どこまでも続くひまわり畑!初夏のアンダルシア・感動の旅

どこまでも続くひまわり畑!初夏のアンダルシア・感動の旅

更新日:2015/02/19 16:58

橘 凛のプロフィール写真 橘 凛 ライター、エッセイスト
きらきら輝く太陽と、どこまでも続く青い空。その下に地平線いっぱいに広がるひまわり畑。スペイン南部のアンダルシア地方には、フラメンコや闘牛などスペインを代表するアイコンがたくさんあります。その中でも、鑑賞できる季節が限られ、最も心を惹きつけられるのは、ひまわり畑ではないでしょうか。今回は、首都マドリッドやセビリアからのアクセス方法も含め、初夏のアンダルシアの魅力をたっぷりご紹介いたします!

アンダルシア各地に点在するひまわり畑

アンダルシア各地に点在するひまわり畑

写真:橘 凛

アンダルシアのひまわり畑を一度見てみたいと願う方はきっと多いことでしょう。アンダルシア地方は、ひまわり油が一大産業なため、どこという限定はなく、各地で広大なひまわり畑を見ることができます。シーズンは、例年5月後半〜6月にかけて。満開を望むのであれば、6月前半がベストです。ヨーロッパの6月は、気候的にも暑すぎず寒すぎず、あらゆる花々が咲く最も美しい季節です。

ひまわり畑といえば、その風景が効果的に使われたソフィア・ローレン主演の反戦映画『ひまわり』の印象が強い方も多いのでは?明るく清々しいなかにも、少しノスタルジックな気持ちになれる風景です。

マドリッドからセビリアに移動しよう

マドリッドからセビリアに移動しよう

写真:橘 凛

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スペインの首都マドリッドからアンダルシア地方への電車でのアクセスは良く、コルドバまでは1時間40分程度、セビリアまでは2時間半で到着します。写真は、セビリアのサンタ・フスタ駅(Sevilla Santa Justa)のホームの様子です。高速鉄道が多く乗り入れているのがわかりますね。セビリアには空港もあるので、空路で入ることも可能です。

セビリアは、アンダルシア州でも人口最大の都市で、文化的価値の高さと風光明媚な街並みが有名な州都です。ひまわり畑を見に行くには、セビリアを起点に旅行するのがおすすめです。

セビリアの街を堪能しよう

セビリアの街を堪能しよう

写真:橘 凛

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セビリアは、ロッシーニのオペラ『セビリアの理髪師』の舞台として有名な街です。世界遺産のアルカサル宮殿や大聖堂もある、こじんまりとして美しい旧市街は、街歩きにぴったり。フラメンコの発祥地でもあるので、毎晩のようにどこかのタブラオ(フラメンコショーをするバー)で、本場のフラメンコが踊られています。

写真は、セビリア市民が誇る、マエストランサ闘牛場。真っ白の建物にカラフルな赤と黄色のラインが、いかにもスペインカラーです。ここで18世紀から開催されている闘牛は、現在も4月〜10月の祝祭日に行われています。滞在日と重なれば、ぜひ鑑賞に行くのもおすすめ!

セビリアからタクシーに乗ってひまわり畑へ

セビリアからタクシーに乗ってひまわり畑へ

写真:橘 凛

ひまわり畑を見に行くには、車での移動が必要となります。タクシーは、宿泊先のホテルで呼んでもらいましょう。ひまわり畑が見たいことを伝えると、タクシーの運転手さんも慣れたもので、街の近郊のおすすめのひまわり畑に連れて行ってくれ、写真撮影も手伝ってもらえます。もちろん、レンタカーや車チャーターをすれば、時間を気にせずマイペースに楽しむこともできます。

例年初夏の時期には、ひまわり畑鑑賞を組んだツアーも各種販売されますので、そちらを利用するのもおすすめです。

アンダルシア特産物をいただこう

アンダルシア特産物をいただこう

写真:橘 凛

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食事が美味しいのもアンダルシア地方の魅力のひとつ。ひまわり畑から帰ってきた後は、アンダルシアの特産物をいただきましょう。

写真中央のアヒージョは、マドリッド以南の地域の名物料理タパスのひとつ。アツアツのオリーブオイルとガーリックがしみ込んだエビやマッシュルームがたまらない逸品。また、サングリアはアンダルシア発祥のお酒で、暖かい気候にぴったりのさわやかなワイン。スペイン語で「聖なる血」という意味を持っています。パエリアは、バレンシア地方(東スペイン)の郷土料理ではありますが、スペインに来たからには外せません。

セビリア市内にはグアダキビルという川が流れており、日の長い初夏には、その川岸のテラスで夕食を取るのがおすすめです。

スペインのエッセンスを詰め込んだアンダルシア

ひまわり畑はもちろん、フラメンコ・闘牛・サングリア・タパス料理などなど…多くのスペイン名物がアンダルシアが発祥・起源だということがおわかりいただけたのではないでしょうか?

スペインのエッセンスを詰め込んだような魅力的な地、アンダルシア。この初夏、どこまでも続く感動のひまわり畑に出かけてみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/06/01−2014/06/02 訪問

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