貝はベトナム料理の名物!ホーチミンで人気の貝料理店を紹介!

貝はベトナム料理の名物!ホーチミンで人気の貝料理店を紹介!

更新日:2018/07/26 19:08

古川 悠紀のプロフィール写真 古川 悠紀 ベトナム全国旅ライター
ベトナム料理といえばフォーや生春巻きが定番どころ。しかし、ベトナム人がこよなく愛するB級グルメが「貝料理」。若者から年配の方、男性女性問わず、みんなに支持されている貝料理とはどんなものなのか……。今回はホーチミン旅行の際は、是非行って欲しいおすすめの貝料理店とその魅力をご紹介したいと思います!

食堂で食べる貝料理が絶品

食堂で食べる貝料理が絶品

写真:古川 悠紀

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ベトナムにおける貝料理は、一般的に食堂で食べるB級グルメの位置づけ。こ洒落たシーフードレストランでもオーダーすることはできますが、ベトナム人からすると「ちょっと違う」ようです。

また、貝を扱う屋台もよく見かけますが、鮮度が落ちていると、ベトナム人でもお腹を壊すことがあるので、こちらも注意が必要。

そこでおすすめなのが「食堂」なのです。
食堂の経営者は、貝を産地に持つブンタウやムイネーといった港町から直接仕入れていますので、鮮度は高く、それでいてリーズナブルな価格で提供してくれます。

ベトナムの貝料理をさまざまな食べ方で試食!

ベトナムの貝料理をさまざまな食べ方で試食!

写真:古川 悠紀

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ベトナムの貝は、種類だけではなく、食べ方もいろいろ。
基本は「タマリンド煎り」、「ニンニクと油ネギ焼き」、「シンプルに炒める、もしくは素焼き」の3つと覚えておきましょう。

ベトナム人は慣れているので好みの食べ方を指定することができますが、外国人観光客は言葉の壁もあるので、メニューを見て選びましょう。

現地人で毎夜賑わう貝料理店「オックダオ」

現地人で毎夜賑わう貝料理店「オックダオ」

写真:古川 悠紀

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おすすめする貝料理店は、ベンタイン市場から約徒歩15分。毎日日が暮れた頃から徐々にお客さんが入ってきて、夜の19時以降は常に満席。

「オックダオ」は貝やカニ、エビなどを扱う海鮮食堂。とはいえ、ほとんどのお客さんは貝しか頼みません。それほど貝料理に定評があるということ。

店頭では網で豪快に焼いている光景も見られます。食欲をそそること間違いなし!

食堂の基本ルールを覚える

食堂の基本ルールを覚える

写真:古川 悠紀

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オックダオのような、お客が99%ベトナム人のローカル食堂では、食堂ならではの注意点もあります。

1、食器は拭く
スプーンやフォークは必ずテーブルに置いてあるティッシュで拭いてから使用してください。これは失礼にはあたらず、ベトナム人も同じようにしています。

2、おしぼりは有料
お会計の際に「Khan(カン)」と表記されているものがありますが、これはおしぼり。ベトナムでは有料なので、もし使っていないのにレシートに入っていたら、指摘しましょう。

3、注文した料理が遅かったら店員を呼びつける
食堂では注文したはずの料理が忘れられていることがよくあります。15分以上待たされるようなら、その可能性が大。店員を呼びつけて「Chua co(チュア コー)=まだ来てない!」と声を上げましょう。

「オックダオ」のおすすめ料理はこれ!日本では巡り合えない味

「オックダオ」のおすすめ料理はこれ!日本では巡り合えない味

写真:古川 悠紀

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オックダオに来たら、これだけは食べて欲しいというメニューがあります。

Len xao dua(レンサオユア)……レン貝と呼ばれる小さな貝をココナッツミルクで炒めた、ベトナム料理の王道。オックダオのミルクは甘さ控え目で男性にもおすすめ。

Oc mon xao me(オッモンサオメー)……貝をタマリンドと豚肉の脂で炒めたもの。濃厚な味わいで、コリっとした食感が若者に人気です。

So long Nuong(ソーロンヌン)……二枚貝を網で焼き、にんにくと油ねぎ、砕きピーナッツをのせた料理。

オックダオは深夜24時まで営業しているので、食事後の小腹が空いたときにふらっと立ち寄るのもおすすめです。

名称:オックダオ(OC DAO)
住所:132 Nguyen Thai Hoc St. Dist.1. Ho Chi Minh

おわりに

貝料理はハノイよりもホーチミンで特に盛んに食べられています。
値段は一品5万ドン〜。二人以上の来店ならば、3品から5品程度頼んで、みんなでシェアするのがいいでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。

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