写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る「奴留湯」と書いて「ぬるゆ」と読みます。
その名の通り、源泉温度が38℃とぬるい温泉です。
建物は瓦屋根ではありますが、モダンなコンクリートの打ち放し仕上げで、山間部の共同浴場では大変珍しい造りになっています。
駐車場はこの建物の裏側にあり、10台ほど停められるようになっています。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る各地の共同浴場では、無人のところも多く、料金箱が置かれている場合が多々あります。奴留湯温泉共同浴場も無人で、このような料金箱が設置されています。
もちろん両替は出来ませんので、行かれる際は小銭を前もってご用意下さい。
そして当たり前ですが、きちんと料金をお支払いしましょう。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見るこちらが浴室になります。露天風呂は無く、この内湯のみとなります。
まず、最初に感じるのは香り。浴室には柔らかな硫黄(硫化水素)の香りが充満しています。
そして、なぜか洗い場が川のようになっています。これは、浴槽の縁一面から溢れ出したお湯が、洗い場へザバザバと流れ続けているからです。かけ流しと言うよりは、垂れ流しとでも言いたくなるかのように、大量の湯が溢れ続けています。
また、珍しいことに浴槽の底には大きな石がゴロゴロと敷かれています。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る湯に浸かると、底の石がなんとも心地よく感じられます。そしてお湯は熱くもなく、冷たくもなく、温度を感じないと言われる「不体感温度」です。
熱めのお風呂が好きな方は、ぬるいっ!と思わると思いますが、体への負担は小さく、のぼせないので、長湯するのにちょうど良い温度です。
なので、一旦浸かってしまうと、もう少し、もう少しとついつい長湯をしたくなってしまうと思いますので、こちらの温泉へ行かれる際には時間のゆとりを持ってお出掛け下さいませ。
また、冬場は午後3時頃より加温されるそうで、午後5時頃からは温かいとのことです。
奴留湯温泉の近くには温泉が多々あります。
山川温泉、岳の湯温泉、はげの湯温泉等があり、まさに温泉激戦区!
そんな中でも個性溢れる温泉のひとつがこちらの「奴留湯温泉共同浴場」です。
小国町へ行かれる際には、是非立ち寄って頂きたいですね。
※共同浴場は基本、地元の方のための浴場です。ご利用の際には、せっけん等は必ず持参し、マナー厳守にてお願い致します。
◆奴留湯温泉共同浴場
【場所】〒869-2505 熊本県阿蘇郡小国町北里2286
【料金】大人200円・子供100円
【利用可能時間】8:00〜21:00
【泉質】硫黄泉
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(2024/4/24更新)
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