マンダリン・オリエンタル・バンコクの歴史をさかのぼると、１８８７年にバンコクで初の「西洋風ホテル」として、バンコクを流れるチャオプラヤー川のほとりにある大使館街の真ん中に作られました。
開業以来、約１３０年に及ぶ歴史を誇り、作家のサマセット・モームやジョゼフ・コンラッド、ノエル・カワード、ジェームズ・ミッチナー（この４人の名前はスイートルームの客室名として残されている）やタイのシルク王として有名なジム・トンプソン等、数々の著名人が定宿としていたことでも有名な歴史あるホテルです。
タイのみならず、アジアを代表する最高級ホテルの一つとして君臨し、国内外の賓客や多くの観光客やビジネス客に愛されています。
ホテル入口を抜けると目の前に飛び込んでくるのがロビー階の素晴らしい景色・・・天井が高く、優雅なフラワーアレンジメントと内装や家具が格調高さを感じさせます。また天井のランプと花をつかったオーナメントは圧巻です！チェックイン前から高揚を抑えきれません（笑）。
そしてスタッフの対応が素晴らしい！「１人の宿泊客に対して４人のスタッフがついている」と称されている程、タイ風のきめ細やかなサービスが世界的に高い評価を受けています。そのサービスは世界のトラベラー誌等の権威ある雑誌の調査で常に世界のトップクラスに選ばれており、非常に親切で丁寧な対応です。
全客室数４０３室（内スイートルーム３５室）と相応の客室数を誇るホテルです。客室の広さは最低でも３５平米以上の広さを確保しており、ゆったりとしたかつ贅沢な空間！（画像は「デラックスルーム」）
チーク材の家具類がとてもシックで落ち着いた空間を出しつつも、オフホワイトのソファーとジムトンプソンのシルククッションが部屋の印象を明るくしているのが印象的。また、タイの伝統的な要素が取り入れられた内装はスタイリッシュでありながら、究極の居心地です。
客室のほとんどがリバービューであり、部屋からチャオプラヤー川の流れと行き交う船、市街の眺望を楽しむことができます。
「あっ、この風景を見たことがある！」と思った方は映画通（笑）。
そう、このホテルは２０１０年に公開された映画『サヨナライツカ』の舞台となったホテルです。主演の中山美穂さんがこの「オーサーズラウンジ」の階段を上がっていくシーンは映画の中でも印象に残るシーンですね。
オーサーズウイングの１階にあるこのラウンジは、白塗りの藤家具、シャム風の天蓋、優美な竹とヤシの木等、魅力的な空間が楽しめます。またこのラウンジではケーキやコーヒー・紅茶等、アフタヌーンティーが素晴らしい空間とともに楽しむことができる人気のスポットです。
バンコク旅行における一つの楽しみと言えば「スパ」ではないでしょうか。
その中でもチャオプラヤ川を挟みホテル対岸（連絡船で渡ります）にある『ザ・オリエンタルスパ（ The Oriental Spa）』がおススメ！
このホテルの『ザ・オリエンタルスパ』は、タイで伝統のあるスパとして有名。また東南アジアでは初の本格スパとして名高く、世界的にも評価の高いスパの一つです。
施術はマッサージ（フットやタイ古式）からトリートメントまで幅広く、タイの伝統的な内装が施された個室でゆっくりと施術を受けることができます。米国のTravel & Leisure誌の企画する世界のトップ１０のスパで、過去に１位を３回以上受賞している他、数々の賞を受賞しており、セラピスト達の腕も確かです。
バンコクのスワンナプーム国際空港からタクシーで約４０分です。最寄の公共交通機関はＢＴＳサパーンタクシン駅ですが、駅から徒歩１０分程かかるため、荷物がある移動にはタクシーをおススメします。マンダリン・オリエンタル・バンコクはバンコク市内でも有名なホテルなのでタクシー運転手も迷うことは少ないと思いますが、道を知らない運転手が多いのでタクシーを利用される際は注意して下さいね。
いかがでしたか？マンダリン・オリエンタル・バンコク。タイの首都、バンコクでタイの伝統的な雰囲気を味わいながら優雅な時間を過ごせること間違いなし！
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(2024/4/20更新)
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