絶品!本場ベルギーでワッフルを食べるなら「ダンドア」のティールームで!

絶品!本場ベルギーでワッフルを食べるなら「ダンドア」のティールームで!

更新日:2018/02/23 22:57

木内 つばめのプロフィール写真 木内 つばめ 子連れ海外トラベラー、海外旅育応援ブロガー
「小パリ」とも言われるベルギーの美しい首都・ブリュッセル。景観を楽しみに訪れても十分に見応えのある街なのですが、とにかくこの街にはいい香りが溢れているのです。そこら中に美味しそうな菓子店が軒を並べ、甘い空気が漂っている街。ベルギーを代表するあのワッフルももちろんたくさん見かけるのですが、今回は老舗焼き菓子店の「ダンドア(DANDOY)」のティールームをご紹介!真のベルギーワッフルに驚きます。

そこら中にワッフルはあるけど、ダンドアまで我慢!

そこら中にワッフルはあるけど、ダンドアまで我慢!

写真:木内 つばめ

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ブリュッセルを歩いていると、店から流れ出る甘い香りにより「早く何か食べたい!」という衝動に駆られます。ベルギーの名物ワッフルも屋台的なスタイルで気軽に買え、食べ歩きできるのですが・・・慌てないで下さい!本当においしいワッフルを食べたいなら、老舗焼き菓子店のダンドアのティールームまでガマンしましょう。

ダンドアは180年以上続く歴史ある名店。ブリュッセル市内にいくつか店舗があるのですが、ティールームを併設しているのはBULS店。観光客は必ず行くグランプラス広場から小便小僧へ向かう途中にあるので、とても寄りやすい場所に位置しております。

1階は焼き菓子を中心としたショップになり、その2階がティールームになっております。

2種類あるワッフル。おすすめは断然「ブリュッセルワッフル」!

2種類あるワッフル。おすすめは断然「ブリュッセルワッフル」!

写真:木内 つばめ

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ワッフルに2種類あることをご存知でしたか?日本のコンビニなどで売っている丸くてしっとりしたものが「リエージュワッフル」、そして日本ではなかなか見ない四角いタイプのものが「ブリュッセルワッフル」(写真)です。ぜひ食べていただきたいのがこのブリュッセルワッフル。今までのワッフルの概念が覆されます。

ブリュッセルワッフルは表面がカリッとしていて、食感が軽やか。生地は甘さ控えめなのでお好みのトッピングで味を楽しむことができます。イチオシはやはりチョコレートソース(写真)をかけたもの。さすがベルギー、チョコレートソースもしつこさのない上品な甘さ。ワッフルの食感を損なわずに、美味しさを引き立ててます。

チョコレートソースから甘さを一段階控えたようなキャラメルソースもこのブリュッセルワッフルとの相性がバツグンです。もっといきたい方はアイスクリームなどものせて、思いっきりスイートな世界を味わってみて下さい。

ベルギー風のカプチーノもこのティールームで

ベルギー風のカプチーノもこのティールームで

写真:木内 つばめ

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ティールームだけあって、ドリンクの種類も豊富。その中でもちょっと注目したいのはカプチーノ(写真)。実はベルギー風のカプチーノというもの存在し、見た目も味も私たちが想像するカプチーノとは違うのです。

ベルギー風のカプチーノはホイップクリームとチョコレートがトッピングされており、知らずにオーダーするとホットチョコレートが間違えて運ばれてきたと勘違いしてしまうくらいの別物。メニューにはカプチーノとしか書かれていないのでちょっと注意も必要ですが、ベルギーならではのモノをきっちりテイスティングしたい方には押さえておきたい一品。

甘めのカプチーノを頼んだ際には、粉砂糖がかかっただけのシンプルなブリュッセルワッフルなんかを頼むとちょうどいいかもしれません。ちなみにカプチーノにはビスケットが添えられてきます。

趣きのあるティールームで休憩の後は、お土産もここで購入

趣きのあるティールームで休憩の後は、お土産もここで購入

写真:木内 つばめ

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さてこのダンドア、実は「スペキュロース」というシナモンなどのスパイスが入ったビスケットで有名になったお店なのです。そのため、ティールームには木で出来た焼き型がインテリアのように壁に飾られおり、「お菓子屋のティールーム」というプロフェッショナル感が漂っております。年月を重ねた艶のある木目、落ち着いた明かりのシャンデリアといった内装も、高級過ぎないけど品格があり居心地がよいです。

またこのスペキュロース、1階で販売しているのでここでお土産として買うこともできます。美味しいワッフルを食べ、美味しいお土産も購入・・・1つのお店でベルギー旅行でやるべきことが2つ達成できちゃうのも嬉しいですね。

きちんと座って、きちんと味わう

きちんと座って、きちんと味わう

写真:木内 つばめ

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食事において食べるもの自体の「味」も大切ですが、食べている間の「時間」も大切ですね。

気軽にテイクアウトして外のベンチなどでちゃちゃっと食べるワッフルというのも効率的でいいのですが、ティールームで着席し、フォークとナイフで一口ずつ大事に食べるワッフルとはまた風情が違います。作られた場所で時間をかけてきちんと味わうと、その食べた物の印象も強くなります。また「どうやって作っているのか」「他の人はどんなメニューを頼むのか」等々、その場所から派生した考えを巡らせる面白さもあります。

石畳を歩き疲れた体に絶品のスイーツで糖分を送る心地よさは格別。立地もメニューも観光客が休憩するには好都合のダンドアのティールーム。ぜひここで一息つく時間を作ってみて下さい。

ミドルサイズの食事を少しずつ楽しめるブリュッセル

ブリュッセルにはワッフルの他、マヨネーズのかかったフレンチフライ、種類の多いベルギービール、ムール貝のワイン蒸しなど「満腹とまではいかないけれど、試食程度でもない」というミドルサイズの名物と街のあちこちで出会えます。ブリュッセルにいる間は1日の食事量を5食くらいに分割して、名物料理の食べ残しの無いようプランニングをしてみてはいかがでしょうか?オーダーしやすいからといってパスタなんかでお腹を満たそうとはせず、ベルギーでグルメリレーを楽しんでみて下さい。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2010/09/08−2010/09/09 訪問

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