その瞳にドッキンコ!三重・伊賀鉄道の『忍者列車』は目ヂカラがハンパねぇ!

その瞳にドッキンコ!三重・伊賀鉄道の『忍者列車』は目ヂカラがハンパねぇ!

更新日:2015/03/05 13:01

bowのプロフィール写真 bow トラベルライター
三重県の山間部に位置する伊賀上野と言えば伊賀忍者の里として知られています。そんなのどかな田園風景を走るローカル鉄道・伊賀鉄道では『忍者列車』という名物のラッピングトレインが走っています。鋭い眼光で、一度見たら忘れられない程の強烈なインパクトがあると話題の『忍者列車』とは一体!?

伊賀忍者の里・伊賀上野を走る「伊賀鉄道」

伊賀忍者の里・伊賀上野を走る「伊賀鉄道」

写真:bow

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三重県の北西部に位置する伊賀市。山に囲まれた小さな盆地でもある伊賀市の中心は旧上野市街として伊賀上野とも呼ばれる小さな町。伊賀忍者の里、松尾芭蕉の生誕の地としても知られ、観光客にも人気のスポットでもあります。

そんな「忍者の里」を走る「伊賀鉄道」はJR伊賀上野駅と近鉄伊賀神戸駅間の16.6kmを結ぶローカル鉄道。その名物として有名なのが『忍者列車』なのです!

予備知識がないままに『忍者列車』を見たのなら「ギョッ!」という声が思わず出てしまいそうなインパクト!電車の前面には頭巾から覗く鋭い眼光が描かれています!とにかくメヂカラがパネェっす!

目が・・・め、メーテル・・・?

目が・・・め、メーテル・・・?

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平成21年12月から運行開始された200系『忍者列車』には青、ピンクの2色が。その後平成24年3月からは緑色も加わり、現在の3色編成となり、日々の路線を走っています。

とにかく眼力が強烈な『忍者列車』ですが、なんとなく目がメーテルっぽいなと感じた貴方は鋭い!『忍者列車』のデザインは銀河鉄道999などを手掛けた漫画家の松本零士さんなのです!ピンク色の『忍者列車』がもし黒だったのなら、そのまんまメーテル・・・。

余談ですが2009年から2014年まで西武鉄道では『忍者列車』と同じようにメーテルの顔が前面にある「銀河鉄道999」の電車が実在していました。ある意味、姉妹列車ともいえるかもしれないですね。(現在は運行が終了しています)

車内も楽しい『忍者列車』

車内も楽しい『忍者列車』

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さて、インパクトある外観はさておき。『忍者列車』は車内もこだわりポイントが多数!カーテンや室内灯のカバーは手裏剣柄がさりげなくデザインされていたり、床が石畳調のデザインだったりします。また、扉が閉まると忍者が現れるなど様々な忍者的要素が散りばめられています。

唯一、さりげなさが全くないのが網棚の上にいる忍者姿のマネキン!油断していると心臓に悪いです(笑)。画像のピンク忍者は手裏剣の構え。気を付けないと狙われていますよ!

そしてやっぱり眼力にやられる

そしてやっぱり眼力にやられる

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『忍者列車』は色の違いで車両本体のデザインも異なっています。前からの見た目も強烈ですが、青の『忍者列車』は側面からも睨みをきかせまくり!

のどかな田園風景を走る区間の多い伊賀鉄道ですが、なんともミスマッチな鋭い眼光。日々沿線沿いを睨みながら走る『忍者列車』には防犯効果がある・・・のかどうかは定かではありません(笑)。

また、ピンク色の『忍者列車』の側面は狭い通路をほふく前進するかのような絵柄になっています。が、しかし全然忍んでない!目立ってます。忍びなれども忍ばない、そんな『忍者列車』なのです。

駅にも忍者が!

駅にも忍者が!

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忍者の里として人気の伊賀上野の中心、上野市駅は忍者にちなんだ仕掛け、装飾が盛りだくさん!駅構内には忍者がそこらじゅうにいます。大人だけで行くと若干シュールさも漂っていますが、子供と駅で忍者探しをするのはなかなか楽しいですよ!

そんな上野市駅から徒歩10分、上野公園には上野城や伊賀流忍者博物館もあり、休日は子供連れで賑わいます。また、駅周辺には忍者に変身できる店が数軒あります。忍者になりきって伊賀上野を練り歩くのも楽しいかも!?

忍者の里を楽しもう!

『忍者列車』は3編成で運行されていますので乗ること自体はさほど難しくないと思います。伊賀鉄道のHPには忍者列車の時刻表がありますので時間調整をしながら行ってみてください。また点検等で運行予定が変わる可能性もありますので、運行に関しては念のため問い合わせの上、ご確認下さい。

町全体が忍者ムードの漂う伊賀上野は忍者をテーマにした旅が楽しめる町!そんな伊賀上野の名物『忍者列車』に乗ってみてはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/02/21 訪問

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