スタヴァンゲルの旧市街の静かな住宅街は、北欧ならでは木の打ち方をした、印象的で可愛らしい木造建築からなる純白の世界です。暗くて長い厳しいノルウェーの冬を、この白色が明るく演出してくれます。道の全面に敷かれた石畳もまた、旧市街の素敵な雰囲気を創り出しています。家屋の窓からは、北欧独特のキュートな装飾が施された家庭を垣間見ることもできます。そんなノルウェーの家屋をちょっぴり覗きながら、のんびりと散策するのは楽しいものです。
旧市街をそのまま歩いて丘の上に出てみると、目の前に広がるのは美しいスタヴァンゲルの景色です。この町の特徴は、新旧のスタイルが上手に混在するところです。モダン建築も、この町には美しくマッチしていると思いませんか?さすがは、若さ溢れる出入りの多い港町です。
また、ウォーターフロントには、数多くの若い建築家が手がけたモダン建築のレストランがあり、国際経験豊かな素晴らしいスーパー・シェフたちが、ノルウェーの素材を活かしたインターナショナルな料理を提供してくれます。夜のスタヴァンガーの楽しみ方はこれで決まりです!
旧市街の一角はシティーセンターにもなっています。他のヨーロッパの、多くの旧市街から見られる、静かでのんびりとした雰囲気が漂う様子とは異なり、お洒落なカフェやレストラン、バー、ブティック、映画館、お土産やさん、雪国らしいスノーボード専門ショップ、などが軒を連ね、若いエネルギーで漲っています。それに加え、北海油田の影響で、諸外国の企業があるがるために、英語が頻繁に聞こえてくる国際的な町なんです!
*写真はスタヴァンガーのミーティングポイント
提供元:FJORD NORWAY
http://www.fjordnorway.com/de/AKTIVITATEN/Sightsee…スタヴァンゲルへは、オスロやコペンハーゲンから飛行機で短時間でアクセス出来ますが、ベルゲンから高速船、または、バス移動が最もオススメです。(所要時間:高速船が4時間、バスが6時間。)船やバスの窓から見えるフィヨルドの豪快など迫力の景色は、いつまでも脳裏に焼きつくでしょう。ところどころに見える、細く海へ落ちる滝も、実は1,000m級なのに、氷河によってダイナミックに削り取られて出来上がった巨大な断崖に囲まれているために、小さく見えます。その景色は、北欧から多大な影響を受けた日本画家の大巨匠、そして人間国宝の『東山魁夷』の描く世界そのものです。
冒頭でも述べましたが、スタヴァンゲルは、リーセフィヨルドへの拠点の町です。もともと人気の観光スポットではありましたが、ディズニー映画『アナと雪の女王』のモデルにななった影響を受け、更に旅行者は増えています。このリーセフィヨルドの中でも、「アナ、クリストフ、オラフが落ちた崖」のモデル「プレーケストーレン(Preikestolen)」は是非見ておきたい場所の一つです。海面から600m垂直に上へそびえ立ち、頂上は約25平方メートルの平らな台で、柵も何もなくスリル満点です!この氷河の産物は、まるで「演説壇」のようだと言われており、ノルウェー語でそれを意味する「プレーケストーレン」という名がつけられました。
*プレーケストーレンへのアクセス
スタヴァンゲルよりフェリーでタウ(Tau)へ出、更にバスでプレーケストーレン・ロッジ(Preikestolhytta)まで行きます。(所要時間:約1時間15分)そこから、崖の上までは徒歩で約2時間です。
*プレーケストーレンまでのバスの運行は5月下旬より。
*道中の足元は、ゴツゴツしているので、履き慣れた歩きやすい靴でいきましょう。(足首を固定出来るものだと靴だと尚良好。)
スタヴァンゲルでは、ノルウェーの逞しい海と、驚異的な自然美フィヨルドの景色に囲まれた牧歌的でのんびりとした雰囲気と、北海油田の築き上げた、モダンで若いエネルギーとを共に楽しむ事ができます。ベルゲンに行かれる方も、リーセフィヨルドの代表、断崖絶壁のプレーケストーレンへ行かれる方も、ぜひ!この魅力的な活気あるこの町スタヴァンゲルへ是非お立ち寄りください。
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