北アルプスに春を告げる、わさびの小さき白い花「長野県安曇野」

北アルプスに春を告げる、わさびの小さき白い花「長野県安曇野」

更新日:2013/03/05 17:09

結月 ここあのプロフィール写真 結月 ここあ 旅行ブロガー
北アルプスからの清流がいたるところから涌き出ることで、水とロマンがあふれるところとして人気のある安曇野。
近年のスローライフ思考から、癒しを求めて県内外から多くの観光客が訪れています。
そんな安曇野の名産といえば、やはりわさびですね。
今回は、日本一の広さのわさび田を誇る「大王わさび農場」へと行ってみました。

北アルプスの清らかな雪解け水に育つわさび

北アルプスの清らかな雪解け水に育つわさび

写真:結月 ここあ

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東京ドーム11個分と言われている広大なわさび田を持つ大王わさび農場は、年間約120万人が訪れる人気スポット。
小雨にも関わらず、この日も多くの観光客で賑わっていました。

わさびはこのような沢で育てられます。
わさび田に引かれる湧水は1日約12万トンで、水がきれいな安曇野だからこそ美味しいわさびが育つのでしょう。

農場の中は、水車小屋・涼風の小道・ポプラの小道・親水広場などもあり散策も楽しめます。

幸いのかけ橋を渡れば幸せになれる!?

幸いのかけ橋を渡れば幸せになれる!?

写真:結月 ここあ

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写真の橋は、「幸いのかけ橋」と呼ばれカップルで渡ると幸せになれるとか。
わさびの花ことばは、幸せを運ぶ花なんですよ、ご存知でしたか?
わさび田に架かるこの橋を渡れば、花びらの中から湧き出てくる、幸せのパワーを足元から感じることが出来るはず。
この花にあやかり幸せになれるかもしれませんので、ぜひ渡ってくださいね。

わさびが白い花をつける頃

わさびが白い花をつける頃

写真:結月 ここあ

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わさびは植え付けから収穫まで、おおよそ2年の歳月がかかります。わさびは、抗菌性もありオリエンタルハーブの代表とも言われ、葉から根までほとんど捨てるところがないそうです。

わさびの花の見頃は3月初旬〜4月中旬でとても小さくて可愛い花なんですよ。
この時期は、お天気が良ければ雪をいただいた北アルプスの山々や桜も見ることができるお勧めの季節です。

映画「夢」のロケ地になった水車小屋

映画「夢」のロケ地になった水車小屋

写真:結月 ここあ

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蓼川(たでがわ)に回る三連の水車は、黒沢明監督の映画「夢」のロケ地となった場所で、美しい日本の原風景を見ることができます。
北アルプスの雪解け水の透明度も美しく、岸辺に立つだけでマイナスイオン効果や癒し効果も感じますよ。

春は、レンギョウ・ハクモクレン・マンサク・コブシ・ユキヤナギなども咲き乱れます。

オリジナルわさびグルメもたくさんあります!

オリジナルわさびグルメもたくさんあります!

写真:結月 ここあ

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大王わさび農場といえば、TVでもよく紹介されていますが 本わさびのソフトクリームが有名ですね。ただ、この日は少し寒かったので他のものをチョイス。わさび入りのジュース、ビール、フランクフルトにも惹かれましたが、わさびコロッケを食べてみました。
わさびの茎の入ったコロッケは、熱々サクサクで美味しく、鼻にツンとくるほどの辛さもないので、お子さまも大丈夫です。

その他、売店では生わさびは勿論、カステラ・ラスク・チョコ・煎餅・漬物など…
わさび入り商品が甘いものから辛いものまでたくさん並んでいてお気に入りのお土産も見つかりますよ。

清々しい安曇野へいらしてみてはいかがですか、わさびの花の咲く頃もお勧めです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/04/22 訪問

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