関東を代表する桜の城!小田原城には桜の観賞スポットがいっぱい!

関東を代表する桜の城!小田原城には桜の観賞スポットがいっぱい!

更新日:2017/03/18 18:26

渡部 洋一のプロフィール写真 渡部 洋一 フリーライター、カメラマン
日本は、桜の国。数ある桜の名所の中でも、「城」と「桜」の競演は大変に人気が高く、全国の城の中には「桜の名所」として名を馳せる名城も多く見られます。
その中で今回は、その代表格と言える小田原城の桜をご紹介します。城というと天守閣ばかりに注目してしまいがちですが、今回は小田原城の天守閣以外の桜観賞ポイントをご紹介します。

お堀端通りは、桜の道

お堀端通りは、桜の道

写真:渡部 洋一

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小田原城趾公園の東側に面したお堀端通り。お堀を眺めながら歩くことの出来るこの道は、春には桜の道ともなります。
可憐に咲き誇る満開の桜並木は、春のワクワク感をさらに盛り上げるかわいい提灯で飾られます。小田原駅から城へと歩いてきた人々をまず迎え入れるのは、お城の桜への期待をよりいっそう高めてくれる、美しい桜のトンネルです。

城内へと通じる赤い橋

城内へと通じる赤い橋

写真:渡部 洋一

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写真はお堀を渡る「学橋」。お堀端通りから小田原城内へと渡る入口の役割を果たす赤く美しい橋です。同じく小田原城への入口である馬出門土橋の上から撮影しています。
鮮やかな赤と周囲の桜のピンクが絶妙な調和を見せてくれるこの橋を渡れば、殿様のような気分を味わうことができます。

桜に囲まれた隅櫓に、日本の春の美しさを見る

桜に囲まれた隅櫓に、日本の春の美しさを見る

写真:渡部 洋一

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城というと天守閣ばかりに注目しがちですが、「櫓」もまた日本の城に欠かせない建物です。城主の威厳を示すため、権威の象徴として建てられることが多く、有事の際以外にはあまり使われなかったと言われる天守閣よりも、実用的な意味では主役とも言える、「櫓」。
小田原城の櫓の中でも一際存在感を放つこの隅櫓は、春には可憐な花に囲まれる美しい桜スポットとなります。
天守閣のように見上げる迫力はないけれど、お堀、石垣、その上に建つ小さな櫓、そして周囲で色を添える満開の桜たちと、日本の春の美しさを堪能するに十分な魅力がそこにはあります。

満開の桜の下を駆け抜ける、小さな列車

満開の桜の下を駆け抜ける、小さな列車

写真:渡部 洋一

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小田原城趾公園内には、なんと小さな遊園地もあります!子供たちが喜ぶ、小さな可愛い遊具たちは、桜との相性も抜群です。満開の桜の下をゆっくりと走る豆汽車に乗れば、大人だけでなく子供たちにとっても、忘れられない春の思い出となることでしょう。

ボートで楽しもう!お堀から見上げる桜

ボートで楽しもう!お堀から見上げる桜

写真:渡部 洋一

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小田原城のお堀は、ボートで楽しむこともできます。期間限定(3月下旬〜5月末くらいまで)で開催される「お堀 de ボート」。30分500円というリーズナブルな値段設定もあり、桜の時期には行列ができるほど人気のサービスです。
北条氏ゆかりの名城の立派なお堀の中を、ボートでゆっくりと進みながら咲き誇る桜を見上げる至福の時。忘れられない春のワンシーンとなることでしょう。

小田原城の桜の魅力を、余すところなく楽しもう!

いかがでしたか?
関東を代表する桜の名所、小田原城。今回は天守閣以外の見所にスポットを当ててご紹介しました。天守閣ばかりに注目が集まりがちな日本の城ですが、それ以外にも目を向けることで、より一層城の魅力を堪能することができます。特に桜の時期の小田原城には本当に見所がたくさんあるので、時間が許せば丸一日かけてじっくりと味わい尽くすのもオススメです。

東京駅から東海道線で1本と都心からのアクセスも抜群な小田原城で、あなたも桜に包まれた城を楽しんでみませんか?素敵な春の思い出となるはずです。

小田原城の桜の見頃は、例年3月下旬〜4月上旬。同時期には「小田原桜まつり(開花〜桜が散るまで)」も開催されます。

(今回は天守閣以外の桜観賞ポイントをご紹介しましたが、天守閣と桜を楽しめる観賞ポイントについては、『「天守閣」と「桜」の最強コンビ!小田原城は関東を代表する桜の名所!』で詳しく紹介しています。記事下部にある「MEMO」よりご覧いただけます)

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/01 訪問

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