白川沿いを歩いていくと、甘味処「ぎをん 小森」があります。
町屋の建物を改装した、情緒たっぷりのお店です。
お部屋の窓を開けてみると、白川が足元に流れ、紅葉が簾に映し出され、
それはそれは、美しい日本の秋を感じさせてくれます。
京都といったら、抹茶スイーツですよね。
抹茶アイスや、抹茶のわらび餅の入った、小森あんみつを、抹茶蜜で頂きます。
抹茶づくしで、しあわせな気持ちになりますよ。
「ぎをん 小森」の裏手の橋からの景色も、趣があります。
阿闍梨修行で、千日回峰行を終えた行者が、京の町に入洛する時に、最初に渡る橋で、行者橋、阿闍梨橋とも呼ばれる狭くて細い一本橋も渡って、南禅寺に向かいます。
重要文化財に指定されている三門は、別名「天下竜門」とも呼ばれ、上層の楼を五鳳楼と呼び、日本三大門の一つに数えられています。
三門の構造は、高さ22メートル。五間三戸二階二重門、入母屋造、本瓦葺となっています。
なかなか迫力がありますね。
三門に登り、石川五右衛門気分になって「絶景かな、絶景かな…」
山門楼上内陣の正面には、仏師左京等の手になる宝冠釈迦座像を本尊とし、その脇士に月蓋長者、善財童士、左右に十六羅僕を配置され、
本光国師、徳川家康、藤堂高虎の像と一門の重臣の位牌が安置されています。
琵琶湖疏水が、京都市内に向けて引かれた水路のあとで、古代ローマの水道橋を手本に造られています。
方丈(国宝)も見学。
庭園もさることながら、なんといっても、124面にわたる障壁画や狩野派による水呑みの虎など。
障壁画好きには、見ごたえが充分でした。
京都の風情を楽しむのには、白川あたりから、ぶらり歩いて南禅寺、永観堂に行かれるのがおススメです。
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(2024/4/25更新)
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