力的な土地でもあります。
また、湧水が豊富な松本には町中に水場があり、町のアクセントにもなっています。

国宝・松本城と北アルプスの山並みが美しい

写真:高橋 しゅう

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松本を代表する観光名所の国宝・松本城は、まずは外せないスポットです。松本城の天守閣は、別名烏(からす)城とも言われる黒壁が特徴的な姿をしています。全国各地に存在する天守閣は、復元された城も多いのですが、ここは戦国時代末期の1500年代終盤に建築された木造の建物で、400年以上の歴史がその存在感と風格を感じさせています。

天気の良い日には、近隣の北アルプスの山々を望むことができ、松本城周辺からは天守閣と内堀と山並みのコントラストが美しい景色を見ることができます。

昔の姿を留めている天守閣の内部は、板張りの床と木造の建築構造から成り、展示されている武具等もあり往時の歴史を大いに感じることができます。また、天守閣上層からは城下町松本の眺望もなかなかです。但し、昔の造りなので急な階段の昇り降りがちょっと大変です。


松本城天守閣(本丸庭園内)※松本市立博物館との共通券

観覧料:大人600円 小中学生300円

開場時間:午前8時30分〜午後5時まで(最終入城は4時30分まで)
※下記の期間については、観覧時間を1時間延長しています。 
○ゴールデンウィーク期間中
平成25年4月27日(土)〜5月6日(月)
○夏季期間中
平成25年8月3日(土)〜8月18日(日)

休日:年末年始(12月29日〜1月3日)を除き無休

アクセス:JR松本駅より徒歩約15分

和洋折衷の校舎が素敵な旧開智学校

写真:高橋 しゅう

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松本城の北側に位置する旧開智学校校舎は、明治9年に竣工した当時の小学校で、文明開化が起こった当時の教育において重要な役割を果たし、昭和38年までの約90年間校舎として使われていました。この立派な建物は、日本で最も古い和洋折衷様式の建物の一つとして価値があり、重要文化財にも指定されています。

凝った造りの校舎はレトロな外観も素敵ですが、建物には細かい細工も施してあり、本当に手間をかけて建築されたことと思います。現在、建物は教育博物館として一般公開され、建物内に入ることができます。建物内部の造りも見応えがあり、展示物も建築資材に関する展示や、明治から昭和にかけての教育関係資料が展示され、興味深く見ることができます。

尚、開智学校は現在も市内の小学校として続いており、旧開智学校に隣接して校舎があります。(こちらは非公開)


旧開智学校

入館料:大人300円 中学生以下150円

開館時間:午前9時〜午後5時まで(入館は4時30分まで)

休館日:3月〜11月は第3月曜日(休日の場合は翌日)
    12月〜2月は月曜日(休日の場合は翌日)
    及び年末年始12月29日〜1月3日

蔵造りの建物が並ぶ中町通り

写真:高橋 しゅう

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市内中心部の中町通りには、白壁やなまこ壁の土蔵造りの店舗が建ち並び風情のある町並みとなっています。

町には雑貨店、民芸品店、和洋菓子店、飲食店等の店舗があって、ゆっくり町歩きをしながらショッピングを楽しむことができます。
また、中町エリアの中心的存在にもなっている町の交流施設「蔵シック館」は、蔵造りの建物内が無料で一般公開されていて、趣きのある建物の構造を見ることができます。是非立ち寄って見て下さい。

他にも、かつての度量衡店を利用した「はかり」に関連の珍しい資料を展示する「松本市はかり資料館」も見どころとなっています。

また、中町通りに並行して川を挟んで対岸の北側には、露天やオープンカフェ、居酒屋等が並び夜も賑わうナワテ通りがあります。

レトロモダンな建物が並ぶ 上土通り界隈

写真:高橋 しゅう

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中町通りの北側に位置する、上土通り(あげつちどおり)の界隈には明治から昭和初期に建てられた歴史を感じさせる洋館が並び、中町通りの蔵の町とは一味違った町並みです。

特に大正時代から昭和の戦前までは、流行の先端を行くハイカラな町として繁栄したエリアで、今もその名残を感じる建物が現存している為、魅力的な景観です。

松本市の観光パンフレットではこの界隈を「大正ロマンの街」と記載してアピールしています。市販のガイドブックには大きく紹介されてはいませんが、今回紹介しているいずれの場所からも徒歩圏内ですので、足を運んで見る価値はあると思います。

市内随所に清らかな水が湧く「城下町湧水群」

写真:高橋 しゅう

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松本城周辺の市内中心部には、随所に湧水や井戸があります。松本市は美ヶ原一帯にかけての2000m級の山々の山麓にあたり、扇状地にもなっている為、清らかな伏流水が豊富に湧いています。

ビルや商店が建ち並ぶ街中の湧水地は、都会のオアシスとも言える場所で、散策の途中で乾いた喉を潤すのに嬉しいスポットです。

写真は松本城北側に位置する松本神社脇の湧水で、多くの車が往来する県道沿いに美味しい水がこんこんとあふれています。



松本市内の見どころとして松本城も見応えがありますが、かつての城下町に数多く残るレトロな建物群も是非巡っていただきたいスポットです。今回紹介した場所以外にも、市内には大正時代に建てられた洋風校舎の残る旧松本高等学校の校舎や、市街地から少し離れた場所には歴史的建造物を集めた松本市歴史の里などもあり、一日をかけて楽しむことができる町です。

関東や中部、関西方面からも鉄道、高速道路を使ってのアクセスも良く、周辺の観光地とあわせて1泊旅行にも最適な場所です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/02/20 訪問

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