伊・世界遺産ドロミテ「アルペ ディ シウジ」欧州一のお花畑を狙え!

| イタリア

| 旅の専門家がお届けするオリジナル旅行ガイドメディア

伊・世界遺産ドロミテ「アルペ ディ シウジ」欧州一のお花畑を狙え!

伊・世界遺産ドロミテ「アルペ ディ シウジ」欧州一のお花畑を狙え!

更新日:2017/03/22 14:25

フルリーナ YOCのプロフィール写真 トラベルjpナビゲーター フルリーナ YOC 音楽講師、ライター、旅行ブロガー

壮大な風景が広がるイタリア世界自然遺産ドロミテ。その絶景に次ぐ絶景は世界中の旅人を虜にして止みません。中でもドロミテ西部に位置する「アルペ ディ シウジ(シウジ高原)」のお花畑は欧州一の広さを誇り、その美しい風景はまるで天国のよう!このお花畑ビューをGetするには旅行の時期が大切!また訪れる時期によりお花畑の色合いも変ります。壮大なお花畑ビューをGetするための、コツと見所を詳しくご紹介します。

絶景に次ぐ絶景!「アルペ ディ シウジ」

写真:フルリーナ YOC

地図を見る

イタリアとオーストリア国境に位置するドロミテ地方は、彫刻のように個性的な岩山が点在する絶景の地。そのドロミテ西部トレンティーノ=アルト・アディジェ自治州に位置する「アルペ・ディ・シウジ(シウジ高原=伊Alpe di Siusi. 独Seiser alm)」は、数々の名峰とチロルの山々を見渡す壮大なパノラマを楽しめるお勧めの観光スポット。

この写真の左の円盤型の山はセッラ山塊。その手間に聳える山はサッソルンゴ(3181m)とサッソピアット(2955m)。

写真:フルリーナ YOC

「アルペ ディ シウジ」はジウジ・オルティゼイの村々の上に広がる高原。“シウジのアルム”というその名の通り、高原一帯に広い牧草地が広がります。その面積はヨーロッパ最大を誇ります!この面白い形の山はシリアール山塊。この山、どこかで見たことありませんか?実はこの山は、ウエハースで有名なイタリアのお菓子メーカー「Loacker」のロゴマークになってるのです。この一帯は魔女伝説が残る地で、シリアール山の上は、箒に乗った魔女が集まる場所と言われています。

目を凝らして見てみるとシリアール山の上空に魔女が飛んでいるかも!魔女好きは、麓のカステルルートやオルティゼイの町のお土産屋さんへどうぞ。ちょっと強面の魔女人形や色々な魔女グッズもあって楽しいです。

写真:フルリーナ YOC

シウジ高原は初夏になると花々が咲き乱れ、まるで天国のよう。このお花畑を歩くハイキング・トレッキングは最高のお楽しみ!乳母車を押しても歩けるなだらかなハイキングコースから、本格的トレッキングコースまで様々なコースが整備されています。

「アルペ ディ シウジ」のお花畑は6月末から7月中旬までを狙え!

写真:フルリーナ YOC

地図を見る

「アルペ ディ シウジ」のお花畑は牧草地。牛たちが食べるためのものなので、お花畑を楽しむには少々のポイントがあります。牧草は7月中旬以降になると刈り取りが始まるので、その前に訪れるのがポイント。お花畑が出現するのは6月中旬。気候にもよりますがピークは6月下旬から7月中旬頃となることが多いです。

写真:フルリーナ YOC

6月下旬から7月初旬まで出現するのは一面黄色のお花畑!トロールブルーメ(西洋キンバイ)・西洋タンポポなどが緑の牧草地を埋め尽くし、まるで黄色いじゅうたんのよう!

写真:フルリーナ YOC

7月初旬を過ぎるとトロールブルーメは咲き終わり、お花畑はその後、色さまざまな花々が咲き誇ります。この頃になると早い所では草刈が始まり7月半ばを過ぎると花畑は再び緑の牧草地へ。お花畑が見たい方はこの時期までに訪れることがポイントです。

まるで天国!アルペ ディ シウジ」お花畑のハイキング!

写真:フルリーナ YOC

地図を見る

お花畑を楽しむのに一番のおススメは、ホテルパノラマからのハイキング。高原の入り口のcompatsch(コンパチュ)からパノラマリフトに乗って「ホテルパノラマ」へ向かいましょう。リフトの終点はシリアール山塊、ガイスラー山塊等のドロミテの名山を一望する大パノラマが広がります。ホテルは宿泊もお勧め!

ここからは様々なハイキングコースがあり、西のシリアールの方に向かっても、シリアールから東に向かっても素晴らしいお花畑が広がります。

写真:フルリーナ YOC

こちらはコンパチュから高原内を走るバスの終点・サルトリアからフローリアンリフトで登った場所からの眺め。ここの周辺にもお花畑が広がります。

写真:フルリーナ YOC

ここはちょうど上の二つの場所の中間あたりの風景。お店も何も無いけれど、緑の絨毯とお花畑があれば何もいらない!そんな風景です。

山が染まる!アルペングリューエンがお勧め!

写真:フルリーナ YOC

地図を見る

麓の町からアルペ ディ シウジを日帰りで訪れることもできますが、ここは是非、宿泊をお勧めします。それは何といっても朝陽や夕陽に染まっていく山(アルペングリューエン)を眺められるから。ドロミテの山々のアルペングリューエンは格別に美しいことで有名。それはこの地域の山々は・ドロマイト(苦灰石)からなり、そこに含まれる鉱物の成分により、夕陽や朝陽に染まる色がそれぞれに違うのです。

彫刻のように個性的な山々が、燃えるように染まっていく美しい風景はドロミテ旅行のハイライト!晴れるようにテルテル坊主にお願いしてくださいね。

写真:フルリーナ YOC

地図を見る

アルペ ディ シウジの宿は、ほとんどの宿が絶景。ただしあまり歩かずに宿に行きたい人のために、アクセスの良い絶景宿を二つご紹介します。まずはコンパチュからパノラマリフトで登る「ホテル パノラマ」苦労せずに行けるのに断トツの眺めです。ここからは美しいシリアール山塊、ガイスラー山塊、遠くにチロルの山々などを見渡せます。

写真:フルリーナ YOC

地図を見る

もう一つは、コンパチュから高原を走るバスでサルトリアに向かう中間地点のバス停「リッツ シュヴァイゲ」を降りたところにある「ホテル リッチュ シュヴァイゲ」。ここも感じの良い宿で、絶景のサッソルンゴとセッラ山塊を見ることができます。この宿には何故か「見ざる聞かざる言わざる」の置物があり、日光で買った?と思いましたが、実は“三猿”は古代エジプトに遡るものだそうで、ヨーロッパにも存在しています。泊まる方は是非三猿を探してみてくださいね。

アクセスはボルツァーノから

提供元:イタリア政府観光局 Fototeca ENIT / Gino Cianci

http://visitaly.jp/地図を見る

「アルペ ディ シウジ」へのアクセスはトレンティーノ・アディジェ州の州都ボルツァーノが起点。アクセスには3つの方法があります。

1番目はバスでカルテルルート乗り換えでコンパチュまで行く方法。2番目はバスでオルティゼイまで行き、赤いゴンドラで高原の北側に登る方法。3番目はバスでシウジの町はずれのゴンドラ乗り場からコンパチュまで青いゴンドラで登る方法。一番楽ななアクセスは1番目のバスでのアクセスです。

写真:フルリーナ YOC

3番目のガルデーナ谷のオルティゼイからのアクセスは、美しいガルデーナ谷を見下ろしながら高原へ登っていく大変魅力的なもの。ただし、ゴンドラ終点からバスが通っているメインストリート(ホテル リッツ・シュヴァイゲがバス停)まではハイキングでのアクセスとなります。

写真:フルリーナ YOC

ここはオルティゼイからのゴンドラ終点からの眺め。オルティゼイからアクセスする方は、大きな荷物を持っては歩けないので、オルティゼイのホテルに前泊・後泊し、荷物を置いてもらい、間の日にアルペ ディ シウジに1泊するのがお勧め。

ここからシウジ高原のメインストリートまでは下り坂で正面にサッソルンゴを見てのハイキングになります。逆コースは山を背に上り坂を歩くことになるので、オルティゼイからのゴンドラを使う人は往路にこちらのコースを取ることをお勧めします。

最後にアクセスとお役立ち情報

ドロミテ西部・アルト アディジェ州は歴史的経緯からドイツ語・イタリア語・ラディン語の3が公用語となっています。そのため町の名前もバス停も山の名前も独語と伊語二つの表記となっています。バスに乗る時や時刻を調べる時などご注意を!

主だったものは下記のとおりです。(左・伊語、右・独語)
ボルツァーノ(Bolzano)=ボーツェン(Bozen)
アルペ ディ シウージ(Alpe di siusi)=ザイザーアルム(Seiseralm)
カステルロット(Castelrotto)= カステルルート(Kastelruth)
オルティゼイ(Ortisei)=ザンクトウルリッヒ(St. Ulrich)
シウージ(siusi)=ザイス(Seis)

ドロミーティは夏と冬はハイシーズンで、たくさんの旅人が訪れます。逆に春と秋はオフシーズンです。バスやリフトの本数も減り、休暇に入るホテルもありますので計画を立てるときにはご注意ください。

MEMOにSADバスの乗り換え検索サイトを入れました。Daに出発地 Aに目的地を入れ検索できます。partenzaが出発 Arivvoが到着 Dataが月日 Orarioが時刻です。

個人旅行が不安な方は、ツアーでもアルペ ディ シウジのハイキングが組み込まれたものが出ていますので、そちらをチェックしてみてくださいね。それでは皆さん絶景の旅を!

掲載内容は執筆時点のものです。

- PR -

トラベルjp<たびねす>

トップページへ戻る

最新記事の購読はこちら

ソーシャルツールで最新記事を購読

× 閉じる
事業拡大のため、デザイナー、システムエンジニア募集中!国内最大級の旅行サイトを一緒に作りませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ